目次
・自己紹介
・プロジェクトに至った経緯
・モンゴル遊牧民の暮らしの様子
・先行販売馬刺しのご紹介
・遊牧馬肉の安さの秘訣
・遊牧馬肉の美味しさの秘訣
・遊牧馬肉の鮮度の秘訣
・最後に

自己紹介

初めまして。本プロジェクトをご覧頂き誠にありがとうございます。株式会社キーシアの川越雄貴と申します。
本プロジェクトではモンゴル遊牧民が作る馬刺しを限定価格で先行販売しております!

弊社は2022年から「遊牧馬肉」という商品名で、モンゴル産馬肉を輸入、販売しております。
※商標登録番号:第6665950号


プロジェクトに至った経緯

モンゴルには2,000年以上前から伝統的な遊牧生活を続けている遊牧民が暮らしており、彼らが生産する畜産品や乳製品はモンゴルの主要産業物となっております。
しかしそれらの製品を加工する設備や技術の発展が未熟で、世界有数の畜産国家でありながらそのポテンシャルを十分に発揮できていません。また遊牧民が暮らす地域では鉱山開発が盛んに行われており、その影響で家畜達にとって重要な水源が枯れ伝統的な遊牧生活が続けられなくなっています。中には遊牧生活を諦め、都市郊外で貧困生活を余儀なくされる遊牧民もいます。

そこで弊社は現地の契約工場と協議し、「高品質な馬刺しを生産する」、「モンゴル遊牧文化を守る」ことを目的に本プロジェクトを開始致しました!
そのために日本メーカーが作る馬肉加工設備を現地契約工場に導入し、馬肉の品質をさらに向上させ販路拡大による生産量増加により、馬を育てるモンゴル遊牧民の生活を支えることを目指しております。

ぜひこの機会に2,000年の遊牧文化と最新加工技術が融合した、良質でお手頃な馬刺しをお試し下さい。


モンゴル遊牧民の暮らしの様子

モンゴル遊牧民は紀元前の頃から家畜を遊牧し、ゲルと呼ばれる移動式住居にて生活をしています。主に羊、ヤギ、馬、ラクダ、ヤク(長毛の牛)を育てており、衣食住に必要な全ての物を家畜から取れる肉や毛皮から作っています。モンゴルの気候は非常に乾燥しており、夏は30℃、冬はー50℃にもなる厳しい環境です。その中で家畜を育てていくために、遊牧民達は2,000年以上続く遊牧の伝統を守りつつ、家畜や自然環境の変化を敏感に感じ取りながら暮らしています。
この自然の中で馬を育てる遊牧民特有の術と伝統が、遊牧馬肉の美味しさと安さの根幹になっております。



先行販売品のご紹介

先行販売する馬刺しをご紹介致します。人気の定番部位から希少部位まで、生食可能な部位を幅広く取り揃えており、それぞれの部位を1万円コースと3万円コース(一部5万円コースもあり)でご用意しております。購入制限などはありませんので、ご希望の部位とコースをお選び頂ければ幸いです。

全部位を記載したカタログは下記URLからご確認ください。
https://keyshia-horse.com/struct/wp-content/uploads/0ec1d6c54b3908c43bf2b8138e25af4e-1.pdf





遊牧馬肉の安さの秘訣

・エサ代や燃料費がかからない

遊牧馬肉に使用する馬は、全てモンゴル遊牧民が大草原の中で大切に育てています。自然のサイクルに沿って草原の中で馬を育てるため、通常家畜の生育に必要なエサ代や燃料費が必要ありません。これにより一般より安い価格で馬を育てることができ、その分お手頃価格で遊牧馬肉を販売することが可能となっております。

大自然の中で家畜を育てることは非常に難しく、家畜の栄養状態を正確に把握し、家畜がその時必要な栄養を摂取できる草や種がある場所まで、家畜たちを連れて移動を続けなくてはなりません。また―50℃にもなる厳しい冬を乗り越えるために、秋までに家畜達に栄養のあるエサをたくさん食べさせる必要もあります。人が生きていくことも困難なモンゴルの大草原で、数百頭の家畜を育てながら暮らしていくためには、モンゴル遊牧民が積み重ねた2,000年以上の伝統が必要不可欠となっています。

このモンゴル遊牧民の伝統こそがエサ代や燃料費のかからない、お手頃な遊牧馬肉を作り出す基礎となっております。


・馬肉の直接輸入、直接販売

弊社は遊牧馬肉を、現地契約工場への注文から日本での輸入手続き、お客様への販売までを一括して行っております。これにより経費を可能な限り削減し、お手頃な価格で遊牧馬肉を販売することができております。

またお客様のお声を直接、正確に工場に伝えることで、より皆様のご要望に沿った加工の馬肉をお届けすることができます。お客様のお声を大切にし変化する市場に対応しながら、常にお客様のご要望に沿え続けられるように現地契約工場と協力してまいります。


・契約工場社長やスタッフとの信頼

モンゴルから日本に馬肉を輸出する場合、モンゴル国内で特別な輸出許可を取得する必要があります。この輸出許可を取得するためには、精肉工場としての実績や馬肉の衛生面、工場スタッフの労働面などで高い水準をクリアする必要があり、基準をクリアするためには多くのコストと労力が発生します。

この高い基準の面から日本に馬肉を輸出できない工場が多く、基準をクリアできる工場でも許可取得に必要なコストの分、高い値段で日本企業に馬肉を販売することがほとんどです。(弊社もこの点とても苦労しました、、、)

そんな中現在の契約工場の社長は非常に親日家で、弊社の「モンゴル遊牧文化を守る」という理念を熱心に伝えたところ、快く弊社の理念に同意頂き、日本へに輸出許可取得と相場より低価格にて馬肉を輸出してくれることになりました。本プロジェクトに当たっても設備導入や馬肉の加工手順の改善、弊社との資本提携など熱心に取り組んでおり、弊社と一緒に日本のお客様にご満足頂けるよう努力しております。



遊牧馬肉の美味しさの秘訣

・旬の馬肉のみを使用

弊社が販売する遊牧馬肉は、全て旬である秋時期の馬を使用しております。これはモンゴルの気候が関係しており、-50℃にもなる厳しい冬を乗り越えるために、家畜は秋に豊富な脂肪を栄養として蓄えます。その栄養がうま味となるため、年間で最も脂がのり、肉質の良い秋の馬が一番美味しいとされています。実際に遊牧民達も秋の時期に家畜を肉に変えて、保存用の食品を作っています。

弊社は現地契約工場及び指定遊牧民と連携し、年間で最も美味しく肉質が良い秋馬の体重や健康状態を基準とし、その基準を超えた馬のみを加工しております。また秋から冬にかけて一年分の馬肉を加工し真空梱包と冷凍保存することで、年間を通して旬の馬肉を輸入し販売することができます。
本プロジェクトにて現地工場に最新設備を導入することで、より鮮度の高い状態の馬肉を一年を通して販売することが可能になります。


・大草原で自由に育つ

モンゴルの馬たちは柵などの行動を制限するものが一切ない大草原で、適切な運動をしつつストレスフリーな環境で育ちます。これは遊牧馬肉の肉質向上に大きく繋がっております。

育成段階やと殺段階で家畜にストレスを与えてしまうと、PSE肉という品質の悪い肉に仕上がってしまいます。これは家畜が疲れやストレスを感じる際に、エネルギーの元である化合物(アデノシン三リン酸・ATPを生産する筋肉中のクレアチンリン酸・グリコーゲン)が減少してしまうからと言われています。これらの化合物は良質な肉を作る為に大切な物で、家畜のストレスが原因で肉質が低下してしまうことが知られています。
引用:https://s-flex.co.jp/meatquality-stress/blog/ (株式会社サンフレックス様)

通常は馬を肥育する場合、馬たちは柵や厩舎によって行動を制限され、食べ物も人間が与えたものしか食べることができません。一方でモンゴルの馬は大草原で自由に育ち、食べるエサは自然の草や種から馬自身が選んで食べています。近年では動物福祉の観点からエサや飼育環境が改善されていますが、モンゴルの大草原の恵みで育つ環境には敵いません。
なのでモンゴルの馬は世界で一番自由かつ健康的に育っていると言え、その自由と健康が高品質な遊牧馬肉を生んでいます。


・馬刺しだけじゃない美味しさと馬肉特有の珍味

馬肉=馬刺しという印象が強いですが、実は馬肉は様々な料理に使える万能食材です。その可能性を引き出すために弊社では馬肉レシピをHPにて公開しています。どれもシンプルなレシピでアレンジ自在なので、ぜひ馬肉を使ったメニュー開発にお役立てください。
馬肉レシピ:https://keyshia-horse.com/struct/wp-content/uploads/ec8848194ec36563c3a1d64ff64621d9.pdf

弊社とすでにお取引のある店舗様では、馬肉の炙りカルパッチョやヒレステーキ、馬肉焼肉や炙り馬肉寿司、馬肉カレーなど、遊牧馬肉の素材の良さを生かした様々な料理が提供されています。特に火を入れると遊牧馬肉特有のうま味をはっきりと感じることができます。
馬刺しはもちろんですが、様々なジャンルの料理に使える遊牧馬肉をぜひお試し下さい。

また馬肉ならではの珍味もございます。中々食べることのできないレバ刺しやタン刺し、コウネと呼ばれる馬肉特有の部位も販売しております。一頭から取れる量が少ないことから市場に流通しにくい部位となっておりますが、本プロジェクトなら希少部位でもまとまった量を先行販売することが可能です。ぜひこの機会に馬肉の希少部位をお試し下さい。



遊牧馬肉の鮮度の秘訣

・フレークアイスで速攻冷却

弊社は馬をと殺した後に、少しでも早く馬肉の温度を下げることを重要視しています。これは馬肉の温度を素早く下げることで、高い品質と鮮度を保ち、細菌繁殖を抑えることが目的となっております。

肉を冷やす方法は様々ですが、弊社ではフレークアイス(小さな薄い氷)を使用し、約1度の氷水で馬肉を冷やすことを計画しております。このフレークアイスは刺身用の鮮魚の冷却にも使われており、メーカーの冷却テストによると-18度設定の冷凍庫に入れるより約90分早く冷却が完了します。(1.5kgのブロック肉の場合)
空気よりも熱伝導率が高い氷水で馬肉を冷却し、高い鮮度を保ったまま加工を開始することができます。

馬の体温は約38℃と高く、と殺後に速やかに冷却をしなければどんどん品質が落ちてしまい、細菌繁殖のリスクも高まってしまいます。安心安全で美味しい馬刺しをお届けするために、馬の体重と同じ量のフレークアイスを使用し短時間で馬肉を冷やします。


・ラピットフリーザーで即冷凍

フレークアイスで冷却した馬肉は部位ごとに加工された後、ラピットフリーザーにて急速冷凍を行います。急速冷凍を行うことで、解凍した際に出るドリップの量を抑えることができ、美味しさと鮮度を保ったままお召し上がり頂けます。

一般的な冷凍庫で冷凍した肉を解凍すると、ドリップが出て肉のうま味が流出してしまいます。またドリップが出ることで肉がただれてしまい、歩留まりが悪くなってしまいます。これは冷凍する過程で肉の内部の細胞壁が破壊され、結晶ができてしまうことが要因となっております。通常の冷凍庫での冷凍では結晶を精製する温度帯(-1℃~-5℃)に馬肉が長く留まってしまうため、肉の中に多くの結晶ができてしまいます。

一方でラピットフリーザーでの冷凍の場合は、熱伝導性の高い溶液を使い冷凍するため、一般的な冷凍庫で冷凍するより約20倍の速さで冷凍することが可能です。これにより肉の中に結晶を生成する温度帯を素早く通過することができ、ドリップの原因となっている結晶の発生を最大限防ぐことができます。



・サニスター(微酸性電解水)で安全消毒

サニスターは微酸性電解水を生成する装置です。微酸性電解水は優れた殺菌・除菌効果がある水で、厚生労働省より食品添加物として認可を受けている、食品・人・地球に優しい機能水です。日本の精肉工場や馬肉加工工場でも使用されており、味や匂いがほとんどなく安全性にも優れているため、水道水感覚で安心して使用できることが特徴です。弊社ではこの微酸性電解水を加工器具や作業室の洗浄はもちろん、馬肉の表面にかけて殺菌を行います。

一般的な除菌作業で使われるアルコールの場合、除菌後に残ってしまうアルコール成分が加工器具の金属腐食に繋がってしまいます。また肉表面をアルコールで除菌してしまうと、馬肉の味や風味を大きく損なってしまいます。
一方で微酸性電解水の場合はph値が中性に近いため、加工器具の金属腐食性が少なく安心して加工器具の殺菌に使用できます。また厚生省より食品添加物の認可を受けているため、馬肉の表面にかけても味や風味を損なうことなく安全にお召し上がり頂けます。

生食で食べる馬刺しは衛生面が最重要視されています。輸入の手続き時に厚生省での検査を毎回行っておりますが、それに加えサニスターで生成した微酸性電解水を使用することで、アルコールなどの残留を気にすることなく、衛生面のさらなる向上が行えます。弊社では馬肉だけでなく器具・作業室・配送車・作業員の手洗いに至るまで、微酸性電解水によるこまめな洗浄と殺菌を行い、極めて高い衛生レベルを維持管理をしていきます。


話題性と集客力を秘めた食材

日本では「モンゴル=遊牧民」というイメージが強く、モンゴルに行ったことのない人でも大草原の中で家畜を放牧する遊牧民の姿をイメージできます。また「モンゴル遊牧民が作る馬肉」という独特のキャッチフレーズは、他の馬肉と大きく差別化をすることができます。

この日本に定着したモンゴル遊牧民のイメージと独自のキャッチフレーズは、話題性を生み集客力UPに繋がります。「モンゴルと言えばこれ!」という具体的な食材が少ない中で、遊牧馬肉はその話題性を十分に活用することができます。さらに日本人に親しみのある馬肉なので、「モンゴル産の馬肉!一度食べてみたい!」という印象に繋がり大きな販促効果を見込めます。

食材そのものに話題性と集客力を秘めた遊牧馬肉を、ぜひ貴店の集客力UPにお役立てください。また弊社では遊牧馬肉をご購入頂いた店舗様限定で、販促用のポスターなどをご提供する予定です。サイズやデザインなどご希望に沿ったものをお届けできればと思いますので、ぜひお気軽お問い合わせください。


最後に

最後まで読んで下さり誠にありがとうございます。
2,000年のモンゴル遊牧文化と日本の最新食肉設備を組み合わせた遊牧馬肉は、美味しさ、お手軽さ、鮮度を3つを兼ね備えた馬肉となっております。また大自然の中で馬を育てることで、近年の円安や物価高の影響を受けにくく、安定した価格で持続可能な販売を行うことができます。

ぜひこの先行販売の機会をご利用頂き、遊牧馬肉とモンゴル遊牧文化の魅力を味わって頂ければ幸いです。
返礼品の発送は2025年の3月頃を予定しております。1年で最も美味しい馬肉をお届けするために、2024年の冬にと殺した馬肉を加工しお届けする予定です。


お問い合わせ

担当者メールアドレス(川越)
kawagoe@keyshia-horse.com

運営会社
株式会社キーシア
https://keyshia-horse.com/business/horse_wait-2/

募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


遊牧馬肉まとめ




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