【達成の御礼とネクストゴール設定のお知らせ】

 2月29日よりスタートした本件プロジェクトですが、無事目標金額である15万円を達成することができました。これもひとえに、ご支援くださいました皆様のお力添えのおかげです。心より感謝申し上げます。挑戦当初は皆様にどのくらい支援していただけるか、不安の気持ちでいっぱいでした。しかし、皆様から沢山のご支援、温かい応援メッセージをいただく度に、勇気をもらい、目標に向かって全力で取り組めていることを実感しております。

 そこで一人でも多くの方に、現在の農業の厳しさや、フードロスゼロを目指す取組み、健康増進に寄与できる意義など、私の挑戦を知っていただきたいと思い、ネクストゴールを設定させていただき、引続きご支援していただけるよう、頑張りたいと思います。次の目標金額は30万円です。

皆様からのご支援を無駄にしないよう、全力で取組みさせていただきますので、何卒、引続きのご支援、ご協力のほどお願いできればと思います。

ネクストゴール達成へ向けて、下記リターンを追加させていただきます。

●白桃甘酒、白桃ネクター贅沢セット(900ml×6本:白桃甘酒3本、白桃ネクター3本)・・・10,500円

 

2024年3月14日追記

なんば農園代表 難波頌治


【ご挨拶】

はじめまして!

なんば農園代表の難波頌治と申します。晴れの国岡山で祖父の代から3代に渡り60年以上の歴史があります。銀行員として6年勤務した後、桃農家を継いで4年目になります。今回で2回目の挑戦となりますが、気持ちを込めてこのページを作りました。是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

前回は白桃甘酒の製造でCF挑戦し、製造の目標が叶いました。その際、少量ではありますが、白桃ネクターについても製造しておりました。お客様からの反響も良く、製造数量も少なかったこともあり、甘酒とネクターのセット販売を進めていく中で、ネクターが売り切れとなってしまい、急遽、追加製造する必要がでてきました。


【危機的状況】

岡山白桃は高品質で有名です。その中でも当園は機械も入らない急斜面で桃を栽培している為、水はけが抜群によく、糖度も高い桃が毎年安定してできておりました。

              

しかし、2023年(今年)は極度の不作、県全体的にも不作の年となりました。

原因は未だわかりませんが、近年の異常気象、温暖化が関係していると思います。近年この状況は特に清水白桃で続いていました。その中でも当園は独自の栽培方法で、安定した収量を維持していましたが、今年に限って言えば、清水白桃は収量全体の半数近くが規格外となる危機的状況になってしまいました。

規格外と言っても、パッと見ためではわかりずらく、虫食い、変形、小玉、枝あたり等で自宅で食べる分には全く気になりません。しかし、岡山白桃の高品質を維持するには、廃棄せざるを得ない桃が沢山出てしまいました。毎日、畑へ廃棄するのも辛く、涙が出る日々が続いておりました。


【白桃ネクターについて】

当園の白桃ネクターはなんと果汁60%入りとなっています。完熟した桃を使っているので、オレンジ色の見た目をしているのも特徴です。通常、一般的な桃のジュースは透明に近い色をしていると思いますが、それは早摘みした桃を使用していることが考えられます。早摘みした桃を使えば、透明に近づくかわりに、糖度や風味が落ちてしまうので、甘味料や香料等を入れる必要がでてきます。しかし当園は製造工場が県内にあることから、配送に時間がかからない為、完熟桃を使える産地のメリットがあります。ギリギリまで木成り完熟させた桃を使っているので、オレンジ色をしていますが、その分濃厚な味を楽しめます。お客様からは、「まるで桃を食べているみたい」とおっしゃる方もいるぐらい、自然に近い味を再現しています。


【おすすめの飲み方】

・もちろんストレートも良し

・炭酸割り

・梅酒割り

・ラム酒割り

・牛乳割り(ラッシー)→園主おすすめ


【なんば農園について】

岡山白桃は高品質で有名ですが、当園は県下最大産地である、倉敷市玉島地区にあります。祖父の代から桃を作りはじめ、私で3代目になります。60年以上の歴史があり、独自の栽培技術を脈々と受け継いできました。難波家は古くは宮大工として玉島地区で活躍(江戸中期頃)しておりました。ロゴにある【yama-san】は【ヤマサンナンバ】として地元で呼ばれていたと言い伝えられています。現在でも古い工具や農具には【山三】のシンボルが刻印されています。どのような意味を持つのかは、今となっては不明ですが先祖代々伝わるシンボルをロゴとして設定しました。先祖代々、分野は違えど、ものづくりの精神を受け継いでいます。


【私が桃農家を継いだ理由】

私は幼いころから祖父母が毎日のように桃畑へ通い、農作業をしている光景を見ていました。私はじいちゃん・ばあちゃん子だったので、よく畑に一緒に行って手伝い、桃づくりが身近な存在でした。ですが私が中学、高校、大学と進学していくうちに祖父が亡くなり、銀行員となってからは祖母が亡くなりました。銀行員になって転勤もあり実家を離れて生活するようになり、休日に桃作りを手伝うこともなくなりました。これまで身近にあった【桃】が遠い存在になっていきました。それでも両親は会社員の傍ら、懸命に農園を守っていましたが、規模の縮小はやむを得ず、昔の見慣れた農園風景は徐々に耕作放棄地へ変わっていきました。ある長期休暇をもらった際、久しぶりに畑で手伝いをする機会がありました。ふと見渡すと、変わり果てた農園の風景が広がっていました。とてもショックを受けたのを今でも覚えています。自分ながら、このままではいけない、私が何とかしないと、と勝手な使命感に駆られました。その時に、「銀行員を辞めて、桃農家になろう」と決意しました。それを両親に打ち明けると、当然猛反対(笑)。「せっかく安定した銀行に入ったのに、もったいない。何考えとるんな!」と長時間叱責。しかし、それに挫けることなく、「俺が桃を作る。規模も広げる。だから手伝って欲しい」と粘り強く猛烈に説得。6年間の銀行員経験のおかげで、財務、会計、税務、営業も経験済み。なので、事業計画等も作成しそれを示したうえで説明。すると親も私の性格を知っているのか、「どうせ言っても聞かんじゃろ。好きにせぇ。」と半ば諦めに近い形で説得に成功し、経営も任せてもらえることになりました。


【桃づくりのこだわり】

①高い糖度、洗練された味

うちは祖父の代から、白桃を極限まで甘くするために、水を全く与えずに白桃を育てています。これが、なんば農園の最大の特徴で、桃が甘くなる理由です。桃作りにはハードな斜面での栽培により、水はけが良く、その割には土中の水もちが良く、桃作りでは常識とされる灌水(水やり)は一切行わない為、濃厚な味に仕上がります!

他の桃農家仲間に話すと「そんなん、無理じゃろ!(でしょ)」と言われるほど、珍しい方法で育てています。通常であれば、水やりをしていないと桃の木が枯れてしまうのですが、特別な土質のおかげで水をあげずに育てることができています。

こうしてできた、なんば農園の白桃は甘〜く濃厚です。食べると甘い果汁がジュルりと溢れ出す程、濃醇な桃になっています。


②除草剤不使用、農薬使用は最低限

斜面栽培の為、除草剤を使用すると土壌流出に繋がります。農薬散布作業についても、畑に機械が入りにくく、農業事故に繋がるリスクもあることから、物理的に困難です。その為、必要最低限の農薬使用になっており、ロスも一定数ありますが、身体に優しい桃作りにこだわっています。岡山では昔から害虫から守ったり、農薬を減らすための工夫として、桃袋をかけて栽培をする「袋掛栽培」という方法が伝承されています。こうすることで、桃を守ることができるのです。




さらに、こうすることで日光には当てないので、白く透き通るような、高級感あふれる白い色の桃になるのです。

思わず岡山の白桃を見て、「白!!!」と言ってしまうかもしれませんが、この白さがあるのは、袋で1つ1つ桃を包んで守っている証拠とも言えるのです。



              写真はイメージです

他県の赤やピンクの桃と比べると、岡山の白桃は農薬の回数が一般的には少ないと言われています。でも、なんば農園では極力農薬を減らしたいので、約半分まで農薬の回数を抑えているのです。口に入れるからこそ、安心安全なものを食べていただきたいのです。さらに、当園では除草剤すらも一切使用しないようにしています。健康的な桃作りを行うためにも、手作業で草刈りを行っています。草生栽培という方法をおこなっていて、刈り取った草も肥料にしています。できるだけ自然に近い形で食べ物を育てたいのです。

仮に、薬品や人工的なものに頼れば、それだけ農業は簡単になりますし、綺麗な実ができます。でも、安心安全な食べ物であるかは疑問が残りますよね。小さいお子様にも安心して召し上がっていただきたいので、できるだけ自然に近い農業をおこなっています。きっと祖父も私に、安心安全な桃を食べさせたかったのだと思います。


【お客様のお声】

【リターンのご紹介】

①お試しセット 白桃ネクター180ml×2本、白桃甘酒180ml×2本・・・2,500円       

②白桃ネクター 3本セット(900ml×3本)・・・6,000円

③白桃甘酒、白桃ネクターセット(900ml×3本:甘酒2本、ネクター1本)・・・5,500円

④白桃ネクター 6本セット(900ml×6本)・・・11,000円

⑤白桃甘酒 3本セット(900ml×3本)・・・5,000円

原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。



【資金の使い道】

■商品製造費用・・・約10万円

■梱包料、送料・・・約2万円

■CAMPFIRE手数料、決済手数料等・・・約3万円


【スケジュール】

2024年3月1日(金)・・・支援受付開始

2024年3月31日(木)・・・支援受付締切

2024年4月初旬・・・リターン品発送


【最後に】

私が農園を引き継いで4年が経過しようとしています。この4年の間でも気候変動を肌で感じることが多くなりました。本当に桃づくりが難しくなったと、父も言っているように、今後安定して白桃を供給できるかは不透明な状況です。それでも毎年、試行錯誤して、何とかお客様のもとへ商品を届けることができるよう、研鑽の毎日です。どうしても大量のロス桃が出てしまいます。味は変わらないのに、見た目が悪いだけで畑へ捨てられる桃を商品化できれば、フードロスゼロを目指せます。持続可能な農業を実現するには、6次産業化への取り組みが必要になってくる時代だと思っています。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/04/01 08:16

    昨日、ついに本プロジェクトが終了致しました。予想を超える沢山の方々による、多大なるご支援を賜りまして誠にありがとうございました。この場をお借りして、御礼申し上げます。リターン品発送は本日より順次行ってまいります。プロジェクト結果は以下の通りです。達成率:250%支援総額:376,500円支援者...

  • 2024/03/26 18:58

     2月29日よりスタートした本件プロジェクトですが、ネクストゴールの30万円を達成することができました。これもひとえに、ご支援くださいました皆様のお力添えのおかげです。心より感謝申し上げます。予想を超える反響に私自身、とても驚いています。プロジェクト期間が残り僅かとなっておりますが、最後まで全...

  • 2024/03/25 15:57

    皆様こんにちは!3月1日から挑戦しているプロジェクトですが、残り1週間となりました。これまで多大なるご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。予想を上回るご支援に、私自身とても驚いております。ラストスパート頑張っていきます。今日は園主おすすめの白桃ラッシーについて、ご説明させていただき...

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