【自己紹介】
こんにちは。石川県七尾市「古民家のらり」の岡田渉（おかだわたる・左）と宮澤和喜（みやざわかずき・右）と申します。
埼玉県川越市と坂戸市の生まれですが、能登半島に惹かれ、この地で築158年(明治元年)の古民家を購入しました。
そしてこの家を一棟貸しの宿泊施設として再生させるため、リノベーションしています。
【プロジェクトの背景】
2023年9月、古民家を購入し、再生活動を始めました。
しかし活動を始めてすぐの事。
2024年1月の令和6年能登半島地震で、石川県七尾市は甚大な被害を受けました。
そんな中でも、私たちの古民家は倒壊せずに立っていました。
震災後の古民家正面
しかしながら、大きなダメージを受けています。
家全体が大きく歪み、とても人が住めるような状態ではなくなりました。
柱が歪み、壁が割れている様子
基礎が外れかけている様子
震災後に家を見た時、明治元年に建ったこの家が、令和の予測不能な震災にも耐えた事実に驚いたと同時に、暗いニュースで溢れてる今の状況の中、この家を能登半島の魅力の一つにできるよう、”古民家宿を必ず復旧し、完成させたい”という思いでいっぱいになりました。
まだ移り住んで半年ですが、ここに来てから様々な運命を感じています。
生まれ育った場所と偶然同じ名前の地区(高階地区)だという事を、引っ越してから聞きました。
そして名前だけでなく、姉妹地区として20年前まで盛んに地域交流をしていたという事が分かりました。
現在は文通のみになっていますが、未だに交流は続いています。
先細りになっている地域交流を、私たちが交流再開の架け橋になりたいと思い、地元である埼玉県川越市の方にもお伝えし、少しずつではあるものの、前向きにお話が進んでいます。
【地域との繋がり】
元々田舎を盛り上げたいという想いを持っていたわけではありませんでした。
「村八分にされた」「田舎のルールが厳しい」など田舎移住についてのネガティブな情報が多く流れる中、私たちもその情報を持ちながら地域へ移住しました。
最初は自分たちの理想の古民家宿作りに励み、地域の皆さんとは最低限の関係性で活動するつもりでしたが、
そんなネガティブな感情を吹き飛ばすくらい地域の皆さんは私たちを温かく受け入れてくださいました。
「賑やかになっていいね」「困ったことがあればいつでも頼って」「ご飯食べてないなら家来て食べな」
そんな温かい言葉をいただき、自分のことのように僕たちの夢を応援してくれる地域の皆さんと交流すればするほど徐々に「この地域に貢献したい」という思いが芽生え、地域の方々からの温かい支援に感謝の気持ちが募りました。
私たちにとっての「第二の父」に道具の使い方を教わる様子
地域の豊作を祝う「秋祭」に参加させていただき行った獅子舞の様子
近所に住む仲良しな家族にクリスマス会に呼んでいただた時の様子
地域の方には沢山のものをいただきました。今度は私たちが何倍にもしてお返しをする番です。
”この先、無くなってしまうかもしれないこの素敵な地域をもっと沢山の人に知ってもらいたい”
”少しでも興味を持ってくれた人と一緒にこの地域を盛り上げたい”
理想の古民家を作るという夢は、地域に恩返ししたいという想いも合わさり、より大きな夢になりました。
この能登半島地震を受け、暗いニュースが飛び交う今、外から来た私たちが地域や能登半島の人々に元気を分けたいと思います。
【現在の準備状況とスケジュール】
一部の解体作業を進めていましたが、現在は一時休止しています。
状況が落ち着き次第、解体・基礎工事に移ります。
YouTubeで私たちのDIYや工事の様子を公開しており、その過程を皆さんと共有できれば幸いです。
これまでの活動の一部を以下に掲載します。
新聞に掲載されました
現在のスケジュールは以下の通りですが、状況により変更される可能性があります。
＊3月31日：クラウドファンディング終了
＊4月～6月：解体・基礎工事
＊7月～8月：外装工事
＊9月～11月：内装工事
＊12月：オープン準備
＊2025年4月：オープン
【リターンについて】
リターンについては、以下のとおりです。
＊感謝の手紙
ご支援いただいた方全員に、感謝の手紙をお送りいたします。
＊ホームページにお名前掲載
古民家のらりのホームページに、ご支援いただいた方のお名前を掲載いたします。
＊のらりオリジナルTシャツ
オリジナルデザインのプリントTシャツです。涼しい素材のため、春以降の部屋着や作業着にピッタリです。
＊のと厳選まいもん福袋
「能登の美味しいもの」の詰め合わせセットです。
【資金の使い道】
皆様からの支援は、工事費用の300万円に充てられます。
具体的には、解体工事、基礎の補強、外装と内装の修繕に使用します。
YouTube、X(旧Twitter)、Instagramでプロジェクトの進行状況を随時報告しながら、進めさせていただきます。
【最後に】
奇跡的な出会いが沢山ある能登半島は、私たちにとって特別な場所です。
そんな様々な縁で大好きになった能登半島の魅力をもっと沢山の人に伝えたい
そのためにこの古民家再生プロジェクトを必ず成功させ、「古民家のらり」が沢山の人が能登半島に興味を持つ入り口になりたいと思っています。
重複してしまいますが、今回の震災で被害を受け、未だ避難生活を送る方々がいる中で、外から来た私たちが率先して能登半島を元気づけられるように活動して参ります。
皆様にはぜひ、活動の支援をお願いできれば幸いです。
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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