■一般社団法人アニプロのあゆみ
私達アニプロは、2005年に、神奈川県動物保護センター(現 神奈川県動物愛護センター)から動物を引き取り、新たな飼い主を探す活動を開始しました。2009年に「アニマルプロテクション」を設立し、お迎えの来ない、譲渡されてもいかない、そしてボランティアが引き出すのを躊躇する傷病老齢の動物こそ、最後まで尊厳ある生をまっとうさせたいとの決意のもと、「すべての子に適正な医療を。」をモットーに活動を続けています。
2014年に、神奈川県動物保護センターが犬の殺処分ゼロを全国で初めて達成。傷病老齢の動物を引き取り続けて初めて継続できる「犬猫殺処分ゼロ」を支えるべく、2018年「一般社団法人アニプロ」設立。
※詳しくはアニプロのホームページをご覧ください。
■一般社団法人アニプロ ホームページ
このプロジェクトで実現したいこと
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猫たちも、訪れる人たちも、
より幸せを感じる空間にしたい!
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「幸せを待つ猫たちの部屋」を改修し、
より衛生管理が行いやすく、
丈夫で引っかき耐性のある空間にしたい。
コンディションの良い状態を
長期に維持できるような、
「おおらかさ」を実現する部屋にしたい。
そのために、皆様のご支援が必要です。
【真鶴の施設】
2018年秋、活動拠点を現在の真鶴に移し、その活動内容を強化すべく新たに「一般社団法人アニプロ」としての活動を開始しました。資金は極力保護活動に投入したいので本拠地に選んだ施設は築30年近い古い物件に。建物は元々老朽化していたのでした。
【アニプロの動物たちは「おうち」暮らし】
アニプロの掲げる活動理念の中に「シェルターではなく、人のぬくもりがある犬猫の「おうち」を提供します。」とあります。アニプロの犬猫たちは、人が暮らすのと同じ部屋の中で食事をしたり、トイレをしたりするほか、みんなで自由に遊んだりして過ごしています。
【施設の劣化と傷み】
中古物件への入居から5年。元気を取り戻した動物たちの「おうち」は、床やドアなどがボロボロになってしまいました。
中でも特にひどい状態になってしまったのが、「猫部屋」です。何と言っても猫たちの自慢は鋭い爪。研ぐのはもちろん、引っかき、走り回る爪の痕跡で柱も、壁も、床も・・・ご覧の通り。
今までは、DIYが得意なスタッフたちで手作りのキャットウォークを作ったり、自分たちで補修をしながら騙し騙し使ってきましたが、素人補修では追い付かないほどの深く広範囲にわたるダメージに。この施設を使い続けるためにも、いよいよ大工さんの、プロの改修が必要となりました。
こうした施設ダメージが起きるのは、保護思想と表裏一体となるアニプロとしての譲れないスタイルが背景にあるからです。
【一つ屋根の下に犬も猫も多数賑やか】
アニプロには、目も開かぬ乳飲み子から、過酷な環境を生き抜いた超高齢の犬猫その他小動物まで、あらゆる現場から、あらゆる状態の子たちが「新入り」として迎え入れられます。「おうち」は常に大賑わいの大所帯です。
■解決したい社会課題
すべての生きとし生けるものが「動物福祉の5つの自由」を一生を通して享受できるようにすることが、アニプロの願いです。
保護した子たちには、医療にかけること、良い食事で健康状態を良好にすることに加えて:
・不安や恐怖や警戒心から解放すること。
・人間との信頼関係を築けるようになること。
・人間や他の動物と触れ合う中で社会化を行うこと。
を行っています。
動物たちが、心を健やかに育み、整え、新しい家族との暮らしにスムーズに移行できるようにするために「おうち暮らし」の中で、ケージやハウスで落ち着いて過ごすことや、トイレを覚えていきます。
猫たちは、高低差のある部屋で、運動をし、少しゆっくりしたい時には、高い所で休んでみたり、ケージの中に入ってみたり。お水がひっくり返ったり、トイレの砂が飛び散るのは当たり前。掃除に訪れるスタッフによじ登ってみたり、スリッパにプロレスを仕掛けてみたり、人にも自然に慣れていきます。
保護されてから新しい家族のもとに行くまでの間においても、猫が猫らしく、生き生きと過ごせる空間を維持したいのです。
■スケジュール
2月下旬 クラファン開始
足並みを合わせ同時期に改修工事にも着工
3月初旬 改修工事完成
4月上旬 クラファン終了
6月~12月までにリターン送付完了
■資金の使い道
施設(一部屋)の改修費用 一式 1,500,000円
ご支援が目標金額を越えた場合、現在対応中の80頭の多頭飼育崩壊現場からのレスキューにて、保護した動物への医療費に充てさせて頂きます。
現在までに、半分の40頭を引き取り済み、順次健康状態をチェックし、避妊去勢手術などの医療ケアにかけている最中です。ホームページの「飼い主探し」ページにて日々掲載される顔ぶれにご注目ください。
■アニプロ 「飼い主探し」のページ
※多頭飼育崩壊現場からのレスキューに関する詳細は追ってご報告いたします。
■最後に
アニプロは色々な事情で飼い主が居なくなってしまった動物たちを、傷病老齢でも、人慣れしていない咬む子なども、分け隔てなく保護してきました。これまでに、2,000匹以上の犬猫小動物たちが健康を取り戻し、新しい家族との出会いを果たしています。 今回、クラウドファンディングを通じ、一人でも多くの方にアニプロの活動を知っていただき、動物福祉について考えていただけたら嬉しく思います。そして、人間の都合で行き場を失った猫たちに、より健やかに暮らしながらご縁を待てる環境をプレゼントしていただけないでしょうか。 ご支援のほどどうかよろしくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る4/6(土)インターペット「(公社)日本獣医師会 特設ステージ講演」を聴いてきました。
2024/04/09 16:17クラウドファンディング「保護猫たちが暮らす家。改修工事費のご支援を!」もついに最終日となってしまいました。ご支援やご声援をいただいても、なかなかその都度のお答えできず大変失礼してしまいました。改めて皆さまに御礼申し上げます。さて、そんな中で原代表がもう一つの大仕事を無事に収めて来られました。前回の活動報告でもご紹介しました「(公社)日本獣医師会 特設ステージ講演」に登壇されたのです。以下、講演を見たスタッフからの報告です。是非ご一読ください。=========4/6(土)インターペット「(公社)日本獣医師会 特設ステージ講演」を聴いてきました。インターペットで日本獣医師会のステージに登壇された原代表、ホント最高でした。先ずこの日本獣医師会主催と銘打ったステージ、しかも司会役が凄い。その日本獣医師会の副会長でもあり、神奈川県獣医師会会長という最高権威が原代表を招き、大勢の聴衆と共に代表の話を聞いていた訳です。人が流動する開放された(晒された)場所で、じっくり聞くのには決していい条件とはいえない会場だったこともあり、相当難しい条件下だったと言えます。が原代表は一つひとつの言葉をとてもはっきりと、丁寧な速度で聞きやすく語られました。懸命に過酷な日々を生きた命たちと、それに寄り添い共に苦闘し続けてきた自身の記録。その時々に可能な限りの医療処置と最大のケア努力とを惜しみなく投じてきた代表が、生の言葉で語り、会場を見渡せばいつの間にか人だかりが膨らみ聴衆となって真剣な目を向けてた。(現場の言葉が一つ一つ命を思う人達に直接届くのを見る思いがしてしまった。)10年にも及ぶ神奈川動物愛護センターの殺処分ゼロの実績とその裏で続けられてきた苦闘、そういう話が淡々と進み、やがてお話は(殺処分ではない)安楽死という話に「高め」られ、そこに「ターミナルケア」という言葉が語られた。(終末期医療:延命を目的とした治療を諦め、身体的・精神苦痛を除去し、生活の質(QOL)の維持・向上を目的とした処置のこと、だそうです)限られた時間内にこの難しい話に持って行けるだけ聴衆の意識を高めたのは、話術なのか語り手が実践者だから出来たことなのか、・・・しかもあの場所で?!最後は幸せにつなぐ譲渡によって、また新たしい保護への道が開かれる命のバトンの、そのループに触れ「いつの日かこの活動が終わるように」で結ばれた。終盤、鳥海副会長の問いに答えDoOneGoodの高橋氏から「神奈川の動物保護環境が全国的視野で先進的である」旨の発言もあり、原代表こそはその功労者であったことが動かぬ事実として浮き彫りになった。ターミナルケアは、10年の殺処分ゼロを超えた神奈川県だけが扉を開ける事ができる、動物行政の新たな段階。今そこまで来ているんだと理解しました。とにかくこれを語られた原代表の姿勢が最初から最後まで非常に立派で堂々とされてて、なんとスゴい人かと、・・・ホント、感涙モノでした。(本当に感動で泣きそうになっちゃったよ 汗)超多忙な保護活動とお世話の日々の中で、ここまでには大変な努力をされたことと思いつつ立派に大役を果たされた事はまさしく尊敬に値するとあらためて感じ入ってしまいました。ちなみに、神奈川県獣医師会の副会長先生や、同獣医師会の元理事の先生までが、わざわざビッグサイトまで応援に駆けつけてくださっていました。(この先生達も、実際に愛護センターに何度も足を運び、行政の実情やアニプロの活躍をよくご存知の先生方だそうです)アウェイの場所で神奈川の取り組みを説明する事に代表はかなり緊張されているようでしたが、きちんと代表の事を知っている、それも、とてもお忙しい立場の方々が、わざわざ応援に駆けつけてくださっている。それらが全て、代表が長年活動を続けて来られた結果を物語っているのだと感じました。そして代表は、今日も明日も明後日も、いつも通りにシニアの犬猫のケアをしている事でしょう。 もっと見る
4/6(土)インターペット「(公社)日本獣医師会 特設ステージ講演」&「ハッピーグルーミングコンテスト」に参加します!
2024/04/05 00:00このプロジェクトの残り日数もあと5日となりました。ご支援下さる皆さまのお陰で、日々金額を伸ばして頂けておりますこと、とてもありがたく深く感謝申し上げます。さて、ここでアニプロ参加の直近イベントをご紹介させて頂きます。東京ビッグサイトにて開催される日本最大のペットイベント「インターペット」■(公社)日本獣医師会「人と動物の幸せな暮らしを考える~保護活動と獣医療の現場から~」■ 日本獣医師会様よりご指名を受け、アニプロ代表が日本獣医師会の副会長先生と登壇します。 長年に渡り活動をしてきた代表、先生に後押しされ、苦手な登壇を決意しました!! 皆様、代表の応援をよろしくお願いいたします!■今年もアニプロっ子たちが「ハッピーグルーミングコンテスト」に出場します■ アニプロっ子をはじめとする保護犬達と、犬達を綺麗にしてくださるトリマーさん達の応援にいらしてください!日時:4月6日(土) 10:00~17:00場所:東京ビッグサイト 第13回インターペット会場 (公社)日本獣医師会「人と動物の幸せな暮らしを考える~保護活動と獣医療の現場から~」東8ホール特設ステージ 12:30~13:30ハッピーグルーミングコンテスト東7ホール特設会場 10:00~13:00アニプロブース 10:00~14:00予定※ペット同伴可前売券制(会場での当日券の販売はありませんのでご注意ください)▼昨年のハッピーグルーミングコンテストの様子活動報告の詳細はコチラ↓昨年のハッピーグルーミング もっと見る
猫部屋改修完了!のご報告。
2024/03/29 00:27猫部屋の改修工事にご支援下さいました皆様。そしてアニプロっ子を応援してくださってる皆さまにご報告です。 アニプロの「猫部屋」はようやく改修工事も完了し、猫たちに新しくきれいになったお部屋での暮らしを初めてもらえる様になりました。最初、猫たちも見違えるほどきれいになった新居にちょっと戸惑っていたのか、しばらくは様子見していましたが、ようやく落ち着いてきたようです。こうしてそれぞれがお気に入りの場所を見つみつ、くつろいだりしている様子を見ていると、猫たちに無事新しい環境を提供出来ました事の全ては皆さまからご支援を頂けたおかげであることを痛感致します。保護猫たちの日常を支えてくださる皆さまの優しさに深く感謝を申し上げます。これからこのお部屋はたくさんの子達を育み、暮らし、そして新たな幸せへと送り出す場となるでしょう。■改めてご支援をお願い申し上げます■このクラファンは依然として目標を達成できておりませず、残りの日も2週間を切りました。 猫たちのためのこのプロジェクトを、皆さまのお力で更に押し上げてくださいますよう、どうか最後までよろしくお願い申し上げます。 もっと見る
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