皆さんこんにちは!

私たちは、長崎県にある島原半島の南西部に位置する、雲仙市南串山町の なんぐしデジマプロジェクトチーム といいます。

長崎県は全国でも有数のじゃがいもの産地ですが、その中でも私たちが住む雲仙市南串山町は海に面して段々畑が広がっており、豊富な栄養を持つ土で水はけがよく、温暖な気候と太陽の恵みを効率よく受けることができる、じゃがいもを作る最高の環境なんです。

南串山町では70年以上前からじゃがいもが作られていましたが、ここ十数年間の価格低迷で、作付面積は減少。他品目への転作や離農する農家もいて深刻な状況になりました。

そこで、50年前まで栽培されていた幻のじゃがいも「デジマ」を復活させ、地場農業と南串山町を盛り上げようと、我々農業後継者が集まり「なんぐしデジマプロジェクトチーム」を立ち上げました。

長崎の出島からその名がついた「デジマ」。幻の品種と言われるだけあって栽培が難しく、全国でもじゃがいもシェア率1%未満。しかし、今でもわずかながらに作られているのは、その美しさ美味しさから、友人や親戚に贈るためや自分で食べるため。


「デジマ」は一般のじゃがいもに比べ凹凸が少なくなめらかで美しいフォルムで、甘みが強くホクホクとして食味が良く、旨味が詰まったどんな料理にも合うじゃがいもです!

世間にはほとんど出回らない希少な品種のデジマの美味しさを、ぜひ全国の皆さんに知って欲しい!南串山の農業をもっと発展させ、町おこしをしたい!この味を後世に残したい!


という思いから、今回クラウドファンディングにチャレンジさせていただくことになりました。


せっかくなら!


キャンプファイヤーの皆さんにだけご提供する、今まで見たことがない超A級&最高品質のデジマ(150g〜/玉)を、桐箱に詰めて!!!お届けしたいと思います!収穫後は、表面に傷がつかないよう大事に箱詰めしています。

食べればすべてわかります!
ぜひ一度ご賞味ください!!!


デジマの特徴①

特別な畑でしか栽培できない品種「デジマ」
島原半島の南西部に位置する南串山町は、ミネラルを豊富に含む肥沃な土に恵まれ、水はけがよく温暖な気候と太陽のエネルギーを効率よく受けることができる段々畑という最適な環境だからこそデジマが栽培可能で、ここでしか出せない味を堪能できます。


デジマの特徴②

畑にこだわり作り方にこだわる
我々、農業後継者10人の仲間たちと日々切磋琢磨しながら試行錯誤し、夏場は畑一面にひまわりを植えて土づくりをし、希少な品種「デジマ」を栽培しています。

ひまわりは緑肥(=土の肥料)になり、デジマの品質や収量が向上するのです。また、ひまわりの根は直根で根が深くまで張るので、土を深くまで耕してくれる効果もあります。

その後、根が腐食することで土の排水性が良くなりフカフカの土になり、さらにひまわりの残渣を土にすきこむことで土の中の微生物のかたよりをなくし、バランスの良い土作りの手助けにもなりますし、連作障害の対策にもなります。
今回のクラウドファンディングでは、緑肥用のひまわりの種を購入させていただきます!

資金の使い道

デジマを購入していただいた資金は、製品代・容器等の費用もございますが、そこから残る利益については、環境保護、より良い土づくり、観光、景観のために使わせていただきたいと考えております。

具体的には、1箱ご購入につき、ひまわりの種1袋(500g 1,500円)を購入し、夏の農閑期の畑にひまわりの種を蒔きます。7月下旬頃から満開になり、南串山町の段々畑と橘湾を一望できるコントラストを楽しむ観光スポットになります。

8月上旬にひまわりを畑にすき込み、水持ちの良い肥沃な肥料として活用します。ひまわりをすき込んだ畑は、水持ちが良くなるため、川や海への畑の表土などの流入が抑えられ、生態系への影響を減少させることができます。南串山町の眼下に広がる橘湾では、畑からの表土などの流入が、磯やけの原因の一つとされ、生態系に少なからず影響をもたらす可能性が指摘されています。ひまわりをすき込んだ畑は、水持ちが良くなるため、川や海への畑の表土などの流入が抑えられ、生態系への影響を減少させることができます。

皆様から頂いた費用で、自然を守りながら、地域の活性化とデジマのさらなる品質向上に利用させていただきたいと考えています。

ひまわりの種:330,000円キャンプファイヤー手数料:170,000円+消費税
桐箱代・送料:300,000円
デジマ代:200,000円


スケジュール


2023年12月31日  クラウドファンディング終了
2024年1年中旬〜  リターン発送


応援メッセージ

ロカンダデルカンポ  宇治 拓磨 オーナーシェフ(雲仙市千々石町)

■デジマを料理してみて

まずはじめに感じたのは「旨い」でした。味がしっかりしていて、それでいて過剰な甘さや、香りは感じない。現代の人々が好む派手さは無いけれど、朴訥とした、実直な美味しさを確かに感じました。安直な言い回しかもしれませんが、どんな料理にも合う、さり気ないジャガイモらしい食材です。きっと我々のような料理人はもちろん、ご家庭においても強い味方で居てくれます。

デジマに合う料理法

先述したようにどんなお料理にも合うと思います。その中でも我々が実際に作ってみて感動したのは、

「ニョッキ」と「ロースト」

ニョッキ
オーブンで皮ごと加熱したデジマの皮をむき、裏ごしたのち卵、小麦粉を加えますが極力少なく。デジマの美味しさを際立たせる様に心がけました。バターをベースにした軽やかな具材と共に召し上がっていただきたいです。

ロースト
皮付きカットしたデジマをサッと塩茹でし、オリーブオイル、ニンニク、ローズマリーと共にオーブンでじっくりと、表面がカリッとなり中がホクホクになるまで調理しました。魚、肉問わず、主菜の付け合わせに。他の焼き野菜と合わせて堂々と一品としてもよろしいかと。皮付きかどうかは時期にもよりますが、デジマの美味しさを感じるのなら出来るだけ皮付きがオススメです。

どちらもできる限りシンプルに、デジマの良さを存分に感じられる一品です。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください