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予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500

198%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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2025年4月2日追記

TBS NEWS DIGで紹介されました!


2025年3月24日追記

日テレニュースで紹介されました!

https://news.ntv.co.jp/category/society/rc85de04bd05674a1aa830ee3e65c986b2?fbclid=IwAR1oXXeCNcgfKRt_OrxzjkFFye07XmgaAo_gxokaWO1GZRpzwYIEwBAmzzA



2025年3月8日追記

みなさんのご支援のおかげで
公開からたったの5日で
100万円の目標を達成できました!!

ご支援いただいた方々に心より御礼申し上げます。

このご支援を生かして
しゅりたま復活にむけての活動を
さらに加速させてまいります!

ここまでみなさんに応援いただき、
 夢の実現が可能となった今、

さらにもう1歩先の未来まで
ご一緒頂けないかと思うようになりました。

今回のしゅりたま復活計画は
農場を復活させるための足掛かり

つまり将来6ブロックを作る計画の
1ブロックに過ぎません!

私はこれから5~10年かけて
6ブロックを完成させると決めていました。

6ブロックすべてを完成させて、
理想のローテーション飼育を実現しなければ、
たまごの安定した生産と供給が出来ないからです。

たまごの安定した生産と供給が出来なければ
安定した販売を行なうことが出来ません!

そこで、計画を加速 もう一歩先の未来まで!

①理想のローテーション飼育を実現するために、
6ブロックすべての施設整備費用に充てます。

②6ブロックのすべての完成によって、
一般流通が可能になるため、
通販以外に地元高知県内と首都圏の小売店で
販売するための営業活動に充てます。

ネクストゴールは650万円です。

もちろん今回あらたな返礼品もご用意しました。

650万円 100%達成したら?

ご支援頂いたみなさん全員にしゅりたま増量キャンペーン!

しゅりたまコースの方は毎月もう1パック
体験・木製プレートの方は農場でもう1パック

もちろんすでにご支援頂いた方もそれぞれ増量!

高齢過疎化の進む里を守るため

そして、未来を担う子供たちのため安心で安全なものを生産する

この私の夢と目標に応援とご支援を頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。




はじめまして! 
しゅりの里 あらため、 
しゅりの森自然農園の藤田守です。

しゅりという名前は、私たちの基本理念
高齢過疎化の進む里を守る 
守里(しゅり)から由来します。



高知県三原村は過疎化が進み
どんどん寂しくなってきてますが、
それはそれは美しい自然あふれる環境です。

そんな美しい自然環境に魅せられ移住して
早くも22年という歳月がたちました。

そんな私たちの
たまごにかける想いをぜひご覧ください。
よろしくお願いします。



わが子に食べさせたいものを生産し
お客さまへ提供する

私たちの基本理念として廃業するまで
貫き通してきました。


おかげさまで、「しゅりたま」は
たくさんのご要望をいただきまして、


楽天・yahooともに常にランキング上位に!


Yahooや楽天などでも卵部門ランキング1位、
メディアでは、
「朝だ!生です旅サラダ」
「和風総本家」
「ガイアの夜明け」
「生産者の顔の見える食材大賞」など、
数多く紹介され

                  

ご予約いただいても6か月待ちの
幻のたまごと呼ばれるようになりました。

しかし
放し飼い飼育だからこそリスクがありました! 

大切な大切な鶏さんたちが、
野生動物たちの被害に遭ってしまったのです。

たび重なる台風の被害の被害などもあり、
廃業を余儀なくされ、看板を下ろしました。

廃業の挨拶文


廃業してから5年もの間
たくさんのお客さまから

「しゅりたま」をもう一度食べたい!
そんなうれしいお言葉をいただき続けました。 


お客さまからのお声

生産者冥利に尽きます!
こんなうれしいお言葉はありません!
この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。



パンデミックで混乱を極めたこの数年間。 

今こそ、食の安全が求められているのでは? 

本当に安心できるたまごを、
未来ある子どもたちに提供したい! 

その一心で、再挑戦させていただくことを
決意いたしました。

黄身をつまみ上げても破れません!


不死鳥のごとくよみがえった
幻のたまご「しゅりたま」

本当に安心できるたまごをみなさんに
ぜひ召し上がっていただきたいです。

わが子が妻のお腹に宿った時
まさに天啓が舞い降りてきました。

お腹の子に 
安全で安心なものを食べさせたい!

そう思った時から鶏さんに与える飼料原材料が
とても気になるように・・・
一つ一つ 原材料を吟味して、

これならば絶対安全だから使いたい!
これならばわが子に食べさせたい!


絶対安心な飼料原材料のみを
使用するようになりました。



わが子を抱き上げた時の想い

わが子に食べさせたいものをつくり 
絶対安心安全なものを食べさせたい!

そう思った時から、
鶏さんたちの健康づくりのための
鶏さんたちの生活環境が
とても気になるように・・・。


これならば鶏さんたちは健康でいられる
これならばわが子に食べさせたい!

そういうことだけを考えて
実践するようになりました。

そうじゃなければ
オンドリさんより早く起きて
健康チェックしたり、

毎日毎日飼料計算したり
地元にある飼料原材料を吟味したり
広い土地に放し飼いにしたりなんてやり方を
ずっと続けていこうなんて思いません!

卵のこだわりは?って、よく聞かれますが

消費者の皆さんにとっても
生産者の私にとっても
商品であることには違いはありません。

しかしながら、
卵の対するこだわりっていうよりも
基本その考えそのものものが違います。

私の愛する子供に食べさせたいか?

これが最優先であり、
最も大切なことなのです。


(1)玉子でも卵でもありません!

ケージ飼育によって閉じ込められ機械のように
扱われた鶏によって産み出された玉子でもなく

一般的な市販の配合飼料を
鶏に与えて産み出されたでもなく

これだったら絶対安全だ!といえる
吟味した飼料原材料を
毎朝鶏さんたちの健康チェックのあと
毎日栄養計算を行い鶏さんたちに与えて
100個あったら100匹のひよこが孵る
生命力豊かな有精卵のたまごです。


たまごへのこだわりといいますか、
あたりまえのことなんですが
結局は「愛するわが子に食べさせたい」
その純粋な親としての想いのたまご。


生命力の強いたまごは
爪楊枝を立ててもこの通り!

だからこそたまごなのです。
生命力の豊かなたまごづくりがしたい!

すくすくと育ち盛りの愛するわが子のため
食せば、血となり・肉となる本当のたまご

そんなたまごが「しゅりたま」です。 

(2)鶏さんたちの管理栄養士

(SDGs開発目標 2・12)

たまごは、鶏さんたちが
子孫を残そう!という想いで
産んでくれた生命の結晶

毎日の飼料から凝縮された
結晶なのです。

ですから毎日の献立づくりは
とっても大事なんです!

四万十川半径100㎞以内の飼料原材料
85%以上使用し、
PHFトウモロコシ・非遺伝子組み換え大豆かす
お米・おから・宗田鰹・海藻・木炭
天然天日塩・天然酵母・米ぬか
お茶・ビール酵母・とうがらしなどを利用して

毎朝オンドリさんが
コケコッコーと鳴く前に起きて
毎日の気温・湿度をチェック

鶏さんたちの顔色やとさかの具合
健康チェックを行ってから

今日一日の栄養計算をして
毎日毎朝 配合して、
鶏さんたちに与えます。

夏はあっさり 冬はこってり

わが子に食べさせたいものを生産し、
お客様に提供すること!

その姿勢を追求し続けること!

四万十川半径100㎞以内の
飼料原材料を100%!

目指し続けるべき目標です。

そんな飼料を鶏さんたちが食べて
産んでくれたのが「しゅりたま」なのです。

(3)生命の水

私たちの身体にとって 大切な「水」

摂取する水の質に関して、
それほど大きくはこだわっていない
という方も多いと思います。

しかし、本当に良い「水」には
ろ過器官である肝臓や腎臓の負担が減り、
有害物質の解毒能力を高めます。

塩素で殺菌処理された「死んだ水」ではなく
森羅万象すべての生命を支える「生命の水」

それは、自然環境豊かな山の奥
広葉樹の森が育む豊かな水源がもたらす水

そんな山源の原水を
サンゴ・備長炭・麦飯石
トルマリン・カキガラなどで
ゆっくりとろ過したものを

鶏さんたちに与えることで
炭酸やミネラル、乳酸菌などの
天然の有用な成分により

より健康で元気な鶏さんたちが
産んでくれた生命の結晶

それが「しゅりたま」です。

(4)ケージや鶏舎に閉じ込めません!

鶏さんたちは、
寝るとき・卵を産むとき・エサを食べるとき
それ以外は、お外でのんびり遊んでいます。

シンプルなことですが
もっとも鶏さんらしく過ごしてもらうこと

せいいっぱい走り回り
せいいっぱい羽ばたき 
せいいっぱい求愛ダンスをしています。

24時間放し飼いの鶏さんたち

生命をせいいっぱい輝かせてる
「生き物」だからこそ!

鶏さんたちは、たとえ人間の都合でも
卵を産む機械ではありません!

だからこそ
ケージや鶏舎に閉じ込めません!

アニマルライツセンターの調査によると
https://arcj.org/issues/animal-welfare/1percent-cage-free/

日本におけるケージ飼育の鶏は98.89%
残りの1.11%がケージフリーだそうです。

ケージフリーとはケージからの解放
すなわち平飼いと放し飼いですが
そのほとんどは鶏舎の中で飼育する
平飼いがほとんどなのです。

放し飼いの割合は0.1%以下!

円グラフの青い部分見えますか?
ほとんど見えないと思います。

農水省の統計によると
令和5年2月における全国の飼育戸数
(養鶏を営んでいる戸数)1,690戸

放し飼いは、その中のわずか0.1%!
たったそれだけしか存在しません!
なぜなら広大な土地を必要とするからです。

https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/tiku_toukei/r5/

ケージや鶏舎に閉じ込めないという試みは
これまでの近代養鶏(生命を無視)に対し
ささやかな「理想」を投げかけています。

しかしそんな私たちの理想が、
思いっきり困難な道のり
挑戦であることも事実です。

そんな放し飼いの環境の中で
の~んびり 放し飼いの放任主義で
育った鶏さんたちのたまご

それが「しゅりたま」なのです。

この機会にぜひお召し上がり下さい!



2002年 電気もガスも水道もない・・・
あるのは 鍬と鎌 斧と鉈。
あるのはただ「夢」をもって、

地域に貢献したい!

そんな想いで高知県三原村の消滅集落
セキゼ地区に移住して
開墾生活からスタートしました。

消滅集落 三原村セキゼ地区 ここにはかつて
16軒の家があったそうですが
その痕跡すら残っていませんでした。
 

荒れ果てた土地 
斧と鎌とナタを持って 開拓を始めました。


何か月もかけて 少しずつ開拓していきました。


自分たちで建てた「開拓小屋」 
ここを拠点にさらに広げていきました。



少しずつ少しずつ 鶏舎を建てていきました。

なけなしのお金 
あるのは「夢」と「希望」と「気力・根性」

廃材から開拓小屋を作りはじめ、
川を泳いで渡り、山に登って水源を探し、
その水源から水を引き 鶏さんを飼い始め、

本当に少しずつ 少しずつ・・・
ゼロから「かたち」にしていきました。

鶏舎から出入り自由 
いつでも放し飼いで飼育していました。


開拓当時の私たち

わが子に食べさせたいものを生産し、
お客様に提供する

基本理念として、農場しゅりの里を開設。

21,000㎡の広大な草地に
鶏さんたちを、24時間放し飼い

飼料も農場半径100㎞以内の原材料を
85%以上使用して、

毎朝、鶏さんたちのご機嫌や体調を
見ながら栄養計算を行って、飼料を配合して
鶏さんたちに与えてきました。

おかげさまで、「しゅりたま」は
たくさんのご要望をいただきまして、

さあこれから!って時に襲った悪夢・・・
愛すべき・畏怖すべき大自然のいたずら。

野生動物に、鶏さんたちが食べられ全滅
たび重なる台風で鶏舎の屋根が吹き飛び壊滅


農場の閉園・廃業 
すべてを失いました

順調だった経営も、
一瞬にしてどん底に突き落とされ、

2019年1月31日、農場開設してから17年
「農場の閉園・廃業」という
最悪の結果を招いてしまいました。

すべてを失いました・・・。
絶望し悲嘆にくれてばかりいました。

お客さまたちが立ち上げて下さった
Facebookの支援ページ

しかしながら、
そんなときに救って下さったのが、
みなさんであり、励まされ 
そして 支えていただきました。

私にとりましてみなさんは、
かけがえのない「人という財産」です!

ただただ ただただ ありがとうございます。

あれから5年という歳月がたちました。
5年という歳月と、
みなさんからの励ましによって、

私はもう一度 
ふたたび あらたな荒れ地を開拓して、
農場を復活させることを決心しました。

現在の私

もう一度 農場を再開したい!

でも・・・
元の農場は、すべて取り壊され
あとかたもありません!

再び 開墾生活からやり直す決意です!
そのチャンスをみなさんから頂きたいのです!

そこでみなさんに
さらに進化した
究極の放し飼い養鶏の計画を
ご説明申し上げるとともに、
みなさんからのご支援を賜りたいと思います。

よろしくお願いします。



日本初の森林放し飼い養鶏場を作る!

「鶏さんたちが元々生息した場所に帰そう!」
という発想から生まれた、

あらたな森林での放し飼い養鶏方法です。

鶏の祖先、セキショクヤケイは、
キジ目キジ科に分類される鳥類の一種です。

セキショクヤケイ wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%AF%E3%83%A4%E3%82%B1%E3%82%A4

中国南部・フィリピン・マレーシア・タイなど
東南アジア熱帯の密林地域に生息しています。

ジャングルの中で生息していたということは
森林の中でこそ最高の生活環境下なのです。

以下 方法についてご説明します。

(1)過疎地の放棄地や放棄林を活用!

近年、日本の農村部は高齢過疎化によって、

耕作放棄地や管理放棄林が増加しています。

管理放棄林 朽ちた木がそのままになってます

森林は私たちが暮らす都市や農山村を
包み込むように広がり、
樹木は大地にしっかりと根を張って、
洪水や山くずれ等の災害から
国土を守ってきました。

きれいな空気や水を生み出し、
清らかな最上川や豊かな海を育んできました。

しかし、過疎化による農地や山の放棄により
荒廃が静かに進んでいます。

耕作放棄された畑
もはや林になっています

間伐など手入れを放棄された人工林では、
林内が暗くなって下草や低木が育たないため、
地表の裸地化が進み、
土壌が流出する危険が高まります。

また、間伐が行われないと
森林が混み合って木がモヤシ状になり
雪害や病虫害を受けやすくなるばかりでなく
水源や国土を保全する働きが弱くなります。

私たちは、高齢過疎地域に多い
放棄地や放棄林を有効活用するため
開墾を始めて、農場復活の第一歩とします。

こういった土地こそ
日本初の森の中の放し飼い養鶏場

鶏さんたちのパラダイスが作れるのです!

森の中で 自由にのびのび

(2)適度な間伐・除伐・開墾

樹木の細根には、
網のように土壌層をつなぎ止め、
基岩層の亀裂まで入り込み、
土壌層と基岩層の境を固定する機能があり

これが、地盤の浸食や崩壊を
防ぐ役割を果たしています。

そのため、適度な間伐・除伐を行ないながら、
開墾作業を進めていきながら
下草刈りにおいては、
放し飼いにされている鶏さんたちが
一生懸命に地面をかいて食べてくれることで
大活躍してくれます。

鶏さんたちの旺盛な食欲と好奇心を利用して
開拓作業に参加してもらいます


 

開墾した土地には計画的に
桑の木・クヌギ・ニセアカシア・果樹のほか
有用樹木を植えていきます。
周囲に生垣の効果もあるアケビを植えます。

初期段階においては
鶏の飼料となるべきものを優先していきます。

桑の木には蚕
クヌギの木は、シイタケ栽培のほか
天蚕なども導入して

生糸の生産もおこなうとともに
繭のなかのさなぎは、
貴重なたんぱく質飼料して利用します。

間伐・剪定した木材は、
チップにして土壌還元と同時に
鶏舎・屋根付き放飼場への
貴重な敷料として有効利用します。

鶏舎・屋根付き放飼場から
鶏糞チップを森林・各圃場エリアへ搬出し
栄養分豊かな肥料として活用していきます。

木材チップ

同時に、木材チップを発酵させて
発酵飼料としても使用します。

農場に区画を設けて
定期的にローテーションを行ないながら
鶏さんたちが草刈り・圃場の整理を行います。

冬季の伝染病流行期・荒天時において
放飼は、屋根付き放飼場でのみとします。

(注釈)
EU諸国では、ケージ飼育が禁止され
平飼い飼育もしくは放し飼い飼育が進む中
放し飼い飼育下の屋根付き放飼場は
義務づけられています。

野生動物侵入防止のための電気柵

また、過去の教訓を活かして
鶏さんたちが野生動物に
襲われるのを防ぐため

鶏舎周囲には侵入防止電気柵シートを
森の周囲には侵入防止フェンスを設置して
絶対に鶏さんたちを守ります

(3)飼料について
(SDGsの開発目標2・12)

農場の基本理念は
わが子に食べさせたいものを生産し、
お客様に提供すること

その姿勢は、まったく変わっておりません!

半径100㎞以内飼料について
高知新聞朝刊 2014年7月8日

目指す目標は、
飼料原材料は四万十川半径100㎞以内!
その理由を2つあげます。

①食糧危機と飢餓
(SDGs開発目標 2・12)

世界には、飢餓で苦しむ人がたくさんいます。

WFPの発表によると
およそ7億9,500万人(9人に1人)が
十分な食糧を得られていません!

一方、途上国で消費するべき穀物を、
家畜に与えられている事をご存じでしょうか?

2022年に世界で生産された
25億トンの穀物のうち
主食などの食用として消費されたのは43%。

37%が家畜や養殖魚の飼料として

20%が食べ物に添加される加工澱粉や甘味料
そして石油に代わるエネルギーの一つである
バイオ燃料として消費されているのです。

特に日本では飼料穀物を需要に見合うだけの
生産をする事が出来ないため
ほとんどの穀物を海外から輸入しています。

②輸送の際に排出されるCO2
(海外からの輸入がほとんど)

CO2排出量を見ていく上で重要なのが
ライフサイクルCO2という考え方です。

CO2は工場などで排出されているだけではなく

原材料の輸送などにも排出されます。

農場から半径100㎞以内の飼料原材料を
利用することにより
ライフサイクルCO2の削減に貢献出来きます。

(4)鶏の飼養面積について

アニマルウェルフェアの「5つの自由」 

「立つ」「寝る」「向きを変える」
「身づくろいする」「手足を伸ばす」

EU諸国での飼養密度基準は
1㎡当たり9羽を超えてはいけません!

日中のほとんどをお外で暮らす鶏さんたち


私たちの農場での鶏舎内における飼養面積は、
6.73羽/㎡でした。
(あくまで鶏舎内の面積のみ、お外は計算外)

適正羽数と飼養面積における成績試験を
継続して行ってきました。

適正羽数と飼養面積試験データ

結果、6.73羽/㎡と比較して3.37羽/㎡が
圧倒的に生存率・産卵率が上回りました。

特に、生涯の生存率が上回ったことにより
卵の生産総量が28.57%も上回った試験結果に、
私たちは確信しました。

やはり鶏さんたちは、
のんびりと広い空間で生活したいと‼

ということで、今回の計画において
鶏舎内飼養羽数は、3羽/㎡以下とし
24時間オールシーズン対応・全天候対応の
出入り自由な屋根付き放飼場を設けて
1羽/㎡以下とします。

理想的な飼養面積と適正羽数

さらに、そこから
森林へ自由に出入りできる
そんな環境を作り上げていきます。

そうなれば、1羽が∞の自由を得たも同然!

まさに鶏さんたちのパラダイスなのです。

農場全体イメージ

(5) 終生飼育について

試験・研究の継続と実践
一般的な養鶏場でに飼育されている鶏は
1~2年で「廃鶏」として処分されます。

なぜなら
2年以上飼わない理由は、卵質が非常に悪化し
商品率が低下、産卵率が低下するため
経営的にむずかしくなるためです。

この問題を解決するのに、一般的な養鶏場では
「強制換羽」という方法で
一定期間絶食期間も設けます。

そこで鶏さんたちは大量に苦しみます。
死に至ります。(餓死)

かつて私たちは、絶食は一切行わず
特別なエサを一定期間与えることで
「換羽誘導」「計画休産」に導き
鶏さんたちの体質改善を行なうことで

2〜3年め以降も飼育出来れば
長期経営期間が延長され
終生飼育に近づくのではということで
ずっと試験研究を続けてきました。

これが可能になれば、
飼料価格高騰に悩む一般養鶏場でも利用でき
ひな購入コストを下げられ業界へも
大きなメリットとして波及するでしょう!

しかしその前に農場は終わりを迎えました。

本計画においても、もちろん
終生飼育にむけての試験研究を続けます。

また、鶏さんの寿命は5〜15年
産卵を行なわなくなった鶏さんたちが
余生を過ごせる場所を設ける必要もあります。

鶏さんたちのパラダイスづくり
これこそが、私たちの最終目標です。

動物愛護家のみなさんと連携して
鶏さんの里親制度を設けたり
卵を産まなくなった鶏さんたちの
余生を過ごしていける場所づくりなど
あらたな環境づくりを進めていければいいな!

そう考えています。

(6)オスヒヨコ殺処分について

現状 孵卵育雛場において、オスは
生まれてすぐに雌雄鑑別後、殺処分されます。

採卵鶏では、オスは不必要という考え方です。

私たちは少しでもオスを救えたら!ということで
ひなを注文する時に
メスの注文数の1割オスも注文してました。

かつての農場の大ボス 暴君・テツくん

実際たまごを生産するのに
オスのエサは余分なコストです。

しかしながら
オンドリさんの果たす役割は大きく
すばらしい有精卵となると同時に
放し飼い飼育において、
外敵からメス鶏さんを守ってくれる
非常に頼もしい存在になるのです。

本計画においてもオス鶏さんたちには、
農場を守ってもらいます!

(7)農場内からのCo2排出ゼロ

SDGsの開発目標7・13

気候変動の対策として
さまざまな作物とともに森を育てられるから
永続的に同じ場所で生産を続けられます。

若い成長中の樹木は
二酸化炭素をたくさん吸収するので
温暖化の抑制効果が大いに望めます。

場内においての電気についても、
ソーラーパネルなどの自家発電施設を設置し
生産のために必要な動力すべてからの
Co2排出ゼロを目指します。


SDGsの開発目標1・2・3・4・8・9・11・16


農業「Agriculture」とは、
agriのあとに、culture がくるように、
すなわち文化なのです。

人類が太古より培いながら継承してきた、
大切な文化なのです。

日本の農業は
今や深刻な高齢化の問題を抱えています。 

日本の農業人口は2009年のデータでは
289万人、確かに少ない数字ではありません。

しかしこの農業人口の6割が65歳以上であり
35歳未満の働き盛りはわずか5%という
現実と事業継承が非常に問題となっています。

そのためにも、モデルとなるべき農場
つくることが大切なのです。

モデル農場として機能するようになりますと
全国から就農研修生を受け入れはもちろん
協業・研究を希望する方・企業・大学との連携
海外へ積極的な普及活動なども行なうことで

決して私たち一代のみではない
脈々とした事業継承を果たしていくことこそが
大切な使命であると考えています。

それにより、日本においては
高齢過疎地域における人口流入はもちろん

雇用の創出や活性化を図ることで
地域に働きがいと経済成長を
住み続けられるまちづくりを


産業と技術革新の基盤を
海外においては、飢餓をなくし
貧困をなくし

すべての人に健康と福祉を
質の高い教育を
私たちのライフワークとして

平和と公正をすべての人に

そういう思いのもと
一歩一歩 歩んでいきたいと思います。

そうすることで
世界の温暖化問題はもちろん
よりよい人類の未来が
切り拓かれると信じています。

ご支援をよろしくお願いします。



(1)放し飼い養鶏にこだわる理由 
アニマルウェルフェア

なぜ 私が放し飼い養鶏にこだわるのか? 
きっかけをご紹介します。

南米パラグアイ時代

今から30年以上前
私は青年海外協力隊の養鶏隊員として
南米パラグアイへ派遣されました。

その派遣される前の研修として
大手の養鶏場にて体験した時のことです。

かなりオートメーション化されている養鶏場で
飼料給与・除ふん・集卵は全自動でした。

私はそこで、ワクチン摂取・消毒
薬剤投与・雌雄鑑別・ふ卵作業
駄鶏の処分・除ふん装置のワイヤー管理
死んだ鶏の取り出し・集卵作業
などを行っておりました。

アニマルライツセンターより引用

研修させていただいてる身でありながら・・・

「もしかして、ここの鶏は卵生産マシーン?」
「檻に3羽も、狭いだろうな?」 
「あんなに口を開けて、暑いんだろうな?」

鶏を卵を産む機械としか見てないような状況に
生命ある生き物として尊厳はないのだろうか?
深い疑問を抱きました。

アニマルライツセンターより引用

アニマル・ウェルフェアってご存じですか?

アニマルウェルフェアとは、
感受性を持つ生き物として
家畜に心を寄り添わせ

誕生から死を迎えるまでの間
ストレスをできる限り少なく
行動要求が満たされた
健康的な暮らしができる
飼育方法をめざす畜産のあり方です。

近代の集約養鶏は国民の食を支えてきました。

一方で、生産効率を重視した品種改良や
大量の濃厚飼料を与えた飼育管理などで
鶏さんたちに過度の負担を強いてきました。

生産性を重視する近代養鶏では
多くの濃厚飼料(輸入穀物など)を与え
行動を強く制限する施設で飼育しています。

こうすることで、安い卵やお肉を
大量に生産することを可能としてきました。

しかしその一方で鶏さんたちは
心身の健康と自然な行動を奪われています。

こうした暮らしを改善するため世界的に
アニマルウェルフェアが求められています。

シンプルなことですが
もっとも鶏さんらしく 過ごしてもらうこと。

せいいっぱい走り回り
せいいっぱい羽ばたき 
せいいっぱい求愛ダンスをしています。

生命をせいいっぱい輝かせてる
生き物だからこそ!

鶏さんたちはたとえ人間の都合でも
卵を産む機械ではありません!

だからこそ 放し飼い養鶏にこだわるのです。

(2)いままでの反省点と改善点

①これまでの放し飼いの問題点

放し飼いにもデメリットがあります。

ケージ飼いよりも環境負荷が多くかかります。
英国のニューカッスル大学の研究結果では
放し飼い養鶏場からの温室ガス排出量が
ケージ飼いより16%多いことが判明しました。

また、放し飼いには広大な土地が必要です。
鶏さんがあっという間に開拓してしまいます。

海外ではチキントラクターと呼ばれるくらい
草を食べ足で地面を掻いてしまうからです。

あっという間に丸裸です!

全面 どこでも放し飼いにしてたら
すべて 丸裸・・・。

地表は雨によって流され、
鶏糞などの過度な有機物を
河川など自然に流してしまいます。

その対策として、鶏舎周囲を4分割して
定期的にローテーションをおこない
鶏さんにいつもおいしい草が食べられるように

環境には、鶏糞などの有機物をもう一度植物に
吸収(肥料として)してもらって
還元してきましたが、やはり大雨時などの
土壌流出は防ぎきれませんでした。

放し飼いは広大な土地が必要です!

単一飼育環境下では
土が脆弱化して強風で飛ばされたり
豪雨によって流されたりしやすくなり

多様な生物環境が育たず
土中微生物の働きが活性・多様化することでの
土壌団粒化がすすみにくくなり、

牧草作物の生育が悪くなり、
家畜の寄生虫感染や食中毒起因菌の感染
といったリスクも増してきます。

野生動物によって食べられた原因の多くも、
こうした単一飼育環境下からの弊害
天敵の減少といって過言ではありません。

そこで、今回の計画では
森の中に養鶏場を作ることで、
多様な生物環境が育まれ
土中微生物の働きが活性・多様化することでの
土壌団粒化環境を育んでいきます。

夏季における温度管理

鶏さんの体温は約 41℃です。
もし、環境温度が 41℃
または それ以上になると
一般的に体熱の発散はおこなわれなくなり
それによって体温は上昇し
 結果として鶏は死に至ることになります。

地球温暖化の影響により
国内の夏季の平均気温が高くなってきており 

21世紀の終わり(2090~2099年)には
1.8℃~4.0℃上昇すると予測しています。

農林水産省は
アニマルウェルフェアへの取り組みを開始し
快適性に配慮した家畜の飼養を求めています。

アニマルウェルフェアの概念からも
暑熱対策が求められています。

スプリンクラーによる水の散布によって
気温を下げるようす

かつて、スプリンクラーを使って
気温を下げようとしましたが
水資源の浪費や、水不足の際の水源の枯渇など
限界がありました。

これからの気候変動下において夏季の酷暑は
これからいっそう避けられないもので
対策・飼養方法の変更が急務です。

そこで、今回の計画では
森林の中の養鶏場を作ることで
森の蒸散作用を利用した
天然クーラーとして活用することで
気候変動下においての酷暑対策を行います。

野生動物たちから鶏さんを守る!

放し飼い飼育を行うことの最大の課題です!

鶏さんたちの被害後に設置した電気柵

かつて私たちの農場は
野生動物たちによって鶏さんたちが
食べられて全滅 そして廃業という
憂き目に遭いました。

こんな失敗は絶対にしたくありません!

そこで、今回の計画では
鶏舎周囲には侵入防止電気柵シートを
森の周囲には侵入防止フェンスを設置して
絶対に鶏さんたちを守ります。

④台風の被害

高知県は、毎年多くの台風が通過します。
かつての農場では、毎年といっていいほど
台風によってさまざまな被害がありました。

台風によって屋根が飛ばされる

いったい何度、屋根が飛ばされたことか・・。
被害による修繕費用は莫大で、
雨に濡れた鶏さんたちは
低体温症によって
たくさんの命が奪われました。

廃業の決定打となった台風被害。
こんな失敗は絶対にしたくありません!

そこで、今回の計画では
森の中に養鶏場を作ることで、
防風林として有効活用し、
天然の防災施設としての機能があるのです。


これらの改善点をすべてクリアするため
プロジェクト立ち上げの背景となりました。



(1) 新たな農場の候補地の選定と交渉

豊富で清らかな水源がある場所であること
水源付近は針葉樹杉やヒノキの山でないこと
放し飼いができる広大な面積があること
人家から最低1キロ以上離れていること
鶏さんたちが生き生きと生活できる環境

(2) 農場周辺で自給可能な飼料の選定

農場半径100キロ以内で自給できる飼料原材料
利用するための栄養データの収集・作成

(3) 鶏舎を自作するため 必要な資材の選定 

(4) 野生動物を防ぐための対策方法の調査


胃甲安俊

 
 広島県福山市 
 NATURAL MARKET IKO 
 代表 
 


「理想の卵 」

僕が藤田さんに会いに行ったのが2015年 
鶏と藤田さんに会いに行くと言って、
やっと行けたのがその時でした。 

山の中での鶏達は見事なまでにきれいで
健康であることが一目で分かりました。 

様々なところの鶏を見てきた僕が、
ここの鶏が理想だと感じました。
環境と食べ物と水が申し分なく、
もちろんたまごも素晴らしい。
 
僕の知る限りでは、
藤田さんのたまごが日本で一番いい 
右に出る物はないと感じるたまごでした。
 
しかし、
その時も度重なる天災と闘っておられたが、
道半ばで止まらなければならないことになり、
藤田さんのたまごは手に入らなくなりました。
 
あれほどまでのたまごが手に入らないのは、
とても残念なことでしたが 、
藤田さんなら復活するのじゃないかと
心の奥底にはなにか確信めいた
そんな想いを持っていました。 

もちろん、僕らの知る由もない、
どん底の辛い思いをされただろう 。
そして藤田さんは、何年もの時間をかけて、
クラウドファンディングまでこぎつけてきた。

まだ、再びの理想に向けての
スタートラインのライン引きかもしれないが
藤田守が帰ってきた。
 
これでまたあの理想のたまごが帰ってくる。 
そして私たちが、
これは日本一のたまごですよと
お客様にお伝えする 。
私は、もうそれだけでワクワクが止まらない。 

全力で応援します!


田中秀典


香川県小豆島町
銀四郎麺業株式会社
総務部長・中小企業診断士

大阪府中小企業診断協会 
サステナブル経営/SDGs
研究会会員



「絶対に成功してほしい!」

私は藤田さんの
新しい挑戦を心から応援します!
 
鶏さんが幸せに暮らせる「しゅりの里」は
一度挫折をしてしまいましたが、
この度新しく「森の中の放し飼い養鶏場」
「しゅりの森」として
あらたに挑戦するとのこと。

利用されていない森林を活用して
鶏さんがもっと幸せに暮らせる場所を作り、

鶏さんにも地域にも地球にも優しい畜産は
今後の食料問題に目を向けると
絶対に成功してほしい事業です。

このような事業がビジネスとして
成り立つ社会になることを望みます。


小田清隆

愛媛県内子町
農林家 
元農業高校教員
愛媛大学
社会共創学部准教授 




「言葉だけの「SDGs」ではない」

藤田君との出会いは37年前に遡ります。
 
私が転勤した農業高校では2年生でした。 
当時から、身体はがっちり、
やり出したことは最後まで徹底する。
卒業後、大学へ進み、青年海外協力隊へ。

彼のバイタリティは私ら教員レベルを
あっという間に上回っていきました。

しばらくして、
彼が「しゅりの里」で
養鶏をやっていることを知る。 

順調に進んでいたはずだったが、
自然の中での放し飼い養鶏には
厳しい 現実が襲う。

野生動物の襲撃、度重なる台風の襲来。
閉園・廃業の選択 

普通の人間は、ここで完全に撤退する。 
そうじゃなく、立ち向かうのが彼である。 

鶏に最適な環境を目指し、
自然との共生を徹底的に追求する。 

言葉だけの「SDGs」ではなく、
これまでの経験・失敗から
学んだことを生かし、
理論だけでなく、実行しようとする。 

ここまでの究極の循環は見ることはない。 

人間も鶏も
自然の厳しさの中で育ったものは強い! 
安全でもある。

彼の人間としての強さに接し、 
究極の「しゅりの里の卵」を食べてほしい。 
「しゅりの里」の現場に行ってみてほしい。 
人生観が変わる・・・・・。
そう思います。



石川 靖

高知県香美市土佐山田町
(株)土佐山田

ショッピングセンター

代表取締役 



「卵かけご飯にはしゅりたま」

藤田さんのしゅりたまは、
長年当店のたまご売場の定番商品でした。

藤田さんの作る独自の配合飼料と
大自然の中で放し飼いで育った鶏の卵は
とても美味しく、
「卵かけご飯にはしゅりたま」と
おすすめしていました。
なので廃業された時はとても残念でした。
 
そんなしゅりたまが復活すると聞き、
とても楽しみにしています。 

台風や野生動物による被害は心配ですが、
藤田さんしか出来ないこの事業を
なんとか成功させて欲しいと思っています。 

まずは藤田さんのたまご食べて欲しいです。 
そしてまた当店のお客様に
しゅりたまを販売したいです。


笹島康仁


高知県高知市
ジャーナリスト
元高知新聞宿毛支局長




「全国の「里」を守ることにつながる」

藤田さん、しゅりの里と出会ったのが
新聞社の支局長時代です。

彼は唯一無二の卵を生産するだけでなく、
早くから地域の循環に目を向け、

地域の産業創出、
教育にも積極的に動いていて、


まさに「里を守る」活動を
続けてきていました。 

その後、獣害などの困難に出くわしながらも、
地域で粘り続ける藤田さんを
陰ながら応援してきました。 

藤田さんの実践力と経験、そして
そこから生み出される未来への構想は、

幡多地域のみならず、
全国の「里」を守ることに
つながると感じています。 

同じ高知・地域で頑張る仲間としても
リスペクト、応援しています!

矢野賢児


高知県高知市
元団体職員役員



私は卵が大好きです。 
子供の頃に自宅でニワトリを飼ってた関係で
餌で玉子の味が変わる事に気付き、
自分で餌を工夫し配合してた程です。 

そんな事もあり、美味いと評判の卵を食べても、
我が家でとれたこの時の味に勝てる味には
残念ながら出会う事はありませんでした。 

ところがです!

美味いと評判の卵がある事を知り
調べてみて本当に驚きました。 
卵の名は「しゅりたま」といい、
生産している場所が何と私の故郷であったからです。

美味い卵が食べたい一心で
私は故郷三原村にあるしゅりの里を訪れました。 

これが「しゅりたま」の生産者、
いや生みの親である藤田さんとの出会いでした。 

広大な大自然の中で放飼いにされてる鶏を見て、
食べる前に美味い卵である事を確信したのを覚えてます。 

鶏を自然な形で自由に行動させる、
そして何より餌に拘りを持つ、
その考え方に賛同せずにはいられませんでした。

「これはとんでもない玉子に出会えたかも、、、。」
実家に戻り早速試食です。 

先ず卵の殻からして全く違います。
期待は膨らみます。 

硬い殻を割り黄身を見た瞬間、
これまで見た事のない色とその盛り上がりに驚きました。 

子供の頃の経験から、
食べずして美味い事を確信した瞬間でした。 

味については期待以上で、
とにかく黄身の色同様に味が濃い上にコクがあり、
美味いの一言でした。 

味については人それぞれの感覚で
表現が難しいので分かり易く例えると、 
「1番シンプルな玉子かけご飯が、とびきりな一品の料理になった!!」 

そうして一回で「しゅりたまの」ファンになりました。 
実家に帰省する度に足を運び、
しゅりたまを大量に買い込んで帰ってました。

その内近所のスーパーでも扱う様になり、
我が家からしゅりたまの在庫切れはなくなり喜んでおりました。 

しかし、その喜びは残念ながら長くは続きませんでした。 
そうです?あの悪夢がしゅりの里を襲ったから。 
やっと巡りあえた最高の卵だったのに、
自然界ゆえに起きた現実。 

本当にやるせなかった、、、、、、。 

それから美味いと評判の卵を相当買ってみましたが、
全くの期待ハズレでした。 

もうあの味を味わう事は不可能だと
諦めて数年が経ったある日、
久しぶりに藤田さんの嬉しい投稿を目にしました。 

もう一度あの幻のたまごにチャレンジする! 
しかも、あのしゅりの里のあった直ぐ近くで。 

これは応援せずにはいられません。 

何故なら? あの「幻のたまご」をもう一度食べたいから。 
藤田さん、よろしくお願いします。




ご支援いただきましたみなさまにむけて
しゅりの開拓日記(Facebookにて)を
ほぼ毎日配信します!

日々の開拓の進行状況や
鶏さんたちの生育状況
日々の農園の暮らしのようすを配信します。

時には動画配信も!

お礼のお手紙をお届けする際に
QRコードとアドレス
を配布いたします。

(1)体験コース 

5,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご12個

10,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご24個
来場時たまごご飯サービス

15,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご36個
来場時たまごご飯サービス

20,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご48個
来場時たまごご飯サービス

25,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご60個
来場時たまごご飯サービス

30,000円のご支援
お礼の手紙・たまご拾い体験
おみやげのたまご72個
来場時たまごご飯サービス


※ヒナを導入してから育成を行ない
卵を産み始めるまでの期間があるため
一定期間お待ちいただくことを
どうかご了承下さい。


配達や作業などで、
農場に不在の場合もありますので
来場の際は下記にご連絡いただき
日時を決めてからお越しください。

shurirobe@gmail.com


(2)幻のしゅりたまコース 

梱包イメージと農場たより

5,000円のご支援
お礼の手紙・たまご12個
品質証明書・農場便りと共にお届けします

10,000円のご支援
お礼の手紙・毎月たまご12個×2か月
品質証明書・農場便りと共にお届けします

15,000円のご支援
お礼の手紙・毎月たまご12個×3か月
品質証明書・農場便りと共にお届けします

20,000円のご支援
お礼の手紙・毎月たまご12個×4か月
品質証明書・農場便りと共にお届けします

25,000円のご支援
お礼の手紙・毎月たまご12個×5か月
品質証明書・農場便りと共にお届けします

30,000円のご支援
お礼の手紙・毎月たまご12個×6か月
品質証明書・農場便りと共にお届けします

※ヒナを導入してから育成を行ない
卵を産み始めるまでの期間があるため
一定期間お待ちいただくことを
どうかご了承下さい。


放し飼い有精卵(生食用) 
賞味期限 ラベルに記載 
保存方法 10℃以下で保存 
期限後は十分加熱調理して下さい 

上記記載および販売について、
高知県幡多福祉保健所にて
2024年1月23日確認済み

品質保持・安全にお届けするため 
T&Nネットサービス(株) 
安心堂の配送システムを利用します
https://anshindo-d.com/


(3)木製ネームプレートコース

木製ネームプレート5,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご12個

10,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご24個

15,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご36個

20,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご48個

25,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご60個

30,000円のご支援
お礼の手紙
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)
来場時たまご拾い体験
おみやげのたまご72個

※ヒナを導入してから育成を行ない
卵を産み始めるまでの期間があるため
一定期間お待ちいただくことを
どうかご了承下さい。


※ご支援時、必ず備考欄に掲載を希望する
お名前をご記入ください

※配達や作業などで、
農場に不在の場合もありますので
来場の際は下記にご連絡いただき
日時を決めてからお越しください。

shurirobe@gmail.com


(4)スポンサーコース

HP掲載イメージと木製プレート

100,000円のご支援
お礼の手紙・HPにお名前/会社名を半年間掲載
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)

300,000円のご支援
お礼の手紙・HPにお名前/会社名を3年間掲載
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)

500,000円のご支援
お礼の手紙・HPにお名前/会社名を10年間掲載
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)

1,000,000円のご支援
お礼の手紙・HPにお名前/会社名を永続掲載
農場に木製ネームプレート
(農場存続する限り)

※ご支援時、必ず備考欄に掲載を希望する
お名前をご記入ください


4月末  クラウドファンディング終了
6月   物件の契約完了 開拓開始
7月     鶏舎・施設建設開始
11月  鶏さんのひなを導入
1月末 鶏さん卵を産み始める
2月     返礼品の発送開始



今回の計画に必要な年間計画予算として

鶏舎建設費:約500万円
侵入防止工事費:約200万円
人件費:約230万円
ひな代:約120万円
飼料代:約250万円
土地賃借料:75万円
包装資材費:20万円
光熱費:約6万円
通信費:約6万円
手数料(17%+税):約18万円

合計 約1,305万円

今回みなさんからいただきましたご支援は
鶏さんのひなを導入して
たまごを産み始めるまでの
必要な資金の一部に利用させていただきます。


今回の再出発に際し
たくさんの励ましのお言葉を
みなさんからいただきました‼


みなさんからのお声はまさに 天の声って言うのでしょうか?

これからの再挑戦と、これからの未来に
成し遂げる展望がわき上がるのを感じました。

この場を借りまして深く御礼申し上げます。

企業さまからのご協力やご支援はもちろん
たくさんの方々に、この計画を読んでいただき
ご賛同・ご協力いただければ幸いです。

人は宝 人は何よりの財産です。

みなさんのご支援で夢をかなえさせて下さい!

よろしくお願いします。

三木健正












有限会社 与力 代表取締役 
宿毛市議会議員

 
谷井正樹

エフアンドエフシステム(株)専務取締役
T&Nネットサービス(株)代表取締役  

松田高政

(株)こうち暮らしの楽校 代表取締役
高知大学 土佐FBC特任講師
国家検定
「食の6次産業化プロデューサー」
レベル6(最高位)認定支援者

今回のプロジェクトは、
上記の3名と私 藤田守が
しゅりたま復活実行委員会を発足

企画・計画立案を行ってまいりました。

たくさんのみなさんからご支援をいただき、
返礼品を一つ一つ確実に
ていねいにお送りして

みなさんに心から喜んでいただけるように
みなさんに心から満足していただけるように
みなさんに心から応援していただけるように

誠心誠意努めてまいります。




最新の活動報告

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  • みなさん おはようございます。凛とした空気 そして今日は久しぶりに雨が降っています。病院で処方された薬の副作用からなのか?まるで自分の体じゃないみたい・・・思うようにいかない体調・・・いやむしろ 飲まない方が良いのかも?なんて考えながら開拓・農場整備の遅れや今後のタイムスケジュールの組み直し限られた資金でどのように工面していくか?など気持ちだけが先走り・・・焦りまくる日々・・・。開拓の現場復帰の夢を見続けて農場の復活の夢を見続けて最終的に出た結論「五体満足・健康第一!」ってことです。ここしばらく、考えることを一切やめて。今の体調の原因を見つめ直して日々の数値データをしっかりとって通院して、薬の副作用にもしっかり相談しながら日々過ごした結果運動もして、食生活の管理をして体重もマイナス5キロ血圧も131/75にまで落とせました。血糖値・肝臓・腎臓の数値は目標値まで、あとわずかです。お医者さんも驚いていましたよまだまだ投薬のお世話にならないといけませんが、おかげさまで体調も良くなりましたよ!20歳代の壮健さは無理としてもしっかりと管理をしていけば最低でも15歳は若返ることが可能ですね♪ご支援・応援頂いてるみなさんには大変ご心配・ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、12月 開拓現場に復帰いたします。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。 もっと見る

  • みなさん おはようございます。とても過ごしやすい季節ですね♪四国霊場88箇所巡礼の歩き遍路の方々をたくさん目にするようになりました。最近多く見かけるのが、外国人のお遍路さんここ三原村では、約半数の方が外国人といっていいでしょう。開拓小屋の目の前は、第39番札所 延光寺までの遍路道土佐清水市下ノ加江から約20キロ近く給水する自動販売機すらありません!そのため、開拓小屋は、お遍路さんたちの休憩所として開放しています。お越しになられては、納札を置いていって下さいます。大変ありがたいことです!外国人の方の中には、とてもな上手な日本語で書かれていく方も!  道中お気をつけて進まれますように!そして無事に結願されますことを心から願っております。土佐清水市下ノ加江〜延光寺までの遍路道 県道21号線三原村に入って2km先急に道が広くなってすぐ右側に看板があります。給水 雨宿り 休憩などにお気軽にご利用下さい。 もっと見る

  • みなさん おはようございます。つめた~い雨が降る季節になりました。写真は31年前、南米パラグアイの奥地鶏さんもたまごを産み始めて生活もずいぶん改善されたころの写真です。 やはりつめた~い雨の降る時期でした。電気も水もなく・・・つらく厳しかった開拓生活・・・。井戸を掘り、竹を切り木を伐って鶏舎を建てて・・・当時雨が降ると、口を大きく開けてのどを潤し、パンツ1枚になって天然シャワー♪ジャングルでの開拓作業においてこれほど幸せを感じることはありませんでした。生きてるぞ~って実感しました。天から降ってくる雨の滴一粒一粒が肉体に触れるたびにガンバレ! 強く生きるんだ!って励ましてくれました。ゼロ 何もない状態から、時間という概念によって少しずつ少しずつ歳月を経て、ふと気が付いた時かたちが出来上がっていっていた。う~ん 思い起こせば22年前のセキゼ開拓地も同じだ!現在の開拓地にて、つめた~い雨が降ってます。やはりあの頃と同じように天から降ってくる雨の滴一粒一粒が肉体に触れるたびにガンバレ! 強く生きるんだ!って励ましてくれています。まさしく 天に感謝デスネ! もっと見る

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