社会課題の解決をみんなで支え合う
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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

ハッカソンでものづくりをする経験は、人生を変える。

自分の可能性に気がつく。
新しい世界を知る。
同じ目標を持った仲間達に出会う。
技術を磨く。
就職活動に活かす。
成果物を元に起業する。

そんなチャンスが詰まった場がハッカソンであると私たちは考えています。


ハッカソンとは、特定のテーマに対してチームで意見やアイデアを出し合い、決められた期間内でアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うイベント。
マラソンのように数時間から数日間といった比較的短時間にプログラミングに没頭することから、ハック+マラソンを合わせてハッカソンという言葉が生まれました。


だけど現状は、性別の偏りが激しくチームに女性・ノンバイナリーのメンバーが1人だけ、ハッカソン全体で見ても数名。日本のIT業界という広い枠で見てもとても少ない現状。

1回参加してみたいけど、そもそも参加のハードルが高い・・・
仲間を探したいけど、女性・ノンバイナリーの人口が少ない
運営メンバーたち自身が感じてきました。

そんな思いを抱えるすべての女性・ノンバイナリーの人々に向けて、私たちはDots to Codeを開催します。



Dots to Codeとは?


IT・ハッカソン・起業の3つのジェンダーギャップ解消に注力し、「ギャップを埋め、新たな可能性を見出す」をコンセプトに開催する、女性・ノンバイナリーの方に参加を限定したハッカソンです。プログラミングの経験は問いません。

■Dots to Code公式サイト
https://dotstocode.studio.site/


私たちが解決したい「ギャップ」

ITのジェンダーギャップ

https://www.oecd.org/coronavirus/jp/data-insights/did-someone-say-women-in-science
経済協力開発機構(OECD)が加盟各国の大学など高等教育機関の卒業・修了生に占める女性の割合を調べたところ、2021年時点で加盟国中日本は最下位。割合は約17%となっています。

https://corporate.resocia.jp/info/news/2022/20230308_itreport08

また情報通信業就業者に占める女性の割合は、日本は47カ国中30位の約29%。IT分野の大学卒業者に占める女性の割合は、日本は37カ国で最下位の結果となっています。

女性・ノンバイナリー限定のハッカソンを開催することで、女性・ノンバイナリーの方もIT分野で活躍できるという社会認識を広げます。またハッカソンでのコミュニティ形成を促し、ジェンダーによる孤独感を感じるような現状を改善します。


起業のジェンダーギャップ

https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kigyouishiki_230119_1.pdf

統計より、女性の7割は起業に無関心、そのうち3割以上が主婦という結果が出ています。また女性の起業関心層のうち「10年以内に起業する」予定である人の割合は、男性の半分以下となっています。

ハッカソンに参加し、そこでの案を元に起業するケースは珍しくありません。女性・ノンバイナリー限定のハッカソンを開催することで、起業をキャリアの選択肢の1つにしたり、エンジニアを欲している非エンジニアの起業家と繋げることで起業のハードルを下げて起業のジェンダーギャップ解消を図ります。


ハッカソンのジェンダーギャップ

ハッカソンにおける女性・ノンバイナリーの参加率は種類によって偏りはあれど全般的に低いのが現状です。これによって技術力に対する自信の欠如やジェンダー比の偏りが参加を躊躇してしまうケースもあります。

現に、今回の運営メンバーからも

「参加者は男性がほとんどで、意見を言うことに委縮してしまったり、コミュニケーションのハードルが普段より高く感じて、あまり開発に集中できませんでした。

「ハッカソン後の懇親会に参加しても男性ばかりで、なかなか輪に入って行けず辛かった。また、人によっては女性だからというだけで、開発には一切携わっていないだろうという前提で話しかけられてとても悲しかった」

「全員と初顔合わせで、参加者のほとんどが男性かつ運営の方も男性だけだった。もし困ったとき、誰に相談したらいいのかとても不安でした。」

という声が寄せられています。


Dots to Codeが参加者の皆さんに提供するもの

「国内最大級の女性・ノンバイナリー向けハッカソン」
として、以下のコンテンツを提供します。

〇大きな舞台での発表機会
最終成果発表会であるピッチイベントは、東京ドームシティ シアターGロッソで行います。

舞台

客席

会場のキャパシティは約750名。学校や職場ではなかなか経験することのない大舞台です。
沢山の人の前で自分達が作り上げたプロダクトを発表する体験は、大きな達成感を自信向上に繋がると考えており、なるべく多くの参加者に参加して貰いたいと考えています。


〇プログラミング学習のプロが作成した教材で学習
ハッカソンの最初に設ける学習期間には、本ハッカソンのテクニカルスポンサーである株式会社ProgateにDots to Codeのために作成する学習教材とハンズオン講義の無償提供して頂きます。

株式会社Progate
オンラインプログラミング学習サービス「Progate」の企画・開発・運営を行っている。Progateは現在世界100カ国以上・310万人が利用している。

https://prog-8.com/about


この教材を通して、プログラミング経験が浅い方も、もっと勉強して自信をつけたい!という方も思いっきりプログラミングを学習してチーム開発に臨むことができます。


〇IT企業・起業家とのネットワーキング

ピッチイベント当日は、スポンサー企業とのネットワーキングタイムを設け、ブースで直接お話を聞くことができます。現在求職中の方はもちろん、まだ就職活動が先の学生や現在就職中の方もキャリアのイメージを広げる機会になるよう、鋭意準備中です。


〇同じ志を持つ女性・ノンバイナリーとのコミュニティ
Dots to Codeは女性・ノンバイナリーに参加者を限定するため、IT業界ではなかなか少ない女性・ノンバイナリーのコミュニティができます。
ハッカソン終了後も共に勉強し高め合う仲間を見つけたり、ライフイベントなど普段なかなか話しにくいことを相談できる相手を見つけたり、起業に挑戦するメンバーを見つけたりと、同じ志を持つ女性・ノンバイナリーとの繋がりを提供することには大きな価値があります。


本イベントでは、学習・開発時間の他に、チームを超えて参加者同士でコミュニケーションを取れる時間を設けます。
またハッカソン期間前後にもLT会(2023年11月に1度実施!次回以降も計画中)やオフ会を企画する予定です。



このプロジェクトで実現したいこと

今回のハッカソンは日本国内に居住しているすべての女性・ノンバイナリーの方を参加の対象としています。

そこで地方からの参加者や学生にも金銭面的なギャップなく、ハッカソンに100%参加して頂くため、
最終成果発表会であるピッチイベント参加にあたり、交通費・宿泊費の補助を実現したいです。


資金の使い道

クラウドファンディングで集まった資金は、全額交通費の補助にあてさせて頂きます。

ハッカソンにおける人件費、会場費、設備費、教材開発費に関しては企業スポンサーさんよりご協賛頂く予定です。

また今回のクラウドファンディングでは、交通費全体を補助する枠と、特定の地域をご指定いただき補助する枠の2パターン設置します。

〇通常支援枠
頂いた支援金を交通費・宿泊費の補助として使用します。支援者さまによる地域の指定はできません。
少額からの枠を設けておりますので、ぜひお力をお貸し下さい。

〇特定地域支援枠
特定の地域を応援したい!という方向けのプランです。
支援者さまが特に思い入れがある地域を指定することが可能です。
地元や故郷の学生・就業前のハッカソン挑戦者を支援することができます。

各地域の補助金額および想定人数は以下の通りです。

※交通費の支援は25歳以下の学生・社会人(その他特別な事情がある方)を対象とします。

※補助金額に関しては、季節により増減するため、金額が変更となる場合がございます。ご了承ください。

※支援金額で交通費・宿泊費を十分に補助できない場合、企業スポンサーからの協賛金を交通費にあてる可能性がございます。

※各地域の参加者が想定人数まで集まらず頂いた支援金が余った場合、他の地域の交通費および会場設備費に補填させていただきます。予めご了承ください。


Dots To Code 開催スケジュール

12月1日 参加者募集開始
(参加者応募は公式サイト(https://dotstocode.studio.site/ より受け付けております!)

12月22日 クラウドファンディング開始

1月31日 クラウドファンディング終了

2月26日 参加者募集締め切り&キックオフ

2月27日~3月7日 学習期間&チーム編成

3月8日~3月28日 開発期間

3月29日 ピッチイベント@東京ドームシティ シアターGロッソにて開催!


最後に・Dots to Code運営メンバーより

【Dots to Code主催 石戸谷由梨(お茶の水女子大学 情報学部3年)】


Dots to Codeは日本では前例のない大きな規模の女子&ノンバイナリーの方向けハッカソンとなっております!そのためこれだけ立派なハッカソンなのに、なぜ女子&ノンバイナリーだけなの…?と思う方もいらっしゃるかと思います。そんな方へのちょっとしたメッセージです。

今回のハッカソンは、私がエンジニアとして今まで感じてきたハッカソンでの違和感や、女性として感じてきた生きづらさを元に、どうやったらもっと身近にいる(家族や親友、クラスメイトなどの)女性やノンバイナリーの方が悲しくならずに自分の好きなエンジニアリングや理系の分野に触れられるかを考えた結果でした。表から見ると男性に機会が開けていないように見えるのですが、そうではなく、いかに悲しむ方を無くし楽しみを増やせるかを考えた結果です。このハッカソンは決して女性やノンバイナリーの方だけに開けてるのではなく、それを応援する方やピッチイベントを観覧する男性をはじめとする皆さんを持ってこそ初めて完成します。

みんなが楽しめるハッカソンを、みんなで作り上げて開催していきたいと思っております!

応援よろしくお願いいたします!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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