【プロジェクトの内容】

七尾市の古民家を修繕して、令和6年能登半島地震で被災したシングルマザーとその子供たちが住めるシェアハウス「はじめの宿」をオープンする!

【はじめに】

今もまだ被災した方が明日の住む場所を探しています。

ーこちらのページを開いて頂きありがとうございます。能登の状態を少しでもお伝え出来ればと思います。ー

こんにちは。私、今の夫と知り合う5年前までは、シングルマザーとして1人の子供を育てていました。

現在は再婚をし、家族4人で金沢に住んでいます。

その当時、いっときは住む場所を失い、子供と一緒にシェルターに避難していた苦い経験もあります。

子供たちをなんとか守らなければいけないと、必死に生活していましたが、不測の事態のときには、どうしても女性一人の力ではマンパワーも足らず、日に日に私自身が疲弊していくのを感じていました。

▶サポートをうけていたセンターの画像

▶当時の写真

そんなとき、幸運にもシングルマザーのサポートをしている方々に出会い、生活や仕事面で支援を受け、なんとか落ち着いた暮らしを取り戻すことができました。

たくさんの方々に助けていただき、今の私の生活があります。

そして、助けていただいたご恩を、同じ境遇で救けを求めている方々へお返しする。

私もサポートできればと想い、2023年11月に七尾市の古民家を購入しました

そしてご存知の2024年1月1日の能登半島大地震です。コツコツとお金をため、様々な物件を巡り、ようやく見つけた大きな素敵な古民家で、ココから始まる、皆で一つなるという想いで「はじめの宿」をつくっている最中での被害でした。

▶地震後の写真

【大工さんに確認をとる】

「購入した七尾市の古民家について地震の被害を確認したところ、外壁の崩れや屋根瓦の損壊などが見られました。しかし、梁や基礎などの家の土台となる部分には大きな傷はなく、修繕すれば十分に住宅として使用できることが判明しました。」

七尾市は最大震度6を観測し、倒壊した住宅や、家の基礎や梁に損傷があり、このままでは住宅として使用できないお家が多くあります。

▶ブルーシートで応急処置をしている画像

【課題だらけ】

2023年に11月に購入してまだ2ヶ月、運営実績も何も無い空き家とみなされ、お借り入れや補助金は対象外と言われてしまいました。

この古民家の購入までの努力や、今年は地元の方達とお披露目会するんだ!とわくわくしていた気持ちが一転、頭が真っ白になりました。

行政の方や専門家さんなど、沢山のアドバイスを受けました。まだ詳しく分からないと言う返事も多く正直どうすれば良いのかもわからずに戸惑う日々。

そんな中、幸いにも私は普段どおりの生活をおくっています。

その事に感謝しながら、今、私が出来る事はないのか?と考えながら悶々としたまま過ごしていました。

周りの皆さんに後押しされて少しずつ前に進む事にしました。


▶ボランティア活動の風景

【プロジェクト立ち上げたキッカケ】

被災地の炊き出しボランティアに行った時、被災した方々のお話を伺いました。

「復興が進みインフラが整っても、赤札が貼られてしまったため、これから先住む場所がない。それでも自分たちが住み慣れた大好きな場所、たくさんの友達や仲間が暮らす能登からは離れがたい――――地元に住める場所があるなら、連絡先を教えて下さい。」と頭を下げられ連絡先の交換をしました。

そんな困難な状況にいる方々の救けとなれることはないだろうか。

被災した方々の思いを聞き、なんとしてでも、大好きな能登の人々の助けになりたいという思いがこみ上げてきました。

私たちが能登の方々のために、今できること。それは七尾市で購入した古民家を修復し、被災された方々へ提供することです。そう考えて、今回のプロジェクトを実行することを固く決意しました。


「はじめの宿」とは?

最大5組の家族が受け入れ可能なシングルマザー専用のシェアハウスです。

家賃は月25,000~30,000円を予定していました。

ヒト家族ずつ倉庫あり、駐車場10台有。

wi-fiもあります。

お風呂、トイレは共同です。

※シェアハウスがオープンしたら内見したいという問い合わせが、3件きています。

現在、避難所生活を送っている方々の中にも、お母さん一人で子供たちの命と生活を守っている方がたくさんいらっしゃいます。

普段でもお母さんとお父さん役を1人で二役しなければなりません。そんな中、被災してしまったお母さん1人では想像もつかないぐらいに絶望感、不安もある中、子供の明るい未来を考えていくためには、まずは安心して暮らせる居場所が必要だと感じています。

シェアハウスという形で提供することで、一つの家屋で複数の家族の方の力になれること、そして同じ境遇の方が集まることで、思いを分かち合える仲間と助けあい、自立を目指せる、そんな場所の提供をしたいと考えています。

私ひとりの夢だった「シングルマザー専用のシェアハウス」を私たちの夢へと共感していただける方、

子供達の笑顔を守れる場所の提供を協力して頂ける方のお力が必要です。

▶︎片ずけの様子

【被災後の状況】

能登地域の不動産屋さんからも、使用できる状態の家があれば、ぜひ紹介してください!と、何件も問い合わせがありました。

なんとか被害を免れた宿泊施設も、満室状態で、新たな受け入れは不可能とのこと。現在、地元で受け入れができる施設は、ほとんどありません。

宿泊施設の方も、被災した方に一時的に受け入れはしていましたが、売上優先で4月から宿泊を再会する所も多く、被災され方が地元にいられない現実も聞いています。

【古民家の詳しい状況】

地震発生からもうすぐ3ヶ月がたちます。

・七尾市の水道は8割戻ってきたが現在は、まだ水が使えない状況。

・ベッドや家具などが各部屋にそろっている。(1月下旬に、オープンできるよう、家具家電などの設備を用意してあります。)

・スーパーなどの商業施設(ナッピーモール)も近くにあり、生活に便利な場所。ダイソー、ドラックストア徒歩圏内。

・中学校まで徒歩8分


▶建物の図面

【今後のスケジュール・内訳】

資金の使い道

外観壁や瓦補修 500万

内装補修 300万

家具・消防設備 100万

手数料(5%+税

合計 900万円

※400万円は自己資金準備可能。耐震性を上げる補強をし地震で被害が出た、外観の壁・瓦の修繕費用をクラウドファンディングで集めた資金の一部を使わせて頂きます。

少しでも早く資金の目処が立てば修繕できるので、是非ご支援宜しくお願いします。


スケジュール

以下の予定でプロジェクトを進めていきますが、復興の状況によって変更になる可能性があります。


3月1日クラファン開始。

3月31日クラファン終了。

4月頃 水道が通る→改修工事着工。

6月改修工事終了

7月消防申請。

8月入居者様ご案内


【未来の姿】

今回のプロジェクトでオープンさせるシェアハウス「はじめの宿」は、現在避難所生活を送っていらっしゃる方々の仮の住まいとしてだけではなく、「育児と仕事を両立させながら、自立したすてきな女性を目指す」をテーマとしたコミュニティハウスを目指していきたいと考えています。

まずは生活の拠点を整えること。そして生活が落ち着いてきたら、お母さんたちが子育てを楽しみながら、自分の夢に向けて、さまざまな仲間と繋がりながら学び、新しいことにチャレンジしていく、その拠点を目指したいと考えています。


「『はじめの宿』で出会えた仲間がいる!」

「能登に住んどって良かった!」

「1人ではできないことも、力を合わせれば成し遂げられる!」


そんな、前向きなエネルギーが循環する居場所をつくっていきます!


【応援団の皆さん】

ママを笑顔にする事業をしたいと覚悟を持って話す彼女をこのクラウドファンディングを通じて多くの皆様に知ってもらいたいです。

ママが笑顔になる事でこどもへも優しい循環がうまれ、そんなママ達が力合わせていける環境、そんな場所を彼女は作っていくと私は信じています。

一緒に素敵な未来をつくっていく仲間として応援します。


ひとり親の支援団体 NPO法人 シンママ応援団 代表理事 小幡 美奈子さん 

飾らない人柄なのでいつもみんなが集まる おばたさん。

株式会社エリンク 代表取締役 谷村 麻奈美さん

母子家庭や社会的弱者救済の困った方の手助けとなる心温まる活動をされている不動産屋さん 谷村さん。

株式会社ガッチネス 代表取締役 永森 貴登さん

金沢のシェアハウス管理人といえば イトさん!女性専用シェアハウス業界を盛り上げて頂いています。

株式会社 デザインスタジオエス 林 友美恵さん

空間デザインが素敵すぎて、忘れられないセンスのお持ちの林さんです。

辻家 株式会社 辻井 貴広さん

行動力・仕事が半端なく早い。そして丁寧な大工さんです。

きらぼしファーム 園主 小坂 佐枝子さん

こんな綺麗な農家さんいるの?濃厚ブルーベリーパイが病みつきの美味しさ!!

有限会社 三陽 代表取締役 中山 直哉さん

三陽さんの木材加工の熱い想いが伝わる、若き社長。

【おわりに】

最後までお読みいただきありがとうございました。

「大好きな能登に住み続けたい」と願う方々が、明るい未来を考えられるような、生活を支える具体的な支援が必要です。

そのためにも、七尾市の古民家「はじめの宿」を、住まいができるように修繕し、シングルマザーとその子供たちが住めるシェアハウスとして提供すること。

それこそが私の使命だと感じています。


皆さまのお気持ちが、必ず能登の人たちを救い、その方たちの生きる力を取り戻す力となります。

そして、能登に住む人々が元気を取り戻し、さらに活力のある活動を起こしていく。それこそが、まさに真の復興につながるのではないかと感じています。

ぜひ、皆さまの大事なお気持ち、そしてお金を私たちに託してください!必ずこのプロジェクトを成功させて、能登の復興を成し遂げます。

皆さまの応援を、心よりお待ちしております。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

自己紹介

私、中嶋あすか(38)

石川県の中能登と呼ばれる、海の美しい宝達志水町で生まれ育つ。

シングルマザーを経験後、今の夫と出会い再婚。

一念発起して七尾市に古民家を購入。「能登の人々が生活の基盤を整え、復興に向けて新たなスタートを切れるよう、私たちにできることを真摯に考え、覚悟をもってプロジェクトに挑みます!」

夫、中嶋将平(29)

千葉県我孫子出身。現在は金沢市で、キッズサッカースクールのコーチをしている。

能登の子供たちの笑顔を守るため、プロジェクトを起こすことを決意。

「プロジェクトが成功した際は、ぜひ能登のおいしい牡蠣を食べに来てください!とっておきのお店をご紹介します!」



北國新聞さんに取り上げて頂きました。

令和6年2月6日


  • 2024/03/26 22:18

    レモンさんというラジオDJとの出会いは、ボランティア活動の中で起こりました。その後、能登半島地震復興プロジェクトのイベントをした時のご縁で繋がりができ、彼は定期的に私の様子を気にかけて応援してくれています。彼からはたくさんのことを学び応援メッセージも頂きました。クラファン残り5日になりました!...

  • 2024/03/25 12:50

    3月24日毎週日曜日は、瓦礫の撤去と共にまだ使えるけど、使わなくなった家具や家電を被災者支援として無料でお譲りさせて頂く事にしました。今回、皆で助け合いって自分の出来る事をして活動されている方が多く、ピアノの先生しているけど、被災者の方に寄り添ってお弁当事業をされている方。カフェをしているけど...

  • 2024/03/17 17:47

    クラウドファンディング開始17日経過。59名626,000円の沢山の方からの支援を頂きました!皆様の応援シェア&励ましのお言葉を頂き少しずつ前に進んでいます。七尾市では、災害で出たゴミを3月31日まで災害廃棄物仮置場に運び入れる事ができます。9時から15時までみっちり知人、家族と共に運...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください