予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500

198%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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みなさん、おはようございます!気象庁から、九州北部、中国、近畿地方の梅雨明けが発表されましたね。平年より11日も早い梅雨明け。各地で急激に気温が上昇し、息苦しいほどの猛暑日を記録するなど、いよいよ本格的で過酷な夏のはじまりです。農園では今、突然水が止まってしまうなど、大自然相手ゆえのトラブルに次々と見舞われています。それでも立ち止まっている暇はなく泥だらけになりながら、一つひとつ問題をクリアし、なんとか前に進み続ける毎日です。たまごの品質改善が日々着実に進んでいる中・・・この本格的な猛暑を迎える前に、私にはどうしてもやっておかなければならないことがありました。それは、水源の深い山へ入り、山の神さまと先人たちにお会いすること。これまでも、奇跡的に水のありかを探し当てたときや、あの心が折れそうになった2kmにも及ぶ配管工事の際……山の神さまと先人の方々には、本当に数え切れないほど助けられ、見守っていただきました。だからこそ今回も、すがるような思いで山へ向かったのです。「どうか、うちの子どもたちをお守りください」そんな切実な祈りを胸に抱きながら・・・。理由はただ一つ。これから迎える殺人的な暑さの中で、「もし水源の水が止まってしまったら……」という恐怖で、居ても立っても居られなかったからです。ましてや、このあいだの大雨と台風。水源にどれだけの土砂が入り込んでいるか、想像するだけで胸が締め付けられるほど不安でした。一度出荷が始まってしまえば、半日は作業に追われその後は近隣へ飼料の原材料を集めに走るなど、農園を留守にする時間がどうしても増えてしまいます。私の体は、一つしかありません。日々の品質改善や出荷に向けた準備で、ただでさえギリギリの状況です。けれど、私にとってはいつだって「子どもたちの生命が最優先」なのです。出荷を心待ちにしてくださっているみなさん、本当にスミマセン。どうか、この不器用な親心をご理解いただければ幸いです……。私が留守の間も、うちの可愛い子どもたちが安心して過ごせるように。冷たくておいしい「鎮守の雫」を、いつでもたっぷり飲ませてあげられるように。過酷な夏が牙をむく前に、どうしても水源の不安だけは取り除いておきたかったのです。まずはいつものように、アイサイ橋のたもとで山の神さまと先人のみなさんに静かに手を合わせ、ごあいさつをしてから山へ入りました。そして水源に到着するや否や……思わず、深~いため息がこぼれました。でも同時に、「あぁ、今日ここへ来て本当によかった!!」と、心底安堵したのです。もの凄い量の土砂取水槽はもちろん、「六根清浄の湧水」「奇跡の湧水」、そして「鎮守の雫」に至るまで。ありとあらゆる場所に、想像を絶するようなものすごい量の土砂が溜まっていました。それを見た瞬間、ハッと悟りました。かつての先人たちは、大雨が降るたびにこうして険しい山へ入り、泥まみれになりながら、幾度となくメンテナンスを繰り返してこられたのだと。そうやって、この珠玉のように美しい水源を、何世代にもわたって命懸けで守り抜いてきてくださったのだと。ざっと計算して、1か所あたり1トン以上の土砂を撤去する大作業。総量にして、なんと4トン……!「たった一人で、それは大変だったでしょう?」と思われるかもしれません。でも、実はそうでもなかったのです(開拓者からすれば、ですが!笑)。なぜなら、山が豊かに蓄えてくれたもの凄い量の水が、私に力を貸してくれたから。その圧倒的な水の勢いに乗せることで、驚くほどスムーズに重い土砂を押し流すことができたのです。ここでもまた、目に見えない大きな力に背中を押されているような、不思議で温かい感覚に包まれました。そのおかげで今、今までに記録したことがないほどの、豊かで透き通った美しい水が農園へと注ぎ込んでいます!これでこの夏も、子どもたちの「生命」を潤すおいしい「生命の水」を、たっぷり飲ませてあげられます。山の神さま、そしてこの尊い水源を現代まで紡いできてくれた先人の方々に、今はただただ、深い感謝の気持ちでいっぱいです。これからさらに厳しい暑さが続きますが、みなさんもどうかお体に気をつけてお過ごしくださいね。私も、この豊かな水とともに、力強く元気に夏を乗り切ります!初出荷まで、あともう少し。どうか温かく見守り、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください。


みなさん、おはようございます!毎日、断水などの思わぬアクシデントへの対応や、初出荷に向けての更なる品質向上を目指して、バタバタと駆け回る日々が続いています。でも、「これだけは絶対に欠かせない!」という大切な日課があります。それは「卵の品質検査」。現在の状況を包み隠さず正直にご報告すると……卵黄のばらつきは、現在「5.5%」という数値になっています。パッと見てびっくりするような色の違いはなくなってきたものの、私としては、まだ少しのばらつきが残っていると感じています。毎日少しずつ、確実によくなってはいますが、「初出荷」の時までには、これを「3%以下」にしたい。そして私の最終目標は、「1%以下」という極めて高い精度まで持っていくことです。まだまだ改善の余地はあります。でも、こればかりは焦っても仕方がありません。子どもたち(鶏たち)の成長に合わせて、「時間」がしっかりと解決してくれると信じて、じっくり向き合っています。さて、今日みなさんに一番お伝えしたかったのは、この過程で起きた「うれしい誤算」についてなんです!!子どもたちの健康を第一に考え、毎日ごはんに改良や微調整をくわえる日々……。実は最近、ごはんの中に「醤油粕」を使った「新発酵飼料」を取り入れました。すると、なんと!卵黄の色が、ハッとするほど鮮やかで美しくなったんです!これを聞くと、「へえ、醤油粕の茶色が黄身に色移りしたの?」と思われるかもしれませんね。実は私もそう思いました(笑)詳しく調べてみますと・・・ここには、とても面白くて自然なメカニズムが働いていました。理由は大きく3つあります。理由その1:お腹の調子が絶好調に!醤油粕に含まれる乳酸菌や酵母のおかげで、子どもたちの腸内環境がバッチリ整いました!その結果、主食のごはんやサラダなどに含まれる「大自然の色素」を、今まで以上にぐんぐん吸収できるようになったんです。理由その2:大豆の「良質な油」が運んでくれる!卵黄の色素は、油に溶けやすい性質を持っています。醤油粕に残っている大豆由来の良質な油分が、ごはんの色素をしっかり溶かし出し、スムーズに黄身へと届けてくれました。理由その3:お醤油ならではの「深み」成分お醤油のあの美味しそうな深い色(熟成成分)がほんのり移行することで、黄身の黄色に、なんとも言えない深みやオレンジ色に近い赤みが加わったんです。よくスーパーなどで「黄身の色が濃い=栄養価が高い」と思われがちですが、科学的には、色の濃さと基本的な栄養価はまったく関係ありません。「えっ、そうだったの!?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。でも!!今回のこの色鮮やかな卵黄は、ただ色が濃いだけではないんです。「子どもたちの腸内環境が整い、元気に健康に育っている証(バロメーター)」なのです。その一番の証拠に……毎日子どもたちを抱っこして匂いを嗅いでみるのですが、「お布団を干した時の、あのホッとするようないい匂い」がするんです!腸内環境が本当に健康だからこそ、嫌な匂いがまったくしません。まさに、子どもたちファースト!!うちの“はちきん娘”たちが、スーパーサイヤ人ならぬ、「スーパーはちきん娘」へと進化した瞬間かもしれません(笑)健康な腸でしっかり栄養を吸収してくれた「結果」としてのこの美しい色。卵黄の色は、たまたま付いただけにすぎません。でも、それ以上に驚き、嬉しかったのが「味の変化」です!醤油粕に含まれる「うまみ成分」が、たまごの味にしっかりと乗ってきました。さらに、ごはんのベースとして使っている「土佐清水の宗田鰹」のうまみと合わさって、見事な「ダブルのうまみ」が実現したんです!う~ん、これこそが私がずっと求め続けていたもの。健康な「スーパーはちきん娘」が産んでくれるたまごは、とうぜんながら「医食同源」。これぞまさしく、「わが子(私の娘)に安心して食べさせたいもの」です。そんなたまごを、応援してくださるみなさんにお届けできる日が近づいている!まさに生産者冥利に尽きるというものです。目標とする最高の品質まで、あともう少し。子どもたちと一緒に着実に、丁寧に歩んでいきますので、どうか引き続きの応援を、よろしくお願いいたします!今日も一日、頑張ってきます!


みなさんおはようございます!先日、四万十市の保健所へ「鶏卵販売業」の届け出申請に行ってきました。いよいよ,卵をお届けするための大切な一歩を踏み出し、晴れやかな気持ちで農園に帰ってきたのですが……。なんと、農園の要である水が、ふたたび止まろうとしていたのです。水場を確認すると、溢れんばかりに水が出ています。しかし・・・鶏舎に行ってみると・・・今にも水が止まろうとしていました!!!農園での毎日は、本当にトライ&エラーの繰り返しです。生命線とも言える「鶏舎の水」が止まるトラブルついこの間、「ろ過器にゴミが溜まって詰まったのだろう」と想定し、高圧洗浄機を引っ張り出して徹底的に掃除をしたばかりでした。綺麗になったからこれで安心!……と思ったのも束の間。やはり、突然ピタッと止まってしまうというハプニングが起きてしまったのです。今はまだ梅雨時で気温もそこまで高くないから良いものの、これが猛暑の真夏に起きたら、子どもたち(鶏)にとってはまさに「死活問題」です。今回のように、私が農園を留守にしているときに水が止まってしまったら……。そう想像するだけで、本当にゾッとしました。言葉を持たないこの子どもたちの生命を守ってやれるのは、私しかいません。「これは表面的な汚れなんかじゃない。絶対に「根本的な問題を解決しなければ」と、必死で原因を探りました。水場の水が勢いよく出ているということは、水源からの配管は問題なし。貯水沈殿タンクも問題なし。つまり原因は、ろ過タンクの取水口から、鶏舎へと続く配管にあるとしか考えられません!水源である「鎮守の雫」から農園までに及ぶ2㎞の配管。これまでもGPSを用いて、正確な高低差を測りながら慎重にパイプを繋いできました。このルートももちろん計算し、良かれと思って山の「いにしえの道」に沿って這わせたつもりだったのですが……。どうやら大自然を相手にする現場では、デジタルの数値だけでは測りきれないものがあったようです。データ上で高低差をつけても、実質的な水圧を生み出すには足りず、水が途中で力尽きてしまっていたのでした。GPSの数値に頼るあまり、大切なことを見落としていました。大自然の中では、何よりもまず、とにかく現場を「観察」すること。木の生え方や、わずかな地形の起伏。その土地の自然が語りかけてくるサインから、本来の「水の流れ」を想像し、大自然の理に沿わせなければいけないのだと痛感しました。そこで、自らの目でしっかりと山を観察し、少しでも確実な高低差をつけるため、ツルハシを片手に鶏舎までの配管をゼロからやり直す決意をしました!以前這わせた「いにしえの道」は、障害物が少なく、作業自体はとても引きやすいルートでした。しかし、今回しっかりと自然の地形を読み解き、水が生き生きと流れる高低差を出そうとすると、新しいルートは完全な「道なき道」。行く手を阻む木々や切り株を避け、生い茂る草をかき分けながらの過酷な区間を這わせる必要がありました。泥だらけになりながらの作業でしたが、待っている子どもたちの顔を思い浮かべながら夢中で手を動かし続け……。辺りが薄暗くなるころ。なんとか無事に新しい配管を完了させることが出来ました!勢いよく水が流れるのを見て、ようやくホッと一息。ふと見ると、子どもたちが水を求めて、必死に飲んでいます・・・「ごめんな・・・」思わず、声がこぼれました。待たせてしまった申し訳なさと、力強く生命の水を飲む姿への安堵。胸がギュッと締め付けられる思いでした。これまでの長い長い開拓生活。いつだって、どんな時だって、一度でうまくいったことなんて滅多にありません(苦笑)失敗から学び、学びから改良を行い、そしてうまくいく。きっと今回もそうです。とはいえ油断は禁物なので、本当にこれで止まらないか、しばらくはしっかり様子を見守り、改良を重ねたいと思います。これからも子どもたちが元気で快適に過ごせるようにしっかり気を配り、一人の生産者・開拓者として出来ることは全部やっていきます!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください。


みなさん、おはようございます!昨日は、「しゅりたま」をみなさんの食卓へお届けするための大切な一歩を踏み出してきました。幡多福祉保健所へ、「鶏卵販売業」の営業届出に行ってきたんです!実は、以前の農場を失った際、当時の営業届出は「廃止」という扱いになっていました。そのため、今回は単なる手続きの再開や更新ではなく、「新規」として一から書類を出し直さなければなりません。文字通りの、ゼロからの再出発です。だからこそ、ただ「美味しい」と言っていただくだけでは不十分。絶対に失敗できない、そして何より、心から安心できるものを確実にお届けしたいという強い思いがありました。そのため、本格的に動き出すずっと前から窓口へ足を運び、販売に必要な新規の手続きや、たまごのラベルにどんなことを記載すべきなのか、担当の方と事前にしっかりと相談を重ねていたんです。大切なご家族が口にするものだからこそ、賞味期限や保存方法など、誰が手にとっても心から安心できるルールを、まずは私自身が完璧に理解しておきたかったからです。その事前の準備が実を結び、今回の「新規申請」はとてもスムーズに進みました。滞りなく手続きを終えられた瞬間は、これまでの苦難の道のりを思い出し、思わずホッと胸をなでおろしました。毎日、自然豊かな森の中で、はちきん娘たちと泥だらけになりながら向き合う時間。それは私にとって、とても幸せで、なによりも大切な日々です。でも、それと同じくらい、こうした「見えない裏側の決まり事」を一つひとつ実直にクリアしていくことも、生産者としての大きな責任なのだと痛感しています。たまごのパックに貼られる、小さな小さなラベル。そこには、「名称」や「賞味期限」、「保存方法」から、「生で食べる時の注意点」まで、絶対にお伝えしなければならない情報がギュッと詰まっています。もし万が一、この記載を少しでも怠れば、ルール違反になるだけでなく、なによりも「しゅりたま」を楽しみにしてくださるみなさんの「安全」と「安心」を脅かしてしまうことになりかねません。だからこそ、このラベルはただの「義務」ではなく、私からみなさんへの「絶対の約束」であり、「お手紙」のようなものだと思っています。前の農場を失ったあの日から、森での泥臭い開拓作業も、保健所での厳格な手続きも、すべては繋がっています。この小さなラベルに恥じないよう、これからも誠実に、生命ある恵みをお届けする責任と向き合っていきます。改めて、身が引き締まる思いです!こだわりの「しゅりたま」が、みなさんの食卓で笑顔を作る日まで、あともう少し。いよいよ形になっていく実感にワクワクしながら、これからも一つひとつの工程を大切に進んでいきます。どうか引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしくださいね。


みなさん、おはようございます!1日でも早く、こだわりの卵「しゅりたま」をみなさんのもとへお届けしたい!!その思いを胸に、日々品質検査を重ねています。実は、当初はどうしても納得できなかった品質についても、試行錯誤を繰り返すなかで、少しずつですが着実に改善されてきています。あと10日くらいかな?私が胸を張って「これぞ」と完全に納得できる『しゅりたま』になるのは。効率を優先せず、天然素材の原材料のみでじっくりと調整していますので、どうしても時間がかかってしまうこと、どうかご容赦ください。7年間……。ずっと、ずっと待ちに待った初出荷にむけて……!これまで支えてくださったみなさんへ、最高のしゅりたまを!!この確かな手応えに背中を押されながら、今日も子どもたち(鶏たち)のための環境づくりに走り回る、忙しくもたまらなく充実した毎日を送っています。農園に元気いっぱいの「はちきん娘」たちがやってきてからというもの、毎日が新鮮な驚きの連続です。ここ三原村の豊かな大自然のなかを、のびのびと駆け回るかわいい娘たち。力強く土を蹴る姿や、物怖じしないたくましさは、まさに高知の「土佐のはちきん」そのもの!見ているだけで、こちらまで元気をもらえます。思えば20歳の頃。遠く海を渡った南米パラグアイの地で、初めて鶏たちと真剣に向き合ってから、気がつけば35年の月日が流れていました。これだけ長い間、鶏にかかわってきても、いまだに「鶏とはこういうものだ」と型にはめることはできません。好奇心旺盛ですぐに駆け寄ってくる子、少し臆病で慎重な子、群れをまとめる頼もしいリーダー格の子。いま目の前にいるはちきん娘たちも、驚くほど個性が豊かで、私にとってはかけがえのない大切な「子どもたち」です。そして、それは「土地」についても同じだと痛感しています。実は、今の農場は以前の場所からほんの2〜3キロしか離れていません。それなのに、この森の環境はまったくの別世界なんです。同じ三原村の空の下でも、吹き抜ける風の冷たさ、ふかふかな土の匂い、山の湧き水の流れ方まで……。「近いから、これまでのやり方がそのまま通用するだろう」そんな私の思い込みは、この森の偉大な自然によって、見事に、そして心地よく裏切られ続けております。水はけ一つをとっても、一から山の「水の道」を読み解かなければなりません。大雨のたびに「これ以上水が浸水しないように」と泥だらけになって対策工事をしたり、廃材の瓦を活用して一つひとつ手作業で暗渠(水路)を作ったり。さらに、子どもたちが食べるこだわりのごはんのために、土佐清水から魚粉を運んだり、宿毛市でおからを集めたりと、原材料の仕入れに東へ西へと車を走らせる、泥臭い試行錯誤の連続です。一羽一羽の子どもたちに個性があるように、この土地にも固有の「性格」があるんですね。その性格とじっくり向き合い、自然と対話を重ねながら、子どもたちが最高に心地よく走り回れる環境を、手探りで築き上げていく。以前の経験をただなぞるだけではない、しゅりの森自然農園ならではの「新しい生態系づくり」への挑戦です。妻や、いつも力を貸してくれる地元の頼もしい仲間たちの支えがあるからこそ挑めるこの毎日は、「生産者」としては、正直、決して楽なことばかりではありません。でも、「開拓者」としては、これほどワクワクする挑戦はないんです(笑)35年の経験を胸の奥に抱きつつ、まっさらな気持ちで新しい森、新しい生命と向き合う日々。私の「50の手習い」は、まだまだ終わりそうにありません(笑)これからも、個性豊かな子どもたちの成長と、泥臭くも楽しい森の開拓の様子を、どうか温かく、一緒に見守っていただけると嬉しいです!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください。


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