初めまして、岐阜県ソフトボール協会と申します。

当協会は昭和23年に設立し、長い間ソフトボールの全国大会を開催してきました。

このたび、将来の日本代表候補選手が活躍する大会運営の資金をご支援いただきたいという想いがあり、

クラウドファンディングに挑戦します。

当協会のある揖斐川町は、ソフトボールのまちと標榜されている三重県熊野市や広島県尾道市などと肩を並べ、長年にわたり好評いただいています。

しかし、三重県熊野市や広島県尾道市では、一つの場所で試合会場が複数面設置できたり、

常設の球場があるのに対し、揖斐川町の開催会場は地理的に分散しているため、会場設営費や管理費が他の開催地に比べ、余分にかかってしまいます。

これまでは、町からの経済的な支援協力を受け、質の高い大会運営が実現してきました。

しかし、今回はコロナ禍による社会環境の変化等によりその支援が削減されてしまい、

大会は開催するものの、今まで培ってきた伝統ある選手や参加者へのおもてなし、試合環境の配慮、大会運営の品質を維持できない状況ですーー。

そこで、岐阜県ソフトボール協会から皆さまにお願いがあります。

来年3月末に開催を控えている「第20回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会」の準備を進める中で、

本大会の開催予算の限界に直面しています。また、現時点で他からの支援が見込めず、資金面で非常に困難を抱えている状態です。

このままでは、一番大きな会場もかつてのレベルを維持することが困難で、質素にせざるを得ない状況です。

また、これまで参加してくださった選手の皆さんに提供していた参加賞や、

地場産のおもてなしコーナー、無料で提供していた食べ物など、おもてなしのサービスを全てカットせざるを得ない状況です。

過去の大会運営同様に、選手や観客の皆さんに素晴らしい体験の提供や楽しんでいただける環境を続けるためには、

皆さまの支援が不可欠です。

もしも力を貸していただける方、ご支援いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力のほどお願いいたします。

皆さまの温かいサポートが、この大会を成功に導く大きな力となります。

来年3月に、揖斐川町で『JOCジュニアオリンピックカップ 第20回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会』が行われます。

■大会名
JOCジュニアオリンピックカップ
第20回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会

■主催
公益財団法人日本ソフトボール協会

■主管
一般社団法人岐阜県ソフトボール協会

■概要
全国47都道府県より選抜された48チームが
3日間のトーナメント戦により雌雄を決する

■選手の確定
令和5年12月末〜1月末
会場設営の打ち合わせ

✅令和6年2月15日(木)
会場設営

✅令和6年3月23日(土)〜27日(水)
大会期間

✅令和6年3月27日(水)〜3月30日(土)予備日31日(日)
会場撤去 

✅令和6年4月1日(月)〜3日(水)

全国の都道府県から各1チーム、開催県から2チーム、計48チームが3日間のトーナメント戦で優勝校を決します。

多くの選手にとって「幼い頃からの夢である初めての全国大会出場」は、

人生の中で非常に大きなチャンスであり、かけがえのない瞬間です。

残念ながら今回の大会には出場できない岐阜県内の選手たちもいますが、

それでも高いポテンシャルを持つ選手たちの熱戦を肌で感じてもらい、将来も競技を続けたいと憧れる環境を提供したいと考えています。

1日目は8会場、2日目以降は4会場で開催。

夢と希望、憧れを持てる素晴らしい会場の提供には資金と人手が必要です。

皆さまのご協力で、選手たちにとって忘れられない、素晴らしい大会をぜひとも一緒に作り上げたいです。

2005年に創設され、毎年3月に開催される本全国大会は、学校単位ではなく都道府県単位で選抜されたチームが出場するという特色あるイベントです。

この大会の狙いは、特定の強豪校だけでなく、各都道府県の多くの選手に全国大会の舞台を体験させ、

夢や希望、新たな目標を与えること。それによって、ソフトボール競技の活性化を図っています。

実際、この大会に出場した選手の中には、日本代表に名を連ねた者もいます。

また、選手だけでなく、指導者間の交流もこの大会の大きな特長です。

都道府県単位での取り組みが、全国の指導者との情報交換を活発にし、指導スキルの向上を促進しています。

さらに、部活動の地域クラブへの移行についても、各地の取り組みを参考にし、競技力の水準を維持・向上させる機会としています。

・平成21年 第44回全国私学女子ソフトボール大会
・平成22年 第50回全日本実業団男子ソフトボール大会
・平成23年 第30回全国高等学校女子ソフトボール選抜大会
・平成24年 ぎふ清流国体・ぎふ清流大会
・平成25年 第2回東アジアカップ
・平成29年 第36回全国高等学校女子ソフトボール選抜大会
・平成30年 日本スポーツマスターズ2019岐阜大会
・平成30年 第12回全日本春季小学生女子ソフトボール大会

その他、各世代日本代表や台湾、シンガポールなどのナショナルチームの合宿も誘致

2000年のインターハイでソフトボール競技が行われた際、将来日本代表で活躍することになる上野選手など、

多くの選手がその才能を発揮しました。上野選手は高校生の時から当地での大会に参加し、

インターンとしても地元に足を運んでいました。

さらに、日本リーグや日本代表の合宿にも参加し、揖斐川町での経験が彼女の成長に大いに寄与したことは間違いありません。

この地で、日本を代表する選手たちが小学校、中学校、高校と成長し、

日本代表として金メダルを獲得するまでの姿を見守ることができました。

これはまさに一つのサクセスストーリーであり、子どもたちにも大きな夢と希望を与えています。

地元の会場で行われる大会やイベントは、選手たちの成長と共に、次世代に夢を提供し続ける貴重な舞台となっています。

揖斐川町でこれまで開催してきた大会は、選手へのおもてなしコーナーや参加者への配慮など、

他の全国大会では見られない特長があり、選手や観戦者の皆さんに喜んでいただき、心から楽しめる大会が実現していました。

子どもたちが大人になった時にも、揖斐川町のソフトボール大会に思いを馳せ、

観光や応援のために再び町を訪れてくれるととても嬉しく思います。

このような長いつながりと交流を大切にしながら、今回も選手や参加者が心から楽しめる大会を開催したいと考えています。

平成12年岐阜高校総体を皮切りに岐阜県、特に揖斐川町においては、数々の全国大会を手掛けていただきありがとうございます。

私が選手としてプレーしたグラウンドで、今度は娘たちが同じようにソフトボールをしている姿を見ると目頭が熱くなります。

私と同じような気持ちの保護者さんは、おそらくこの観覧席にもいると思います。これが本当の時代をつなぐ絆だと思います。関係者の皆さん、

こんな素敵な場所と時間の提供、本当にありがとうございます。

大会運営、とても大変だと思いますが、あと少し、素敵な空間の演出をよろしくお願いいたします。

これまで揖斐川町で開催された数々の大会は、地域の皆さんの支援と協力のおかげで、

素晴らしい思い出を作ることができてきました。

その大会は上記のように、多くの人々にとって記憶に残るものとなっており、そのレガシーを次世代にも引き継いでいく必要があります。

私たちの想いとしましては、揖斐川町で開催される大会の参加を目指して日々頑張っている選手たちを、

憧れの舞台に迎えるためにも、どうにかこれまで同様の大会のクオリティを維持し、存分なおもてなしができる大会にしたいと考えています。

協会自体も高齢化してきていますが、約25年間ほぼ同じメンバーで大会を運営し続けてきました。

実際の大会運営では、選手が怪我をせず、安全にプレーできる環境を提供するため、

グランドの整備には細心の注意を払う必要があります。

また、雨が降った場合なども考慮し、選手たちのケアは常にしっかり行うなど、スタッフの心配りが行き届いています。

揖斐川町が運営する大会への参加選手に最高の思い出を作ってもらい、

揖斐川町で過ごす時間に満足して地元に帰ってもらいたいーー。

選手たちにとって、この大会が特別な思い出となり、揖斐川町への愛着と共に心に刻まれることを願っています。これが、運営メンバーの共通の想いです。

当協会の目標は、岐阜県のチームが国体に出場することで、ソフトボールの競技人口を少しでも増やし、全国大会への支援をより強化することです。

特に今回の中学生向けの大会では、競技人口を維持しつつ、地域クラブやクラブ活動との連携を強め、スポーツ文化の振興を目指しています。

現実的な課題として、中学生の競技人口の減少が必然的に高校生の競技人口の減少につながっています。

また県内の中学生が強豪校に進学する機会も限られており、強豪校自体も競技水準の維持・向上のために県外の選手を受け入れているのが現状です。

これに対し、私たち岐阜県ソフトボール協会は、

クラウドファンディングや情報発信を活用しながら競技人口増加の取り組みを進め、1人でも多くの岐阜県ゆかりの選手を世界に向けて輩出していくことを、今後のビジョンとして掲げています。

岐阜県の選手たちが自己の可能性を最大限に引き出し、全国、あるいは世界の舞台で輝く瞬間をつかむための支援、トップアスリートの輩出を目指し、今後も活動を続けて参ります。

会場設営費 500万円

(内訳)
■スコアボード:1施設50万×5箇所=250万
■カウントボード:1施設20万×5箇所=100万
■放送設備:1施設10万×5箇所=50万
■仮設テント:1施設20万×5箇所=100万

岐阜県ソフトボール協会は令和3年3月に一般社団法人として認定されました。所属する日本エコシステムや大垣ミナモソフトボールクラブは、日本のソフトボールを牽引するトップランナーです。

当協会の役割は、選手たちが大会で素晴らしい経験を積み、

将来大人になった時に「あの時、この場所でプレーしたよね」と懐かしく美しい思い出として心に刻まれるような大会を作り上げることです。

そして、その経験は選手だけでなく親子間の絆を深め、地域のつながりを強化する貴重な機会でもあります。

これまで同様、揖斐川町に来ていただく全ての選手と観客にとって、

最高のおもてなしと経験を提供することを目指し、また大会出場予定の選手の期待に応えるためにも、皆さまと一緒に素晴らしい大会を創り上げていけると幸いです。

この活動を未来の世代に引き継いでいくためにも、皆さまの温かいご支援が必要です。どうぞご協力をお願いいたします。


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