◎はじめに~

みなさん、はじめまして!
鹿児島県鹿児島市にて、大学生が開くお花屋さん
「お花のあるくらし」という花屋を運営している衛藤潤弥(えとうじゅんや)と申します。
現在、若い世代に向けてお花の魅力を発信し、
またロスフラワー(廃棄されるお花)を活用した花育活動にも取り組んでおります。

この度は、大きく3つの目的があり申込をさせていただきました。
① 花育活動を続けるため!
② 花育活動の幅を広げるため!
③ お花のあるくらし(花屋)の運営資金のため


以下、少々長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

改めまして、今回数あるプロジェクトの中から、私のプロジェクトに目をとめてくださりありがとうございます。
まず自己紹介をさせていただきます。

◎名前 衛藤潤弥(えとうじゅんや)
鹿児島大学農学部3年(休学中)の22歳。
◎出身 熊本県
◎座右の銘 後の世の為に
フラワーフェスタinかごしま トークイベント出演
(2024年2月)
2023年4月から1年間大学を休学し、2023年6月鹿児島市にて「お花のあるくらし」という小さな花屋を1人で開業いたしました。気軽に立ち寄れる花屋さんを目指して、生花や手作りのドライフラワー雑貨等を可能な限り低価格で販売しております。
また花屋経営の傍ら、小学校や子ども食堂等へ出向き子ども達と一緒に
『花育(はないく)』活動を行っております。
(※花育とは、花を実際に活用した学びであり、花に親しみを持ち優しさや育てる楽しさ等を育むことが期待されている。近年では、食を通した学び「食育」や木を活用した学び「木育」が注目を集めている。)

大学1年次から約3年間の花屋さんでのアルバイト経験が大きな契機となりました。
それまでの私は恥ずかしながら、お花に対する知識はほとんどありませんでした。
もともと野菜づくりに興味のあった私は、折角アルバイトをするなら植物に携わりたいなという気持ちで自宅から片道40分の場所にある花屋さんでアルバイトを始めました。
当初は「ガーベラ」がどんなお花なのかすらよく分からないほどでした。しかし人生で初めてお花と共に時間を過ごす中で、自然と心が癒され、お花に魅了されたと同時にお花が大きな支えとなりました。

お花の魅力は「人を笑顔にしてくれる!」だと私は思います。
例えば、
花屋さんで花束を注文した場合、ご注文したお客様、花束を受け取られる方、花束を作る花屋さんといった花束に関わる全ての皆さんが暖かな気持ちになり自然と笑顔になるのではないかと思うのです。

一方、3年半のアルバイトを通して、お花に関する課題点も多々あると痛感しました。
特に課題だと感じた点が、
「花離れ」「ロスフラワー問題」です。

・花離れ
今日、日本全体で花離れが進んでいることが課題となっています。
令和3年総務省家計調査では生花の年間購入額が全世代平均7,899円に対し、29歳以下の若年層では1,185円と金額が低いことが明らかとなっています。
決してお花が無いと生活できないわけではありませんが、お花に触れることによって日々の疲れを少しでも癒してくれるなど、人びとの支えになると私は思っております。
そこで、なぜ花離れが進んでいるのか考えた際、
「お花の値段が高い」
「幼少期、お花に触れる機会が少なかったから」
など数多く挙げることができます。
またお花のイメージとして、記念日等に贈る物といった特別な物として考えられることが多いと思います。

この「お花は特別な物」という概念を少し変えてみることで、身近にお花を感じるきっかけを作れるのではないかと思いました。

・ロスフラワー問題
※ロスフラワーとは、生産現場(規格外など)、卸業者(販売の残り、過剰在庫など)、小売業(花屋等において花束作成時に折れたお花、売れ残りなど)、イベント(冠婚葬祭で使用されたお花など)の主に4つで発生します。
お花も1本1本農家さんが大切に育てられ生きています。近年、フードロス(食品ロス)はメディア等で取り上げられることも多く対策が行われています。一方、ロスフラワーに関しては、まだまだ認知度も低いようです。私がアルバイトをしていた花屋さんでも、ロス削減のため様々な取り組みを行っておりました。それでもロスは発生しており、花びら1枚も無駄にすることなく、有効活用したいという想いが芽生えました。

そして今の自分に何かできないかと悩んだ結果、大学生で花屋さんを開業する!!という決意に至り、3年間のアルバイトで日々貯金していた全額約40万円を開業資金として、2023年6月鹿児島市唐湊(とそ)にて花屋を開業しました。

もちろん大学卒業後に花屋を開くという選択肢もありました。
しかし、それだとひと通りの花屋さんと変わりません。

私個人の見解ですが、一般的な花屋さんのイメージとして、
「敷居が高そう」
「お花の値段って高そう」
「お店に入ったら何か購入しないとわるいかなぁという気がする・・・」
「そもそも1人で入店する勇気が無い」
といった印象があります。
そこで、22歳の学生である私が花屋を開くことによって、少しでもそういったイメージを払拭し、10代20代と同世代という親近感もあり、気軽に花屋さんへ行くきっかけを作れるのではないかと思い、大学生のうちに開業しました。

開業当初は、日々失敗の連続でした(笑)。
とにかく地域の方々にお店の存在を知っていただきたいという一心で、チラシを1500枚以上用意し、6月の蒸し暑い中を配り歩いたことは無駄ではなかったと思います。


◎現在~
2023年6月に花屋を開業して8か月ほどが経過し、有難いことに幅広い世代の方々にお越しいただいております。
お店では、生花や手作りのドライフラワーブーケ、ハ―バリウムボールペン、ドライフラワーの雑貨類を販売しております。
ドライフラワーの雑貨類に関しては、全てお花のあるくらし(花屋)で発生するロスフラワーを活用して、花びら一枚も無駄にすることなく製作しております。

2023年12月、鹿児島市内の道路沿いで植栽されているお花の植え替え作業に伴い、撤去処分をされるとのことで、ロスフラワー削減のためお花をいただきに行きました。


花育活動に関しては、2023年5月から小学校での出前授業や子ども食堂、放課後等デイサービスなどへ出向き、子ども達と一緒に取り組んでおります。

・2023年5月
鹿児島市内で運営されている子ども食堂のスペースをお借りし、小学生約10名と一緒に母の日に合わせて「ミニ花束作り」を実施。

・7月
同じく子ども食堂のスペースをお借りし、小学生約15名と「夏休みの自由研究に役立つカスミソウの染色実験」を実施。
また花育の一環として、お花のあるくらしで「花屋さんのお仕事体験」を実施。

カスミソウの染色実験

地域の小学生が花屋のお仕事を体験・8月
鹿児島市内の児童養護施設へ伺い、フードバンク鹿児島学生チームと共に食品提供等を実施。

・10月
地域の小学校へ出向き、「花育出前授業」を実施。

対象は1、2、3、5年生 8クラス約220名。
鹿児島県のお花に関するクイズや、ロスフラワーを活用したミニハーバリウム作りを行いました。
ロスフラワーは地域の花屋さんからいただいたものであったり、お花のあるくらしで発生するロスフラワーを活用しました。

花育活動当初、目的としていた花育像は「子ども達にお花の魅力を伝え、お花に興味や関心を持ってもらう」ことでした。

しかし、小学校での花育出前授業をきっかけに花育に対する考え方も変化しました。
花育授業の際、
「普段、中々教室に入ることが難しく、保健室で過ごしているお子さんが花育授業には参加する!と言い、みんなと一緒に取り組んでくれた」という話を後で伺いました。
花育は、勿論お花の魅力を伝えることも大事だが、それ以上に子ども達の成長に必ず繋がると、花育に取り組む意義を再認識する機会となりました。

・12月
放課後等デイサービスへ出向き、障がいを持った子ども達と一緒に花育を実施。
活動内容は、
「ロスフラワーを活用したミニハーバリウム作り」
「ロスフラワーを活用したドライフラワーアレンジ作り」
様々な考えを持った子ども達と一緒に花育に取り組み、とにかく終始笑顔で活動してくれました。
施設職員さんから「過去に様々な活動に取り組みましたが、子ども達がこんなに真面目に且つ笑顔で取り組んでくれたのは珍しい」というお話を伺い、この活動を始めて良かったと心より感じております。

同月、鹿児島大学内にて、大学生を対象とした「ハ―バリウムボールペン作り」を実施。

鹿児島大学生を対象としたハ―バリウムボールペン作り・2024年1月
鹿児島市内の公民館へ出向き、幅広い世代を対象としたハ―バリウム作りを実施。(ロスフラワーを活用)

 花育活動を続けたい!!
花育活動の幅を広げたい!!

上にも記しましたとおり、2023年5月から花育活動に取り組んでいます。
花育はボランティアとして行うことが多く、ハ―バリウム作り体験等はロスフラワーを活用できますが、一方で花束作り体験等ではロスフラワーを活用することが難しく、正規のお花を使用します。その他にも、必要な資材や道具はその都度購入しています。
これまで、お花のあるくらし(花屋)の収益を使い花育活動に取り組んできましたが、今年4月から大学へ復学することに伴い、通常通りお花のあるくらしを営業することは困難な状況です。
そのため、花屋経営だけでは花育活動の際に使用する資金が足りません。
しかしそんな状況下でも、花育活動は続けたい!
お花に触れ、花育活動に取り組んでいる姿は子どもからご年配の方まで皆さん笑顔でイキイキと輝いています。
花育は、「子ども達の成長」「大人の方々の楽しみ」「若い世代がお花に興味を持つ一歩」などに繋がるのではないかと思います。
再度申し上げますと、食育とは違い認知度も低く活動されている方は多くはありませんが、花育を取り組むには大きな意味があります。
そんな花育活動を継続するため、今回クラウドファンディングに募らせていただきました。
また、花育活動の幅を広げたい!という想いがあります。
花育では、小学校や子ども食堂へ出向きましたが、活動当初から目標としている児童養護施設へは伺うことはできていません。
規模も大きく、ボランティアで行うことは難しいと考え、諦めていたためです。それでも多くの子ども達に花育を体験させてあげたいという想いは常にあり、今回皆様方から戴いた資金を基に児童養護施設へ伺いたいと考えております。
また、私は自家用車を持っておらず、花育活動の際はレンタカーを借りることが多々あります。
レンタカーの費用も高く、花育活動に取り組める範囲は限られているのが現状です。
様々な場所へ出向いて花育を普及し、活動の幅を広げたいと考えております。

目標金額:50万円
ご支援いただきました資金は以下の通りに利用いたします。
・花育活動の費用
・お花のあるくらし(花屋)の運営資金
(※私は現在大学を休学しておりますが、今年4月から大学に復学します。そのため学業もあり、お店を継続するには新たな仲間を増やす必要があります。しかし資金が足りません。そのため戴いた資金の一部を運営資金として活用させていただきます。)
・レンタカーの費用
・リターン商品及び発送費用
・クラウドファンディングの手数料(17%+税)

”お花のあるくらし”らしい リターンをご用意いたしました。
詳細はリターンの一覧をご確認ください。

・お花のあるくらし とにかく応援プラン
¥2000

・お花のあるくらし 全力応援Aプラン
¥3000

・お花(生花)プレゼント券 プラン
¥3000

・世界に1つだけのハーバリウムボールペン プラン
¥5000

・お花のあるくらし 全力応援Bプラン
¥5000

・ドライフラワーブーケ プラン
¥5500

・そのままドライフラワー可能!花束お届けプラン
¥7000

・ドライフラワー ワークショップ プラン
¥8000

・お楽しみボックスお届けプランA
¥10000

・お楽しみボックスお届けプランB
¥15000

オンラインワークショップ プラン
¥30000


◎メディア掲載(一部)
KADAI INFO「お花屋さんを開く鹿大生」2023年6月
南日本新聞「花は人を笑顔にする」2023年6月
読売新聞「花の力で笑顔を咲かせる」2024年1月
KTS鹿児島テレビ 2023年8月
リビング鹿児島Web版「現役大学生がオーナーさん?」2024年2月
エフエムかごしま 2024年2月
毎日新聞「後世のため、夢咲かす」2024年2月
MBC南日本放送 2024年2月


◎最後に~
長文であるにもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうごさいます。

開業前は、休学をしてまで本当に花屋を開く意味があるのかと悩んでおりました。
しかし、開業後たくさんの方々と出会うことが出来、今は活動を始めて良かったと心から思います。
まだまだ目標は道半ば。
より多くの方々に「花育」と「お花のあるくらし」を通して、お花の魅力を発信していきたいと考えております。
私の挑戦、そして花育活動を応援していただけないでしょうか。
皆様方のご支援、ご協力のほど、どうか宜しくお願いいたします。

『お花は人を笑顔にしてくれる』
この言葉を胸に前へ進みます!!

大学生が開くお花屋さん ~お花のあるくらし~
〒890-0081
鹿児島県鹿児島市唐湊3丁目2-9アイユーコーポ1F

・Instagramアカウント
https://www.instagram.com/ohanano_life/
・X(旧Twitter)アカウント
https://twitter.com/Ohanano_life
・Tik Tokアカウント
https://www.tiktok.com/@ohanano_life/video/7278976253493841160
・公式LINE
https://lin.ee/84EzOdFX


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/03/15 19:53

    お花のあるくらしの活動を日々応援してくださり、ありがとうございます。皆さまのご支援、ご協力のおかげで現在目標の46%です。ラジオやテレビにてクラウドファンディングを発信し、また地域のお店にもチラシを置かせていただいております。あと4%で目標の50%、半分です!!引き続き、皆様方のご支援,ご協力...

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