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写真家 有高唯之が撮る三浦の人びとを、最高級の印刷技術で写真集をつくる!

ポートレート写真を中心に活動しながら、ライフワークとして三浦に生きる人びとを撮影してきた写真家・有高唯之。固有の風土、歴史、産業が形作った土地の「今ここに生きる人」にフォーカスした写真による文化作品を、最高級の印刷技術で写真集として出版します。

現在の支援総額

317,500

63%

目標金額は500,000円

支援者数

37

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/17に募集を開始し、 37人の支援により 317,500円の資金を集め、 2018/05/02に募集を終了しました

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写真家 有高唯之が撮る三浦の人びとを、最高級の印刷技術で写真集をつくる!

現在の支援総額

317,500

63%達成

終了

目標金額500,000

支援者数37

このプロジェクトは、2018/04/17に募集を開始し、 37人の支援により 317,500円の資金を集め、 2018/05/02に募集を終了しました

ポートレート写真を中心に活動しながら、ライフワークとして三浦に生きる人びとを撮影してきた写真家・有高唯之。固有の風土、歴史、産業が形作った土地の「今ここに生きる人」にフォーカスした写真による文化作品を、最高級の印刷技術で写真集として出版します。

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こんにちは、神奈川県の南端・三崎にて、出版社を営むアタシ社のミネシンゴです。
2017年12月に逗子にあった事務所を三浦に移転して4ヶ月あまり。その三浦に生きる人びとを主役にした写真集が5月4日、みどりの日にアタシ社から出版されます。小さい出版社だからこそできるローカルを題材にした写真集を、紙質、製本、印刷にこだわって今回制作します。
まさに今、「ここに生きる人たち」を撮した写真家 有高唯之の処女作。
帯は以前三崎に住んでいた小説家 いしいしんじさんに書いていただきました。

写真集の舞台となる神奈川県三浦。
都心から電車で約1時間半、さらに港がある下町は最南端の京急三崎口駅から車で15分ほど南下したところにあります。首都圏の近くにありながら、さまざまな自然の姿と人々の営みの共存を目のあたりにできるのがこの町の一番の特徴です。

温暖な気候から、全国有数の露地野菜の産地としてブランド野菜「三浦大根」やキャベツ、すいかなどが育つ畑の風景が民家と並びます。沿道にはちらほら野菜直売所を見かけることも。

半島最南端ゆえ、三方を海に囲まれた場所。3つの浦だから、三浦なんです。三浦市には5つの漁港があり、それぞれの漁港は小さくも特徴的。

江戸時代から港町として栄え、かつてはまぐろ類の水揚げで全国有数の遠洋漁業基地として隆盛を極めたのも三浦。海沿いに点在する港では数々の漁船が静かに波に揺れる光景が広がります。

人口流出が著しく、現在の人口は約4万人。消滅可能性都市と言われるこの町ですが、そこに流れるゆるやかな時間が作り出す空気は格別に穏やかで透き通ったもの。
風土や歴史、産業がこの場所の個性を作り、人びとの暮らしも形づくっているといえるでしょう。

 

 そんな三浦に住まう人びとをカメラを通して捉え続けているのが写真家の有高唯之さん

1990年代後半からポートレートを中心に「SWITCH」等のカルチャー誌で写真家としてキャリアをスタートし、広告、CDジャケット、書籍など様々な媒体で作品を発表。彼のポートレート写真を知らないうちに目にしている方も多いはず。 

長らく東京に在住しながら活動していた有高さんですが、2012年に逗子に拠点を移して以降、三浦半島をテーマに撮影を行うようになります。 

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『港町にいるとなぜか気持ちが落ち着く自分がいて、東京から逗子に拠点を移してからは三浦半島最南端の三崎へ頻繁に出向くようになった。

この街にはいまの時代にありがちな無機質な街とは真逆の風情がある。
(中略)この地の人と一緒に飯を食い、酒を飲んだりしていくうちに、地元の人も知らないような作家たちとも出会い、撮影を続けてきた。
ファインダー越しに見た地元を愛する彼等の眼ざしは、いまの時代を写すとともに未来を考えさせてくれる何かを感じた。
まさに彼らは、「ここに生きる人」。』
(『南端』あとがきより)
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2016年には三崎の市場にて「三浦の人びと展」を開催。会期中はのべ1500人くらいの人が訪れました。


『南端』は、2016年に三浦市内各所で開催され好評を博した「三浦の人びと展」展示写真の待望の書籍化であり、有高さん初の写真集として皆さんの手元に届く作品。

◼︎写真集『南端』概要
100P、ハードカバー、かがり上製綴じ
印刷:モノクロ印刷 トリプルトーン
本文紙:ヴァンヌーボ VCスノーホワイト
発売:5/4 みどりの日

その記念すべき作品集の制作に携わるのがこのメンバー。

◼︎アートディレクション・装丁:三村漢

有高さんと以前からの知り合いで、数々の写真集を手がけてきた三村漢さん。
写真のことを熟知し、印刷知識も豊富に持った三村さんに絶大な信頼を寄せる写真家は少なくありません。

<三村漢 プロフィール>
アートディレクター・装丁家。写真集や装丁、グラフィックデザイン、写真展やWEB、ブランドのアートディレクションなどを手がける中でも、特に写真構成を得意とし、企画から印刷まで関わることで、残るデザインの作り方を提唱。主な作品に、五木寛之『五木寛之の百寺巡礼』、星野道夫『星のような物語』、植田正治『小さい伝記』、福田健太郎『泉の森』、小澤太一『ナウル日和』、野口健『ヒマラヤに捧ぐ』、清水哲朗『NewType』など装丁・写真集多数。
アサヒカメラで連載中。日本大学芸術学部写真学科講師。

「三浦という南端に住む地元民を撮影した写真は「今を生きる人」の力強さを感じます。そんなエネルギーを映し出した有高さんの初の写真集に携われることに大変うれしく思っています。」(三村さん)

 

◼︎編集・発行:ミネシンゴ(三崎の夫婦出版社 アタシ社)

クラウドファンディングの発起人でもある私、ミネシンゴが三浦に事務所と生活拠点を移転して間もなくいただいたのが『南端』書籍化のお話。今まで、数々のアーティストやアスリート、文化人のポートレートを撮影してきた有高さんと、デザイナーの三村さんと一緒に写真集を作れることが心底嬉しいです。

<ミネシンゴ プロフィール>
アタシ社代表。美容文藝誌 髪とアタシ発行人/編集長。美容師4年、美容専門出版社で月刊誌の編集2年、リクルートにて美容事業の営業マンを経て独立。2017年11月に生活拠点と事務所を三浦市三崎に移転。渋谷メンズヘア雑誌「S.B.Y」編集長。クリープハイプ「もうすぐ着くから待っててね」「イト」の写真担当。渋谷のラジオにて「渋谷の美容師」MC。三崎の蔵書室「本と屯」店主。

 

有高さんと三村さんの絶妙なキャッチボールで制作は進んでいきました。写真の色見本を見ながら、その場で写真の並び、相性を3人で議論しながら進めていきます。確かなロジックと、直感的要素も混じって白熱した時間でした。

ページをめくっていった時の緩急を計算しながら写真集の構成を慎重に考えていきます。

人と風景の写真を織り交ぜてそこに流れる時間や空気をいかに読者に共有するか。
写真の内容はさることながら、それをいかに表現するかが写真集の関門となります。

 

『南端』が「最高級の印刷技術」とうたっている理由は、
・トリプルトーン印刷を施していること
・本文用紙にヴァンヌーボを使用していること
にあります。

通常印刷におけるモノクロ表現には、2版使用する「ダブルトーン」が用いられますが、3版使用する「トリプルトーン」ではよりハイライト、ローライトなどの階調が豊かになり奥行きが出ます。

高級印刷用紙の代表格、ヴァンヌーボは印刷適性と紙の風合いという相反する性質を高いレベルで両立させたシリーズ。印刷インキを重ねることでニュアンスある光沢をはらんだ豊かな風合いが生まれ、さらに紙自体の作りから厚くて軽い書籍をつくることが可能に。

通常の写真印刷に対し、ヴァンヌーボを使用することで約5倍、トリプルトーンを使用することで約1.5倍の制作費の値段差が出るという破格の事態。まさに贅を尽くしきった理想の写真集と言えます。

この2つの方法を掛け合わせることで、有高さんが捉える三浦の人びととまるで空間を共有できているような感覚が紙面に生まれます。

「写真表現における緻密さや表現力、紙の感触など、印刷紙における最高峰の紙を使用できるのは贅沢なことです。人物の表情や、三浦の美しい景色を忠実に再現できることは、写真集としての価値も大いに高めることができます。」
(三村さん)

 

今回の写真集は三浦市にとっても重要な本として今後残っていくと確信しています。
有高さんが撮り続けてきた三浦の人びとの写真を初めて見たとき、必ず写真集にしよう、と直感的に思いました。まっすぐで真面目で、力強い写真を見たとき、印刷や製本もとことんこだわった高品位のものにしたいと思ったのです。僕自身三浦に拠点を移して間もないこともあって、町のためにもずっと残っていける最高の写真集を作りたいと思いました。

より多くの方々に届けば届くほど『南端』が作品として意味を帯びる。
そのきっかけを作る場として今回クラウドファンディングを実施します。

また、『南端』は三崎の出版社 アタシ社より発行されます。ローカルの出版社が、その土地を題材に本をつくることで町の活性化と町の本屋さんとの連携販売、外への情報発信をすることができます。
そして今回、三崎に真っ白なギャラリーをつくり、展示会を開催します。その資金としてクラウドファンディングを始めました。

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【『南端』発行記念展示開催のお知らせ】

『南端』発行にともない、三崎の商店街内で写真展を開催します。

会場:miura film commission
   神奈川県三浦市三崎1-10-12
会期:4/29(日)~5/20(日)
開場時間:12:00〜19:00
定休日 :火曜日(展示情報の詳細は「本と屯」のTwitterアカウントでお知らせします)

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【展示レセプションパーティ】

5/3(木祝)15:00~19:00

三浦の美味しい料理とお酒を出します。
クラウドファンディングで支援いただいた方はもれなく全員レセプションパーティに無料でご招待! 
※レセプション参加料¥1000を無料にいたします。現地までの交通費などはご負担ください。

今回ご用意するリターンでは、全員にもれなく写真集とポストカードを贈呈。

さらに、三崎の地元の合唱団「かもめ児童合唱団」の名曲1曲を無料ダウンロードできる限定ポストカードもついてきます(QRコードを読み込んでダウンロード)

複数冊セットもありますので、写真集を販売したいという書店様、小売店の方にもオススメです。
さらに5/3(木祝)に三浦市内で開催される展示レセプションパーティにご招待します。
パーティでは三浦の美味しい料理とお酒をご用意してお待ちしています。

・写真集
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待

 

・写真集
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待
・ミネシンゴによる三浦観光ツアー参加権

ツアー日時はプロジェクト終了後、個別でご連絡させていただきます。
少人数限定でのツアーで、三浦の町を車でドライブしながらお店巡り、観光スポット巡りをする予定です。
現地までの交通費、宿泊費などは別途ご負担ください。

・写真集
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待
・「South End(南端)」サコッシュ

 

・写真集
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待
・「South End(南端)」キャップ

・写真集3冊セット
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待

・写真集5冊セット
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待

・写真集10冊セット
・ポストカード
・展示レセプションパーティご招待

 

三浦の人びとを主役に、今まさに、ここに生きる人たちの軌跡を残せることにとてもワクワクしています。三浦に引っ越して間もなく、地元を題材にした本を作れることは出版社として嬉しい限りです。ローカルから力強いカルチャーを発信できることに、可能性と夢を感じています。有高さんという素晴らしい写真家と、町を盛り上げるきっかけづくりをしたい。それが一冊の本から始まります。

この写真集に共感していただける方のご賛同、心よりお待ちしています。

編集・発行 ミネシンゴ

*ヴァンヌーボは、株式会社竹尾より発売されている紙銘柄で、その名称は製造元である日清紡績株式会社の登録商標です。

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  • CAMPFIRE限定! 支援いただいた方には著者である有高唯之のサインを入れて写真集をお送りします。 有高さんにとって処女作の写真集になる「南端」! もっと見る

  • 4/18(水)22:00〜、FM87.6 渋谷のラジオに写真家 有高唯之と、アタシ社のミネシンゴが出演しました! 当日は、4/29から開催される三崎での写真展のことを中心に、写真集「南端」ができるまでの話、制作秘話などを話してきました。 ローカルから発信し続けることに、これからは価値が生まれる。 新聞、テレビなど取材オファーも増えてきています! もっと見る

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