エンタメ領域特化型クラファン
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自主上映会内容

開催日:12月17日(日) 

場所:新宿区新宿1-12-9 中村ビル 202号室 

アクセス:東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩1分 JR中央線(快速) 千駄ケ谷駅 徒歩13分

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【午前の部】全40席(※残席数はこちらのInstagramアカウントにて随時更新しますので、お手数ですが、ハイライトの「残席情報」ご確認ください。)

11:15受付開始

11:30〜13:00 映画上映

13:00〜13:30 座談会(任意)(※午前の部では座談会は30分間となります)

【午後の部】全40席(※残席数はこちらのInstagramアカウントにて随時更新しますので、お手数ですが、ハイライトの「残席情報」ご確認ください。)

13:45 受付開始

14:00〜15:30 映画上映 

15:30〜16:10    座談会(任意)


メンバー紹介(自己紹介 & 映画の感想)

・さっちゃん

大学3年のさっちゃんです。大学ではメディア・コミュニケーションを専攻しています!私は、保育士の母と一緒に地元の小さな自主上映会でこの映画を観ました。正直なところ、最初はあまり興味が湧かなかったのですが、実際に観た後、この作品に対する思いが180度変わりました!

鑑賞後、私の頭には真っ先に2歳年上の兄の顔が浮かびました。兄は、幼い頃から図書館の本を端から端まで読み、自作の物語を描くなど、自分の世界に没頭できる反面、周囲との付き合いが苦手なところがあり、クラスで居心地の悪さを感じていました。もしこの映画に出てくるような学校に通えていたら、兄の学生生活はもっと楽しいものになったのではないかと思います。一方その頃の私は、周囲から変わっていると言われる兄を恥ずかしく思っていましたが、個性が重視される今、ユニークな兄のことを心から尊敬しています。同時に、兄の反動から過度に普通を求め、個性を抑えてきた過去の自分を悔やんでいます…。と、少し暗くなってしまいましたが、「楽しそう!こんな学校に通ってみたい!」と純粋に感じています!

地元での上映会後の座談会では、幅広い年代の方々と意見交換ができ、一つの悩みに対しても、学生・親・教師という様々な視点からの考えに驚きの連続でした。皆様ともそのような新しい発見に満ちた時間を作りたいと思っています。

それぞれの教育に対する考え方やこの映画を少しでも多くの人に視聴していただくことで、ありのままの自分でいることを肯定してくれる場所、個性や可能性を伸ばしてくれる場所としての「あたらしい学校のかたち」が広がることを願っています!

皆さまと上映会でお会いできることを楽しみにしております!


・まーちゃん

大学院1年のまーちゃんです。ピアノを専攻していて、主にベートーヴェンのピアノソナタの研究をしています。

作品の中に出てくる子どもたちは、プロジェクトと呼ばれる体験学習を通して料理や遊びなど様々なことに取り組みます。時間割も自ら決めることができ、宿題も通知表もありません。自主性を重んじ、自分たちが主役となって精一杯楽しんでいる子どもたちの目は、とてもキラキラしていました。知識を詰め込む教育ではなく、興味を持ったことに突き進んでいく姿が眩しかったです。

私は都内の60席程度の小さな映画館でこの映画を観たのですが、1人で来ている方もいれば親子連れの方もいました。印象的だったのは映画鑑賞後に会場に残り、立ち話をしている方々が多くいたことです。中には泣いている方もいて、それぞれの学生時代に思いを馳せているのかなと思いました。私は小学校時代かなりの人見知りで、集団行動に苦手意識を持っていた時期もありました。この作品にあるような、一人一人の個性を認め、好奇心の赴くままに学べる学校に通ってみたかったと感じます。劇中の「子どもたちは自由さえあれば幸せになれる」という言葉が忘れられません。

型にはまった教育ではなく自由に学べる小学校が増えれば、子どもたちにとって学校や勉強がもっと楽しいものになると思います!多様性の時代に、教育について今一度考える機会になれば嬉しいです。

皆様とお会いできるのを楽しみにしています!


・おすみ

大学3年のおすみです。ドイツ文学科に所属しており、ドイツ語圏の文化や文学・芸術について学んでいます。

この映画において子供たちは、料理やDIYなどを通して仲間と協力することの大切さや好奇心を持って行動することの大切さを、身をもって学んでいます。

限られた短い時間である子供の時代に、やりたいことを沢山やって目を輝かせるという体験ができる環境が用意されているというのは、本当に貴重なことだと思います。これがもっと全国的に広まって、あたりまえの学校のカタチとなれば、本当の意味で皆平等に教育を受けることができるではないかと思います。

この映画を見て、誰かと感想を共有して、お自身の学生時代を振り返りつつ今後の教育のあり方について考えるきっかけになれば幸いです。

上映会にて皆さまとお会いできることを楽しみにしております、ぜひ一度お越しください!


・こみこみ

初めまして、こみこみと申します!私は関西の大学に通い、法学を学んでいます。

この作品は地元で開催された上映会で鑑賞しました。

先生が用意したカリキュラムではなく、「自分たちで決めた、自分たちがやりたい授業」に取り組み、のびのびと学校生活を過ごす子どもたちの様子を見て、自分が通っていた学校との違いに衝撃を受けました。自分は現状の教育システムに違和感を持つことなく学校生活を過ごしてきましたが、作中で提示された「新しい教育の在り方」に触れることで、子どもたちひとりひとりに一層向き合った教育システムがこれからの日本には必要なのだと気づくことができました。

恥ずかしながら、この作品に触れるまでは「教育」について真剣に考える機会がありませんでした。

鑑賞を通して、これまで自分が受けてきた教育、そしてこれからの子どもたちが受けていく教育について当事者意識を持って考えることができるようになりました。

「上映会を通して、教育について考える機会をより多くの人に届けたい!」との思いから、関東での自主上映会企画に参加しています。ご鑑賞される皆様、このクラウドファンディングに賛同してくださる皆様にとって、「これまでの教育」を見つめ直し、「これからの教育」を考えるきっかけになる機会をぜひ実現したいです。ご協力よろしくお願いします!!


このプロジェクトで実現したいこと

私たちはこのプロジェクトを通じて、「ミライの教育」について考えるきっかけを作りたいと考えています!

この映画に出てくるのは、日本中にあるユニークな3つの小中学校です。
例えば長野県の「伊那小学校」。この学校にはなんと、通知表がないんです!「そんなのあり?!」と思った方もいるのではないでしょうか。しかし、実は通知表の作成は義務ではないのです。この学校では一つの評価軸で優劣をつけられることはありません。他にも「きのくに子どもの村学園」には、先生がいません。この学校にいるのは、平等な大人と子どもです。きのくに子どもの村学園には、国語・算数・理科・社会といった、主要教科別の授業はありません。授業の半分以上がプロジェクトと呼ばれる体験学習です。この学校では、子どもが時間割を決め、取り組む内容を決め、修学旅行の行き先やアポ取りまで子ども自ら行います。子どもたちは、誰かに言われてやるのではなく、自分たちがやりたいことを実現するために自発的に動いています。「子供が時間割を決め、取り組む内容まで決めるなんて学力が心配だ」と思われる方もいると思います。ですが、この学校に通う子どもたちは「高校進学後の学力が高い」という結果が出ているのです!

子供たちが授業内で行う活動は一見学問とは関係のないように見えます。例えばこの映画で出てくるのは、「美味しいうどんを作る」というもの。しかしここには学びの機会がたくさん隠れています!例えば、美味しいうどんを作るのに水が何g必要かを考えることで計算力、その結果をレポートにまとめることで作文力を養うことができます。このように子どもたちは、“実体験に基づく学習”によって、知識とその使い方を身につけていくのです。

これまで紹介した学校には、通知表や試験、宿題がありません。一般的な学校とはかけ離れているため、「フリースクールなんじゃないか?」と思う方も多いと思います。しかし、こちらは文部科学省の学習指導要領に準拠しており、県知事が正式に認可している「私立の小学校」です。伊那小学校やきのくに子どもの村学園の体験学習の取り組みは、「どこの小学校でも導入できる」ということになります。私たちは「自分たちが子供だった時は〇〇だった」「自分たちが子供だった時にはこれが当たり前だった」と自らの常識を子供に押し付けてしまいがちです。それは、教育システムにおいても同じことが言えると思います。

この映画を見て私たちは、今までの当たり前が変わっていく様子を目の当たりにしたように思います。かの有名な金子みすずさんの『私と小鳥とすずと』の言葉「みんなちがってみんないい」。私たちは今、まさにこの言葉が実現できる時代が来たと思っています!学力も運動能力も、限られた指標に過ぎません。限られた指標の優劣に怯えることなく、ひとりひとりが自分の個性を最大限に発揮できる未来。その実現には、これからを担う子どもへの教育が非常に大切だと思います。これからの教育はどう変わっていくべきか、そしてその変化を、すでに教育を受け終えた私たちはどう受け止めていけば良いのか。ぜひ一緒に考えてみませんか。


プロジェクト立ち上げの背景

文部科学省による全国の小中学校・高校・特別支援学校を対象に不登校やいじめ、自殺などの状況をまとめた昨年度の調査によると、小中学校を30日以上欠席した不登校の状態にある子どもは、前の年度から5万4000人余り、率にして22%増え、29万9048人となりました。10年連続で増加し、過去最多となっています。

不登校の要因は体の不調や家庭の事情によるものと多岐にわたり、また複数の要因が重なり合っていることがほとんどであるため、一斉に解決するのは難しいという現状があります。

そのうえで、不登校の改善には「日常生活を過ごす上で話を聞いてくれる、話し合える相手がいること」が必要不可欠です。孤立を感じさせない支援が重要となる中で、これからの子どもたちには家庭と従来の教育システムの学校以外の居場所を増やしていく必要があると考えています。


現在の準備状況

上映会場の予約・上映映像の用意ともに完了しています。


スケジュール

12月上旬 上映会に関する詳細情報をメールにてご連絡

12月17日(日) 上映会開催


資金の使い道

会場費:約20,000円

映画レンタル代:50,000円

リターン準備費:約1,000円

CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約14,000円

総額:85,000円

最後に

この上映会が子どもの教育を見つめ直すきっかけになってほしいと思っています。子ども時代に小学校になじめていた人・そうでなかった人にも、お子様がいらっしゃる人・そうでない人にも、ぜひご参加いただきたいです。私たちとともに、これからの小学校の在り方について考えてみませんか。ご協力をよろしくお願いします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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