地域おこし協力隊のためのクラファン
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はじめまして。上野早紀と申します。 

ご覧いただき、ありがとうございます。 


当プロジェクトは、神奈川県出身の私が岩手県にIターンし、北岩手の山林を舞台として、 

・放置林を適切に手入れ(壊れない道づくり、藪化の改善、豊かな森林を残すための間伐など) 
・本来は使われることのない部分の木材を使って製品づくり 

をすることで未来に価値ある山林を残すとともに、本当に持続可能な資源循環を実現し、

未来に良い影響を残すことを目指すプロジェクトです。 


■プロフィール 

神奈川県横浜市出身。 

大学では経営学を専攻。在学中に消費や経済を主体として成り立つ社会が持つ様々な問題点(環境破壊、

格差社会、貧困、搾取、健康問題など)に気づき、これを解決する良い手段はないだろうかと考え始める。 

芸術、武道、歴史探究などをする中で、縄文文化に興味を持ち、北東北放浪の旅に出る。 

旅の中で、未だ自然と人とが近い距離で共存する北東北の魅力を発見。同時期、自伐型林業を知り、

自身が感じてきた問題の解決手段として良い方法なのではないかと気づく。 

大学卒業後は看護師として医療に従事。 

数年後、北東北で自伐型林業に取り組むため単身岩手に移住。地域おこし協力隊として活動を始める。 

2023年よりKUNOHE木工女子部を立ち上げ、放置林の未利用材活用事業に取り組む。 

次年度より林業とモノづくりを行う会社設立に向け準備中。



ツル切りや下草刈り、傷んでいる木を切る(除伐)、適切に日が当たるよう木を間引く(間伐)などしていきます。

また、作業道を作ることで、伐採した木を運びやすい、長期に渡って整備しやすい山を作ります。


放置林を放っておくと、

人工林の場合、「暗い森になる」「過密状態で育つため木々が細く、土壌を固定する力も弱く土砂災害を引き起こしやすくなる」

天然林の場合、「放っておいても良い森もあるが、ツルに覆われたり、低木ばかりが生い茂るような藪化してしまう森もある」

などといった問題が発生します。


私が暮らす九戸村にも、まだまだ整備が必要な山がたくさんあります。




森を整備するために、除伐・間伐された木は状態が良ければ木材として市場などに出荷できます。

しかし、曲がっていたり、傷んでいたりすると市場へはおろせません。

そういった木材は、山に放置されるか、薪・バイオマスなどの燃料にされてきました。

私は、その「未利用材」を活用し製品を作っています。

「余すことなく、森からの資源を活用する」こと、

また、身の回りの製品を木に置き換えていくことも目標です。

「持続可能な資源調達方法で得た材料で、生活を創っていく」=「持続可能な暮らしを創っていく」

これが私の目指すゴールです。




■自伐型林業に取り組む

未経験で飛び込んだ林業の世界。
初めてのことばかりでしたが、九戸村の人や近隣市町村の方々に支えられて、林業技術や森について、ひとつひとつ学んできました。


■KUNOHE木工女子部を立ち上げ、活動中

放置林施業で出た木材(未利用材)を活用するため、村内企業の有限会社エムコンズにお勤めのアラヤさん(キャメル)と、同じ九戸村地域おこし協力隊のフクシマさん(グリーン)と一緒にKUNOHE木工女子部を結成しました。

以前は、自分ひとりで木工品作りをやっていましたが、得意分野の違う3人が集まることによって、予想だにしないアイデアが出てくるのが面白いです。

アラヤさんの務める会社には木工機械があり、機械での加工などを主に担当してもらっています。

フクシマさんには、得意のイラストやデザインを活かした情報発信を担当してもらっています。↓

KUNONE木工女子部インスタグラム

KUNOHE木工女子部オンラインショップ


・イベントで対面販売

今年の4月末に結成し、8月からイベント出店での販売をメインに活動してきました。

お客さんと商品について意見交換していく中で、木工製品の可能性を感じました。


・メディアに多数出演

多くのメディアにもとりあげていただいています。

2023年8月1日 岩手日報掲載

2023年8月7日 デーリー東北掲載

2023年9月12日 めんこいテレビ「あべはん宅急便」

2023年9月14日 テレビ岩手「ニュースプラス1いわて」

2023年9月26日 NHK「おはよういわて」

2023年11月17日 NHK「いわチャン」







■スケジュール

2024年

1月    クラウドファンディング終了、会社設立準備

2月    リターン発送

4月    会社設立、施業地の調査、施業計画立案

5月〜   作業道作設、森林整備活動

10月〜 間伐、板材をつくる、製品づくり


■資金の使い道

今回は独立しても林業が続けられるように、まず必要備品を購入するためにご支援いただいた資金を使わせていただきます。

チェーンソー15万円

刈払機8万円

ロープウィンチ40万円

通信機能付きGPS2台 20万円

CAMPFIRE手数料17万円

※購入する備品は、変更する可能性がありますが、

「林業を行うための備品購入」には必ず使用させていただきます。



日本の国土の6-7割は森林であり、この資源を守っていくこと、持続可能な方法で共生していくことが、未来のために今自分ができることだと考えています。

放置林施業は地道で、お金にならない作業も多く、最初にやる人にはうまみがないのも事実です。しかし少しのアイデアと自分の想い、そして皆様のご協力があれば越えられないハードルではないと思っています。

「未来に良い影響を残したい」そんな想いから出発した当プロジェクトに、是非ご賛同いただけると嬉しいです。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/01/30 09:00

    この度は「増え続ける放置林の整備活動とそこから出る木を使って製品を作ります!」プロジェクトにご支援をいただき、誠にありがとうございました。いただきましたご支援につきまして下記の通りご報告を申し上げます。合計金額 1,574,500円(内訳)●クラウドファンディング   1,093,500円●直...

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