サッカー日本代表の本田圭佑選手、MLBで活躍する大谷翔平選手等、多くの日本人アスリートが世界で活躍する時代となった一方で、全く表には出てこないプロスポーツ界の社会問題が「アスリートのセカンドキャリア問題」です。 この問題に正面から向き合い、引退後も自信を持って社会で活躍できる環境を整備したいです。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

皆さま、はじめまして。
本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

プロジェクト起案者の清野と申します。私は現在個人で活動しておりますが、過去にプロサッカークラブとプロ野球チームのフロントの最前線で働いておりました。入団してくる選手は皆、小さい頃からの夢であったプロ野球(サッカー)選手になれた大きな喜びとこれから活躍する自分の姿を想像し、また臨場感ある満員のスタンドやスタジアムでプレーする自分の姿、国内で活躍し何れは世界に飛び出していく自分の姿を誰もが想像し入団してきます。

 

大谷翔平選手や本田圭佑選手のように世界のトップレベルでも活躍する選手が出てきたことは、日本にとって誇らしく子供たちにとっても大きな希望となっている事は間違いありません。

 

しかしプロの世界に飛び込んだものの実際は多くの選手が若くして志半ばで夢を絶たれ、未来に絶望している知られざる現実がそこにはあります。

・Jリーグ平均引退年齢:25才

・プロ野球平均引退年齢:29才

 

また皆さんは毎年何人のプロ野球選手が戦力外となるかご存知でしょうか? 

NPB(プロ野球)の支配下登録選手の上限は70人(育成契約を除く)。ただ、枠をいっぱいにしてしまうとシーズン途中の緊急補強ができなくなるため68人か69人としておくのが一般的。それに加えて各球団外国人選手が5人ほどいます。

仮に所属する日本人選手が63人だとすると12球団あるから

63×12=756

プロ野球選手はだいたい750人ということになる。

ここにドラフトで毎年70~80人の選手が入団してくる。

750人ぐらいしか入れないところに75人入って来るということは、毎年“少なくとも”同じ数だけ辞めているということ。

実際、引退や戦力外通告を受けて退団する人数は毎年100人を超えています。

 

NFLやNBA(共にアメリカ)では、選手引退後の自己破産率が70%以上という現実。いつか日本でも....。

写真の元NFLのトッププレイヤーであったジャマール・ルイス氏は、現役時代40億を稼ぐスーパープレイヤーでした。しかし・・・

 

現役時代に稼いだお金は、遊園地建設や不動産投資など怪しい投資話に騙されてしまい、現在は自己破産し地元の運送屋でドライバーとして働いているとの事です。この現実は決して対岸の火事ではありません。日本でも引退した選手の犯罪、ドラッグ中毒、自殺などが起こっているのが現実です。(写真は現在のルイス氏)

なぜ、このような事が起こるのか。

それはスポーツの世界しか知らず、引退後は絶望感や失望感に襲われ、現役時代より長いこれからの人生に不安を抱き、不安が頂点に達した時には誰かにしがみつきたくなる。自分に優しい声を掛けてくれる怪しい人(本人は気づいていない)さえも全て自分の味方だと錯覚してしまうのです。

要は周りのサポート体制、環境、アスリート自らが感じている「スポーツしかやった事が無い」という負い目が、実は「その経験や力を社会では必要としている企業があるんだよ」、「その力を十分に発揮できれば社会人の先輩を追い越すことが出来るんだよ」、「スポーツしかやってきていないことが実は人生に勝つための強みなんだよ」と、理解して導いてくれる環境が無いからなのです。

 

私はそのような環境を仕組みとして整備し、引退後も社会で活躍することで「アスリートの価値の上昇」を目指しています。

▼このプロジェクトで実現したいこと⇒「将来なりたい職業ランキング1位の引退後の現実がこれでいいのか」

某保険会社で実施した小学生を対象にした「将来なりたい職業」ランキング。6年連続で1位と2位でサッカー選手と野球選手が独占しています。子供なのでもちろん引退後の事なんで考えていません。そこには夢しかありません。子どもたちはそれでいいのです。でも私たち大人が生きる「今」は「子供たちの未来」を預かっているのです。そんな思いから問題意識を持ち、問題定義を行い、まずは下記の活動(事業)から行ってまいります。

 

「引退したアスリートと、情熱を持ち一つの事に取り組んで来た経験を持ち、精神的にも鍛錬された人材を採用したいという企業のマッチング事業」を継続的に行いたいと思っています。

 

※参考資料。以下、マイナビ企業人材ニーズ調査より。

正社員を採用の際最も着目する社会人基礎力は、新卒採用・中途採用ともに「主体性」で中途採用は実行力についても着目されています。

主体性の定義は様々あるかと思いますが、少なくともここに所属する選手たちは、野球に人生を賭け、多くの困難を乗り越えてきている人材です。

また、多くの成功体験も知っていると思います。苦労も成功も経験していて、諦めずに努力できる人材は、今社会で求められているはずです。

昨今の売り手市場の影響で、採用したくでも採用できない企業はたくさん存在しています。

もしくは、求人応募は集まるけれど、求める人材が集まらないという企業も多く存在しています。

これらのことから、スポーツで学んだことを活かしたい選手と、主体性の高い人材を採用したい企業と双方にメリットのある就職イベントは、必ず価値の高いものになると思い、このプロジェクトを実施したいと思いました。

 

▼事業内容

・マッチングサイトの製作

→引退したアスリート(登録制)が集まるプラットフォームのサイトを製作予定。随時企業の求人情報も掲載。

※登録アスリートは体育会学部の大学生、アマチュアアスリート、Jリーガー、プロ野球経験者を予定しています。

 

・マッチングイベントの開催 

→毎日極限状態の中でのトレーニングやライバルと競争する日々、目標達成に向けて何十年と自らを追い込み続けた精神的力と体力。、1つのことに命をかけて取り組んだ経験を既に持っている、そのようなアスリート人材を採用したい企業とのマッチングイベント。多くの成功体験と挫折経験を体験してきた人材で、なかなか出会えない人材を採用することができるイベントになっています。(登録人数が100名を超えた時点で開催)

 

・キャリアカウンセリング

→同じ境遇を経験し、現在社会で活躍する元アスリートが親身になって引退直後のアスリートをサポートします。※過去の職歴からサポートさせていただく元アスリートの確保が出来ます。

▼これまでの活動と資金の使い道

この事業を始めるにあたり事前にマーケット調査を行いたいと思い、貯金を切り崩し全国に出向き、元アスリートと各企業の両方にヒアリングを行う営業活動を行いました。そこで相互にニーズがある事を確信いたしました。2か月の間で合計で32都道府県を周りましたが、移動費だけでも想像以上の莫大なお金が掛かってしまい62万円あった貯金はほとんど無くなってしまいました。

※簡単な62万円の用途

移動費=32都道府県と書きましたが、同じ場所に複数回行く事も多くあり想像以上に交通費がかさんだ(実際移動費に85%ほど掛かっている)

営業活動費=①資料作成代②企業幹部との親睦を深める打ち合わせ時のコーヒー代や会食代③アスリートとの打ち合わせ代(カフェでの打ち合わせが多い)

その他企業へのテレアポ時の電話代も自己負担で行いました。

 

しかし、今後も活動を継続していくうえで、自己資金では限界を感じクラウドファンディングを実施いたしました。

目標金額を超えた分につきましては、より一層事業のアップデートに使いたいと思います。

▼リターンについて

ご支援いただける皆さまに、わずかばかりではありますが、リターンをご用意させていただいております。ご支援の方法は「個人」と「法人」の2パターンからお選びいただくことができます。

▼最後に

某保険会社で実施した小学生を対象にした「将来なりたい職業」ランキング。6年連続で1位と2位でサッカー選手と野球選手が独占しています。子供なのでもちろん引退後の事なんで考えていません。そこには夢しかありません。子どもたちはそれでいいのです。でも私たち大人が生きる「今」は「子供たちの未来」を預かっているのです。そんな思いから問題意識を持ち、問題定義を行い、クラウドファンディングという形から取り組みを始めさせていただきます。

ご支援の程、宜しくお願い致します。

 

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