エンタメ領域特化型クラファン
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ご挨拶

こんにちは!香川県高松市【間借りできるカフェ -ito-】オーナーの長尾渚です。


香川県高松市で、2019年9月23日にオープンし、早くも5年の節目の年を迎えました。
当店は、開店当初より、誰もが挑戦しやすい場を作ることを目標に、カフェとレンタルスペースとして運営しています。コロナ禍を乗り越え、誰かの「ちょっとやってみたい!」を全力で応援することに特化し、誰もが挑戦できることを大事に、場を開いています。

「やりたいをカタチに」をコンセプトにした当店。
現在は、平日火~木が私の運営するカフェとして9時半~15時まで営業し、土日はレンタルスペース、チャレンジカフェ、キッチン利用等、幅広く使っていただけるようになりました。

私は、お店を開く前、東京や滋賀、和歌山等、多拠点で仕事をしていました。
プロジェクトの立ち上げに関わり、頓挫するという体験もしました。
そこで温めたことが、今のお店の原点となっています。東京じゃなくて、地方で。そして、大好きな地元でできるのではないかと考えて、場を持つことを決めました。
料理や、誰かの背中を押すことは、自分にとっては当たり前。でも、視点を変えれば誰かに必要とされるということに気づきました。

コロナもありながら、何とか動いていたのですが、安定志向になりつつあったように思います。そんな折に、自分自身にも挑戦してみたいことができました。それが、数年前に東京で出会っていた「演劇ごはん🄬」でした。

「演劇ごはん」は、多くの参加者が一堂に会し、共に食事を楽しみながら、現実と幻想が交錯する演劇の世界を体験することができます。まるで夢のような時間が流れる会場には、参加者一人ひとりが演劇の登場人物として、自らの役割を見つけ、物語に溶け込んでいきます。

食事が進むに連れ、役者や他の参加者との交流も進み、物語も変化していきます。舞台は食卓を囲むだけでなく、演劇の登場人物たちと一緒に笑い、涙し、プロの役者による熱量を感じて、その場に没入することができます。演劇ごはんで得られる、他では味わえない刺激と感動は、参加者同士の絆を深め、また新たな出会いや交流を生むきっかけにもなります。参加者だけが感じる言葉では表現できない体験ができます。(公式サイトより引用)

私は、もともと高校演劇出身だったので、以前より「演劇」というものに普通の方よりも広くアンテナを張っていました。そんなときに見つけた公演に、観客として足を運びました。

演劇の舞台と、食事。
物語が進行しながら、内容に合わせておいしい食事を楽しむことができ、その場にいる観客を巻き込んでの多数決等で物語が変化していく。
その場に居合わせた人たちと演者が一体となって唯一無二の物語が出来上がる。
おひとり様参加も、ご家族、お子様連れ・未就学児の参加もOK!公演中の撮影やSNS投稿もOK!という、演劇の世界では稀な公演形態。
日常と非日常の融合が本当に楽しく、まさに、自分が求めたものが目の前に広がっていた、、そんな気持ちになりました。

「これが全国に増えていったら楽しいだろうなぁ・・」

そんな思いを持ったまま、数年。
2022年、友人経営者にも紹介し、京都のお店でオリジナルの脚本で行うことが決まり、私もスタッフとしても立ち会わせていただきました。
そんな体験をしたことが、「香川でもこの体験を届けたい」という気持ちへと進化します。

後輩の舞台を、香川で

私には大事な後輩がいます。
自分が高校生のときに、あの手この手で演劇部に入部させた1つ下の後輩・熊野晋也君。

彼を演劇の道に引きずり込んだ私たちはそれぞれの道を歩み、演劇からは離れていますが、彼は今も芝居の世界で頑張っています。ただ、香川での巡業はないので、なかなか興行舞台に立つ彼を見ることはできません。

「いつか恩師たちに熊野くんの舞台を見せたい。故郷で錦を飾ってもらいたい」

それができるのは、今なんじゃないか?
そんな思いだけで、代表の小濱さんと打ち合わせをし、2023年7月に見切り発車ではありますが、公演を打つことにしました。

4日間、7公演。
全公演が満席になれば、収支はやっとプラスマイナス0に近づきます。
関係者はすべて我が家に宿泊していただき、少しでも経費を浮かせ、全く知られていない「演劇ごはん🄬」を広めるところからのスタート。ありがたいことに満席の回もありましたが、残念ながらすべてを満席にすることはできず、見事な赤字を出しました。

もうできないだろうなぁ・・

最初で最後の公演になるかもしれない、と臨んだ夏。

どんな反応をいただけるだろうか、楽しんでもらえるだろうか、と不安な気持ちも反面。
観てくださった皆様の、本当に楽しそうな表情に安堵しました。
そして、多くの方が「またやってほしい!」と仰って、店を後にされました。

最初で最後・・・と思った公演。

「またやってほしい!」
「次は友達を誘ってきたい!」

そんな声がお帰りになる皆様からたくさん聞こえてきました。

―私だって、できることならもう一度やりたい。

そんなときに思ったのが、クラウドファンディングでした。
集まればやる、集まらなければやらない。
役者陣のスケジュールを鑑みて、このタイミングでプロジェクトを行うことにしました。

現在予定しているスケジュールは、お店の5周年となる2024年9月23日前後での開催です。
公演数については調整しておりますが、6公演を予定しております。

また、お話の内容は、2023年7月に上演した「隣のテーブルのふたり」のアフターストーリー。
前回観ていただいた方は「あの人が、なんと!」と、お得に楽しめます!
もちろん初めて観る方も楽しんでいただけますのでご安心ください!
※役者陣は基本的に、前回と同じメンバーを予定しています。(変更の可能性もあります)

リターンについて

※「チケット」記載には、公演・食事・ワンドリンク代を含みます※
◆大人1名チケット 8800円
◆演者にエール付き!大人1名チケット 12,000円
◆小濱さんと信原さんと一緒に過ごせる特別チケット 42,000円(9月23日公演+その公演後(仮/15時~17時頃)詳細は購入者に追ってお知らせします。)限定2名

◆上演後、アーカイブ映像限定公開 3,000円
 本公演の映像を後日限定公開します。なお、固定カメラでの撮影となり、編集等はありませんのでご了承ください。ご支援のお礼メールと一緒にURLを送ります。

◆ゲネプロ大人1名チケット 2,000円
 9月19日のゲネプロを観覧できます。食事なし。本公演と合わせて複数購入OK

◆おさらいチケット 1,500円
 今回予定している作品は、前回公演のアフターストーリーでもあります。もちろん今回のみでも十分楽しめますが、より楽しみたい方向けに、固定カメラでの記録映像のURLを事前にお送りします。本公演チケットとぜひ合わせてご購入ください。

◆広告掲載で応援チケット 25,000円
 HP、パンフレット、チラシ等への広告掲載+当店SNSでのメッセージご紹介+演者からのお土産+1名分のチケットを含みます
◆特別協賛応援金 50,000円
 HP、パンフレット、チラシ等への広告掲載+当店SNSでのメッセージご紹介+演者からのお土産ギフト+大人2名分のチケット(大人1名分をお子様2名に振替や、1名で2回の来場への振り替え可能)

◆超!特別協賛応援金 100,000円 HP、パンフレット1ページ分、チラシ等への広告掲載+当店SNSでのメッセージご紹介+演者からのお土産ギフト+3名分のチケット(大人1名分をお子様2名や、1名で3回の来場への振り替えも可能)

達成後のスケジュール

3月 クラウドファンディング終了(達成しなければ全額返金し、終了となります)
4月 広告掲載企業様のバナーなどの収集後、HP公開(前回のサイトを今回用に更新します)
5月  クラウドファンディング申込の皆様分の希望日程調整
6月~8月  残数に合わせてチケットサイト公開・一般販売開始(残数がない場合は販売はございません)、パンフレット制作
9月 公演本番予定
・9月19日(木) 夜ゲネプロ
・9月20日(金) 夜公演①
・9月21日(土) 昼公演②、夜公演③
・9月22日(日) 昼公演④、夜公演⑤
・9月23日(月) 昼公演⑥(千秋楽)

となります。
クラウドファンディングでのチケット状況によって、チラシの制作が追加になります。

資金の使い道

企画費:約30万円
出演料:約80万円
交通費:約15万円
お土産代・印刷費・飲食代:約15万円
手数料(17%+税):約20万円

最後に

オーナー自身のライフステージ変化の都合上、今回のプロジェクトをもって、しばらく-ito-での公演は予定しておりません。
もちろん、またいつか時を経てやりたいと思っておりますが、直近数年間はこれが最後の機会となると思います。

約20年前、「もっと舞台が身近になるには」と本気で考えた高校生の頃。
演劇ごはん🄬を通して、お芝居の非日常が、普段使う飲食店という日常で交わりあう楽しさに出会った衝撃は、今も忘れられません。

「この世は舞台、人は皆役者」(引用:ウィリアム・シェイクスピア『お気に召すまま』2幕7場)

演劇の世界に没頭し、この言葉に出会ったとき、私は衝撃を受けました。
特別だと思っていた演劇。
ただ、演劇の世界は、実は特別なものではなかったのです。
自分の生きている今この瞬間も、また演劇であるということ。
色々な役割をその時その場に合わせて演じる自分たちに気づかないのが日常。
生の「お芝居」の世界を通すと誰かの日常や感情を覗き見ることができる。
私たちの日常が、ひとつの人生舞台であることに改めて気づくのではないでしょうか。

2024年。お店の5周年の節目の年だからこそ、チャレンジしたいと思います!
その場に居合わす人が変わると、同じ作品でも分岐が変わって、空気が変わる。
何度来ても楽しめる。小さなお子さんでも楽しめる。それが、演劇ごはんです。
皆様とお店でまた演劇ごはんが楽しめますように!
ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2024/03/11 11:38

    3月10日を持ちまして、演劇ごはん🄬誘致クラウドファンディングを終了いたしました。たくさんの方にご支援いただき、本当にありがとうございいました。私の力及ばず、未達での着地となりました。楽しみにして頂いた皆様には、大変申し訳ございません。当初のお約束通り、5周年での誘致は見送らせていただきます。...

  • 2024/02/25 21:57

    前回今回と演出を担当する足立さんからのメッセージです!***隣の席で会話していたカップルが、突然口喧嘩をはじめる 気付いたら全員巻き込まれ、皆で応援したり、ヤキモキしたり 一緒に同じ料理に舌鼓を売ったかと思えば 最後は多数決で、二人の恋の行方まで決めてしまう。こんなにリアルで こんなにコミカル...

  • 2024/02/22 09:00

    演者であり、大切な後輩の、熊野晋也君からのメッセージです!もう一度、彼の舞台を香川で!!***僕は香川県立三木高等学校演劇部での活動を通して演劇の面白さに触れ、今ではそれを仕事として活動しています。僕が心から魅了された演劇というエンターテイメントは、どうしても主な公演場所である劇場に依存してし...

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