皆さんこんにちは!まず、このプロジェクトに興味を持って頂きありがとうございます。

僕は岐阜県の大学に通っている 大学3年生の日置湧也(ひおきゆうや)です。


このプロジェクトは、「夢」や「やりたいこと」で溢れる希望に満ちた子ども達を増やしたいという思いから立ち上げました。

まず岐阜県が。そして日本中が、このような社会になっていくための「きっかけ」を作れるような活動を目指します!

このページでは、活動内容はもちろん、「プロジェクトへの僕の思いや実現させたいこと」を皆さんにぶつけていきたいと思います。「君に手を貸したい!」皆さんにそう思ってもらえるよう、このページでは僕らしく伝えて行きたいと思いますので、最後までよろしくお願いします!


僕が小学生の頃、母は1人で僕たち4人の兄弟を育てていく決断をしました。

毎日朝から晩まで働き、成長期の真っ只中な僕たちを懸命に育ててくれました。今考えてみると、辛いこと、折れそうなこと、めちゃくちゃたくさんあったと思います。

でも、毎日腹いっぱいご飯を食べさせてくれて、毎日楽しかった長い話を聞いてくれて、クラブチームの過酷な練習にも毎日来てくれました。

今の僕がいるのは間違えなく、母が死ぬ気で頑張ってくれたおかげに過ぎません。心から「ありがとう」と伝えたいです。


そうした中で僕は、家族や仲間、指導者など様々な人たちに恵まれ、「常に目標を与えてもらえる環境」で過ごすことが出来ました。「色々なことにチャレンジ」をし、「たくさんの失敗を経験」し、「多くの人と関わることの楽しさを感じたり」と、これまでの人生「誰にも負けない充実した20年間を過ごしてきた」と胸を張って言うことが出来ます。



ある日、

『満足にご飯を食べることができない』

『落ち着いて勉強する空間がない』

『医療機関などが受診できない』

などの貧困問題を抱えた子どもが「7人に1人」いることを知りました。正直驚きました。


きっとこのような子供達の多くは「自分と周りの子」を比べてしまうようになります。「自分は恵まれていない」「周りの子は色々できているのに。」と自分に対して自信を無くしてしまい「自分はどうせできない」「やっても無駄だ」と『夢や、やりたいこと』があっても自分の気持ちに蓋をし、我慢をし、諦めざるおえない環境を作り出してしまっていると考えました。

それは、これまでに僕自身、周りと自分の環境を比べて気にしてしまう時期もあり、「寂しさや不安」から人に迷惑をかける行動をとってしまったことがあるからです。


しかし、生まれた環境によって「諦めなければいけない夢」「我慢しないといけない夢」などありません。


そういった「寂しい、悲しい」思いから自信をなくしてしまう子ども達に「何か手を差し伸べたい」と思い、多くの大人で支え助け合うことができれば、子ども達の明るい未来に繋がっていくと強く思いました。そのような思いがある中で今回の活動を行なっていきます。


○孤食などの問題を抱えた子ども達の為に、地域や団体が温かみのある場所や、ふれあい、会話できる場所を提供しようという思いから生まれたのが「子ども食堂」です。

○(ボランティア活動をさせていただいた「たけはな子ども食堂」さんの様子

○「子ども食堂」は現在では全国に約9000箇所以上に拡大しており、岐阜県内にも約160ヶ所の子ども食堂があるそうです。


そこでまず、子ども食堂の実態や姿について詳しく知りたいと思い、岐阜県の子ども食堂を運営する「一般社団法人 こどもがセンター 代表理事  宮崎孝司さん」に直接お話を聞いてきました。


🔸【実際の姿や現状】


宮崎さんが1番気にかけていた点は「心の貧困」でした。社会問題である子どもの貧困は、金銭的な貧困状況の子供達だけではありません。

・親からの虐待を受けた子ども

・いじめを受けた子ども

・親との時間が極度に少なく感情が満たされない子ども

こういった心に傷を負った「心の貧困」を抱えた子供達も多くなっている事を知りました。


やはり子供にとって親の存在はとても大きなものです。しかし、虐待などにより大人を信じることが出来ない子供は、「誰にも相談することができず、1人で抱え込んでしまう」と思いました。そのため全ての子ども達が、『もっと気軽に、行きやすく、楽しい、話を受け入れてくれる』というような場所や認識を作っていくことが、貧困問題の子ども達の救いになっていくと考えました。

『自分のことを理解してくれる』『居心地のいい空間だ』と思うような「アットホームな子ども食堂」を充実させていく必要があります!


しかし、これらの実現に対して子ども食堂には多くの課題が挙げられています。↓↓

🔸【これからの課題】

これからの子ども食堂にとって、以下の2点が大きく課題とされています。

・『子ども食堂を受け継ぐ後継者不足』

・『費用の値上がり』


貧困状況の子供達が増えている中で『子ども食堂の存在』はとても大切になってくるはずです。むしろ”大切にしていかなければいけない” と僕はそう思っています。

この先、「赤字で子ども食堂が続けられない。。」「ボランティア不足で子ども食堂を開催できない。。」といった状況にしてしまうのは、とても切ないことだと感じます。これからの「子ども食堂」そして「これからの子供達の未来」に繋げるためには、子ども食堂活性化への「きっかけ」を作ることが必要だと考えました。


🔸子ども食堂の認知度

正直なところ、「子ども食堂」の認知度はそこまで高くないと感じています。例えば

と言うのが現状だと思います。実際にこれまで僕も知りませんでした。

これは、子ども食堂に対して無関心なのではなく、知る機会がほとんど無いからだと考えます。SNSやメディアでの注目も少なく、幅広い世代(特に若い世代)が目にする機会がとても少ないからだと思います。


しかし先程の『子ども食堂を受け継ぐ後継者不足』『費用の値上がり』といった課題を乗り越えると同時に、『子ども食堂の活性化』をしていくためには、これから多くの人達の協力や支援が必要になってきます。

そのためにはまず、「子ども食堂」を世の中にもっと明るく発信していき、若い世代から大人までの多くの人達に子ども食堂を知ってもらい、子ども食堂が持つ「思いや願い」を理解してもらうことが1番重要になります!


そうすることで、”子ども食堂の支援やボランティアが充実” したり "貧困の子ども達に向けた新たな活動”が増えてくるのではないかと考えています。いや、そうなることを願っています!


🔸『学びの森 メディアコスモス』で子ども食堂を開催!(7月予定)


○休日には開演前から列が出来るほど多くの学生が集まる複合施設(図書館)ぎふメディアコスモス

        

🔸昼食の時間帯に「小さな子供から高校生まで」を対象に100円で料理提供!(約100人分を想定)

(たけはな子ども食堂の子供達)

今回は無料の提供ではなく、1人100円のお金を頂くことにしました。それは今回だけの活動でなく、売上の分の資金で次の活動へと繋げていくためです。


🟠今回は提供する子供達に条件はありません!(〜高校生まで)

・勉強でお腹が空いた学生

・施設に遊びにきていた子供達

・子ども食堂のために来てくれた子供達


これらの全ての子ども達に対して料理を100円で提供します。そして「美味しかった」「ありがとう」と思って帰ってもらえるような活動を現地では行いたいと思います。


今回このクラウドファンディングに挑戦する理由は2つあります。

①資金調達

まず1つ目は、資金調達です。多くの子供達に安全に料理を提供するにあたって、多くの資金が必要になることがわかりました。食材や器具の手配から、食品を安全に保管し管理、そして提供するまで責任を持って行う必要があります。皆様からの支援での「子ども食堂」として1人でも多くの子供達に「美味しかった」「ありがとう」と思ってもらえるような活動を行いたいと思っています。


冷蔵庫、洗い場完備!暑い日でも安全に食材を保管&提供


約100人分の大量調理。徹底した衛生管理の中メンバー(協力者)と共に調理


②「子ども食堂の価値や存在」を多くの方々に知ってもらいたい!


2つ目は、このクラウドファンディングを成功させることで「子ども食堂」を幅広い多くの方々に認知してもらいたいという思いがあります。

○現在プロジェクトを進める中で、多くのアドバイスを頂いています。「子ども食堂は長くやることに意味がある」「単発での活動では、、」などのお言葉です。

もちろんその通りです。しかし、部活動等も抱えている大学生が継続的に子ども食堂を開催することはとても困難であると考えました。そこで元々ある「子ども食堂」の存在を多くの方々に知っていただくために、若いエネルギーを存分に発揮し、僕達らしく明るく情報を発信していこうと考えたのが今回のプロジェクトです。

(たけはな子ども食堂の子供達)


◎僕の思い

今回のプロジェクトを立ち上げる際、「実際に貧困の子供達に直接届けるためにはどうすれば良いか」と考えました。貧困状況の家庭では、親も忙しく情報を収集することもしない、イベントに連れていくこともない。というのが現状で、「子ども食堂に行ったら貧乏だと思われるから行きたくない」という声もあります。

それは「子ども食堂は貧困の家族だけを対象として安く料理を提供している場所」という認識が多くの人にあるからだと思いました。プロジェクトページ内でも書きましたが、「子ども食堂は、公園のように誰でも行っていい場所なんだ」という認識を、れからの活動を通して多くの方々へ広めていきたいと思っています。

そうすることで、「他の子ども食堂にも足を運んでみよう」「今度子ども食堂行ってみようよ」と、子ども食堂に対して行きやすい認識を持ってもらえたり、長い期間を通して貧困の子供達の耳に届いていくと思います。


🔸支援金25万達成 『メディアコスモスでの子ども食堂を開催!』

・多くの料理(カレーの予定)を提供を想定

・プロジェクトの進行状況を確認し、場所の確保を行います

・「洗い場、冷蔵庫付きキッチンカー」でより安全に食品を管理し提供ができます

(プロジェクトの進行状況により、資格や保健所への許可申請を行います。)


🔸支援金35万達成『かき氷orポップコーンのオプション追加!』

・『定番の大人気かき氷』or『テーマパークのような激うまポップコーン「キャラメル・塩」』(どちらとも100人分を予定しています)

・食事提供時に引き換え券を渡し、食事が終了したら交換の形で提供。(こちらだけ在庫が無くなるのを避けるため)

・開催時の時期の状況によりどちらかを選択いたします。


※目標金額に達しなかった場合は、開催場所や規模を変更する場合があります。

皆様からの支援金は全て無駄にすることなく大切に使わせて頂きます。


『食材』(カレー粉、野菜、肉、米、水、調味料等)時期によって値段が変動すると思います。

『調理器具』(寸銅鍋、炊飯器、ガスコンロ、ザル等々)

『衛生器具』(消毒、ふきん、ペーパータオル、ビニール手袋、紙皿、スプーン、保冷剤等々)

『設備費』 (大型テント、テーブル、椅子、扇風機等々)

『キッチンカー』 (1日レンタル代、ガソリン代等々)

『かき氷orポップコーン』(材料、カップ、調味料、清掃代等々)

『その他、雑費』、『手数料』

その他の費用に関しましては、活動内での費用や、問題が発生した際の経費として使用させて頂きます。


このプロジェクトでは「食材・調理器具・衛生器具・設備費」など必要となるものが多くあります。しかし「食品ロスの食材」を活用したり、「無償で器具等を貸し出し」して頂けることがあれば、多くのコストを削減することができます。その分、他の活動費に使用することができます。

僕自身、食材や器具において可能な限り、無償で提供して頂ける方々を探し協力を申し出ます。そこで、このプロジェクトをご覧になられている方々で「活用できる食材や器具等」を提供・貸し出しして頂ける方がいましたら、是非ご協力お願いします!!


料理提供をする際に一番気をつけなければならない点は「食中毒」です。

毎年、キッチンカーや炊き出しなどでの食中毒の事故が発生しています。炊き出しを行なっている多くの団体では大量調理の専門家でない多くのボランティアが関わっており「とりあえず食べられれば良い」と衛生管理が二の次になりがちだそうです。

しかし、今回子ども達に「喜んでもらうため」「笑顔を増やすため」に提供する中で食中毒によって辛い思いをさせてしまっては本末転倒です。子ども達の口に入るものは安心安全なものでなければなりません。100%食中毒を防ぐことはできませんが、100%自身を持って提供できる衛生管理の徹底を行います。

○こちらの基本マニュアルに従いながら活動を進めていきます。

「https://www.jshe.jp/project/takidashi.pdf">」衛生マニュアル


食品を扱う場合には「食品衛生責任者」の資格を持つ人が1人以上同席していなければなりません。

そのため今回のプロジェクトの為に、公益社団法人岐阜県食品衛生協会でeラーニング方式による「食品衛生責任者養成講習会」を受講し「食品衛生責任者」の資格を取得します。資格取得に約6時間の学習時間を要しますが、1週間程度で所得可能なため、プロジェクトの進行を図りながら取得していきたいと思います。(他にも講演会等にも積極的に参加します)

安心安全な料理を子ども達に提供をする為にも、調理に関わるすべての人達と食材への衛生管理徹底を約束いたします。


『3月』 

クラウドファンディング開始

『4月』『5月』『6月』

・クラウドファンディング終了

・プロジェクト達成度によって再度活動内容の見直し、活動内容の詳細を決定、活動予算の検討

・食品衛生責任者の資格取得

・活動場所の確約、岐阜市保健所食品衛生課へ必要な許可又は届出等を確認、岐阜中消防署へ必要な届出を確認

・キッチンカー&レンタル調理器具等の手配

・食品調達の手配、必要な物資の準備

・活動状況YouTube動画配信

『7月』

・子ども食堂開催!(メディアコスモス)

(プロジェクト進行状況にて、児童養護施設にて子ども食堂開催!)

『8月』

・アフターケアと評価(振り返り、次回の活動への改善点)

・支援者様へのリターン活動


最後までご覧いただき本当に嬉しく思います。

先日「たけはな食堂さん」でボランティアをさせて頂けた際、素直に「とても温かくアットホームな空間」だと感じ、大人や子供にとって居心地の良い「子ども食堂の良さ」を少しでも広めたいと思いました。

何かに夢中になって取り組むことができる環境を少しでも作り上げ、「夢」や「やりたいこと」で好奇心あふれる子供達が増えていくことを心から願っています。

※(熱い日置)

そして僕自身、これからも「やりたいこと」に全力で取り組んでいきたいと思いますし、「熱を与えられる人間」になっていきたいと思います。このプロジェクトに思いを乗せて頂ける方がいるととても嬉しく感じます。

最後までこのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございました!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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