【地域に愛された温泉施設がリニューアル】自然と健康がテーマの、街とつながる温泉/サウナ/飲食の複合施設を目指し、オープンまで準備を進めています。そんな私たちの挑戦をぜひご支援ください！たくさんのご支援ありがとうございます！現在ネクストゴール500万円に挑戦中です。

このプロジェクトで実現したいこと

結論から言います！

こちらの休館している温泉施設を……、

系列店舗のおふろcafé ハレニワの湯自然と健康がテーマの温泉複合施設にリニューアルします！
だから皆さんの力を貸してください！

自己紹介

こんにちは！
この春、三重県いなべ市にオープンする温泉複合施設「いなべ阿下喜ベース」開業チームです。
私たちの挑戦にご興味を持っていただきありがとうございます。

私たちは、三重県や紀伊半島を拠点に“おふろ”の再生を通じて、地域活性に取り組む「株式会社旅する温泉道場」で日々地域を沸かすアイデアを考え運営を行なっています。

・1号店
2017年11月にオープンした、三重県四日市市「四日市温泉おふろcafé 湯守座」
株式会社四日市ヘルスセンターを事業承継。同社の運営してきた温浴施設・天然温泉ユラックスが、四日市温泉おふろcafé 湯守座（ゆもりざ）へ生まれ変わりました。
おふろcafé湯守座　公式HP

・2号店として、
2024年４月に、三重県いなべ市「いなべ阿下喜ベース」をオープンします。
2006年からいなべ市が運営してきた「阿下喜（あげき）温泉あじさいの里」。地域住民の健康増進施設が、地域活性の拠点「いなべ阿下喜ベース」へとリニューアルし、生まれ変わります。
いなべ阿下喜ベースティザーサイト

プロジェクト立ち上げの背景

「阿下喜温泉あじさいの里」について
元々の施設「阿下喜温泉あじさいの里」は三重県いなべ市の阿下喜（あげき）という場所にあり、名古屋や四日市から1時間以内に来れるということもあって観光客や地元の人に愛される温泉施設でした。

ハイキングや登山で人気な、鈴鹿山脈の藤原岳

阿下喜のある三重県いなべ市は古い町並みと自然が美しい町で、登山客やハイキング客、それにローカル鉄道の駅もあり、電車好きの方やレトロ好きの方で賑わいます。そんな場所で「あじさいの里」は地域の人や観光客に長年愛されてきたのですが、コロナ禍で大打撃を受けた事や施設の老朽化が課題となり、このたび全面リニューアルすることとなりました。

「改装するなら地域の人に愛され、観光客に愛され、そして全ての世代に愛される施設を」という想いから全国各地で「おふろcafé」を運営している我々が営業を引き継ぎ、新しい施設はもちろん、地域全体を全力で盛り上げていくつもりです。

なぜやるのか

完成イメージ

おふろcaféも含め、温浴施設は生活に必ずしも必要なものではありませんが、もともとの施設「阿下喜温泉あじさいの里」が休館した時は地元の方々が大変悲しんでいらっしゃったそうです。

温浴施設のお客様の中には、近所同士が仲良くおしゃべりしながら過ごす方がいます。祖父母、両親、子どもの3世代揃ったご家族が和気あいあいとお食事をされます。カップルや友達同士で漫画を読んだり、ゲームをしたり、もちろんおひとりで来られて黙々とサウナに入る方もいます。

みんながそれぞれの楽しみ方、過ごし方で温泉に入ってリフレッシュし、「じゃあまた明日から頑張るか」という活力を産むことで地域全体が元気になります。それこそが温浴施設の役割であり、我々の役割であり、地域に貢献できることだと思っています。

我々が運営している1号店　おふろcafé湯守座

これまでに全国各地さまざまな温浴施設を守るために私たちが営業を引き継ぎ、リニューアルした上で「おふろcafé」として営業しておりますが、それぞれの地域に人が集まれる場所、人が安らげる場所が必要であることや、また「おふろcafé」が出来ることで地域に新たな活力が産まれるであろうことは、これまでの経験から確信しています。

何をするのか

1,温泉上がりの共有スペースの新設
　(おふろcafé あげき温泉)完成イメージ

これまでは畳敷きの公民館のようだった共有スペースを、「おふろcafé」の大きな特徴である、木のぬくもりを活かした共有スペースに改装します。

温泉入浴後もゆっくり過ごせるラウンジの機能が加わります。
・挽きたてコーヒー
・Wi-Fi/充電
・ワークスペース/個人ワークブース
・漫画/雑誌/書籍
・フィットネス(有料)

(左)おふろcafé ハレニワの湯　(右)おふろcafé utataneこちらは別店舗のおふろcaféですが、このように「お風呂に入るだけ」「サウナに入るだけ」の施設ではなく、くつろぐ場所として過ごしやすいように共有スペースを作り込みます！
雑誌や書籍を読んだり仮眠をとったりコーヒーで一息ついたり、老若男女どなたでも、思い思いにくつろいでいただけるようなスペースを目指します！

2,地域から愛される食堂
　(新上木食堂のオープン)

7年間地域に愛されている上木食堂

そして食堂、つまりお食事にも力を入れます。こちらは廃業してしまった旅館を改装し、地元の食材を使ったお料理を提供することで地元の方々に愛される上木（あげき）食堂さん。地域で愛されて7周年のタイミングで、いなべ阿下喜ベース内に「新上木食堂」として移転オープンしていただくことになりました。

上木食堂/新上木食堂 instagram

屋号とロゴも新しくなり、温泉やサウナ後の身体に優しいメニューなども一緒に開発していく予定です。
今まで通り、お食事のみで立ち寄っていただくことも可能です。

移転後の食堂完成イメージと、新しいロゴ

3,コンテナホテルの新設
　(AGEKI BASE HOTEL)

更に、コンテナ型のホテルも併設することで宿泊客も呼び込み、長く滞在して頂くことで地域の良さをより実感して頂ける仕組みに致します。

いなべ市には川遊びが出来るスポットやサイクリング愛好家に人気のあるルートもあります。藤原岳や竜ヶ岳など登山客に人気の山もあります。阿下喜はナローゲージでは日本最長の三岐鉄道北勢線の終着駅でもあります。
ここを拠点に、もっと地域の良さを知って貰えるように頑張ります！

ホテルは、一条工務店さんに寄贈いただいたコンテナを活用し、内外装は、株式会社エリアノ様にデザイン監修と仕上げをしていただきました。
いざという時は防災拠点として活用することも視野に入れています。

株式会社エリアノ　サービスサイト

4,県下最大級のサウナラウンジの新設
　(おふろcafé あげき温泉　サウナラウンジSerow)

そして、今回の目玉です！
新たに男女、誰もが楽しめるサウナエリアを新設します！

北欧のサウナの楽しみ方から着想を得た、サウナラウンジを計画しています。
サウナラウンジの空間は、Omatsuri Oy Ltd.（以下 Omatsuri）がプロデュース。サウナの本場フィンランドと日本のサウナ両方の良いところや楽しみ方を知るOmatsuriと一緒に、あげき温泉らしさを感じられるサウナのサービス開発を進めています。

サウナと中庭デッキのイメージ　(おふろcafé かりんの湯)

屋内のラウンジエリアのイメージ　(おふろcafé yusa)

3種類のサウナに加え、中庭デッキでは、外気浴や、井戸水の水風呂を楽しめます。
井戸水は、鈴鹿山脈の藤原岳の麓にある、自然豊かなあげきの地で育まれた地下水です。

屋内のラウンジエリアでは、ゆったりと内気浴やフリードリンク、書籍などをお楽しみいただけます。

そして、このエリアを「サウナラウンジ Serow」と名付けました。
Serowとはカモシカのことです。いなべ市には特別天然記念物のカモシカが居るんですよ……！

このイメージ図にもあるように、自然の中でサウナに入る事によってリラックスした自然体の状態になり、また周囲の人達との何気ないコミュニケーションによって脳が活性化され、心身共に健康になれる、そんなエリアにします！

更に、このエリアでは「健康増進」をテーマに、スマートウォッチをお貸しして脈拍の変化を可視化出来るようにするという試みも取り入れる予定です。

3種のサウナについて
3種のサウナは、それぞれオノマトペから着想を得たネーミングにしています。
北欧のサウナで親しまれている、ストーブや水を使って香りや蒸気の巡りを楽しむ、アウフグースやロウリュというサービスに力を入れていく予定です。

サウナストーブも、サウナが親しまれている本場のフィンランドやドイツの製品を取り寄せています。

そのため、オープンに向けて、日本のサウナをアウフグースで盛り上げ、そして世界大会に競技者として参加することを目標に日本で最初に作られたAufguss masterの精鋭集団、Aufguss Professional Teamにもご協力をいただいています。

日本全国のサウナを飛び周り、たくさんのお客さまにアウフグースの良さを風や香りを通して届けているメンバーを講師に迎え、サービスの研修や、地域資源を活かしたアウフグースのプログラムを一緒に開発しています。

日々練習の様子など更新していますので、施設のSNSでも見守っていただけるとうれしいです！

おふろcafé あげき温泉 X
おふろcafé あげき温泉 instagram

1,温泉上がりの共有スペースの新設　(おふろcafé あげき温泉)
2,地域から愛される食堂　(新上木食堂のオープン)
3,コンテナホテルの新設　(AGEKI BASE HOTEL)
4,県下最大級のサウナラウンジの新設　(おふろcafé あげき温泉　サウナラウンジSerow)

これらの複合的な施設を「いなべ阿下喜ベース」と名づけ、これまでに利用が少なった若い方々やファミリー層、更には名古屋、豊田、四日市、滋賀県など近隣の都市からもお客様に来て頂き、そしてこの新しい「おふろcafé」をきっかけにいなべの良さを深く知って頂くような施設にするべく、従業員一同頑張っていきたいと思います！