所属するプロジェクトについて


私の研究について

私は大学の研究活動で、コンゴ民主共和国プロジェクトに所属していますが、実は私は表現教育の研究をメインに行なっています。というのも、私は小学生の頃より表現教育NPOのワークショップを10回にわたって受講してきましたが、いまだに極度の人見知り、人前に立つことも得意ではありません。

一方で、コンゴの人たちは特別「表現教育」などという立派なものを学校教育のカリキュラムの中で受けていなくても、シャイな日本人よりよっぽど優れたコミュニケーション能力を持っているように感じます。

彼らが、生活の中でどのように、そのようなコミュニケーションスキルを培ってゆくのか、実際にコンゴでコンゴ人と関わり、少しでも多くの発見をしてきたいです。


クラウドファウンディング立ち上げの背景

2022年より2年間、オンラインでの活動や、日本に来るコンゴ人の受け入れなどを行なってきましたが、オンラインでは画面に映るいつもの教室の中しか見ることができません。また、来日したコンゴ人と一緒に過ごした時間はとても貴重なものではありましたが、彼らは沢山いるコンゴ人の中の1人、しかも日本にいるコンゴ人です。そう考えたときに、

「教室の外に広がる世界を自分の目で見たい」

「コンゴに住むコンゴ人を、今後の空気の中で感じたい」

と願いながら活動を続けてきました。

しかし、研究のためには渡航費や滞在費、準備のワクチン代等が必要であり、それには資金が必要です。現在アルバイトも行なっていますが、授業と並行しながら、渡航費を稼ぐのには限界を感じています。このプロジェクトを立ち上げることで、私の研究を実現するための資金を集めたいと考えています。


準備状況

・コンゴの小中学校でのフィールドワーク

・表現教育ワークショップ

・日本文化センターでの日本語教育サポート

・日本文化を広めるイベント

を企画中です。私の所属する研究会が過去に立ち上げた学校が、コンゴのキンボンドという場所にあります。現在、立ち上げに携わった今後人の教授の方に連絡を取り、フィールドワークを行えるよう、調整中です。

コンゴの価値観的に、クリエイティブなワークショップは難しいということを言われているので、どのような形の表現教育ワークショップにするかは検討中です。コンゴは歌やダンスが生活の中に根付いている国なので、歌やダンスのワークショップを通じてコンゴ人の子ども達の表現力に触れたいと考えています。

日本文化センターで日本語を学んでいる生徒さんたちを対象に、日本語授業のサポートも行います。過去には日本、コンゴお互いの昔話や歌を日本語で練習するような日本語活動もオンラインで行ってきました。現在はJLPT(日本語能力試験)で、会話の練習や、漢字、ひらがな、カタカナの練習も行なっています。

日本文化イベントも行いたいと考えています。現在構想していることとしては、

午前の部 そろばん・箸の使い方、浴衣着付けWS / 午後の部 縁日(射的、ヨーヨーすくい、お好み焼き屋台等)

を予定しており、現在日本文化センターと連携して構想している段階です。



資金の使い道

集めた資金は、コンゴ民主共和国へのフィールドワークのために使用されます。具体的には、渡航費や滞在費、現地での交通費や調査に必要な機材の購入費などに充てます。

渡航費-30万円

滞在費-5万円

予防接種(黄熱病、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス)-10万円

日本文化センターでのイベントに必要な資金(そろばん、日本食の材料)-5万円


リターンについて

プロジェクトへのご支援に対して、私からの感謝の気持ちを込めたリターンをご用意しています。例えば、私の研究成果の報告書や写真集、お礼のお手紙をお送りします。


実施スケジュール

プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。
- 2023年12月:クラウドファンディングの開始、渡航準備(ビザ申請、予防接種など)
- 2024年1月-2月:フィールドワークの実施
- 2024年2月:データの分析と研究成果のまとめ
- 2024年3月:報告書の作成とリターンの発送


最後に

今回の渡航はは私の大学の研究にとって、そして日本とコンゴの友好関係を続けていくうえで、長い時間待ち望んできたことです。コンゴ民主共和国プロジェクトに所属してから、いつ渡航できるようになるのか、本当に渡航できるのかも確信できないまま、オンラインでコンゴ人とつながり続けてきました。本当にこのオンラインの活動に価値があるのか不安になったことも何度もありますが、現在渡航準備を進める中で、私たちのことを待ってくれているコンゴ人がコンゴにいる、という状況は本当にありがたいことだと感じています。2年間積み上げてきたことを土台にして、卒業プロジェクトに向けてもう一段階上に上がるために、今回の渡航、フィールドワークを是非とも実現させたいです。ご支援いただければ、私の研究の成果を通じて社会に貢献することができると信じています。ぜひ、ご支援いただき、私の夢を実現する手助けをしてください。


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