地域おこし協力隊のためのクラファン
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この度は、当プロジェクトに興味・関心を持っていただき誠にありがとうございます!福岡県朝倉市、人口162人の集落「高木地区」の地域おこし協力隊クロノと申します。


「歌うドラ猫系エンターテイニャー」としてYouTubeでも活動しています。


ボクは地域おこし協力隊として令和5年1月から高木地区で勤務しています。
生まれは北海道、その後東京、大阪を経てとうとう九州まで辿り着いてしまいました(笑)
前職までは飲食業に長く携わっており、第二の故郷ともいえる大阪では店舗マネジメントを主に、人材育成、ブランディングを担当しておりました。
現在は集落ののんびりとした時間の流れの中、初体験の農業に挑戦し、その難しさと楽しさにすっかりドハマりしております。野菜を育てるって本当に何物にも代えがたいものです。そんな集落のみんなと同じような生活をする中で気付きも多く、田舎特有の苦労する部分を体感すると同時に、大きな可能性を発見することも出来ました。


冒頭にも申し上げた通り高木地区は人口162人の集落です。俗にいう「限界集落」といえば分かりやすいでしょうか。この”いつなくなってしまうかもしれない集落”「活性化する」とは具体的に何をすればいいと皆さんは思いますか?

まず前提として、ボクは地域活性化のために田舎の文化や風習を180度変える必要はないと考えています。
ボク個人の意見ですが、地域おこし協力隊は「都心部の文化や考え方をそのまま田舎に持ち込んでしまいがち」に感じます。
そのせいで地域との考え方に行き違いがおきてしまい、社会的に課題視され、ニュースになるケースもままあります。
地域の住民は革命を起こしてほしいわけではないとボクは考えます。
もちろんお互いの歩み寄り、相互理解は欠かせません。
地域は何を望んでいて、自分には何ができそうかをある程度共通認識しておく必要があります。ですから集落のみんなの意見も聞き、自分の意見もしっかりと分かりやすく伝えることをこの1年意識してきました。

▮集落の特色と課題

では、その点も踏まえて高木集落の特色と課題を考えてみます。
まずなんといってもいいところは、自然がとにかく豊かであることです。
その豊かな自然のもとで育つ野菜、果物、そしてお米が本当においしいんです。
野菜は葉物、根菜、ナスやピーマン、オクラなど多種多様。果物は昔から梨が特産品です。集落は中山間地に位置していますので、昼夜の寒暖差のおかげで甘みを多く含んだ作物が育ちます。
お米の品質もすばらしく、ふっくらとやわらかく甘みを含みますが、粒はひとつひとつしっかりとしており食感にもすぐれます。移住してきてからというもの、ボクはずっと高木のお米ばかり食べています。


課題に目を向けてみるとどうでしょうか?
田舎だけの課題ではありませんが、やはり高齢化による影響はあります。
集落のみんなは70代でも現役バリバリで元気に働いていますが、体力の衰えから前著した豊かな田畑を持て余してしまう状況にもなっています。また、出荷できない規格外の作物のロスも課題です。農家さんにとってはしかたのない部分もありますが、できることなら削減したい項目です。

▮手作りの加工品のおいしさに出会う

ボクがクラウドファンディングを利用して加工所を始めようと考えたキッカケのひとつがコチラです。作物のおいしさは元より、その作物を使った地元のお母さんたちが作る手作りの加工品の数々もとても美味しいんです。しおこうじ、柚子胡椒、ジャム、漬物などなど。長年飲食に携わってきたボクが実際に口にしてみて即座に思いました。
「コレだ。」
集落の文化をそのまま埋もれせてしまうのは勿体ない!おいしいは世代問わず全国共通だ!

販売にこぎつけるために動き出してからは、とてもスピード感があったように思います。自治体の担当者さんや集落の責任者の方々も非常に協力的で「なんとかしてやろう」という気持ちをとても感じました。「なんとかする」のはボクの方なんですけどね(笑)

▮行動を起こすうえでのビジョン

集落の人口増加や発展はとても大切。でもまだ今ではないと考えました。
ボクの考えた「活性化」それは。

自信をもって「高木はいいところだ」と再認識し、日々を楽しく過ごすための活力を得る事。それが新たな一歩だと考えました。結果を少しずつ積み上げ、まずは現在生活している住民のみんなを少しでも豊かにするという実績を作ってからが、次の高木の成長のビジョンが見えてきます。

では次は”豊かにする”を具体的に考えてみます。


ボクが学んだ商売の定義は「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」の三方良し。

正直「じいちゃんばあちゃんにもう少し楽してほしい」という思いが強いですけどね!(笑)

サービスの質には提供する側のパフォーマンスの向上は欠かせません。地域住民の生きがいにつながる新たな刺激と適正な収入はよりよいサービスの提供を可能にします。また高いサービスの質が維持できれば、顧客満足度は上がりリピート利用や口コミ増加に繋がります。フードロス対策も兼ねており、地域だけでなく全国の農家が抱える課題にも取り組むことで社会貢献に繋がると考えます。

しおこうじといえば、健康にも効果的で食材をおいしくする調味料として、数年前から人気になっていますよね。
液状のものや固形のものまで多種多様です。
今回ボクらが高木で作るしおこうじは”赤とか黄色とか緑色”をしています。
高木で採れた玉ねぎやトマト、葉物野菜や果物を使って作るため色とりどりになるんです。
素材の良さを活かすため、化学調味料や保存料は使用しません。

その旨さたるや、甘みとほのかな酸味と深いコクを感じる”凝縮した旨味のかたまり”です。
ボクも実際に使って料理してみましたが、炒め物やキムチ、カレーやトマトソースにもよく合います。味噌を使った煮込み料理なんかにもピッタリです。マヨネーズに少し混ぜて野菜のディップソースなんて最高です。

今回の返礼品では「赤いしおこうじ」をお送りさせていただきます。

『手作りしおこうじ』に関してご説明させていただきます。

画像からも分かるように、ボクの作るしおこうじは赤いです。(製品版はもう少しはっきりと赤くなります)
その理由が原材料のトマトです。着色料など添加物は不使用です。保存期間に関してのご心配もあると思いますが、塩分の調整で常温配送に対応できるように計算しております。(開封後は冷蔵で保存ください)

ざっくり使用している材料は写真の通りです。
野菜は地元農家さんの規格外野菜を使用しますので販売価格を抑えることが出来ます。土地が豊かすぎるせいで、少し形が悪いくらいで味は全然落ちません。昆布は粉末を使用します。煮干はイメージですが、製品版は魚粉を使用します。もうコレだけでうま味成分のかたまりだと予想できますね!炒め物、漬物、カレー、お鍋、なんでも来い!

▮今後ファンになっていただける方と繋がりたいから

商品の特性上「不特定多数の方に共感を得られるわけではない」ので、田舎、農業、手作り、健康、こういったキーワードに反応をいただける方々は、商品のコンセプトや開発経緯にも共感いただける可能性が高いと感じました。
その中でクラウドファンディングという手法は、興味がある者同士がサイトを利用するためプロジェクト作成側、支援者側共に有益です。

また、現状小売業における”広告費”の金額は膨大なものです。我々サービスを提供する側は顧客のターゲットを設定し、しっかりと商品のコンセプトを消費者側にお伝えすることで無駄な経費を抑え、結果として長く良いサービスを提供し続ける事で顧客満足度にもつながると考えます。

常に新しい顧客の獲得ばかりに執着するのではなく、あくまで共感を得られた既存の顧客を満足させ続ける事に重きをおいたコンセプトとなってます。また、正式リリース後は公式LINEなどを通じて「既存のファン優待サービス」を展開していく予定もございます。



各プランの詳細はリターン内容からご確認ください。
※PCでは右側、スマホでは下段にございます。
リターンは数量限定となっておりますが、上限に達した場合は追加も予定しております。(追加のリターンを購入された場合、通常よりもお届けにお時間をいただく場合がございます)

当社の商品が安く提供できる理由の一つ。『ボクがロゴやパッケージのデザインをするので実質タダ』という強みがありますね。

「こーゆうのはどうかな?」みたいなご意見もとてもうれしいので、お気軽にコメントお待ちしております!

【名付け親プラン】今回のロゴはサンプルで”ネコ社長”と表記していますが、該当プランをご支援いただいた方はこの部分を決めていただけます。サンプル画像があるとよりイメージがついて「よし支援しよう!」となること間違いなし!


え?ならない?


12月5日    物件の契約完了

12月13日    クラウドファンディング開始

R6年1月15日   クラウドファンディング終了

R6年2月    法人設立・販売許可取得

R6年2月    商品開発

R6年3月    リターン発送

R6年3月末   正式リリース開始(ECサイト運用開始)




設備費:約20万円(リース含む)
 真空機、調理器具、業務用冷凍冷蔵庫などです

リターン送料:約5万円
 梱包資材代も含みます

人件費:約20万円

ECサイト制作:約5万円
 作成は自身で行う事で費用を抑えます

手数料(17%+税):約10万円


▮災害を乗り越えて、集落の可能性を最大化する

朝倉市は平成29年に「九州北部豪雨」により深刻なダメージを受けました。高木地区も同様です。

田畑や家屋は激流に流され、その影響で過疎化は加速しました。現在は復興も進み、ボクの勤務するコミュニティセンターの前には新しく畑が作られ、美しい景観を取り戻そうとしています。

ボクは正義のヒーローではありませんので、集落全体を救うことはできません。ですが、実際にこの集落で生活してみて感じた可能性をあきらめたくはないのです。
ビジネスモデルに関しても最小限の資金と人員で運営できるようにデザインしています。出来る事から1つずつ取り組み、顧客には常にワクワクとお値段以上を。地域住民には安心と生きがいを着実に積み上げ、将来的には美しく整備された高木の田畑を持て余すことなく、農業に参画していただける仲間や企業を募りたい。

今回のビジネスを通してボクは高木の可能性を最大化したいです。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

このプロジェクトは、地域おこし協力隊の活動に応援と資金を集めるクラウドファンディング
「HIOKOSHI」を活用して立ち上がりました。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2024/02/06 15:47

    みなさんお世話になっております!クロノです!プロジェクト掲載終了後、ご報告が出来ず申し訳ございませんでした。商品の製造やパッケージデザインの仕上げを行っておりまして、落ち着いたタイミングでお知らせしようと考えておりました。(実は試作や製造が楽しくて夢中になっていたからなんて言えない)ということ...

  • 2024/01/17 19:38

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2024/01/15 10:34

    みなさんお世話になります!クロノです!本日いよいよプロジェクト掲載最終日でございます!更新タイミングに土日を挟んでしまったため遅れてしまったのですが「5000円プラン」の補填分を追加いたしました。もう少し余裕があるかなと思っていたらあっという間に申し込みが埋まってしまいまして、追加が反映される...

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