はじめに

はじめまして。レース切り絵画家の蒼山日菜(あおやま ひな)です。
この度は、本プロジェクトページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

少し長くなりますが、自己紹介をさせてください。

私、蒼山日菜はレース切り絵画家として活動しております。
レース切り絵とは、小さなハサミ一本で作り上げる繊細で緻密なレースのような切り絵で、
蒼山日菜のオリジナリティと究極の技をモノトーンの世界で表現しています。


フランス在住中の2000年からレース切り絵を始め、
2008年にスイスのシャルメ美術館で開催された
第6回トリエンナール・ペーパーアート・インターナショナル展覧会に初出展し、アジア人初のグランプリとなりました。
その後もフランス、スイスで受賞歴多数、ヨーロッパ各地やアメリカの美術館で多数展示しております。
また光栄なことにNEWS WEEK「世界が尊敬する100人の日本人」にも登録いただきました。

2012年から活動拠点を日本に移し、テレビや雑誌などのメディア出演や書籍出版などあり、
4か国の教科書にも起用されております。
富士川切り絵の森美術館、Lyon miniature美術館所蔵の他、映画「白夜行」では、ほとんどの出演切り絵を担当しました。
近年では、Tokyo2020オリンピックOMEGAコラボや、森永ビスケットパッケージ2022も手掛けております。

アーティストは作品が一つ売れたら、すでに個人事業主。

ケーキを作るのが好き。だから料理学校に行き、卒業したらケーキ屋に勤めて、いずれは自分の店を持つ。
そうやって食べていける人がいるように、アートで生活したい人が日本で絵を描いて生活する環境があってもおかしくはない。けれども日本でのアート需要を考慮すると、日本ではアートで生計を立てるのは非常に難しい分野となっています。

アーティストは誰彼全ての人が個人事業主となります。しかし、食べて行かれず個を捨て、好きなこととは関係ない仕事へ就職してしまう人も少なくありません。
もしくは、アートを続けるために歳を取っても必死にバイトなどで食い繋ぐ人も少なくありません。

アートで生きていくためには、自分で自分をプロデュースし、企画書や申請書を書き、海外のアートイベントなどに自ら応募できる力、売る力が必要です。

アートで生活する人生を望む学生や若いアーティストたちが、若い頃から自分プロデュースを当たり前にできるようになる力を身につければ、アートで生きる術が見えてきます。
ただ先ほども述べた通り、日本でのアートの需要や価値はアメリカやヨーロッパなどに比べると低いのも事実です。
それならばどうするか。

そうです!まずは需要のある海外へフットワーク軽く飛び出すことを覚える。

私の経験上、まずは海外で展示することに慣れることが大事なのではないかと考えます。
ワールドワイドに活動することは今の時代、必須でそして常識です。
それが日本人の若い人にはなかなか出来ない勇気だったりするのです。

確かに英語力の低さも要因の1つではあるかもしれませんが、でも、正直言語は関係ないのが事実。
私は英語が全くできませんし、フランス語も全く話せない状態で渡仏しました。

では、なぜ尻込みしてしまうのか。
海外に出ても、まず何から始めれば良いのか分からないからではないでしょうか。

海外で需要はあると言っても、待っているだけではアートは売れません。アートで生きていくためには、
海外でもセルフプロデュース力、企画力、行動力は必要です。

しかし残念ながら、それらは学校では教えてくれないようです。
それならば、日本の若手アーティストが好きなアートで生きる未来を作るために、私ができることは何か。

20代前半までの若手アーティストを対象とした海外での展示を企画し、
海外で日本人アーティストが活躍するための挑戦を支援することと考えました。

意外と一度挑戦してみると方法やどこにアプローチーすると良いのかなどが見えてきて、以後、挑戦しやすい体質になります。
飛び込みは怖い。という概念が、なんだ水は柔らかい。飛び込んだくらい怖くない。
そんな考え方に変わってきます。

私と若手アーティストの挑戦に共感いただける方がいらっしゃいましたら、お力をお貸しいただきたいと思い、
本プロジェクトを立ち上げました。

オーストラリアJAPAN EXPOの展示販売チャレンジ支援

海外での展示として今回挑戦するのは、オーストラリアで開催される「JAPAN EXPO2024」です。
今年は2024年12月14日にシドニーにて開催されます。

なぜオーストラリアなのか。

オーストラリアは親日国の1つでもあり、親日家が多いことでも有名です。それは小・中・高・大学では、選択項目の一つに日本語があり、日本文化に小さい頃から慣れ親しんでいる環境が整っているのです。

また「JAPAN EXPO」は、日本や日本文化を愛する方が数多く来場されるフェスティバルです。
親日家が多い国で開催される日本をテーマにしたフェスティバルに出展することは、初めての海外展示・販売に挑戦する若手アーティストにとっては恵まれた環境となると考えました。

本プロジェクトに挑戦する、蒼山日菜が選考した11名の若手アーティストをご紹介します。(あいうえお順)

■菅野 湧己 wakumi kanno(インスタレーション)

2002 年 東京に生まれる
2024年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 在籍中

身の回りにある捨てられていくもの、忘れられていくものたちに注目し作品を制作している。大量生産大量消費の時代の中で消えゆくものと、自分自身の関係性を模索し再構築していく過程を通して、現代におけるエコロジー問題にアプローチしている。

■シュウト(まだ模索中ですが、背景画、平面構成を描きたいと思っています)

幼少より絵を描く事が好きで高校に入って本格的にアートの方へ進みたいと思い、宇和島にあるアトリエぱれっとギャラリーで絵を習い始めました。

まだ習い始めて1年ですが、自分なりに工夫しベストの作品を作れるよう日々努力しています。
私は細かい作業を得意と自負して、背景などの絵を細かく描いていきたいと思っております。

■haguruma(主に「猫」をモチーフに色鉛筆やクリップスタジオ、アクリル絵の具、紙を用いて制作)

奈良芸術短期大学 1 回生デザインコース


様々な画材を用いて猫とスチームパンクを用いた作品を描き、研究しています。現在はリアルに動物を描いたりグラデーションを意識した配色にしてみたりして描きます。また、こんな商品あったらいいなというデザイナー視点で考え、自由自在に紙を使って制作しています。保護猫活動にも目を向け始め、それらを自身のアートで猫の殺処分を少しでも減らしていくことを目指しています。

■星雪(ほしゆき)(主に自然をモチーフにした造形作品を制作して行きたいと模索中)

自然をモチーフにした作品を制作していきたいと模索中。

俵裕子先生のアート教室に幼少期から8年間通いました。幼い頃から身近なものや自然の物で立体 的な作品を作るのが得意でセロハンテープやワイヤー、ダンボール、草木などで製作をしていまし た。また自然が好きで現在は草木ろうけつ染めに挑戦中です。工房で助手をしていたので子ども達に 自然と触れ合う工作を教えるのが将来の目標です。

■堀田紗来(刺繍・テキスタイル・絵画)

はじめまして、堀田紗来と申します。2004年生まれの香川県出身、現在は東京藝術大学先端芸術表現科に在籍。

主に刺繍や絵画をメインとして制作しており、自分自身を治癒するために作品制作を行っています。将来は私の作品を通して人々に希望や癒しを与えることが夢です。今回は、私の作品をより多くの人々に届けるための第1歩と考えております。よろしくお願いいたします。

■松浦 蓮奈(コラージュ・半立体・立体)

4月から近畿大学の文芸学部芸術学科造形芸術専攻に通う19歳です。

私が作っている作品は半立体や立体作品が多く、ネガティブな気持ちから出来上がることがほとんどです。日常生活で表に出せない気持ちや口に出せない言葉。行き場のない負の感情はいつしかアートとして表に出てきていました。私は作品に名前をつけたり説明したりするのが苦手です。だって言葉にするはずじゃなかったものだから。今回受験で作ったポートフォリオでは初めて作品の説明をしてみました。1度私の心の中を覗いてみませんか?私だったあなたたちへ

■まり(墨と色鉛筆を使ったアナログアート)

私は普段身近にある文房具主にボールペンを使って絵を描いています。

食べ物、おじいちゃんおばあちゃんなど描くものは幅広く、自身の経験や音楽から受けた影響、その日の気分によって描くものは変わります。最近は墨を使った作品作りに挑戦しています。硯を使って一から墨を擦り、塗り重ねるごとに増す墨色の深みの表現を研究中です。さらに上から色鉛筆で色を加えることで墨の色をプラスした深みある作品を作ることができます。

■村上 明(絵画)

美大浪人生、19歳、油画専攻。


私は20歳にしてようやく、人と関わる上で傷つけないことも傷つかないことも出来ないと知った。
毎日が幸せかつ順調であることはない。時に人を妬み、無気力になり、自分を責めたりする。当たり前だ。
個人的な憂いごとを俯瞰すると、沢山の面白い発見がある。皆んなも同じように迷っていたり、
それが連鎖して社会が成立していたり。私が描くカオスで愉快な社会の情景をみることで
皆様の毎日が陽気で楽しいものになれば本望である。

■ゆうか(イラストレーション、デザイン)

大阪芸術大学
デザイン学科

私は主に自分で考えた「ゆるく」感じるキャラクターを描いています。例えば、畑を人知れず守っている妖精さんや、
妖精さんと仲の良い謎の馬など自分の想像したお話を元にイラストを描いたりしています。
皆さんの日常生活にも潜んでいるかもしれないキャラクター達を他にも紹介したいと思っています。

■六茶(ロクチャン)(抽象画、ボールペン画)

今年から大学生の六茶です。

抽象画やボールペン画をよく描いています。技法としては、いろいろな文字や記号をたくさん並べて、幾何学的な模様をつくり、その文字や記号の意味も、持たせた上で自分が表現したいものを描いています。来年は受験はありますが、アーティスト活動にも力を入れていきたいです!

■ワタナベ リノ(水彩、油画)

2006 年 誕生


私はモチーフをより魅力的に描くように心がけています。人であればその人の雰囲気や溢れ出ている魅力をキャンバスに書き留めたいのです。その人の奥にあるモノやモチーフの歴史、生活をどんな形でも受け止めたいと考えています。そしてモチーフから透けて見える色を私がさまざまな画材を使い表現し、できる限り広いたくさんの人と分かち合いたいです。

ここでしか手に入れることができない
蒼山日菜、若手アーティストのアート作品をご用意しました

蒼山日菜、若手アーティストの一点モノの作品の他、
普段使いに便利な「トートバック」や「スマホ待ち受け画像」などがズラリ!
また、蒼山日菜、若手アーティストに会えるZoom打ち上げや、リアルの打ち上げパーティーも計画しています!

作品を通じて、支援を通して、アートを楽しんでいただいたり、アーティストのファンになっていただけたら嬉しいです。

<動画で支援!>
・若手アーティスト&蒼山日菜による、好きな事で自分らしく生きる著名人へインタビュー動画:5,000円
・支援総額に応じた報告動画:3,300円

<交流して支援!>
・蒼山日菜&若手アーティストとのZoom打ち上げ:7,700円
・打ち上げパーティー&蒼山日菜トークショー:15,000円

<アートで支援!>
・若手アーティストデザイン スマホ待ち受け画像 一挙7作品セット:3,300円
・卓上カレンダー(若手アーティスト作品集):3,850円
・若手アーティストデザイン オリジナルトートバッグ:5,500円
・若手アーティストの一点もの作品:13,200円~
・蒼山日菜デザイン スマホ待ち受け画像:3,300円
・蒼山日菜デザイン レーザー切り絵セット:3,300円
・蒼山日菜デザイン オリジナルトートバッグ:6,600円
・蒼山日菜デザイン レース切り絵:25,300円~
・蒼山日菜オリジナル切り絵:48,400円~

・6/10 プロジェクト開始
・7/31 プロジェクト終了
・9月 オーストラリアJAPAN EXPO2024オンラインプラットフォームで作品およびグッズ販売スタート予定
・12/14 オーストラリアJAPAN EXPO2024 現地展示予定

ご支援いただいた資金は、若手アーティストの作品販売のためのオンラインショップの制作費、オーストラリアのオンラインモールへの出展料、および、今回クラウドファンディングにご協力いただいているCAMPFIRE様への手数料に充てさせていただきます。
目標額を上回る場合は、ぜひ対面でのJAPAN EXPO SYDNEYへのブース出展を目指したいと考えております。

【150万円達成の場合】
・JAPAN EXPO SYDNEYオンライン登録料:$500AUD(おおよそ5万円(現在))
・日英版オンラインショップ制作(JAPAN EXPOオンラインプラットフォームに連結用):60万円
・ショップ運営費当面分:17万円(ショップ手数料に毎月5000〜1万円・運営スタッフ手数料)
・手数料(17%+税):28万円

【それ以下の場合】
・日英オンラインショップを制作し、JAPAN EXPOオンラインプラットフォームに連結

日本国内だけでなく海外にも目を向け、戦略的に挑戦することが当たり前である環境を作ることは、アートだけでなく様々なジャンルで必要だと考えております。

そんな環境を若手アーティストや子供たちに残していくために、まずは「オーストラリアJAPAN EXPO」を通して一緒に応援していただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

エンタメ領域特化型クラファン
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