社会課題の解決をみんなで支え合う
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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

ご支援ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
お陰様で今年の逃げBar White Outも無事、存続が決定しました!

ここからは、逃げBarをより長く逃し続けるための逃亡幇助を目的としたクラファンになります。

現店舗の固定費を支払っていくには年間で最低¥2,529,350(人件費除く)が必要ですので

ご支援が集まれば集まるほど、長く場を延逃することができます。逃げ場として開ける時間が長くなります。



また資金的なご支援だけでなく、逃げBarクラファンは逃げ場がここにあること、「逃げる」という選択肢をいつでも選ぶことができることをリマインドするためにやっていることもあり、この場のことを周りの方に報せていただけるだけで、ご支援になります。

加えて

逃げBarでは1日店長も随時募集しています。定期的に逃げBarで自分の時間をつくり逃げたいという方、あるいは逃し手にまわりたいという方、こちらに詳細をまとめておりますので、ぜひぜひご検討ください。月1から入れます。



社会にもっと逃げのグラデーションをつくり、誰もが当たり前に逃げを選べる社会にするために。

最後の最後まで、どうぞご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします!


-以下本文-



逃げBar White Outは誰もが当たり前に”逃げ”を選べるようになる社会を志向して2019年12月26日に横浜にオープンした逃げ場(Bar)です。毎年クラウドファンディングの達成可否でその年の存続を決めさせていただいているのですが、お陰様で今年で4年目を迎えることができました。


逃げBarはご覧の通り見渡す限り真っ白な空間です。(元々普通の茶色い穏やかなカフェだった場所を全てDIYで真っ白にしました)ここにいるときは誰もが「何者でもない真っ白な自分として居られるように」「クリアな思考で見つめ直せるように」と白一色の空間を作り込みました。

また、Barとは言いつつも、半分以上がノンアルコールメニューなので、お酒が苦手な人も、学生も、どなたでも逃げてこられます。以前は近くの高校の数学部の学生が逃げてきて、店内で奇天烈なパフォーミングアーティストと出会い、衝撃を受けて帰っていったこともありました。

(エリクサーというノンアルなのに酩酊感やリラックス効果のある独自のドリンクを12種類取り揃えています)

昨年からは「Escape Ticket」というシステムをクラファンのリターンに設定し、逃げBarに逃げてくる見知らぬ誰かのために、ドリンク代を前払いしておくことができるようになりました。そしてその結果、2023年は100名の方が無料でドリンクを注文できるようになりました。元々お金がなくても逃げに来るのは自由だったのですが、チケットのお陰でより入店しやすくなりました。


営業日は主に何か逃げたいテーマを持つ当事者の方々に店を貸し出し、一日店長という形で主に店を開いています。これまで「発達障害当事者会」「場面緘黙の啓発の場」「先生たちの逃げ場」「ソーシャルワーカーが集う場」など多様な属性にスポットを当てた逃げ場も開かれてきました。もちろんテーマを持たずただ開かれるだけの日も多々あります。




1日店長たちは自分で店を開く際のみならず、他の店長の日に逃げに行ったりと、相互に逃がしあう共逃関係にもありました。特に固定のシフトは組まず、開きたいときに開き、去りたいときに去るシステムなので、新しい1日店長たちが入ってくれたご縁もあれば、旅立ちもあった2023年でした。

(*1日店長は随時募集中です. ご興味持っていただける方はこちらまで



逃げに来られる方は本当に多種多様です。1日店長たちの開く場を求めていらっしゃる方、職場に行きたくなくなってしまった方、パートナーとのトラブルがあった方、誰かに話を聞いて欲しかった方、一面の白を求めていらっしゃる方、特に理由はないけどなんとなく逃げが必要だった方。人には人の逃げる理由があり、それがどんな些細なことでも逃げBarは全肯定して、お迎えします。

特に深刻な事情がなくてもどうしても逃げが必要な時、福祉相談所やいのちの電話などに駆け込むのは憚られると思いますが、些細なアラートを察知して、本格的に逃げたくなる前に未然に防ぐことは、大切なことだと思うのです。

逃げBarではリアルに存在する店舗と、LINEオープンチャットのオンライン支店で、どんな些細なことでも、すべての逃げを一旦全肯定します。




その他にも「逃避交換日記」というお客さん同士の交換日記をつくり、互いの逃げたい気持ちを交換したり

匿名で入店できるようにしたり

「白葬」という”新しくなるための生前葬”をつくり、星になった世界から今を見つめられるようにしてみたり

緊急事態宣言中は卒制展が中止になってしまった学生たちへ振り返え合同卒制展「卒業できなかった制作展」を開催したり

(出典:2021年3月12日 東京新聞)

今年は新たな取り組みとして人それぞれの”逃げ方”を共有する対話会「逃げシンポジウム」を開催したり

逃げBarの世界観をインタラクティブに没入体験することができる舞台芸術「Escape to Light. White Out.」を開いたりしてきました。



1人でも多くの人の逃げ場になれるように、塞ぎ込んで誰にも頼れない時に、少しでも楽になれる空間であれるように、逃げ場をつくれる人たちが負担なく場を開き続けられるように、できる限りのことを今年も続けてきました。



逃げBar逃主のアメミヤと申します。

普段は体験作家という肩書きで”小説で書いた仮想の世界を現実の体験として開く”作品作りを生業としています。

逃げBarで撮影いただいたインタビュー映像があるので、もし気になっていただけたらぜひこちらをご覧ください。


逃げBarをつくる5年前には、現代の駆け込み寺をコンセプトにした「リバ邸」というシェアハウスを横浜に立ち上げて、管理人をしていました。3人1部屋のボロボロの家に住みながら、家出とかDVとか様々な事情で逃げてきた人がやってきては夜遅くまで話を聞く生活をしばらく続けてました。その時にシェルターや保護施設に行くのは嫌だけど今の場所から逃げたくてここがちょうどよかったという人が多くて、この世の逃げ場にはまだまだグラデーションが足りないんだなと知りました。

とはいえ、シェアハウスに駆け込んで来れる人もごく少数なのだろうと思いました。もっと気軽に、たとえば駅前の路面店、コンビニに入るような感覚で、逃げてこれる場所があったらいいな、と。

そこでリバ邸をやめてから数年、逃げBarを構想し、遂に最寄り駅徒歩1分、1階路面店、すぐ隣にコンビニがあって、DIYも自由という条件にマッチした物件を見つけ、契約に至りました。


(契約当初の元々の内装)

僕自身、逃げの多い人生を送ってきました。

とにかく人と戦わないように、世界に変化を求めず、新たな選択肢を作ることだけをやってきたと思います。


なので逃げBarは自分自身にとっても逃げ場、、になるはずでした。

オープンとほぼ同時にコロナ禍がやってきました。

当初は毎日朝から夜まで店を開け、カフェ&バーとしていつでも逃げてこられるように、通常の飲食店と同じような営みをしていたのですが、コロナの感染者数が増えるたびに客足も遠のき、フードロスが多発するようになると罪悪感からメンタルを壊し、とはいえいつ誰が逃げにくるかもわからないので店だけは開き続け、毎日真っ白なこの空間に1人で居続けることで、気がおかしくなりそうな時期もありました。

当初予定していたビジネスモデルは崩壊し、ただ固定費が出ていくばかりで、正直逃げBarから逃げたいと思い始めていました。

とはいえその間、撮影スタジオとして店舗を活用いただきはじめたことをきっかけに、レンタルスペースとしてなんとか生命線を繋ぐことになります。

今でも多くの方に撮影スタジオや、オフ会、マダミス、など様々なケースで空間をご利用いただいているお陰で、逃げ場として開くことができています。

(model- @mikietakei_arts  photo- @katie_slow_)

逃げBarは自らの存在をもって、社会に逃げのグラデーションをつくり、逃げるという選択肢を当たり前に選ぶことができる社会を志向しています。

逃げるという行動に否定的な、ネガティブな意味をもつのは恐らく全ての生物で人間だけです。

逃げることは生存のために日常的に選び得る選択肢のはずが、自死という最悪の逃げ方まで追い詰められ自ら命を経ってしまうことが、今もまだ多く存在します。

特に若年層の自殺率が深刻な問題と捉えています。

22年の自殺者数は前年比874人(4・2%)増の2万1881人で、2年ぶりに増加しました。男性が13年ぶりに増加へ転じ、女性も3年連続で増え、小中高生の自殺は514人で過去最多となりました。

(読売新聞オンラインより引用 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230314-OYT1T50155/)

小中高生で自死しか選択肢がない子の心境とは、どのようなものでしょうか。

その原因・動機を見ると、学業不振や進路の悩みのほか、友達との不和、親子関係の不和が目立ちます。「学校生活や進路の悩みは誰でも抱えているが、長引くコロナ禍に伴う人間関係の希薄化で、友人らに相談できない子どもが増えているのだろう」という分析もありました。

コロナ禍というムードからは明けつつありますが、依然ウイルスは存在し変異を繰り返し、インフルなどと合わせて学級閉鎖も相次いでいる中、学校内の交友関係においてもいきなりコロナ前のように戻るとはとても考えづらいです。平時に戻したからといって急に友達はできませんし、相談相手が増えるわけでもないでしょう。

特に高校生までは物理的に社会と接続できる範囲が学校と家庭だけということもしばしばあり、学校で起きている深刻な問題を家庭で相談できない環境である場合、逃げ場がありません。Xやインスタで「逃げたい」「死にたい」と調べれば、毎分いくつもの投稿が出てきますが、それに対する返信はありません。

SNSは広いけど、狭い世界です。 命を懸けた投稿も、インフルエンサーの「おはよう」に流されてしまう残酷な摂理が存在します。恐らく、助けを求める人たちも、そういう場であることは自覚しながらも「逃げたい」「死にたい」と、逃げられず、死にたくないのに、そう言っていて。それでも、助けを求めているのに誰も手を差し伸べてくれない虚しさは、悲しさは、そっと自死へ背中を押します。


(朝日新聞デジタルより引用 https://www.asahi.com/articles/ASQBH1BTYQBGUTFL00M.html)

特にオンラインでのコミュニケーション、交友がメインとなったコロナ禍においては、幸福も他者のタイムラインと比較した相対的なものになりがちで、SNSの表示アルゴリズムでは常に隣の芝が青く見えるので、自分だけが不幸だ、自分だけが劣っている、と不平等感、無能感に苛まれることもしばしばあり得ます。

G7での自殺率と幸福度のグラフを見ると両方とも日本が最下位で、コロナによる世界的な事情も関係はありますが国内の文化、ナショナリズム、アーキテクチャ、環境要因が自殺率に強く働いていることが推察されます。これは当事者たる子どもたち自身による解決が難しい問題です。

日本の幸福度の内訳をみてみると一人当たりGDPが1.327で25位、社会的支援が1.41で51位、平均健康寿命が1.088で3位、人生における選択の自由度が0.445で65位、個々人の寛容度が0.069で144位、社会の腐敗の認識が0.14で41位となっています。(参照: https://data.wingarc.com/objective-happiness-20654/2)

健康寿命やGDPなど客観的な幸福指標では比較的高い水準にありますが、人生における選択の自由度や個々人の寛容度など主観的な幸福指標が低い現状です。

それは個々人の性質やマインドの問題のように見えて、そうさせてしまう学校、家庭、企業や政治など様々な構造的課題が根深く影響を放ち続けているように思います。

このような負のミームを断ち切れないままコロナ禍で他者との偶発的な関係構築機会が失われ、SNSベースの相対的幸福観に毒され、AIでサジェストされるフィルターバブルな情報環境で変化の機会を失い、特定のコミュニティ内でエコーチェンバーする哲学の外から出られず、オンラインの村社会で村八分を恐れる現状。日本はもはや多民族国家のように思想や哲学が分断されたデジタル村社会の最中にいます。

そして分断されると自分のコミュニティ外のことは未知になり、未知は恐れになり、恐れは争いに変わります。そうなると個々人の寛容度は更に低くなっていくでしょう。相対的幸福を追い求める中で、あるいは自身のレゾンデートルとしての推し活、虚構の愛への対価など、キリのない追求で金銭的に枯渇し、人生における選択の自由度も益々減っていきます。



残念ながら2024年以降も自然災害や戦争、様々な危機が想定され、個々人においてはそれ以上に難局が立ちはだかるでしょう。

万が一、所属する村社会から弾かれ、居場所がなくて、孤独になり、死の世界へ逃げたくなってしまった時、社会にはシェルターや福祉相談所や自殺防止ホットラインなど様々な逃げ道が用意されていますが、そこに辿り着く前に、あるいはそれらの選択肢を選べない、拒否反応がある人たちに向けて、逃げてこれる場は益々必要になってくるはずです。

それは銭湯でも、ゲストハウスでも、海でも、本屋でも、なんでも良いのですが、逃げBarでは「逃げてきた」という共通項を持った多様な人達で混じり合えることが価値だと思っています。

フィジカルな世界はまだAIによるサジェストも少ない混沌系であり「お隣に異なりがある状態」です。この混沌系で年代も考え方も生活背景も異なる人たちと偶発的に、ある種のアクシデントのように出会ってしまう機会こそが価値観や生きるレンジを広げて、村を脱走し、人生のレジリエンスを高めていくことになるのではと考えます。

「逃げたい」という共通の文脈は、人を弱さで、あるいは素直さで繋ぐことができます。ポジションを取る必要もなく、面目を保つ必要もなく、媚び諂わず、ただ逃げる時間を分かち合える安心感があると思うのです。

SNSという村社会では「何者か」にならなくては存在を示せないので「ここにいるよ」と知ってもらうため、認めてもらうために、皆が何者かになろうとしますが、別に何者でなくてもいいのです。

ただ生きているだけで、人は愛を受け取れるものだから。

時代の成り行きとも言えるこの情報過多で、広いのに狭くて、分断された社会では

意図的に自らを漂白する時間を作らないと、とても身が持ちません。

死にたくなったり、逃げたくなるのは、あなたが弱いからでも、能力がないからでも、運が悪いからでもなく、そういう環境にいるからです。

なのでまずは、逃げましょう。気軽に、当たり前に、さらっと、逃げてしまいましょう。

時間も気にせず、ゆったり漂白して、なんなら逃げを満喫するくらいのレジャー感覚で。

そんな逃げ観を、リアルに存在して逃げ込める逃げ場として、開き続け、五感で感じてもらうことが

この課題に対して逃げBarが果たせる役割だと思っています。




昨年も逃げBarを開き続けてきたなかで、あるお客さんは逃避行換日記をじっくり読みながら「Twitterとかだと真実味がなくて、リアルな字を見ると泣ける」と言っていました。あるお客さんは「逃げBarのTwitterで今日逃げられますと投稿があるだけで、安心して会社に行ける」と言っていました。

オンラインがコミュニケーションの主流になったとはいえ、物理的に手触りのある形でちゃんと場が存在していて、リアルな人間がその場にいることって大事ななんだなと改めて思いました。

また逃げている人全てが必ずしも逃げ切るという状態を目指しているわけではないことにも気づきました。

課題を解決するための方法はわかっていて、いつでも実行できるのだけど、逃げ切った先の場所に行く勇気がまだなかったり、恥ずかしさがあったり、自信がなかったり。

そして人が逃げていると多くの人はその解決策を提案し、逃げている状態からいち早く解放してあげたい!と思う社会が育ててきた自然な善意が発動しますが、逆にいうとそれは「逃げ」を許容できず、その時間を待てない社会でもあるなぁと思いました。

逃げていることは苦しいことで、病気や怪我と同じように治療すべきこと、という固定概念が、逃げ続けることをあえて選んでいる人に寂しさを与えてしまっているかもしれません。



逃げBarは良くも悪くも何もない場所だからこそ、純粋に逃げている状態を許し続けられているのだと思います。

精神科や福祉相談所みたいな逃げ切るためのアドバイスを打たない代わりに、ただ相槌を打っています。

診療や治療でもないので、ただ一緒に飲みながらお話を聞きます。時には自分の話もします。

その中で何か逃げ切れるようなヒントが現れるかもしれませんが、それはご自身でご自身を救ってあげただけです。そういう体験を待つことが、すぐに出す答えよりも、大事なことな気もしています。


正直なところ毎年クラウドファンディングでお力添えいただいていることに、毎年心苦しさ、忍びなさがあります。

なので「今年はやろうか、、どうしようか、、」と年末になると心がざわつき始めるのですが、逃げ場として皆様にご利用いただいている以上、自分だけの判断で店を潰すことなどできず、人事を尽くさなくてはと年明けの覚悟と共にこの文章を精魂込めて書く日々が始まります。

逃げBarが毎年クラウドファンディングをしているのは主に3つの理由があります。

①経済的な事情

駅前路面店の1Fと立地がいいだけに家賃が高く、なんとか齷齪働き、様々な事業アイディアを試しているのですが昨年も収支的はクラファンのご支援込みでも260,324円の赤字でした。人件費は入れていないので、入れるともっと酷いことになります。

本末転倒にならないよう逃げBarとしての時間をちゃんと確保しつつ、存在意義を守りつつ、経営を成り立たせるにはなかなか難しく、他の事業経営の売上をなんとか回して場を守ってきましたが、クラファンのご支援をなくすとキャッシュアウトしてしまうので、経済的な事情でご支援を賜っています。

②性質的な事情

逃げというのは数の問題ではなく、一人でもこの場でしか逃げられない人がいれば、それは存在し続けるべきというのが自論ですが、世間的にそれが大きくずれていたり、社会にこの場よりもっと優秀な逃げ場ができていたり、もはや逃げは不要という時代感であれば、逃げBarは求められず滅んでいくのもまた自然だと思います。なので、逃げBarという性質はまだこの時代にも必要かどうか、毎年の定期測定として皆さんに投票をお願いしています。


③リマインドとしての事情

定期的に「逃げ場ここにあるよ」と「いつでも逃げられるよ」とリマインドしておきたくて。
それだけ世の中は険しいし、人はすぐに忘れてしまうし、すぐに追い込まれてしまうものだから。
大丈夫、今年も逃げられる。と今年もお知らせします。

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とはいえずっと気になっていたことが1つあり、そもそも①の理由に関しては収支の合う物件に移転すればクリアできるのでは、ということです。あの場、あの空間だからこその逃げBarでは確かにあるのですが、逃げBarというコンセプトは生かすが場は変えるという選択肢も、クラファンの中で作れればと思いました。

なので今年は達成度合いによって下記のように逃げBarの形が変わります!



逃げBar White Outは横浜駅から横浜市営地下鉄で1駅の三ツ沢下町駅から徒歩1分にあります。レンタルスペースとしては撮影スタジオやマーダーミステリーの会場としてご利用いただくことが多いです。特にレンタル時のご利用内容に制限はしていないので、MVやYoutube、映画など商用の映像の撮影も、ヨガや食事会、冠婚葬祭も可能です。

(店内図面です。76㎠あり、スタンディング50名ほどのキャパです)


汚れるたびに白いペンキをDIYで厚塗りしているので、雑味のある厚みやコントラストが既製品やプロの仕事ではなし得ないこの空間独特の白の風合いとなりました。

(model- @makimakes1999  photo- @TOSHIPHOTO3 )

(model- @SHiKiBU_0924 )

360°すべてのオブジェクトが白いので、室内全体に映像投影が可能です。メディアアートの展示や、映画上映会、DJイベント時のVJなど様々な演出が可能です。


(VOCA White vol.2開催時 org_@BigBigfriend333)

(物語回想マーダーミステリー「シュレーディンガーの密室」特別公演時 org @lastboss_bot)


ギャラリーとしてのご利用も可能です。写真展や立体造形の展示など様々な用途でご利用いただけます。

【緒】 白鳥紗也子.Eva(玉様祭壇)

「たましいの祝日」おしだゆき


これまでのクラファンでいただいた応援メッセージの一部をこちらに掲載させていただきます。心温まるメッセージの数々、、本当にありがとうございます。

「先日、カフェにお伺いさせていただいて、気に入ったので、支援します!!相反するものが同時に存在するような、不思議な世界でした。細く長く、あの場所にひっそりと存続されていってほしい空間です。」-guest2a47857d8124

「『どうか、あの一画をのこしたい。』『あの場所は、まだまだわたし達には、必要だ。』そういう音がこだまして、世界をふるわす響きとひろがることと感じます。必要なんだ。切なる響きがこだまします。どうぞ、そのひと滴とならんことを。」-A_n_u_

「逃げたいときに、なくなってたら困るので、支援します。でも、こどもを置いて、しょっちゅうは逃げれないので、私が行けない間は誰かに席を貸してあげてください。」-guest357647b26c44


「福祉サービスでもなく、ふらっと立ち寄って逃げれる居場所。こういう居場所が、地域には本当の意味で求められていると感じます。応援しています!」-momiko_ko


「逃げる場を作るところから逃げないやつがいることでどれほど救われる人がいることか 少しだけど熱量おくります!」-CHIKAO

「何気ない逃げ場が出来る事は、相談支援窓口が出来る事より重要だと思うので。応援してます。」-motoshima

「どうか存続できますよう…!美しいあの場所が残りますように!」 -unica0927


「知人のSNS投稿から、今日はじめて逃げBarを知りました。私もこれまでの人生、たくさん逃げ続けた結果、今の幸せがあります。逃げることを悪だと思わず、自分が求めるものに向かう然るべき道だと、逃げを肯定できるしなやかな人が増えてくれたらいいなと思います。この世界で一番やさしい場所が守られますように。微力ながら応援しています。」-_ayako_1222


「はっきりとしない生きづらさを抱えて過ごしていた中、偶然この場所にたどり着きました。遠方から少しだけ、支援させてください。いつか、逃げに行きます。」 - Amomirki


「何も無くても何かあってもいい唯一無二の場所。逃げることは何も悪いことではない。自分の心と体と時間を忘れて真正面から向き合えるそんな空間をこの先も応援したくて。」-mn3014

「逃げBARは本当に素敵な心の拠り所となる場所です!誰でも逃げられるように、ずっと存在していて欲しい。」-yukari_colaborator

「ギリギリになるまで何もご支援できなくてごめんなさい。逃げbarは黒い社会の荒波に揉まれていた私を浄化し、心から癒して背中を押してくれました。海の向こうから応援しています!また会いに行けるよう頑張ってください!」-yurietty729



全額、来年3月まで店舗を維持するための固定費に使わせていただきます。

家賃 17万円×12ヶ月=¥2,040,000
光熱費 2万円(月平均)×12ヶ月=¥240,000
水道費 5000円(月平均)×12ヶ月=¥6,000
通信費(Wi-fi) 5280円×12ヶ月=¥63,350
消耗品(トイパ/洗剤等)1万5千円×12ヶ月=¥180,000

合計年間コスト: ¥2,529,350



クラファンをする度に思うのですが、ご支援いただいている方の中にはむしろその方の方が支援が必要なことがあって、むしろ経済的にちょっと苦しそうな人ほど、支援をしてくれているのです。

ありがたいのですが、なんとも複雑な気持ちにもなります。日々使うものなので忘れがちですが、お金は気持ちの受け渡しであって、今では親指を何回か動かすだけで数字が動き、商品と対価の交換が成立しますが、本当はもっと交歓できる営みで、いただいて、ささげられるものなのだと思います。

クラファンでのお金の動きは、そんなことを思い出させてくれるきっかけにもなっていて、ただ数値の変化があっただけではなくて、ちゃんといただくことができているかどうか、自分の胸に問いただしながら、ご支援を噛み締めています。

この恵み、流れを、今度は自分が、逃げBarがどこにどうやって流せるか、鳥の視点からこの社会を1つの生命体のように見つめて、考えます。僕らは1つの生命体で、ヘモグロビンでもあって、血液サラサラで滞りなく全体に行き渡った方が、健やかで、調子がいいはずです。これからも逃げBarでは「逃げ」と社会を繋いでいければ、と思います。

逃げることは恥でもなければ後退でもない、退化でなければ負けでもない。僕らを僕らたらしめる行為として尊重して、普通に選択できる選択肢として、グラデーションをつくり社会と接続していきます。

遍く人々の逃げ場として開き続け、やさしさが滞ることなく循環し続けられるための舞台装置としての機能を、今年も逃げBarに与えていただけるでしょうか。

逃げBarは存在するべきか。

コメント欄にてお返事をお待ちしております。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

<プロジェクトのスケジュールについて>

《共通》
2024年 2月1日~3月1日 : クラウドファンディング挑戦中
2024年 3月2日 : 達成金額に応じて店舗の閉店/存続/移転を決定

《未達成の場合》
2024年 3月3日~3月13日 : ご支援者全員に未達成の旨をメッセージにてご報告させていただきます。

《130万円以内の達成の場合》
2024年 3月3日~3月13日 : ご支援者全員に各リターンに応じたメッセージをさせていただきます。
2024年 ~5月31日 : 店舗をご利用いただくリターンは5月31日までがご利用期限となります。

《130万円以上の達成の場合》
2024年 3月3日~3月13日 : ご支援者全員に各リターンに応じたメッセージをさせていただきます。
2025年 ~3月31日 : 来年3月末まで店舗の存続が決定し、店舗をご利用いただくリターンのご利用期限が2024年12月31日までとなります。



  • 2024/04/03 17:30

    こんにちは!逃げBarクラファン達成記念の感謝祭まであと3日となりました。ご支援いただいた皆様限定のイベントとなりますのでぜひぜひご検討ください。当日は主に参加者の皆様同士の対話の場を中心にあらたな共逃関係の輪が広がるようにつくりました。逃げ場とは空間のみならず、人と人の関係だったりもするので...

  • 2024/03/19 20:25

    こんばんは!4月6日、白の日は逃げBarクラファン達成記念の感謝祭として逃げBar店内でクラファン支援者さま限定のイベントを催します。お忙しいところかとは思いますが、更に白くなった店内をご覧に、あらたな共逃関係の輪を広げに、よろしければぜひお立ち寄りください:)下記イベントページより詳細の転載...

  • 2024/02/29 11:36

    皆さんのご支援ご協力のお陰で、無事130万円を達成し、逃げBar現店舗の存続が決定しました!本当にありがとうございます!逃げの2月と言われる2月の、余白に差し込まれた空白の1日である閏日に達成したことが、なんとも逃げBarらしいなと思っています。そして今日も、正午12:00より逃げBarオープ...

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