10月7日、イスラム組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃しました。その後、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に大規模な反撃を行い、今月7日で2ヶ月が経ちました。11月24日から12月1日まで戦闘休止が行われ、人質の一部が開放されるなど一時落ち着きを見せていましたが、7日間の休止期間を終えてから戦闘は再開され、避難する市民が多く集まる南部での攻撃も激化するなど非常に深刻な状況となっています。(12月11日 追記修正)

今回の衝突が激化するきっかけはハマスによる攻撃ではありましたが、そこにはイスラエル軍によるパレスチナへの弾圧が背景にありました。

長く両国間は戦闘を繰り返す対立関係にあり、2007年からはイスラエル政府がガザ地区を封鎖。人や物の出入りが厳しく制限され、今回の紛争が始まる前から人口の1/3が食糧不安に直面していました。また、イスラエルによる大規模な空爆や、ガザ地区沿岸や境界付近での銃撃などが16年続く過酷な状態で、ガザ地区は「天井のない監獄」と言われてきました。

今回の戦闘により民間人の犠牲は甚大な数にのぼり、避難が困難な状況にも関わらず、爆撃が繰り返され深刻な人道危機にも発展しました。この武力による暴力は、ガザ地区やイスラエルの罪のない市民の命と暮らしを破壊する行為であり、決して許されるものではありません。この1ヶ月以上の紛争に巻き込まれた市民生活の復興には多くの支援が必要とされています。

■ CAMPFIREの願い

複雑な状況から中立の立場を貫き、目を背けるのではなく、この人道危機への関心が風化しないよう意思を持って「紛争が許されない」ということをクラウドファンディングの立場から広めていきたいと考えています。その願いを込め、今回ガザを支援する緊急支援金のプロジェクトを立ち上げました。

しかしこの意思というのは、「イスラエルへの攻撃を支持する」「ユダヤ教徒へのヘイトクライムを認める」ということではありません。罪のないイスラエルの市民が傷つけられ、世界各国でこの紛争をめぐり暴力が振るわれる事はあってはなりません。

微力でも、一人ひとりが今の状況に目を向け、声をあげるきっかけになれば幸いです。CAMPFIREはこれからも国際NGOや国際機関などと連携し、私たちにできることを模索してまいります。

■ 支援先について

みなさまからいただいたご支援は、人道支援を目的として、紛争の勃発前からガザに対して支援活動を行っている以下の団体へ届けます。なお、対象団体は状況に応じて今後も増える可能性があり、決済手数料を差し引いた金額を均等に支援いたします。

・特定非営利活動法人 国連WFP協会
https://ja.wfp.org/emergencies/palestine-emergency

・公益財団法人 日本ユニセフ協会
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/gaza/

募集期間終了翌々月1日までに活動報告で振り込みについてご報告いたします。


■ 手数料について

決済にかかる手数料(総支援額の5%)および1支援あたりシステム利用料(※)が発生いたします。
(※)システム利用料:支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円、支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税

■ 支援方法

1,000円よりご支援いただけます。
なお、領収書の発行や寄付金控除の対象とはなりませんのでご注意ください。

■ リターンについて

支援者様にはCAMPFIREより、お礼のメッセージと振り込みのご報告を兼ねた活動報告をお送りいたしますお礼のメッセージの活動報告をお送りいたします。

■ 実施方式

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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