こんにちは。米澤大智と申します。

今回、このクラウドファンディングを立ち上げるのは以下の目的からです。


アトリエ環境を整え、デザイナー、クチュリエとして活動をするための資金を集めたい」


ちなみに、クチュリエとは、単なるファッションデザイナーではなく、服作りの職人でありアーティストのこと。


この言葉を選んだ理由は、僕の役割がデザインだけにとどまらないことを表すためです。

単に服の外観をデザインするのではなく、その制作過程全体をデザインすること。新しい価値を創造し、それを市場に適応させるビジネス戦略をデザインすること。また、現代において服を作る意味を見直し、衣服の構造と身体への理解から新たな表現を探求すること。


具体的な例を挙げると、20世紀初頭から中期まで存在していた、クチュリエたち、ポール・ポワレから始まり、ココ・シャネル、クリスチャン・ディオール、クリストバル・バレンシアガなど。それを乗り越えたいのです。


これに共感し、ご支援いただける方にパトロンとなっていただければと思います。


さらに、僕について知らない方や「『クチュリエが単なるファッションデザイナーにとどまらない』ということは分かったけど、具体的に何をするの?」と思った方は続けてお読みください。大口を叩いていることは自分で理解しています。


 僕の夢は、価値観を揺さぶる服を作ること、そして日本にないラグジュアリーブランドを作ること

 僕の夢は、価値観を揺さぶる服を作ること、そして日本にないラグジュアリーブランドを作ることです。

4年前、地元岡山で個展を開催しました。これは私のキャリアだけでなく、人とのコミュケーションの一部となりました。

2019年10月の展示会 このときは7型でした。


衿に変化をつけて。

左右の衿が重なり、後ろ中心からドレープを。

この展示会は岡山の縫製工場で勤務しているころに、夜な夜な完成させたものです。

これも以前のものですがメンズも作ります。

そして展示会から1年が過ぎ、このままではあまりにも成長が遅いと感じ、上京を考えます。
求人に応募し、一つのブランドから電話がかかってきました。「明日来れるか?」という電話でした。
今思えばとんでもないですが、その日のうちに岡山ー東京間の夜行バスを探し、アトリエに伺います。
これが以前勤めていたブランドに入るきっかけで、それから営業企画として働き、いわゆるドブ板営業もしました。もちろん企画にも参加しました。
ちなみに写真が古いものばかりなのは、ブランドの営業企画での期間が空いているからです。

そしてこういった経験から、僕が服作りに対して抱く情熱と、ビジネスの一番大切なものを知ることになります。


しかし現在は、理想の制作環境にありません。狭いシェアハウスに住み、制作に必要なスペースや機材が足りない状態です。日々の仕事に追われ、クリエイションに充てる時間も限られています。正直あれこれ副業にも手を出したり悩んだりしましたが、最終的にクラウドファンディングを開催することにしました。


僕一人では叶えられません

自分の作る服は、単なる衣類ではなく、ストーリーと感情をまとったアートピースです。これらの作品を通じて、人々に新たな価値とインスピレーションを提供したいと考えています。”大量生産のための”分業制を再構築し、欧米の文脈と日本の歴史から新たな表現を探っていきたいと考えています。簡単ではありませんが、僕は自分の夢を追い続ける決意を固めました。そして、この夢を現実に変えるためのサポートを、みなさんにお願いしたいと考えています。


クラウドファンディング達成後は、アーティストへの衣装提供からスタートしていく考えです。
僕は幸いにも音楽バンドをやっていた経験から、僕の作る服を着てステージに立ちたいと言ってくれるプロの仲間がいます。本当にありがたいです。

そして「まあ、長い目で見てやるよ。」という方にご支援いただけると幸いです。

よろしくお願い申し上げます。


米澤 大智



リターンについて
【17,000円〜32,000円リターン】

こちらは衣装で使用する生地素材をコラージュしたパネル作品。
僕が作る服のエッセンスをそれで感じていただけたらと思い、制作します。
金額によってサイズが異なります。

小 17,000円 幅273mm × 高237mm × 厚19.5mm

中 25,000円 幅410mm × 高318mm × 厚19.5mm

大 32,000円 幅530mm × 高410mm × 厚19.5mm

この3つです。
パネル裏にサインを入れます。


【150,000円リターン】

こちらのパネル作品は、大きな立体の作品になります。
平面のコラージュとは違い、パネルに服のパーツを縫い付けます。
言葉で説明し辛いですが、例えばテーラードジャケットの衿と身体が浮き出て見えるものや、袖やポケットを縫い付け、パネル作品でありながら、洋服をハンガーに掛けているように見える作品です。
アイテム、素材やボタン、レースなど、ご支援者様の好みをお聞きして制作いたします。

サイズは以下のとおりです。
幅1167mm × 高910mm × 厚27.5mm
55インチのテレビサイズです。

今後、そういった着用ではなく鑑賞できる作品の制作も考えておりまして、識別できるサインとシリアルナンバーを入れていきます。


【180,000円リターン】

オーダーに関しましては、ブランド最初の顧客様として、衣装・ドレス等を作らせていただきます。ご要望があれば、リアルクローズ(日常着)も作ることが可能です。
お作りしたい方のイメージに沿って、こちらからデザインのご提案をさせていただき、欲しいアイテム、スタイル等をお話の中から探っていく形となります。

ご要望はスタイル、年齢、メンズ・レディース等問わず、自由な形でお聞きできればと思います。


※15万円と18万円のリターンに関しましては、1年ほどお時間をいただく形になっておりますが、制作自体はすぐに始めさせていただきます。

※リターン品完成後に、メールまたはお電話にてご連絡をさせていただきます。各リターンの備考欄に、ご希望のご連絡方法を入力しお選びください。


ご支援金の使い道について
写真は岡山を拠点にしていた際の自宅兼アトリエです。

①中古または工場さんの人づてからミシン・アイロン等の縫製機材の購入
②人台ボディとパターン台、パターン作成に使用する道具の購入
③リターン品の原材料・送料

制作に使う主な機材とリターン品にご支援金を使わせていただきます。
よろしくお願いいたします。


発信について

リターンの説明やクラウドファンディングの進捗、制作背景の発信など。
アイデアの源泉や、自身の活動をインスタグラム・フェイスブックで発信しております。

インスタグラム
https://www.instagram.com/daichi_yonezawa/

フェイスブック
https://www.facebook.com/daichiyonezawa0304?locale=ja_JP



スケジュールについて

2024年3月1日 クラウドファンディング開始
2024年3月31日 クラウドファンディング終了
2024年4月中旬 物件契約完了
2024年5月中旬 アトリエ完成
2024年6月上旬 リターン作成・発送開始
※念のため制作期間を1年以内とさせていただいておりますが、でき次第すぐに発送させていただきます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください