就活のレールを超え、走れ灼熱のサハラマラソン!!
自己紹介


こんにちは!早稲田大学政治経済学部3年の吉田篤郎と申します。父の海外駐在により、幼稚園はアメリカで過ごし、小学校は新潟と神奈川で過ごしました。そして、中高時代に早稲田佐賀で6年間の寮生活を経て、現在は男子学生寮『和敬塾』で生活しています。今回挑戦するサハラマラソンは就活の正念場である4月に開催されます。就活という観点では、正直、大会参加は賢明な判断ではないです。しかし、それでも強く出場したいと想う気持ちがあるのです。

そもそもサハラマラソンって何?

昼は40度、夜は0度のサハラ砂漠を1週間で250㎞走る「世界で最も過酷なマラソン」です!衣食住に必要な全ての荷物を持って走ります!砂嵐、サソリ、靴擦れなど色々な困難が待ち受けています!

サハラマラソンに興味を持ったきっかけ

学生寮の卒業生である先輩と食事する機会があり、その先輩が学生時代にサハラマラソンを完走した話で盛り上がりました。自身の興味関心に素直に従って、真剣に挑戦している姿に憧れを抱きました。そして、何より、「サハラマラソンって面白そう」と感じ、興味を持ちました。

就活の正念場であるにも関わらず、出場を決意した理由

先輩の出場した話を聞いたことがきっかけでサハラマラソンに興味を持ちました。しかし、サハラマラソン大会期間は大学4年の4月で就活の正念場。モロッコの砂漠を走っている場合ではありません。そして何より、出場費用が問題でした。サハラマラソンの費用は総額約総額約105万(参加費60万、移動費25万、用具費20万)です。私の全ての貯金と大会までのバイト代を合わせても60万円なので、費用が足りません。誠に残念ながら、出場しない決断をし、就活に励んでいました。

そんなある日、学生寮の友人に、私がマラソン出場を断念した事を話しました。すると、友人から「挑戦したらいいやん」と檄を貰いました。やはり、サハラマラソンには後ろ髪引かれる想いがあった為、彼の言葉が夜まで反芻していました。さらに、出場を躊躇している私に学生寮の先輩の方から応援の言葉を贈って下さいました。これまでの人生で、これほど応援された事はありません。部活動でもなく、勉強でもなく、初めて本心から挑戦したい事を見つける事が出来たので、周囲の方々は面白がってくれ応援してくれたのだと考えています。このように、学生寮の人達に背中を押され、出場を決意しました。

「サハラマラソンに挑戦する事で人の背中を後押ししたい」

このサハラマラソンを完走する事で、誰かが挑戦に戸惑っている時に背中を後押しできるようになりたいです。そのようなモチベーションが生まれた原体験は家族に支えられてきた事です。これまで6回の引っ越しを経験しました。国や地域が全く異なる環境に飛び込む中でうまく馴染めず、常に孤独を感じてきました。引っ越し先では既に仲良し同士のグループが出来ていて、文化や慣習の異なる人と打ち解ける事には常に苦労しました。

母の病気

周囲に馴染めない私を見て母は、「勉強さえ頑張って進学校に行けば、自分の居場所を見つけられる」と言われ、小学校3年生から受験勉強に励んでいました。そんな中、小学校5年生の時に母がステージ3の大腸癌であると宣告され、自分で子育てが出来ないと判断し、寮生活が出来る早稲田佐賀中学校に志望校を変更しました。そして、早稲田佐賀に入学し、当時神奈川に住んでいた私は一人で見知らぬ佐賀県で4人1部屋の寮生活をする事になりました。最初の部屋員は全員九州のメンバーで、部屋の会話は九州弁でした。彼にとって関東からきた異分子のような私は、彼らとどうしても馴染めず、毎日のように口喧嘩をしていました。この辛い環境に慣れる事が出来ず、成績は学年最下位まで下がりました。成績も悪く、周囲に友達は一人もおらず本当につらかったです。いよいよ耐え切れず、母に電話でもう辞めたいと伝えました。正直、私が一度決断した早稲田佐賀での生活を投げ出す事に反対されたり、怒られたりするのではと不安でした。しかし、母に否定せずに泣きながら謝罪されました。この時、母は僕よりも身体的にも精神的にも辛い状況であるにも関わらず、僕の教育を最優先に決断し、常に僕の背中を押してくれていたと気づかされました。これがきっかけで母のように「人の背中を一押しする」人間になりたいと思いました。

大学での課外活動:オンライン家庭教師事業「稲義塾」を立ち上げる

そうしていつしか私のモチベーションになっていた「他人の背中を一押したい」という想いから、課外活動では、家庭教師として大学三年間、高校生に勉強を教えてきた。佐賀での中高時代で感じた地方の教育格差を是正する事で、他人の背中を一押し出来るように努めてきました。

コロナの影響で退屈なキャンパスライフ

一方、大学生活にはどこか退屈さを感じてきました。私が大学入学した時期は、コロナで授業がオンラインでして、和敬塾も体育祭などイベントに規制があった時期でした。対面でのイベントや行動が制限されてっしまったからか、周囲の学生はどこか無機質で、何かに挑戦するような姿勢を忘れてしまっていると感じています。
だから、次は「サハラマラソンに挑戦する事で他人の背中を一押したい」と考えています。

苦労と葛藤

出場を決意するまでに様々な苦労と葛藤があります。
まず、就活との両立が困難な事です。就活の正念場である大学4年生の4月にサハラマラソンが開催される為、保守的な私は出場するかどうかかなり悩みました。どうしても周囲の目や就活が大失敗する不安は拭いきれません。
そして、サハラマラソンを完走する為に必要な情報が不足している事です。フランスがこのマラソンを主催しており、遠く離れた日本までなかなか情報が伝わってきません。例えば、砂漠で走る為にどんな靴を用意すえばよいか、昼夜の寒暖差40度の砂漠での体調管理を行う為に何を用意すればよいか分かりません。
最後に、大学生が100万円を用意する事です。やはりこれだけの大金を用意するのは簡単ではありません。
このように様々な課題がありますが、どうしてもこの挑戦を成し遂げたいです。なので、うまく時間を作り就活を両立させ、過去の出場者に直接会う事で情報を集め、死ぬほどバイトして資金を用意します。正直、時間がなさすぎるので、効率的に体力を養う為に通学や買い出しなどの全ての移動を走っています!笑

サハラマラソン完走後の活動

帰国後は、自身のAmebroでの情報発信や帰国後食事会にてサハラマラソンでの体験を共有させて頂きます。世界一過酷なサハラマラソンでの奇想天外な体験を多くの人にお届けします。

リターンについて

吉田の『挑戦中毒ブログ』を限定公開、手書きお礼メール、帰国後の報告会、お疲れ様飲み会の参加券、出場する際の衣服にロゴ掲載、などをリターンでご用意させていただきました!

スケジュール

2024年2月  クラウドファンディング終了
2024年3月  リターン発
2024年4月12日 モロッコ入国
2024年4月20日 サハラマラソン
2024年4月22日 モロッコ出国

資金の使い道

・マラソンエントリー費用・・・3,740ユーロ(60万円)

・往復飛行機チケット(日本⇄モロッコ)・・・30万円

・レース中の食料や装備 ・・・20万円

20年間の全ての貯金額とバイト代を合わせても60万円にマラソンエントリー費用に満たなかったので、授業と就活の合間を縫って新たにバイトを掛け持ちし、金目の品をメルカリで転売し、何とかマラソンのエントリーを完了しました。さらに、4月までバイトを継続し、航空券代30万円を必死に稼ぎます。しかし、どうしてもレース中の食料や装備の20万円だけ足りません。

私へのサハラマラソンへの挑戦によって、あなたの挑戦を後押ししたい

これまで20年間、自己承認欲求の強かった私は他人から評価される事を最優先に生きてきました。私は、学校のテストや模試の成績など、周囲からの評価を気にするあまり、自身の興味関心から目を背けるようになりました。本心を押し殺し、やりたい事があっても、他人から理解が得られない事への挑戦を諦めるようになっていました。就活中のサハラマラソン挑戦も諦めかけていましたが、勇気を持って口に出してみると、周囲の人は応援してくれました。
この記事をお読みの方の中にも、やりたい事があっても一歩踏み出せない方もいるかもしれません。私へのサハラマラソンへの挑戦によって、そんな方の背中を後押し出来れば幸いです。

最後に

志を胸に、この挑戦を成し遂げます!!

吉田篤郎

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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