2023年秋にリリースした知財相談サービス「チザCOM」のベータ版をアップデートし、ご利用者の方々に多様な価値を提供し、利便性を向上させます。将来的に、数十万人以上の方にご利用いただけるサービスを目指して参ります。

チザCOMのURL:https://chizacom.iprich.jp/


<株式会社IPリッチについて>

株式会社IPリッチは、2023年9月に設立したスタートアップであり、「知的財産の力を駆使してイノベーションを活性化させ、社会を豊かにする」をミッションとし、「知財×ビジネス」の観点に重きを置いて事業を行っています。主な事業内容は、チザCOMの開発・運営、知財コンサルティング、知的財産賠償責任保険の販売、知財Eラーニング動画の制作、メタバース・NFT・生成AIに関連する知財サービスの提供です。

IPリッチHP:https://iprich.jp/

<チームメンバーについて>


<チザCOMの目的>

チザCOMは、知財に関するコミュニケーションを円滑にし、知財に関するあらゆる疑問や悩みを解消したり、相談者と弁理士の適切なマッチングをしたりするためのサービスです。

知財は、業務が細かく細分化されている上に各業務には深い専門性が必要となるため、弁理士であっても得意・不得意が分かれる特殊な分野です。そのため、相談内容に適切に対処できる弁理士に相談や仕事の依頼をする必要があります。

また、当然の事ながら弁理士によって人間性、コミュニケーション能力、年齢、活動エリアなどが大きく異なります。こういった事情を踏まえ、チザCOMでは、相談者に合った弁理士への相談や仕事の依頼ができるように促進します。


<チザCOMの主な機能>

【基本的な機能】

●相談者が相談内容を投稿すると、登録している弁理士が回答を行うことができる(何名でも回答可能)

●相談内容および回答内容は、基本的には公開される

●相談内容に対して分類項目を付与できる

●弁理士は、プロフィール欄にHP、SNS、得意分野、採用情報などの情報を掲載することができる

●分類項目ごとに相談内容の検索ができる

●弁理士は、知財に関する記事を投稿できる(今後実装予定)

●相談者と弁理士は互いにDMをできる(今後実装予定)


【独自の機能】

●ChatGPT(AI)による回答補助機能を使用できる(本機能の詳細や導入した経緯は以下に記載しています)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000129374.html

●知財専門家(弁理士を含む)であっても弁理士に知財相談を投稿できる

●弁理士は、顧客の獲得に加えて知財人材の獲得に活用することができる

●知財業務の経験がある方(知財専門家)とない方(一般の方)の相談内容が分かれて表示される(今後実装予定)

●相談内容を他の相談者が閲覧できないようにする非公開モードを設定できる(今後実装予定)

●弁理士が相談内容に対して分類項目を追加できる(今後実装予定)


<チザCOMの使い方>

チザCOMの使い方は簡単です。以下、相談者の方と弁理士の方ごとの使い方の簡単な説明になります。

【相談者の方】

【弁理士の方】


10年以上前に遡ると、㈱IPリッチの代表の草野は、元々は研究開発職を志望していましたが、就職活動で知的財産という職種を知ったことをきっかけに知的財産の道に進むことになりました。正直なところ、研究開発職での就活に失敗し、たまたま出会った知的財産の仕事にやむを得ず進むことになったのですが、思った以上に自分に合っており、天職だと思えるようになりました。

富士ゼロックス㈱(現富士フイルムビジネスイノベーション㈱)で3年ほど知的財産(主に特許)の仕事をしていましたが、会社員としての仕事にはできることの限界があると感じ、自分自身でのやり方を確立しようと起業しました。元々は自分自身も知的財産のことを全く知らなかったため、こんなに重要で面白い分野なのにほとんどの人が知らないことにもどかしさを感じ、世の中の多くの人に知的財産を知ってもらいたいという気持ちが強くなっていきました。

そこで、2018年から思い切ってYouTubeをはじめ、知的財産に関する情報を業界外の人に分かりやすく伝えるということをコンセプトに多くの動画(360本以上)を制作しました。最初の1年ぐらいはあまり再生されずにかなり苦戦しましたが、次第に多くの方に見ていただけるようになりました。そして知財業界ではトップレベルのチャンネル登録者4000名、総再生数78万回を超えるまでにはなりました。

草野のYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@kusano2249

また、知的財産や弁理士の認知を拡大するために史上初の知的財産をメインテーマにした映画を製作しました(プロデューサーや脚本を担当)。

こういった取組みを通じて、更に知的財産の認知や理解を広げ、知的財産に関する様々な課題を解決するためにはどうすべきかと考えたときに、チザCOMが最有力の手段の1つだと考えました。

実は、数年前からチザCOMの構想自体は考えていました。ただ、その当時は草野自身の知見や経験が足りておらず、かつ世の中での知財に対する課題意識もそこまで高くありませんでした。

しかし、2023年になった頃には、知財に対する課題意識が広がっていることやIT・DX・AIなどの浸透により知財業界の在り方が大きく変わってきたと実感し、草野の知見や経験、そしてビジョンに共感してくれた仲間が揃ったため、チザCOMの開発に踏み切りました。チザCOMにより解決したい課題は主に以下の内容です。


<世の中全体の課題>

世の中ではあらゆる商品・サービスのコモディティ化が進み、従来のような既存の商品・サービスの品質の改良だけでは利益を出しづらくなっています。そのため新しい価値を創造し、付加価値を高め、利益を高める必要があります。

そこで新しい価値、すなわち知的財産の創造・保護・利益化のサイクルを回すことがより一層重要になってきます。言い換えるとイノベーションを活性化させることが極めて重要です。

また、インターネットやSNSなどの普及により、情報の流動性が飛躍的に高まり、模倣や情報流出などの問題が頻発するようになりました。今後の生成AIの普及によっても著作権や情報流出などの問題も数多く発生すると思われます。


このような事情から知的財産の知識や知的財産に関する活動の重要性が大きく増していますが、現状では知財専門家へのアクセスがしにくい(気軽に相談できる人が周りにいない、誰に相談していいか分からない等)といった課題があります。


<知財業界の課題>

近年、特許出願数の低下、出願業務等の単価の低下、弁理士の増加、人材確保の困難化といった課題が生じています。

一方で、特許出願数は大企業に偏っており、個人や中小企業・スタートアップ等の特許出願を伸ばす余地は十分にあります(潜在市場が大きい)。

また、知財専門家である弁理士は、一般的に関わる機会がかなり少ないのが現状です(職人肌で人との交流を好まない人が比較的多い)。更に、知財の専門家は弁護士であると思われることも多く、弁理士の存在があまり認知されていません。


ChatGPTなどのAIの発展により、特許明細書の作成や調査業務は今後徐々に代替されていき、更に単価が低くなっていくと思われます。

そのため顧客とのコミュニケーションを重視し、コンサルティング・提案などを積極的に行い、知財業務の付加価値を高めていく必要性が増しています。


このような事情から、弁理士と顧客(潜在顧客を含む)が接触する機会を増やし、知財に関する活動を活性化することが重要です。


相談者の方からの相談に回答した量に応じて、弁理士の方にはチザCOMで得られた売上の一部を分配します。対象となる売上は、2024年5月以降の売上を予定しています(本クラウドファンディングの売上は含まれません)。


ご支援いただいた資金は、チザCOMの開発や運営にかかる以下の費用に使わせていただきます。

・チザCOMのアップデートにかかる費用

・チザCOMに関する広告宣伝費(記事作成費用、動画制作費用など)

・その他のチザCOMの開発や運営にかかる費用(専門家費、技術コンサル費など)


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/04/01 23:25

    (株)IPリッチ代表の草野が3/24-3/27にかけて、潜水艇事業の件でサウジアラビアに行ってきました!IPリッチの事業とは現在直接的には関係ありませんが、今後関係してくる可能性が大いにありますので、活動報告をさせていただきます。潜水艇事業は、(株)アミューザジャパンとディープシープランニング...

  • 2024/03/07 15:11

    知財相談サイト「チザCOM」にて弁理士が記事を投稿できる機能をリリースしました!チザCOMへのアクセスはこちら↓https://chizacom.iprich.jp/弁理士会員の方は、会員ランクによらず知財に関する記事を投稿することが可能です。ぜひとも知財に関する記事を投稿いただけると嬉しいで...

  • 2024/02/29 13:16

    クラウドファンディング開始から4日後の2月26日に達成率が100%に達しました!ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!本クラウドファンディングでは、チザCOMやIPリッチの顧客や認知を獲得することに加え、世の中での知的財産の認知を高めることが大きな目的です。そのため、もっともっと...

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