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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

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■感情図書館って?


悩んでいて辛くても相談できる人がいない....
今の環境から逃げ出すこともできない....

そんな時、本に救われた経験がある方も多いのではないでしょうか。

「感情図書館」では、こどもたちが手に取りやすいよう、「#かなしいとき」「#くやしいとき」のように感情で分類された本棚をつくります。


その時、感情に合わせて本を選択し、自らの手で本から学び、悩みを解決できる。
もし、周りの人に見られたくないなら、勝手に持ち出してもいいし、気のすむまで借りてていい。
辛かったら返さなくてもいい。

1冊の本を通して、新しい世界や自分と出会い、明日へ小さな希望を持てる。

名前は「感情図書館hidamari


ソファーでくつろいで読む子。床で寝そべりながら読む子。
大学生から声をかけられて読む子。読んだ後、どうだった?って聞かれて感想を述べる子。
外からちょっと見えにくい、こじんまりしたスペースで読む子。
周りの人に見られたくないから、こっそりバックにしまって持ち帰る子。

本が好きな子も、好きじゃない子にも、「必要な本が必要な時に必要なこどもたちへ」届けられる。
モヤモヤを晴らし、明日へちょっぴりワクワクできる。そんな場所を作りたい。

■団体紹介/駄菓子屋irodoriについて


初めまして、感情図書館企画チームのリーダーを務める増山遊斗と申します。(下の列の右から2番目です!)

私たちは現在、「こどもたちが自らの意思で訪れることができる第3の居場所」をコンセプトとした、「駄菓子屋irodori」を運営しています。高校生大学生メンバー約100名が所属し、店舗でのこどもたちとの交流から、駄菓子の仕入れ、地域への広報活動など学生が主体となって運営しています。


奥には出入り自由なフリースペースを兼ね備えており、黒板やおもちゃで遊んだり、ともだちとおしゃべりをしたり、こどもたちが「何をしてもいいし、何もしなくてもいい」居場所です。

足立区の関原商店街にて、平日15時〜19時、祝日13時〜18時で毎日休まず運営しています。立ち上げから2年半が経過し、年間延べ2万人以上のこどもたちが訪れてくれるようになりました。

■プロジェクト構想のきっかけ

今回の感情図書館-hidamari-を構想したきっかけは、駄菓子屋irodoriの運営で感じた「居場所の範疇を超えることが出来ない」というもどかしさです。立ち上げから2年半に渡る運営を通して、様々な家庭や環境で生活するこどもたちに出会いました。

・営業終了後の夜20時に、家に帰らずお店のシャッターを外からガンガン叩いてしまう子

・家に帰っても親がおらず、駄菓子を夜ご飯にしてお腹を満たす子

・学生メンバーを独占しようと、ほかのこどもにハサミを振り回してしまう子

駄菓子屋irodoriには、頼れる人が周りにおらず、悩みのはけ口を求めたこどもたちもたくさん訪れてくれます。しかし、私たちにできることはあくまで居場所の運営とその場での関わりです。学校や家庭の環境を変えることなどは難しく、また、1人1人の家庭環境や悩みを正確に把握できるわけでもなく、どんなコミュ二ケーションをとることが良いのか、自分達には何ができるのか、日々模索しています。

■なぜ本という手段なのか?

まず、前提として、数ある選択肢の中で、本が唯一無二のものだとは考えていません。身近に頼れる人がいることが理想だと考えています。ただ、人との出会いは運任せです。特にこどもたちは、大人になるまで、家庭や学校など狭い世界から抜け出せません。身近に頼れる人がいない場合、新しく出会うことは難しいでしょう

一方で、本であれば、無料で利用できる図書館/図書室に、何千冊何万冊と存在します。また、1冊1冊に、先人の知恵や人生が込められています。きっと、こどもたちが新しい世界と出会い、モヤモヤを晴らすような本があるはずです。

だからこそ、誰でもアクセスでき、あらゆる悩みに対応することが出来る「本」を届けたいと考えました。

■「出会い方」によって本を読む子は限られている

しかしながら、本を読むのは「本を好きな子」で、それ以外のこどもたちは図書館や図書室を利用しようとしません。特に、頼ることが出来る人が周りにいないこどもたちの多くは、本に馴染みのない環境で育っています。日本の本がある施設の多くでは、出版社や作者別、十進分類法に基づき並べられています。これらの分類は全ての本を網羅的に抜け漏れ無く分類することには役立ちますが、本が好きではないこどもたちが、自分に合った本に出会う手助けにはなりにくいのが現実です

■本が好きじゃない子も読みたくなる仕掛け「感情分類」

そこで私たちは、こどもの感情という切り口で本を分類し、それぞれの悩みに合った本との出会いを届けたいと考えています。

*この大分類は学童保育CFAKidsの職員や駄菓子屋irodoriの学生たちが、実際に現場で聞いたこどもたちの声をもとに考えました。仮説段階ですので、実際に感情図書館を利用するこどもたちの声を聴きながらブラッシュアップしていきます。

現代のこどもたちは、Youtubeなどの動画サイトや動画のサブスクサービスなどで気軽にさまざまな動画と出会って世界を広げています。感情図書館の取り組みによって、こどもたちが自分にぴったりの本に出会うことができるようになれば嬉しいなと考えています。

■小さな希望を届けられる場所、「感情図書館-hidamari-」の成功を目指して

わたしたちは、最終的に、日本中のこどもたちが本を通して新しい世界や自分と出会い、小さな希望を届ける場所を提供したいと考えています。感情分類は、全国の図書館、学校の図書室、本がある場所であればどこでも実施できます。そのために感情図書館の取り組みを広め、応援してくださる多くの方と出会いたいと考えクラウドファウンディングに挑戦することに決めました。はじめは、駄菓子屋irodoriのフリースペース内からスタートし、感情分類の検証を行います。その後、精度が高まった感情分類をHP掲載や冊子などの形で公開し、日本全国で感情図書館が開かれ、こどもたちへ小さな希望を届けることができる社会を目指したいと考えています。

■ご支援金の使い道

いただいたご寄付は「感情図書館-hidamari-」の運営のために使わせていただきます。

①こどもたちのあらゆる悩みや感情に対応できる場所になるための費用
・必要な本1000冊の購入
・こどもや感情に関する専門家と共に本の感情分類の実施

②地域のこどもたち100人を呼び、国産木材を使用し、千葉大学の環境デザインの大学院生や学部生と協力して、みんなで図書館を作り上げるための費用

③こどもたちに感情図書館を広めるための活動費用
・こどもたち1000人以上を呼び、無料で食べたり遊んだりできるイベント、祭りの開催
・児童養護施設、こども食堂などに出張感情図書館の実施

■今後のスケジュール

12月1日〜28日 クラウドファンディング実施
1月 店舗内の改修工事、本棚の設置、本と感情の組み合わせ選定
2月 オープン

■プロジェクト代表メッセージ

ここまでページをご覧いただきありがとうございます。感情図書館企画チームのリーダーを務める、法政大学4年の増山遊斗です。私は、周りから変人と言われるほど駄菓子屋irodoriの活動にコミットしてきました。irodoriを慕って訪れる、ちょっと生意気だけど可愛いこどもたちと出会い、その子たちの居場所になれていることに誇りを持っています。他方で、頼ることが出来る環境が周りに無く、苦しむこどもたちの現状も肌で感じました。
今回のプロジェクトでは、こどもたちへ本を通して希望を届けるため、絶対に成功させたいという思いで挑戦しています。しかし、それと同時に足がすくむような怖さもあります。なぜなら、こどもの感情と本と結び付けるという、無限の組み合わせがあり正解も分からない、途方もない取り組みになるからです。
専門家の方々に相談すると、「メジャーリーグに中学生が挑むような無謀な挑戦だ」と言われました。それでも、それでも、挑戦したい。まだ、大した力もない私たちですが、こどもたちのために、出会った皆様の助けをお借りしながら、走りたいと考えています。何卒、ご支援の程よろしくお願い致します!

■運営団体代表 メッセージ

特定非営利活動法人Chance For All 代表理事として、学生チームのサポーターをしている
中山勇魚です。
小学生の頃、両親の帰りが遅かった私にとって、夜までいて怒られない唯一の居場所が図書館でした。たくさんの本を読んで世界や人生に大いなる希望を持ち、卒業アルバムには「世界を動かす、世界一の大実業家になる」と書きました。その後、人生に暗雲が立ち込め始め、18歳の時には家族で夜逃げすることになりました。人生に絶望した自分のわずかな希望になったのは友人と本でした。本には人生を変える力があります。
しかし、本との出会いを経験できない子もこの世界には大勢います。
10円で買える駄菓子、気軽に話せる友達や、ちょっと憧れの存在である高校生や大学生、気分に合わせて選べる本やマンガ、寝っ転がってお菓子を食べながら読んでも怒られない環境。誰にだってそんな居場所が必要です。
CFA学生チームのメンバーは、こどもたちのテストの点数をあげるために一生懸命勉強を教えたり、自分たちが貧困解決をしてるんだと胸を張っていたりしません。ただ、こどもたちと真剣にふざけて遊んでいます。一緒に笑って、一緒に泣いて。時に怒ったり時に真剣に話を聞いてくれたり。誰にだってそんな大人が必要です。
「あたりまえのしあわせ」をすべてのこどもたちに。学生たちの挑戦を応援してあげてもらえたら嬉しいなと思います。

  • 2024/01/11 20:12

    こんにちは!感情図書館hidamariリーダーの増山遊斗です!遅くなってしまったのですが、改めて昨年は暖かい応援ありがとうございました!今年も、学生メンバー一同、全力で活動していきますのでよろしくお願い致します!さて、感情図書館hidamariですが、オープンを2月23日を目指して動いていきた...

  • 2023/12/29 16:33

    感情図書館リーダーの増山遊斗です!昨日でクラファンが無事に終了し、目標金額を上回る285万9千円の支援を頂くことができました。本当にありがとうございました!私は人生で初めてクラファンに挑戦したのですが、最初のうちは大人の方を舐めていて、うわべだけ上手いことを言うような形で進めようとしていました...

  • 2023/12/28 08:00

    みなさんおはようございます!感情図書館学生チーム中野谷和奏です!なんと!!!昨日27日の夜にクラウドファンディング目標金額である270万円を達成することができましたーーー!!!ご支援くださった皆様一人一人のお力がなければ達成できませんでした。感情図書館学生チーム一同、心より感謝を申し上げます。...

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