「プロジェクトの実行者について」

 私は長崎県雲仙市出身の前田桃子と申します。現在、大分県に住む22歳の大学生です。雲仙アヅマクロスを広めるためにこのクラウドファンディングを立ち上げました。「雲仙アヅマクロスって何??」と初めて聞いた方は思っていることでしょう。雲仙アヅマクロスとは、長崎県雲仙市吾妻町で考案された、ネットがクロスして4チームで同時対戦するバドミントンのようなローカルスポーツです。「雲仙アヅマクロス競技規則」の表紙より
イラストをお借りしました

 私は小学2年の時にアヅマクロスに出会い、その魅力に取り憑かれてきました。小4から中3まで練習会や大会に参加していたのですが、高校進学と共にアヅマクロスをする時間があまり取れなくなっていました。しかし、地元を離れ大分で過ごしていた私のアヅマクロス熱があることをきっかけに再燃し、大分の友達とも一緒にプレーしたい!と思い、アヅマクロスを普及させる活動を始めました。そしてこのプロジェクトを始めることにしました。
 私が大好きなアヅマクロスを多くの人に広めて楽しんでもらえるよう、そしてアヅマクロスを通して雲仙市を盛り上げていけるよう、プロジェクトの成功に向けて全力を尽くします!!

前田です。雲仙地獄とともに。


「このプロジェクトで実現したいこと」

 長崎県雲仙市発祥のローカルスポーツ「雲仙アヅマクロス」を広めてプレイヤーを全国に増やしていくために、雲仙市外での雲仙アヅマクロス大会の開催を実現したいです。そのために必要な道具の購入費用を集めます。道具が揃ったら、まずは大分県で、そして九州、全国と各地で大会を開催していくことが目標です!!そしてアヅマクロスを通じて長崎県雲仙市を盛り上げていければと思っています!

実家近くから見える雲仙普賢岳です!

「プロジェクト立ち上げの背景」

 雲仙アヅマクロスは、長崎県雲仙市を中心に10年以上愛されてきたスポーツですが、まだまだ知名度が低く、競技の楽しさのわりにその楽しさが伝わっていないのではないかと感じました。そこで、このプロジェクトを立ち上げ、道具の購入費用を集めることで、九州各地でアヅマクロス大会を開催し、より多くの人に知ってもらいたいと考えました。

 雲仙市は、2018年11月1日現在の人口が約4万2千人で、7つの町が集まり、長崎県南東部の島原半島に位置しています。温泉地として知っている方もいらっしゃるでしょう。少子高齢化が進む地域ではありますが、温かな住民と町の雰囲気や独特な方言にほっこりできる、とても素敵な場所なんです!!

超オススメの雲仙市名物「じゃがちゃん」
千々石観光センターで食べられます!!

「雲仙アヅマクロスとは」

 長崎県雲仙市吾妻町発祥の軽スポーツで、ネットが十字にクロスしているコートで2人1組の4チーム、計8人が同時に戦うことが特徴的なスポーツです。バドミントンシャトルをテニスラケットで打ち、サーブは対角線のコートに、それ以外はどこにでも打ち返すことができます。ネットの高さは2メートルとバドミントンよりも高く、ジャンプをすると反則になり、正面だけでなく左右にも相手がいるからこその楽しさや難しさ、4か所あるコートを使った攻撃の仕方など、アヅマクロス特有の楽しさが味わえるスポーツです。(ページ上部のタイトル画像をタップすると動画をご視聴いただけます!)

 老若男女が楽しめるようにと約14年前に考えられたアヅマクロスは、現在も年に数回雲仙市内で大会が行われており、小学生からお年寄りまで幅広い年齢層が参加して親しまれています。テニスラケットを用いることでバドミントンラケットよりも面が大きく当てやすいことに加えて、ジャンプが禁止なことやネットが高めなことなど、運動の得意・不得意や運動能力の差を埋めるような工夫がなされているスポーツだと個人的には感じています。

 ベテランのアヅマクロスプレイヤーのプレーは、ネットをうまく使った攻撃やその攻撃をうけた時の冷静な対応、長いラリー、ネットの高さを感じさせない強打、華麗なフェイント、見事なペアの連携など、とても見応えがあります!ベテランプレイヤーには40~60代の方が多く、アヅマクロスが生涯楽しめるスポーツであることを裏付けているともいえるのではないでしょうか。

 私はアヅマクロスのプレイヤーやファンを増やして、まずは九州大会を、そしていずれは全国大会を開けるようなスポーツへとしていきたいと考えています。しかし、私はアヅマクロスを広めていく中で課題があるとも感じており、活動を続ける中でいつかはこれらの課題に向き合っていかなければなりません。

 今回のクラウドファンディングでは、新規プレイヤー獲得という部分での課題解決に向けて九州各地で雲仙アヅマクロス大会を開催していきたいと思っており、そのために必要な道具の購入費用を支援していただきたいと考えています。また、必要な道具を減らす工夫として、必要な支柱を減らせないか検討しており、今後実現していけたらいいなと思っています。


「雲仙アヅマクロスの魅力」

 アヅマクロスの魅力は何といってもネットがクロスしたコートで、正面だけでなく左右にも敵がいるというところです。どこに返すのか、どこから打ってこられるのか、点数はどうなるのかなど、意外とプレーしながら考えることが多いのでそこも楽しいポイントです!そして年齢や性別問わず楽しむことができ、体が動く限りプレイヤーでいられます!また、今後シングルスや団体戦などの新たなルールを試していくことで、アヅマクロスの新たな楽しみ方を発見し、プレイヤー獲得にもつながるのではないかと考えています。

 とは言え、やはり実際にプレーしてもらわないと楽しさは伝わりきれないと思います。なので、皆さんにアヅマクロスをプレーして魅力を体感してもらえる機会を作っていきたいと思っています。

「これまでの活動と準備状況」

 私は小学2年生でアヅマクロスに出会い、アヅマクロスを続けてきました。大学を休学した時にアヅマクロスをやりたいという想いが強くなる出来事がありました。そのきっかけは、中学生の時にアヅマクロス大会に出場した際、参加賞でもらった1枚のタオルでした。雲仙アヅマクロスタオルと
日本一なが〜い足湯「ほっとふっと105」

 タオルには「雲仙アヅマクロス」と書かれており、友人と温泉に行った時に偶然このタオルを持っていっていたのです。「アヅマクロス??」と疑問に思った友人にアヅマクロスについて説明をしました。後日、その友人が私の家に遊びに来たのですが、その時も偶然、キッチンにあのタオルがかけられていたのです。それを見た友人が、「でた!アヅマクロス!やってみたいなぁ」と言ってくれたことで、私もう一度アヅマクロスをやりたい、皆にもやってほしいと思うようになりました。

 アヅマクロスをもう一度やりたいと友人たちとも話していたところ、友人が誕生日に手作りのネットをプレゼントしてくれました。アヅマクロスを見たこともない友人たちでしたが、ホームセンターで使えそうな道具を揃えて、忙しい時間の合間で作ってくれていたのです。そのネットを使って砂浜で「擬似アヅマクロス」をして遊んだりもしました。

 そして昨年、地元のアヅマクロス協会に協力してもらい、私が現在住んでいる大分県別府市でアヅマクロス大会を開催しました。友人の友人など20名ほどに集まってもらい、アヅマクロスのルールを教えるところからスタートしましたが、時間いっぱいまで遊んでくれて、とても楽しかったと言ってくれました!道具は協会から貸してもらうことができ、雲仙市から運んできました(その月だけで別府市‐雲仙市の片道4時間を3往復...別府でアヅマクロスをしたいというプレゼンをしに行き、道具を借りて、返しに行きました...笑)。「別府でアヅマクロス大会をしたいんです!」
と協会の方々にプレゼンしました。

 さらに、このようなアヅマクロスとの関わりを長崎新聞にも取り上げて頂きました。また、このクラウドファンディングや今後の活動のために、新しい試合形式の考案や、アヅマクロスに必要となる専用の道具の調達についても協力してくださる企業様と話しを進めています。

(2023年7月、長崎県雲仙市小浜町で開催された雲仙アヅマクロス大会に出場した際、長崎新聞の取材を受けている前田)


「資金の使い道」

 集めた資金は、雲仙アヅマクロスの普及活動に活用します。具体的には、必要な道具の購入費用に充てます。道具は、大会を開催する際に必要なラケットやポール、ネットなどの設備です。これらの道具が揃えば、九州各地でアヅマクロス大会を開催し、多くの人々にこのスポーツの魅力を伝えることができます。

[内訳]
・多目的支柱2本1組×4・・・・・約10万円
・【特注】専用土台  ・・・・・・・約10万円
・ソフトテニスラケット×4・・・・約1万円
・ジュニア用テニスラケット×4・・約1万円
・バドミントンネット×4・・・・・約2万円
・重り用タンク×4・・・・・・・・約5千円
・ビブス4色・・・・・・・・・・・約1万5千円
・道具その他・・・・・・・・・・・約2万円
・諸経費・・・・・・・・・・・・・約2万円
・クラウドファンディング手数料・・約5万円

その他、今後の活動で使う施設利用料や、2コート目の道具購入に充てさせていただきます。


「リターンについて」

 支援していただいた皆様には、感謝の気持ちを込めた特典をお届けします。支援金額に応じて、感謝のメッセージやアヅマクロスのオリジナルグッズ、私(前田)が雲仙市を紹介する動画などを提供します。
 また、すべての支援者様に、今後私たちが開催する大会の参加チケットをメールにてお送りいたします。2025年3月末までに開催する大会にご使用頂けます。チケットは1枚で1ペア(2人)分です。大会の会場や日程につきましては決まり次第、メールにてお知らせいたします。

 オリジナルグッズの制作にあたり、友人がロゴマークを作ってくれました!ありがとう!友人のInstagramはこちらです→→→ナバラトモカ@naa.re19



「実施スケジュール」

 雲仙市外でのアヅマクロス大会の初回は、大分県での開催を予定しています。その後、九州各地で順次開催する予定です。大会では、アヅマクロスのルールや基本的なプレイ方法を学びながら、実際に試合を楽しむことができます。皆様のご参加をお待ちしております!

「最後に」

 このプロジェクトは、雲仙アヅマクロスの魅力を多くの人々に伝えるために立ち上げました。アヅマクロスは、年齢や運動経験にかかわらず老若男女が楽しむことのできるスポーツです。私は、アヅマクロスを全国に広めてファンを増やしていき、多くの人と楽しみたいです!そして、アヅマクロスを通じて雲仙市の活性化や人々の健康増進に貢献したいと考えています。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

 また、今回のクラウドファンディングの開催にあたり、雲仙アヅマクロス協会の皆様をはじめとする協力してくださった多くの皆様、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。



  • 2024/02/20 16:20

    こんにちは!まえだです!本日、このプロジェクトの目標到達率が50%を超えました!!たくさんの方々にご支援いただき、本当にありがとうございます!皆様の応援にとても励まされ、雲仙アヅマクロスに対する想いもより大きくなっています。ご期待に応えられるよう、さらに頑張っていきます!これからも応援よろしく...

  • 2024/02/18 11:39

    昨日、大分合同新聞さんに雲仙アヅマクロスや私の活動について取り上げて頂きました!素敵な記事を書いてくださり嬉しいです!新聞をきっかけに支援してくださった方もいらっしゃいます!ありがとうございます!皆様のご支援や応援に応えられるよう、がんばります!!本当にありがとうございます!前田桃子

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