自己紹介

はじめまして！まんまる音楽劇を運営する「どたばた子育て応援隊」です。
私たちは横浜市金沢区を拠点とし、障がいのある子どもを持つ母親と、それを支える人たちで2023年５月に立ち上げた団体です。
障がいのあるお子さんとご家族が感じる心のバリア。私たちは、そうした方々のサポート、そして障がいのないお子さんとご家族を繋げることで、バリアのない社会づくりを目指しています。

そんな私たちの最初のプロジェクト「まんまる音楽劇～障がいがあってもなくても、みんなでつくる音楽劇～」の第１回公演を
2024年９月１日（日）、横浜市金沢公会堂講堂で開催することになりました。

このプロジェクトで実現したいこと

まんまる音楽劇では、障がいのあるなしに関係なく、「お芝居」と「音楽」を使って音楽劇をつくりあげていくことにしました。

主役は５歳～１５歳の子ども達。

練習と本番を通して、想像力とコミュニケーションによって「できないこと」を諦めない力、考える力をつけて欲しいと考えています。

「自分には何ができるのか」

相手のことを理解しているからこそできる関わり。それによって、自分の価値を実感し、自信に繋げてもらうことを目指しています。

また、ご家族にも協力をお願いしています。

保護者の方々には、子ども同士の関わりや成長を感じてもらい、子どもたちの「ありのまま」を受け入れる経験を通して、子育てをしている自分の自信に繋げて欲しいと考えています。

さらに、地域の方々の協力も非常に大切なものです。

稽古では、場面切り替えや台本を読む時など、寄り添う人が必要なお子さんのサポートを地域の方々にお願いしています。

こうしてこの活動に関わったすべての人が、お互いを認め合い、その輪が広がることで、誰もが子育てしやす社会＝共生社会をつくりあげていけるのではないかと思っています。

プロジェクト立ち上げの背景

日本では、誰もがお互いを認め合える「共生社会」づくりを進めています。
子育ての分野も当然、その重要な一部です。
しかし、実際に地域で子育て支援の活動をしていると、多くの課題が存在していることに気が付きます。

●ネット情報に振り回され、子どもの「できない」ところばかりを見ている保護者が多い。
●子どもの成長・発達に敏感になり過ぎて、他の子どもとの比較から孤立・孤独に繋がることがある。
●行政・民間による子育てサービスに頼りすぎるあまり、家族が自力で向き合う機会が減っている。
●周囲から「ほめられる」経験が少ないため、親も子を自信を持てず、他者との関わりに臆病になっている。

どうしたら、子どもの「できること」を知ってもらえるのか？　子どもは「必ず成長する」とわかってもらえるのか？　子育てをしている保護者自身が自信を持てるのか？･･･

こうした課題に私たちが出した答えは、「伝える」だけの支援ではなく、実際に「体感してもらう」ことでした。

子どもたちの純粋な心と関わりでつくりあげる音楽劇によって、「ありのままを認める」ことの大切さを感じてもらう…それがまんまる音楽劇です。

現在の準備状況

2023年8月から出演する子どもたち（５～１５歳）の公募を行い、横浜市・横須賀市・三浦市から２７名が集まりました。
普通学級、個別学級、特別支援学校とさまざまです。

稽古場は、横浜市金沢区にあるビアレ横浜の会議室をお借りして行っています。

脚本・演出は木暮寿子さん。横浜市内で数多くの舞台を手がけていらっしゃいます。保育士・園長の経験もお持ちです。

音楽は、岡部弦さん。ギター奏者であり、劇中歌や電子音楽の作曲や弾き語りも手がけていらっしゃいます。

そして、山﨑美奈子さん。企業、劇団などに楽曲を多数提供されています。お二人にまんまる音楽劇の音楽を、すべてお願いしています。

2024年の稽古初日には、子どもたちに台本が配られました。セリフの読み方、発声法、言い回しなど、毎週日曜に行われる稽古でみんな一生懸命、取り組んでいます。

演出で使う「大道具」のイメージも固まり、地域の方々や出演者の親御さんにお手伝いいただきながら、いま制作を進めているところです。

4月には子どもたちのキャスティングが決まり、本格的な稽古が始まります。
また、楽曲ができあがると、ソロ曲や合唱曲の練習も始まります。
同時に、今回の脚本に登場する大人の役者の稽古が始まり、７月・８月には本番と同じ金沢公会堂の舞台で、照明や音響も入れて通し稽古を行う予定です。

リターンについて

《リターンメニュー》

①子ども達からのメッセージカード
②まんまる音楽劇ロゴシール　
➂まんまる音楽劇ロゴポストカード
④絵本：黒岩まゆ 作「ひみつのラーメンやさん」
⑤まんまる音楽劇ロゴ入りタオルハンカチ
⑥企業様名・ロゴをSNS、公演パンフレット、動画等でご紹介
⑦まんまる音楽劇第１回公演DVD

※まんまる音楽劇のロゴは、現代美術家・絵本作家の 黒岩まゆ さん（横浜市金沢区出身）に作っていただきました。

スケジュール

2023年
　５月　　どたばた子育て応援隊発足
　８月　　子どもたちの出演者公募開始
　９月～　体験・表現あそび開催／月２回

2024年
　１月 　　台本完成、毎週日曜曜日稽古スタート
　４月　 　クラウドファンディングスタート
　　　 　　キャスティング決定
　５月　 　クラウドファンディング終了
　８月　　 リターン発送開始
　９月　 　第１回まんまる音楽劇公演
１０月　 　公演DVD発送　 

資金の使い道

舞台制作費：約７０万円
※大道具（材料費、保管場所代、搬送など）
講師費：約４０万円
※大道具をつくるために指導してくれる方々

手数料(17%+税)：約２０万円

リターン費 : 約５万円

最後に

子どもたちと初めて会ったのは、昨年8月に開催した説明会でした。緊張した子どもたちの顔･･･。その表情がやわらいだのは、説明会のあと、脚本・演出家である木暮さんのリードで「表現あそび」が始まったときです。子どもたちの笑顔と歓声が部屋いっぱいにあふれる様子を見て、

「この子どもたちを絶対、公会堂の舞台にのせる！」

ーーと、あらためて、強く思いました。

子どもたち、保護者、地域の方々、公会堂へ観に来て下さる皆さん。
すべての方の想いを集め、「誰もがお互いを認め合える社会」をつくるための、小さくとも意義ある一歩として、この音楽劇を実現させたいと思います。

みなさん、ご協力のほどよろしくお願い致します。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。