【はじめに】
はじめまして、宇都宮由美子です。私たちのページをご覧いただきありがとうございます!
私は愛媛県の小さな町、明浜町俵津で「ゆめさく屋」という惣菜お弁当屋を営んでいます。店内での惣菜販売だけでなく、独居老人へのお弁当やおかずの配達、日用品販売と移動販売車もしています。
現在、買い物に行くことのできないお年寄りの方達のための「移動販売車ヒガシくん」で明浜町の人、また近隣の町の人たちに食品や日用品を届けています。経営理念の 「子供たちが将来自慢できる街に」をモットーに、微力ではありますが日々地域に役立てるよう考え、活動を行っております。
NNNドキュメントにも取り上げていただき、私たちの思いや活動について描いていただきました。
西日本豪雨の後で、なくなってしまったスーパーを住民に提供するため、お惣菜業だけではなく日用品や生鮮食品なども販売できるよう、店舗を増築しました。
「移動販売車ヒガシくん」で遠くに買い物に行くことの難しい人のための移動販売の様子。
【本プロジェクトの実施趣旨について】
今回のプロジェクトで、私たちは地域にある、使われなくなった元JA（農業協同組合）の施設を活用し、様々な年代の人が運動をできるジム、子供達の遊び場、趣味の共有、定期的なイベントなどを行うことのできる、地域に根ざした総合スポーツ施設を作りたいと考えています。 私たちがこの事業をやりたいと思う理由は、明浜町地域住民だけではなく近隣の町の住民、子供からお年寄りの人たちが集まって、西予市や南予がより明るく、住みやすい町になってほしいからです。
愛媛県には、みかんや名作「坊っちゃん」の舞台道後温泉などの観光地や、とべ動物園、エミフル松前などのレジャー施設もありますが、どれも東予に集まっており、南予に住む子供のいる家族は近くで集まって遊べるような場所がありません。そうなると県内外の別の場所に向かわなければなりませんが、移動には時間がかかり、家庭への負担も大きくなってしまいます。また、西予市には子供達が安心して、のびのびと体を動かせる場所がないため、子供達の体力の低下や、友達と遊ぶことで養われる対人能力の低下を危惧されている親御さんも多いです。 田舎に住んでいるからといって、休日での遊びや友達との遊びによって得られる経験に差が出て欲しくない、との思いもあります。
また、子供達だけではなく、コロナ禍において近隣との交流が少なくなり、親戚となかなか会えないという近隣住民の声として、
「ストレスがたまる・ 漠然と不安を感じる」
「運動不足や体力の低下を強く感じ、肥満や体重の増加が気になる」
「一人でいる時間が増え、寂しさや孤独をよく感じる」
という声を多く耳にしていました。
お店に来る人たちからこんな不満を聞くことが増え、「解消してあげたいな、どうしたらいいかな」と考えることが多くなりました。
そして、過ごしやすい街づくりへの一歩のためにも、この俵津に『近隣エリアの住民が集い、子供を育むスポーツ施設から地域を活性化する！！』を目指した、複合施設を創りたいと考えるようになりました。ゆめさく屋はおばんざいのお店ですが、コロナ禍かから続く運動不足が改善でき、地域の人たちが集い、話し合い、遊び、ちょっとしたお茶ができるような、憩いの場をこの施設で作っていきたいです。
【具体的な活動内容】
＜私たちはなにがしたいのか？＞
カフェ、お年寄りの方/ 大人のためのジム、 子供のための遊び・学びが溢れる総合施設を作りたい！！
上で述べた施設の１階には人が集まれるカフェ、また海側の外にはオープンカフェも考えています。建物内のカフェの隣にはお年寄りの方々が集まって交流できる場所、そしてお年寄りの方々でも簡単に使える運動器具「HOGREL（ホグレル）」を置き、お年寄りの人のためのジムを作ります。HOGREL（ホグレル）は「一生涯動ける身体へ」をコンセプトに、病院でもリハビリ用として利用されている健康器具で、怪我しにくい体を作るという疾患予防に大きな効果があります。「介護予防フィットネス」として低体力な高齢者や体に障害がある人でも安心して運動に取り組むことができ、身体的な問題だけではなく、高齢者の認知症やうつをも予防できるようなジムを提供できたら、と考えております。
また、小さな道の駅のような売り場を設けることで、地域の人たちが、その土地で育てたものを自由に物を売れる場所を提供したいと考えています。
導入するホグレルの機械の一部です。
２階には、エクササイズをしたい人のためのジム、そしてその横に子供達のためのアスレチックジムを作る計画です。子供達の安全も考え、大人が様子を確認しながら、自身も健康のためのトレーニングができる場所を提供します。パーソナルトレーナーの長男が、指導者として持病などのリスクやトレーニング目的もカウンセリングし、「健康維持特化プログラム」や「障害予防活動特化プログラム」という目的に合わせたプログラムも提案して行く予定です。
健康のためにも、本格的に体を鍛えたい人のためにも、プロのトレーナーがメニューを考えサポートしていきます！
子供達の室内アスレチックエリアには下の写真のような、障害児の療育施設や全国の幼稚園保育園の遊具施工を手掛けている遊具施工会社のアネビーさんの遊具を置く予定です。今回のこのプロジェクトのために、オリジナルの遊具設計をしていただきました。子供の発育の専門家が設計してくれているため、思考・身体的に年齢に合った遊びが提供できます。
新五感（バランス感・ボディ感・タッチ感・聴覚・視覚）を刺激する体の動きができる遊具で遊ぶことにより、子供達の社会性や創造性、主体性などの発達も引き出すことができます。
現在ではスマホやテレビゲーム、Netflixなどの体を使わなくても子供達が遊べるものが増えています。その結果体育の授業では鉄棒をしても、ぶら下がれる時間が減ってきているようです。私の子供が小学生だった頃は、鉛筆はHBでした。しかし現在はみんな４Bの鉛筆を使っているという話を聞いて、それだけ筆圧が落ちているのかと愕然としました。手の力の低下が筆圧の低下につながっているということです。 子供達が安全に、楽しみながら、友達と遊んだり運動したり学んだりできる場所を目指します。
ジムと子供達の遊び場のイメージ図
さらに、ジムの横の会議室は、 住民が様々な用途で使うことができるようなワークスペースとします（例えば、ヨガのイベントや言語教室などのスキル学習、ミーティングを行う場所など）。そうすることで、明浜の地域住民や近隣の地域の住民の人が生活をより豊かにしていくお手伝いをし、さらに雇用も地元で増やしていくことを目指しています。
また、子供達が環境問題/ 世界の問題についても学べるように、「気づきのスペース」として情報を発信したり、掲示したりする場所も作る予定です。
室内だけではなく屋外ジム(自然環境を楽しむコンセプト)として、エコサイクリングツアーやエコハイキングツアー、さらにはトライアスロン大会など、愛媛のジオパークといった美しい自然や地形生かしていきたいと思います。現在課題となっている環境問題についても考えるようなツアーを組み入れることで、西予市をはじめ愛媛県全体の観光が増え、地元経済を牽引し貢献していく所存です。
子供からお年寄を含めた町の人たちの交流が増えるような場所を目指すとともに、外から来てくれてる人にも明浜でリラックスしてもらい、経験を通して楽しんでもらい、ここに住んでいる人と交流してもらえたらとても嬉しいです。
海と山に囲まれた、心が洗われる自然豊かな明浜町をもっと知ってほしい！
遠くに行かなくても、地域のものを楽しみ、消費し、素晴らしい愛媛の環境を守っていけるような「居心地のいい、安心できる町」のモデルのようなものを、この明浜町で少しずつでも再現していくことができたらと思います。
＜＜その目標を達成するために、どうか皆様のお力を貸していただきたいです。どうかよろしくお願いいたします。＞＞
【プロジェクトにかかる資金の使途】
今回のこの子供からお年寄りまで様々な年代の人が、遊んで運動して学べる複合施設を創るというプロジェクトのために、自己資金だけでは賄いきれないため、皆様にもお力をお貸しいただけたら本当に助かります。
◎ 資金の使途
- キッズゾーンのクライミングパーツ：１個15,000円のパーツを5個、75,000円
- ジムゾーンの中古マシン塗装ペンキ代：50,000円
- シニアゾーンの中古パワープレート代：305,400円
- カフェのテーブルセット中古の運送台：約50,000円
- カフェのコーヒーマシン台: 約110,000円
- 広告出稿費（ホームページ制作＋チラシ制作＋LP制作＋ネット広告出稿3ヶ月間分）：約40万円
- 建物の板金工事と防水工事：1,800,000円
長い間使われていない建物のため、修繕の必要があります。
◎ プロジェクト実行のスケジュール
- 現在 内装の修繕やジムのマシンの運び入れなど実行中。
- 2024年4月1日にクラウドファンディング終了
- 2024年4月末、内装などを全て終えプロジェクトをスタート！
- 2024年5月下旬、リターンの発送を完了！
＜ご支援方法のご案内＞
● ご支援の流れ
ご支援方法について、Campfireさんの支援の流れのURLを転記しておりますので、併せてご利用ください。もしもマニュアルをお使いいただいても分かりにくい場合は、メッセージをいただけると幸いです。私たちのためにお時間を使って頂き本当に感謝でいっぱいです。
明浜町をよくしたいという思いから、もう一つ公園を作ろうプロジェクトも行っています。少しずつで、微力でも、みんなで力を合わせて主体的に頑張っていっております。こちらのビデオも最後に共有させていただきます。
長い文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ゆめさく屋代表 宇都宮由美子
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