【チームの紹介】
障がいをもつ人がデザインした陶器ブランド【無為】に関わる人についてお話します。
初めまして。株式会社悠友の代表取締役の川口奈緒子です。福岡県直方市で高齢者介護や障がい者支援の会社を経営しており、福祉事業に携わって約20年となります。
弊社の運営する『悠友ワーク』で仕事をしている障がいがある方のやりがいや生き甲斐を具現化する為に、オリジナル陶器鉢を制作するブランド【無為】を立ち上げます。
『障がいを持つ方がデザインした鉢を販売したい』『障がいをもった方の工賃をあげたい』
この目標・目的に賛同して頂きました窯元と一緒に、弊社陶器ブランドを作り、育てていきたいと思っています。
今回は、上野焼宗家『渡窯、』十二代 渡仁氏の協力を得て、悠友ワークの上田淳志氏と松塚遥生氏がデザインした鉢を制作しました。詳細は以下のホームページをご覧ください。
https://mui-fukuoka.jp/
【製品誕生までのストーリー】
私の経営する障がい福祉事業を行う会社『株式会社悠友』(福岡県直方市)において、障がい者のグループホームや生活介護、就労継続支援B型、相談支援事業を行っています。
自立度の高い障がい者は、弊社の運営する『久遠チョコレート直方店』で就労しています。こちらは、福岡県の平均工賃をはるかに上回る月額77,136円の実績があります。(福岡県の平均工賃月額13,673円/厚生労働省データより)中には、月額150,000円以上を稼ぐ方もいます。
一方で、『悠友ワーク』で働いている障がい者は主に身体に障がいがあり、車椅子を使用していて半身麻痺の方が多い事から、片手でできる仕事を座った状態で行っています。できる仕事が限られている事、片手で仕事をする事から、工賃は月額5,555円と低くなっています。
これらの事から、身体に障がいがあってもクリエイティブな仕事に関わる事によってやりがいや生き甲斐をもっていただき、高い工賃を得られるようにする為に陶器事業を行う事になりました。私自身が陶器や植物が好きで、窯元の知人の協力が得られる事から、障がいを持つ人がデザインした陶器を製造・販売する事業を開始する事になり、陶器ブランド【無為】を陶立ち上げることとしました。
無為とは『あるがままに』という意味で、障がいのあるなしに関わらず、全ての人があるがままに生きられる世界を願って名づけました。こちらの事業を進めていく中で、悠友ワークで働く方々の工賃をまずは50,000円に上げたいという目標を掲げています。
以上の弊社の目標・目的に快く賛同して下さった大分県日田市の小鹿田焼黒木窯の黒木昌伸氏、並びに福岡県田川郡福智町の上野焼宗家渡窯、の渡仁氏のご協力で、オリジナル陶器鉢ブランド【無為】は産声をあげようとしています。
【製品の紹介・特徴】
数々の受賞歴のある上野焼宗家の渡窯、の十二代 渡仁氏の作品。
420年続く伝統の技術を使用し、障がいがある方が描いたデザイン画から創造し制作した植物のための陶器鉢。
底面に排水用の穴があり、空気を通す為の穴を開けています。
観葉植物や苔、または塊根植物等、どんな植物でも合うデザインで、室内に飾る事ができます。
◆オリジナル陶器鉢 (Amamori)
上野焼宗家渡窯、 渡仁 作 / デザイナー 松塚遥生
当面の間、弊社サイトで単品で購入できない商品となります。 (リターン品に植物の植栽はございません。)
こちらの商品は、使い込む内に液体のしみ『雨漏り』が現れます。 陶器愛好家には『味がつく』と喜ばれる現象となります。
経年変化もお楽しみください。
滑らかで艶のある表面と気品のある白い色が特徴です。
◆オリジナル陶器鉢 (Joya)
上野焼宗家渡窯、 渡仁 作 / デザイナー 上田淳志
当面の間、弊社サイトで単品で購入できない商品となります。 (リターン品に植物の植栽はございません。)
お寺の鐘のような色とデザインからイメージして「除夜」と名付けました。
艶のないマットな表面仕上げと縦のラインが特徴です。
【応援メッセージ】
◆株式会社あきた創生マネジメント 代表取締役 阿波野聖一さん
これまでの障がい者支援の経験から障がいを持つ方のデザインと伝統ある上野焼との共創し特別な陶器鉢をこの世に一つしかないモノを生み出し、工賃向上と自己実現を目指す、川口社長の新プロジェクトの挑戦の内容に心から共感し物心両面から応援させて頂きました!
悠友ワークの労働者の皆様に新たな創作の場、キッカケを創り、福祉の新たな地平を切り開くこの動きに、秋田より全力でエールを送ります。
全ての人がありのままで、自分らしく輝ける未来へ、共に歩みを進めましょう!!
◆株式会社ケアビジネスパートナーズ 代表取締役 原田匡さん
川口社長と初めてお会いしてから約10年。お会いする度、私の心の中にはいつも「Cool Head, but Warm Heartな人(=冷静な頭脳と温かい心を持った人)」という言葉が湧き上がってきます。人口約55,000人という福岡県直方市で展開する「久遠チョコレート直方店」が全国でもトップ3に入るような売上を継続的に叩き出していること、そして、福岡県の平均工賃月額が13,673円(厚生労働省データより)の中、同店では平均工賃月額77,136円(中には、月額150,000円以上を稼ぐ方も)を創出出来ていること等が何よりもその証明ではないでしょうか(川口社長はまだまだこの数字では満足していないと思いますが^^)。そんな川口社長が“伝福連携”として挑む新たな取り組み、“無為”。「伝統産業と福祉の二つの課題を組み合わせることで、双方の課題を解決しながら互いの持続可能性を高めていく」川口社長なら様々なハードルに直面しても根気強く着実に乗り越え、必ず理想を実現されることと思います。「福祉に志を有する法人・個人と共に、心豊かな未来社会を実現します」という理念を掲げている弊社として、そんな川口社長の新たなチャレンジに心からの敬意を表すると共に、あらためて全力で応援させていただきたく思います!
◆株式会社農情人 代表取締役社長 甲斐雄一郎さん
この度は、あわの社長主催のweb3勉強会で得た知見を、新たなプロジェクト「チーム【無為】 」に活かしていただけることを大変嬉しく思います。
障がいのある方々もそうでない方々も、『あるがまま』に生きるという川口さんのビジョンは、NFTのような最新技術を取り入れることで新たな広がりを見せるはずです。
社会に新しい風をもたらす"前例のない挑戦"になることを期待しています。
NFTの真髄は、コミュニティに根ざした共創にあります。
この共創の精神は、web3の世界で非常に重要です。
それは、障がいの有無に関わらず、個々が自分らしくいながらも、共に成長し、学び合うコミュニティを形成する道へと繋がります。
特に、プロジェクト初期段階の陶器制作の進行を視覚的に共有する取り組みは、参加者が創作プロセスに深く関わり、共に創造する機会になるはずです。
クラウドファンディングは、資金調達に加えて、コミュニティづくりにつながる大事な一歩です。
川口さんはweb3勉強会において常に前向きで真摯に取り組まれていましたので、この挑戦が成功することを確信しています。web3勉強会で学んで実践した経験が、川口さんの旅路を支え、NFTの発行という「終わりなき旅の始まり」に役立つことを願っています。
◆弁護士法人かなめ 福岡事務所長 南川克博さん
川口社長とは福祉業界の勉強会で何度かご一緒させていただき、常に前向きに、福祉業界をより良くするために、未知の部分に果敢にチャレンジされているお姿に感銘を受けています。
今回の【無為】立ち上げは、そのような川口社長のアグレッシブかつポジティブな姿勢の集大成の一つであり、悠友ワークの労働者の皆様、窯元の陶芸家の皆様、そして社会にとってもプラスになるまさに「三方良し」のプロジェクトだと思っています。福祉事業者の皆様を法的側面からサポートすることで「人の環がずっとつながり、人の自由がずっとつづく社会へ」の実現を目指す弊所として、この未来を同じく叶えようと邁進されている川口社長の挑戦に、全力で応援させていただければと思います!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る大きな挑戦を終えて。
2024/01/16 09:38こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
ゴールまで残り1週間。
2024/01/08 15:27新しい年になりました。始めてのクラウドファンディング挑戦からあっという間に時間が経過し、11月28日に始まったプロジェクトも残り1週間となりました。おかげ様で最初のゴール、ネクストゴールも達成し、現在は最終ゴールである「支援者50人」に向けて奮闘しております。1月8日現在、支援者38人、目標まであと12人となりました。 『障がい者を挑戦する人へ。』 『障がい者をデザイナーに。』陶器ブランド【無為】を知っていただき、取り組み等を知っていただいた上で無為のファンになっていただく事を目標としております。その為に支援者の数を目標に掲げ、発信活動等続けてまいります。皆様におかれましては、情報をシェア、共有して頂けると大変有難いです。おかげ様で上野焼宗家渡窯、渡仁氏のご協力で制作した無為オリジナルの皿は完売いたしました。クラウドファンディング終了後にスタートする無為のオープンチャットコミュニティの命名権をはじめ、オリジナル陶器AmamoriやJoya等はございます。引き続き応援をお願いいたします。[Amamoriに谷渡を植栽] もっと見る
1月15日のゴールを目指して。
2023/12/31 13:14大晦日の午後。11月28日に始まったプロジェクトも折り返しを過ぎて、残り15日となりました。おかげ様で最初のゴール、ネクストゴールも達成し、現在は最終ゴールである「支援者50人」に向けて奮闘しております。数日前には西日本新聞に取り上げていただきました。福岡・直方市の会社が陶器ブランド立ち上げ 障がい者がデザイン、陶芸家が製作(有料会員限定ですが1ヶ月無料体験でご覧いただけます)現在、支援者32人、目標まであと18人となりました。陶器ブランド【無為】を知っていただく事、取り組み等を知っていただく事、ひいては無為のファンになっていただく事を目標としていく上で、支援者の数を目標に掲げることは不可欠だと思っております。支援者50人という目標は、不可能な数字ではないと思います。発信活動等続けてまいります。皆様におかれましては、情報をシェア、共有して頂けると大変有難いです。上野焼宗家渡窯、渡仁氏のご協力で、無為オリジナルの皿を制作致しました。箸をおけるくぼみがユニークなオリジナル皿となります。また、陶器鉢の受けとしてもご活用いただけます。(直径約11㎝の為、Amamori鉢の受けにはできません。)また、無為のコミュニティの命名権という新たなリターンも加わっております。1月15日まで走り抜けます。どうぞ温かく見守っていただけたらと思います。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
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