本文が長いとご意見をいただいたので冒頭に簡単にまとめると、

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「初のオリジナル熟成チーズを全国リリースしたい」

青森県産100%の林檎酒、ハードサイダーでフランスノルマンディー産のカマンベールを追熟します!

青森県で益々盛り上がる本格林檎酒に合うナチュラルチーズを新提案。数々の名作林檎酒が産まれるなか、ついに足りなかった林檎酒のペアリングフードの決定版が登場します。

初のオリジナル熟成チーズ"シーショックチーズ"が新しい林檎酒カルチャーの最後のピースを果たします。

ロックフェスで世界中の多くの人に愛された青森の林檎酒とフランスチーズの組み合わせをナチュラルチーズ専門店SHE/SHOCK/CHEESEが新しい形にして表現します。

全国へ向けて青森県の食文化とナチュラルチーズ業界を盛り上げるためにリリースするこちらのチーズ開発にご支援よろしくお願い致します!

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当店について

初めまして。

青森県弘前市でナチュラルチーズ専門店SHE/SHOCK/CHEESEを営む相澤隆司(あいざわ たかし)と申します。


東京青山にある日本最古のスーパーマーケット紀ノ国屋で食品全般の販売方法やご接客の専門知識そして輸入ナチュラルチーズをはじめとする高級食材の知識を身につけるために7年間修行を積み、その後地元青森県にUターンし2016年に起業しました。

紀ノ国屋の本店である青山店では乳製品部門の責任者を担当していました。



所在地:036-8182 青森県弘前土手町49-1
[SHE/SHOCK/CHEESE atelier]



私がナチュラルチーズを販売する業態を起こした時にはまだほとんどと言っていいほどに青森県ではヨーロッパのナチュラルチーズを楽しむ文化はなく、またそう言った場所もあまり見かけませんでした。


実際親しい友人にも「海外の高級チーズなんか青森の人は絶対に食べないよ、ビジネスにするのは無理だと思う。」とひとりではなく何人からも言われました。

正直言って私の起業は「輸入ナチュラルチーズ商」という全くと言っていいほどに青森にはないものを新たに生み出す「青森県自体にとっても新業種の事業創生」に近いものだったように思います。

そのためただ単にナチュラルチーズ専門店としてただ店舗をリリースしても受け入れられることは皆無だと感じた私はまず先に「草の根布教活動」を始めることにしました。



カルチャーを根付かせるために

青森県内もキッチンカーを始め、店舗を持たないお店はここ数年増えてきていますが2016年当時は今ほど多くは居らず私はその”走り”を実践しました。


具体的にはたくさんの人が交流する場所に自分が出向いてナチュラルチーズの布教活動をやりました。

その数、年間約100本。実店舗自体は2018年時点で始めましたがビジネスの開業から昨年までの、2016年~2023年の7年間で結果的に700本以上のイベントに出店しました。


毎年超満員のAomori coffee festival
初回の2016年から当店は皆勤賞です。
2022年に初開催された福島県の大型ロックフェスLIVE AZUMA。
念願の日本規模のイベントに参加したのはこちらが初でした。
  


人気商業施設での試食販売会やカルチャースクールでのチーズのセミナーはもちろんマルシェイベントやロックフェスにも数多く出店させて頂き、土砂降りの中のトレイルランイベント、真夏の海のイベントや大雪の中の野外マルシェイベントまで。

どう考えても他の輸入ナチュラルチーズ専門店が絶対にやらないことを徹底的にやりました。久しぶりの幼馴染から「タカシ道端でチーズ売ってたってお母さんから聞いたけどおまえ大丈夫なのか!!??」と心配の連絡が来たり(笑)。もちろん道端といってもきちんとした許可のあるマルシェイベントだったのでご安心ください。その友人にも再三伝えました。

徐々に知名度のある大きなイベントに出させて頂けるようになりましたが開業当時は本当にどんな小さなイベントでもお仕事を頂けたら嬉しくて二つ返事で答えて一生懸命声を張って全力でチーズ販売をしました。その泥水を舐めて這いずり回る姿を別に誰からどう勘違いされてもよかったんです。

僕は何がなんでもナチュラルチーズの文化をこの地域に根付かせたかったからです。

ラジオ局のカルチャースクールや商業施設の催事などでチーズカットのセミナーも多くの方に受講して頂きました。

百貨店やショッピングモールなど商業施設での
販売会やマルシェイベントも頻繁に。

東北地方の出版社様に誌面掲載して頂きチーズについて
お話させて頂くこともありました。

街中を抜け出して山や海まで。各地の様々な野外イベントにもここまで出店しているおばかなナチュラルチーズ専門店はうちの他にいないと思います。

正直本当に死に物狂いのスケジュールで毎日毎日色んなところへ行って自分でも今日はどこに行くか分からなくなるほどに多忙な時期もしょっちゅうありました。

それでも自分の命を多少削ってでも青森県にヨーロッパの、特にフランスのナチュラルチーズを馴染ませることには私の願望を超えた「ある大きな意義」があると考えていたからです。


十和田湖のキャンプ場でキャンパーの方へ新しいチーズの食べ方を広めたり。



野外ロックフェスのピンチョスとしてナチュラルチーズを広めたり。

ワイン好きが集まる商業施設の催事であれば玄人の人も知らないような
よりマニアックで意外性のあるチーズを多数ご用意します。



新たな林檎酒文化の伴侶として

青森県の良さを外部へアプローチする時に必ずと行って良いほど登場するのが林檎。ただ実際の肌感として林檎は青森県民自体には慣れ親しまれすぎている側面があり県外の特に都心部で生活している人達とは意識がかけ離れているように感じます。

私の住む青森県ではどこにでも林檎畑があります。林檎狩りは普通の風景。



東京時代私の働いていた紀ノ国屋の創業の歴史は戦時中のフルーツ屋さんにルーツがあると社員教育を受け育ちました。

その中でも特に弘前の林檎!

混乱の時代に青森県産の林檎の存在があったから日本初となるスーパーマーケットという新しい業態の店舗を青山に開業できるまでになったのだとよく上司から聞かされたものです。

そういった歴史もあり都心部での林檎に対するイメージは洗練されて小洒落た果物として長年認識されています。

wikipedia リンク


近年そういった県内と都内の意識のギャップを埋めようとシードルを作る業者が増えしのぎを削り合いどんどん新しい林檎酒文化が盛り上がってきています。

フランス発音である「シードル」の読み方をより馴染みやすい英語読みの「サイダー」に変えてリブランディングを図るなどこの動きは徐々に加速し広まり、

感度の高い人の間ではもはやシードルではなくハードサイダーと言った方が通じやすい空気感も生まれてきているように感じます。

どんどん青森県産の林檎酒は洗練されて行くように思います。


LAUNCH UP HARD CIDER[ローンチアップハードサイダー]


..となった時に足りないものがあります。


お酒は美味しい。

ただそれに見合う食文化が青森にはまだまだ足りません。

せっかくの青森県産のハイクオリティーな林檎酒が登場してもどうやって食事に合わせたら良いのか。


「甘くない林檎酒には何を合わせて食事したら良いのか。」


薄っすらと誰もが気づいている林檎酒文化の課題。

そこに対して明白な回答を出している食の専門家もまだそうそう見受けられません。

三方が海に囲まれ豊かな漁場があり、また山の恵みも豊富な青森県は林檎に限ったことではなく美味しい食材で本当に溢れかえっています。だけれど食文化というカルチャーについてはまだまだ多様性があるとは言い切ることが難しく、昔から馴染みの50年変わらない地域の味だけで終わってしまう家庭もよくあります。

ちょっと海水浴に行くだけでホヤが落ちてる青森県!すごすぎです。

その中で今新たに巻き起こった林檎酒のムーブメント。

青森県の新しい林檎酒文化を包括してより具体的なものに生活の中へ落とし込んで行く存在。

その最後のピースはヨーロッパのナチュラルチーズの食文化にこそあるのだと私は確信しています。

これこそが長年私が考えてきたナチュラルチーズを根付かせることの持つ地域貢献への「大きな意義」であり、実はUターンする前の市場調査していた2013年当時に気が付いていたことでもあります。

スイスのチーズ「テッテドモアンヌ」もシードルとのペアリング◎


それが無尽蔵の原動力となり私の体を動かしてきました。

そしてついにその核心に迫る段階に進みたいと思います。



欧米社会においてのナチュラルチーズの在り方

青森県の気候やフルーツの生育条件はフランスノルマンディー地方にとても良く似ておりいずれ食文化においても青森県もそのような形に移行して行くだろうと10年ほど前から想定していました。

そのビジョンがあったのでここまでやってこれたのですがUターン前に想定していたよりも昨今の青森県内の林檎酒文化の発展は目覚ましいものがあります。


そのビジョンの中でいずれ青森県産のシードルが流行したときにやはりシードルに合うものとなるとナチュラルチーズが浮上してくるのはごく自然な流れだろうと考えておりました。

フランスではカマンベールドノルマンディーとシードルを合わせるのが鉄板のマリアージュとなっているほか実はナチュラルチーズ全般はブルーチーズもウォッシュタイプもシードルとの相性がとにかく良いのです。

チーズの王様「ブリードモー 」

またフランス以外のヨーロッパ各国でもナチュラルチーズの人気は根強く歴史的に見ても1814年のウイーン会議の際にはナポレオン戦争終結後の秩序を話し合いする予定が、気がついたらどの国のどのチーズが最も美味しいのか決める会議に。


もちろんその後きちんと会議は終結し、新しい秩序がヨーロッパにもたらされたわけですがそれぐらいには世界の均衡を調整するのを後回しにしてしまうぐらい欧米においてのチーズは特別で重要な食べ物であると言えるこのようなとても端的で濃いエピソードがあります。


ちなみにこの会議の際にチーズの王様として決定したのがフランス、ノルマンディー地方の「ブリードモー」 。前述のカマンベールドノルマンディーと親戚と言える白カビタイプのナチュラルチーズです。


「会議は踊る、されど進まず」
とか言いながらチーズを選んでいた当時のお偉いさんたち。



主食の食材ともなりうる事もでき、デザートとしても、単体としても成り立つことができるナチュラルチーズはワインだけではなく林檎酒のベストパートナーであると考えます。

と、なった時にもし「青森県産の林檎酒を使ったチーズ」があったらヨーロッパのナチュラルチーズ文化と青森の新しい食文化の橋渡しになりその間を繋いでくれると思います。



ナチュラルチーズをゼロから作る方法もあります。

実際に日本でも多数のナチュラルチーズが様々な工房で作られています。最近は欧米からもその存在が認められ始め日本のアルチザンチーズは徐々に浸透してきています。


ただそうなった場合に本場のカマンベールドノルマンディーが持つアンモニアの風味など日本の法律で製造するのでは再現性が難しい部分が課題として何点もあります。


あくまでも日本のナチュラルチーズは日本独自のものでありフランス生まれのチーズになることはできません。生粋の日本人がDNA的にフランス人にはなれないことと同じです。確かに見た目も風味もそれっぽいものは作れるでしょう。ただフランスのチーズはフランスの指定された地域で生まれた牛のミルクから指定された製法で作らない限りは味を再現できません。


ヨーロッパ各国で様々な取り決めのもとナチュラルチーズは作られます。

それほどまでに事細かに製法が定められているからです。A.O.CやA.O.Pなど有名な原産地呼称統制のほか様々な法律で厳しくルールが定められています。


だからこそ私はフランスの本場のカマンベールチーズを青森県の林檎酒で熟成します。

青森県の林檎酒と最も相性の良いフランスのカマンベールチーズをチーズソムリエとして長年の経験から選定した上で専門知識を持って全く新しいチーズ、「シーショックチーズ」を作ります!

「シーショックチーズ」は店名と同一の名前を持つ自信を持ってプロデュースする初の自社商品です。



「甘くない林檎酒には何を合わせて食事したら良いのか。」

という薄っすらと誰もが気づいている青森県の新しい林檎酒文化の課題に明白な回答を提示したいと思います!




日本一のロックフェスティバルに出店して

話が少し飛びますが昨年日本一のロックフェスティバルである「FUJI ROCK FESTIVAL2023」に出店させて頂きました。もちろんチーズ専門店としてはフジロック史上初めてのことで世界各地から集まった多くの来場者から私のお持ちしたナチュラルチーズ達は高評価を得ました。


地方の小さな輸入ナチュラルチーズ専門店である私の店が宝くじの一等に当選するぐらいの確率の狭き門であるフジロックに合格し、チーズ屋として日本初のフジロック出店へと辿り着けたのもこれまでの経歴を評価して頂いた証であり、また世界各地のロック好きから私のサービスが受け入れられ愛されたのは本当に感激でした。

そしてそれは大きな自信となり今回のプロジェクトを後押ししてくれる要因ともなりました。

とてもとても奇跡的な確率で誰一人もかけることなく運営できたフジロック。
激務で追い込まれるたびに何故か感謝ばかりが心に浮かんでくる不思議な日々でした。


ただフジロックに出店した際、私の店ではほとんど青森県のナチュラルチーズ専門店だということをお客様に話す機会はありませんでした。何故なら私に求められていることはナチュラルチーズとワインを過酷な野外イベントでも専門知識と臨機応変な対応を持って提供できる、そういった部分においてのプロフェッショナルとしての側面を買われてのことですので青森県のナチュラルチーズ専門店であろうが東京の専門店であろうがその”責務”を全うさえすればお客様からすれば大差がないからです。

実際の来場者数がそのまま寝泊まりするわけですからある種「村」になるフジロック。
我々チーズ専門店は遅い時間帯のバー営業で
多くの方に連日とても喜ばれました。



青森県の産んだ名作フードを売るためのプロとして認められ出店したわけではなく、野外イベントやキャンプ地においてのナチュラルチーズとワインサーブの専門家としての実力を認めて頂いてフジロックに出店させて頂いたこと自体は私個人としてはとても誇らしいことではあります。


しかしやはりそこで少し寂しい気持ちも心の底にあることに気がつきました。その気持ちから私は少しだけの「ある種の反抗」として100%青森県産の林檎酒もドリンク枠で持ち込むことにしたのです。



世界の”中心”と”端っこ”と、から生まれた文化の集約を

友人が畑で林檎を育てるところから醸造してお酒として成立させるところまで全部やっている、GARUTSU株式会社の「LAUNCH UP HARD CIDER」(ローンチアップハードサイダー)を会場でのメインの飲み物に持って行きました。

それもフジロックでは間違いなく、ないと問題になる大人気メニュー、生ビールの代わりに!

ドラフトサイダー(生シードル)を持ち込みました。

まるで生ビールのようなキンキンに冷えた林檎酒。

結果は大人気。

持って行ったたくさんの樽は全て空になりました。

そしてその多くが、もはや8割と言っても良いぐらいの方がナチュラルチーズと一緒にハードサイダーを購入していました。欧米の方はもちろん日本の方もとてもこの組み合わせを気に入っていらして中には期間中にこのペアリングで20回ぐらいリピートしてくれる方もいらっしゃり、持論で持っていた「青森県の林檎酒の最良のパートナーはヨーロッパのナチュラルチーズである」という仮説に結論がつきました。

国内、国外あわせて11万4千人ものロック好きの来場者を記録した世界的フェス、「FUJI ROCK FESTIVAL2023」のこの結果がその動かぬ証明だと思います。

本当に世界各国のたくさんのロック好きからチーズと林檎酒の組み合わせは愛されました!

だとすればもし青森県の林檎酒で熟成したカマンベールを私がこれからリリースすれば青森県内においてのペアリング問題を解決するだけではなく、県外へ青森県の林檎酒食文化を提案する際の新定番として成立するのではないでしょうか。


これから作る「シーショックチーズ」には前述の通り青森県の食文化に対する大きな意義ともう一つ、日本全体へ輸入ナチュラルチーズにペアリングさせる青森県の林檎酒の提案を後押しするような大きな意義があると思います。


世界のロック好きから愛される場で「シーショックチーズ」を披露して青森県の新しいフードカルチャーを謳うのが私が次にフジロックに出られたならば実現したい大きな夢です。


そしてより影響力のある青森県外の多くの場所で「シーショックチーズ」を広めて行きたいと考えています。


これまで何年間も青森県で草の根活動を続けてきたのと同じかそれ以上の情熱で今後は県外の商業施設へのPOPUPイベントや大型フェスに足を運び自社商品である「シーショックチーズ」の布教活動に邁進して行きたいと考えております。


青森県で生まれた僕が海外のチーズで育ったように、海外で生まれたナチュラルチーズを青森県の風土で育てることで唯一無二の「シーショックチーズ」は完成します。


青森県の新しい林檎酒文化を包括してより具体的なものに生活の中へ落とし込んで行く存在。

青森県の外と中。そして世界を巻き込んで新しいフードカルチャーを作る私に、シーショックチーズにご協力お願い致します。

世界の隅っこかと思えてしまうほどの道端の
小さな誰も知らないイベント出店から
何百本ものイベントを乗り越えた末にたどり着いた
フジロックは私の一生物の思い出です。


開発する商品「シーショックチーズ」について

ベースとなるチーズはフランスノルマンディー産のカマンベールパストリゼです。パストリゼの名が示すように低温殺菌したミルクから作られる本場のカマンベールとなります。

AOC認定のカマンベールは無殺菌乳から作られるためなかなかクセが強く日本人の味覚に適合しづらいという課題点があります。殺菌乳から作られるカマンベールパストリゼであれば本場のクセの強いナチュラルチーズに免疫が少ない日本人の食文化にも馴染みます。

殺菌乳から作られる本場のカマンベール。


このカマンベールパストリゼを100%青森県産の林檎から作られるシードル「LAUNCH UP HARD CIDER」に漬け込んで熟成をします。弘前産のフジと王林から作られるシードルです。フランスではカマンベールカルヴァドスがありますがウォッシュタイプに分類されるような「洗う」程度の香りづけです。こちらの製法に関しましては一線を画し「漬け込み」チーズをしっかりと酔っ払わせます。

完全にお酒に漬け込んで熟成する方法はどちらかと言うとイタリアの「ウブリアーコ 」チーズに分類されるものの方がフランス産のカマンベールカルヴァドスよりも近いと言えます。

シードルに浸けて何日も熟成した後に取り出しカカオニブを周りに着けてさらに熟成をします。

美容や健康にとスーパーフードとしても近年注目を集めているカカオニブはチョコレートの元。カカオ豆を粗く砕き、シェル(種皮)や胚芽を取り除いた胚乳部のことです。

甘みが一切無いカカオニブがチーズの上に載ることでチーズの自然な甘みが前に出ます。

このカカオニブは弘前市のチョコレート工場、浪漫須貯古齢糖さんのものを使用しています。

林檎酒の甘い香りとカカオニブの苦味がカマンベールの旨味を引き立てます。

シードルで追熟したノルマンディー地方のカマンベールチーズにカカオニブを添えたものがシーショックチーズです。

林檎の香りとカカオの風味がするのに全く甘くない!!デザートのように食べたい方は蜂蜜を上からかけてもらえたらそのままデザートです。ですがオススメの食べ方は全く甘さを足さずに生ハムやプロシュートなどと合わせて頂ければ絶品おつまみに。イチジクなどのドライフルーツともとても相性が良いです。

合わせるお酒はそれこそ林檎酒とペアリングして頂けたらこちらのチーズが持つ本来のポテンシャルが十二分に発揮されます。


現段階ではリリース前のため商品開発やデザインは完了しておりますが実際に生産開始してみなさまにお届けする出荷予定は6月を予定しております。


ちなみに今回パッケージデザインをして頂いたのは青森県を代表するデザイナーのトヨカワチエさん。

様々な企業やイベントのデザインをするほか、JR東日本と一緒に仕事をしたり、縄文遺跡群世界遺産本部と縄文マップを作ったり、小学館と仕事したり、青森市営バスのデザインをしたりと名実ともに青森県を代表するトップクリエイターの一人です。

以前からちょこちょこうちのデザインもして頂いていたのですが今回改めて全国へ向けて展開していくチーズのパッケージにトヨカワさんに作画からデザインまでご依頼致しました。

当店主催の大きなイベントは
いつも豊川さんに依頼します。


アダムとイヴのイメージで一目で林檎を使ったチーズだということがわかるように、そしてこのチーズを食べて知恵の実を食べたような衝撃を感じるように!

それこそシーショックチーズな訳です!!

ぜひ可愛いパッケージにもご注目ください。


トヨカワさんのセンスが光る渾身の商品パッケージ。
食べた後に残る衝撃。まさにSHE SHOCK。
禁断のチーズです。

応援メッセージのご紹介

今回のプロジェクトを応援してくださる素敵な方々からメッセージを頂きましたので順次ご紹介させて頂きます。

皆様本当にありがとうございます!

このあとも頂いた応援メッセージを順次公開して行きます。

頂いた資金の使い道


今回317万円を目標にプロジェクトを計画しております。

まずチーズの生産の材料費として175万円を想定しています。この金額は1個¥3500で通常販売予定ですから小売価格で在庫換算すればチーズ500個分の売価金額となります。

500個分の売価金額がまずプロジェクトを動かす前にあればコンスタントに継続してチーズを製造するにも資金ショートする可能性を大幅に減らすことができその後のキャッシュフローをスムーズに行うことができます。そしてそれが結果としてスピーディーに次の在庫を製造可能にし自社商品を安全に管理して行けると考えております。今回大手の都内商業施設様や大型フェスに出店してプロモーションをすることを考えれば青森県内のみで展開するよりも商品の回転率が早い可能性が高くより多くの方にオリジナルチーズを通して青森県で生まれた林檎酒文化を広めて行けることでしょう。

次に今回のプロジェクトを大きく左右する大事なプロセスとなるプロモーション活動費として129万円を計画しています。当企画自体が都内をはじめとする県外の商業施設や大型フェスにて私が自ら先頭に立ち販売スタッフとともに商品PRをすることが最重要科目となります。

例えば都内で1週間、私ともう一人販売スタッフとPOPUPを開催したと想定すると、

スタッフの拘束時間8h x ¥1200(都内最低賃金)=¥9600/1日、x7日分で¥67200の人件費が発生します。こちら以外にもちろん交通費も発生するため、私自身を無給扱いにしさらに旅費も自腹にしたとしても純粋に東京までの往復交通費(新幹線換算)で¥25000x2、ひとり¥50000ほどはかかってしまうことでしょう。となれば都内でPOPUPを開催するとなれば1回で最低でも¥117200以上の経費が発生してしまいます。


当プロジェクトは"林檎酒とチーズの文化"を日本に根付かせるために企画されキリよく年度末を起点に1年ごとの効果測定をしたいと考えております。2024年5月~2025年3月までの1年計画で毎月プロモーションを考えております。そしてその都度当店のSNSやこちらを通して支えてくださる皆様へご報告させて頂く計画でいます。

純然たる気持ちで当店のチーズを通して日本に林檎酒文化をなじませることを到達目標に置いておりますので一切の無駄遣いは無い上記の計画金額をベースに考えれば5月~翌3月までの全11回POPUP販売会を継続開催すると単純計算で、

¥117200/1回 x 11ヶ月分=128万9200円となり約129万円ほどのプロモーション活動費が必要となります。

そして設備投資として今のチーズカットアトリエを少々手を入れ追熟に相応しい許可を保健所から取得するための費用として3万円。

パッケージ箱作成の費用として10万円。

先ほどの商品の継続的な製造に必要な175万円と1年間での都内プロモーション費用の129万円を合算いたしまして皆様から317万円をドネーション頂ければ幸いです。

もちろん上記以外にも大型ロックフェスに出店することが決定した場合はさらに大きなお金が必要になります。そちらに関しては今回のプロジェクトで頂いた資金を円滑に回しその後、事業から発生するであろう利益から賄えればと考えています。そのためにまずプロジェクトがビジネスとして成立するための地盤固めに必要な317万円をドネーションお願い致します。



リターンについて

当プロジェクトに支援していただいた方々には、特別なリターンをご提供しています。今回のオリジナルチーズ「シーショックチーズ」のご購入はもちろん、様々なナチュラルチーズのセット購入、私たちの店舗で使えるクーポン券「39チケット」をお得にお買い上げ頂ける特典や、ナチュラルチーズに関する知識が深まるワインやシードルとのペアリングセミナー(という名前のチーズ飲み会)に参加できる特典もご用意しています。私たちと一緒にナチュラルチーズの楽しさを体験し、知識を深めることができます。

あとはトヨカワイラスト研究室デザインのパッケージを使ったロングスリーブTシャツが個人的にはめっちゃオススメです!!

こちら以外にもリターンは複数ございます!詳しくはリターンの項目をチェック!!


製造スケジュール

プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。

・23年12月:オリジナルチーズの試作品開発開始。

・24年2月:オリジナルチーズの開発完了。

・24年2月:商品のパッケージデザインの決定。

・24年3月 :クラウドファンディング開始。

・24年4月:設備を整え商品製造開始。

・24年5月末 :製造とリターン準備終了。

・24年6月 :商品を皆様のお手元へ順次発送。

・24年5月~25年3月:都内商業施設でのプローモーションを目的に置いたPOPUP販売会


商品の開発段階までこれまでの準備をしっかりと行ってきたので、予定通りに進めることができると確信しております。

オリジナルチーズの試作品の開発とパッケージデザイン等は終了していますので頂いた資金を用い純然たる商品の量産、日本にカルチャーを巻き起こすためにもっとも影響力の高い関東圏の商業施設様でのPOPUPプロモーション活動など、実際にチーズの価値を上げ皆様へそのチーズをお届けするための資金として活用することをお約束致します。


最後に

私が2016年にSHE/SHOCK/CHEESEというビジネスを作ってから今年の3月17日で丸8年となります。

SHE/SHOCK/CHEESEを通してそれまで青森県にはなかった新しいフードカルチャーを創造し、そしてこの身体が動く限りの全身全霊を持ってこれまで活動してきました。思えばもう2024年。創業当時では考えられなかったチーズ文化が青森県には根付いています。海外のナチュラルチーズを好んで食す人といえばその多くが富裕層のワイン好きだと一般的には想定されることでしょう。


現在、青森県のチーズ好きは富裕層の方だけではなく髭を長く蓄えたハーレー乗りの男性やロックを愛して止まないバンドマン、クラフトフェスが好きで足繁く通うおしゃれなOLさん、カフェ巡りが何よりも好きなSNS世代の女子大生まで、本当に多くの層から愛されているという実感があります。

他県では考えられないほどに今、青森県では海外のナチュラルチーズはよく目にする機会のあるものになりました。8年前の時点では誰もが想像もつかないくらいに!



ブルーチーズの味の違いや他の地域でもお金持ちの玄人ではないと知らないような珍しいナチュラルチーズを青森県では一般の人たちが好んで普段の生活で食べています。異常なほどの熱量でナチュラルチーズを場所や人を問わず世の中に広め続け多くの方がそれを愛してくれた結果だと思っております。

この事実が私の何よりもの誇りです!私の続けてきたサービスを愛してくれる方々がこんなにもたくさんいること。そしてそれがいつしか青森県のナチュラルチーズの在り方のスタンダードとなったこと。

日本各地では一部の富裕層しか愉しめないものだと誤解されているナチュラルチーズのレッテルを剥がしニュートラルなものに戻しました。


有名な話ですが靴の無い国に行ったセールスマンは2パターンの心理に分かれるそうです。

A,この国は靴を履く文化がないから靴を売っても無駄だ。

B.この国は靴を履く文化がないなら自分がその文化を作るチャンスがある。



8年掛けて青森県にまず新しいナチュラルチーズ文化を私は作りました。そしてまだ日本には新しい林檎酒文化に見合う食の模範例がないのだと言います。で、あるならばその文化を日本全体に向けてチーズと林檎酒の新しいフードカルチャーを巻き起こす私に協力してください!

"靴の履く文化がまだないこの国"に住む人達がいつか"靴を履くために毎日外を走り回りたい!"と思って頂けるくらい愛と情熱を持って僕はシーショックチーズに今後の人生の全てを掛けます。


皆様のご支援をいただければ、私たちの夢を実現する手助けになります。ぜひ、私たちのプロジェクトにご興味を持っていただき、ご支援いただけますようお願い申し上げます。

8周年を迎える2024年3月。

SHE/SHOCK/CHEESEは新たな事業を始めるためにクラウドファンディングを開始致します。

応援宜しくお願い致します!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/04/26 16:58

    こんにちは!シーショックチーズです!4/26(金)時点での進捗状況をお知らせさせてください。NEWS①8月を予定しておりました「店舗にお名前を書くリターン」ですが5月中にサインペイントが完了する予定です!こちらにつきましてはまた進捗状況を引き続きこちらから発進させて頂きます。どうぞ宜しくお願い...

  • 2024/04/09 12:58

    フジロック一次審査を通過いたしました!まだ本決定ではありませんが2度目のフジもなんとか出られそうな流れで一旦ほっとしております。今回のプロジェクトの本文にも書かせて頂きましたが僕の次なる野望は『シーショックチーズ』をフジロックで世界中のロック好きに振る舞うこと!皆様から頂いた資金を元にこれから...

  • 2024/04/05 16:43

    あらためてこの度は本当に暖かなご支援ありがとうございました!今回様々な形で応援やご協力をして頂き皆様のおかげで何とか最終日までやってこれました!!総支援金額¥1,340,500総支援者数¥216人お気に入り 114人【フードの人気プロジェクト3位】という大変有り難い結果で無事着地しました。本当...

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