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 私は人と自然を繋げるためのバンを制作し、「グリーンルームプロジェクト」として、その夢の実現をしようと奮闘中の和田なつこ(なっちゃん)と申します。先日、紆余曲折ありながらも無事にDIYの工程が終わり、完成したバンで全国を旅しながら回る、バンライフ(VANLIFE)が始まりました!バンライフとは車の『バン』と生活の『ライフ』を掛け合わせた造語。車で移動しながら家事や仕事をするライフスタイルのことで、主に海外が中心でしたが、日本でも徐々に人気が高まってきました。

バンの制作過程はこちら→Instagram(nachu55.vanlife)

完成したばかりのバンの内装。 こちらでは、私の想いに少しでも共感いただける方へ届けられたらと考えております。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。



 私の掲げるビジョンは「誰もがナチュラル(自然体)に生きる世界」です。なぜそうするのか、まずは私の自己紹介からお話しします。

 私は福井県のとある田舎で育ち、子供時代を自然いっぱいの中で過ごしました。そこに住む生き物や植物に触れ、「なぜこの虫はこんな形なんだろう?」「山の中身って何なんだろう?」などの疑問を研究したいと思い、大学では、生物の進化を学ぶため、地学や古生物学を専攻するという結構マニアックな青春時代を過ごしました。笑

学生時代の私。恐竜博物館大好きです!

 また、旅行が好きだったこともあり、世界の美しい地形や絶景をこの目で見たい!と、大学時代はバイトしてお金を貯めては国内外にひとり旅に出かけました。30kg越えのバックパックを背負いながら、ワーホリでオーストラリア一周していたこともあります。移動しながらその土地の農場で働いて次の旅行資金を稼ぐような貧乏旅でしたが(笑)、そのときに見た景色や経験は、今でも私の中にキラキラとした思い出として残っています。

オーストラリアでワーホリ旅をしていた頃

八ヶ岳に登った時の写真。
雄大な自然に生かされている感覚になります。

 これまで様々なところを旅する中で、改めて私は自然が大好きだし、大自然の作り出す美しさに圧倒され、それがそこに存在し続ける「力強さ」や「優しさ」を感じています。

 人間って、自然の中にいることで癒されたり、清々しい気持ちになったり、ちょっとしたことに感謝できたりすることができると思うんです。実際は森や海など、大自然に身を置くことで、気持ちが一旦リセットされるというか、素直になれるというか。だから私は、毎日違う景色を見て、自然の美しさの中で旅をしながら生きていきたい!移動できるお家が欲しい!と思ったのです。

 そういう私にとっての最適解が、お家を自由にどこへでも持っていける「バンライフ」でした。

 私がバンライフを通じて達成したい活動が2つあり、それがグリーンルームプロジェクトの核となります。

①自然の中でリトリート!自然と自分、同時に向き合う体験を提供したい!

 1つ目は、自然の中での「リトリートコーチング」を通して、その人がその人らしく、ナチュラルに自分軸で生きる選択ができるようお手伝いをしたい!というもの。

 リトリートとは、日常から離れた環境に身を置き、いつもと違った体験を楽しむことを指します。 心身の回復を図るため、自分自身に意識を向け、ゆったりとした時間を過ごします。コーチングとは、その人が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための、コミュニケーション方法です。自然の中で、改めて自分への問いを投げかけることで、自然と自分、同時に向き合い、自分の願望や希望を素直に受け入れ、その気持ちを肯定し、前向きに行動していくためのきっかけとして欲しいと考えています!

雄大な海を見ながらのコーチングイメージ。

  実は私自身、過去は他人の目ばかり気にして行きてきました。就職に迷ったときに、「両親を安心させるため」と思い、両親と同じ教員になりました。しかし実際に教員になってからは、より他人の目を気にする自分になっていました。教員という立場である以上、「これをしたらどう思われるかな」「一般的にはこうした方が無難かな」など、全ての選択が社会的な正しさや他人の評価が基準になり、それを気にして生活するあまり、私なりの『自分らしさ』がなくなっていきました。

教員時代の私。
仕事は楽しかった反面、忙しさで余裕がなくモヤモヤした毎日でした。

 「私がやりたいことってなんなんだろう?私が私らしくってどういうことなんだろう?」自分を抑え込んで生きるなかで、自分がどんな人間だったのか分からなくなっていました。しかし本来の私は、もっと自由で、何にも縛られたくない、少々のことには動じない、旅好き、絶景好きな、ただの自由奔放なヤツだったのです。笑

 その中で気づいたのは、私と同じように常に他人軸で日々の選択をして、1人で知らない間に苦しくなっている人や、ずっとモヤモヤ違和感を感じながらもどうしていいか分からなくなっている人が、きっとたくさんいるんじゃないかと。自分軸でナチュラルに生きるって、実はとっても難しい。そもそも本当の『自分らしさ』が分からない。そういう人達に、私の経験が何か役に立てるのではないかと。自然の力(自然の中でのリトリート体験)を借りて、そこにコーチングというツールを使って、その人らしさを引き出すお手伝いができるのではないかと、考えました。

先日泊まったキャンプ場の川。
こんな景色を見ながらセッションしたい。

 縄文時代は、自然と人間はひとつだと考えられていたそうです。自然と自分を分けて考えるのでなく、ナチュラルに共在する中で自分と徹底的に向き合う。これを実現できると考えたのが、「バンライフ×コーチング」でした。だからこそ、私のバンには、セッションのできるスペースを確保する。そこにクライアントさんを呼んで、美しい景色を見ながらのセッション体験をしてもらう。そうやって自分を解放する場を提供したいと考えたのです。

自然の中でのコーチングイメージ。
バンライフであれば、どこへでも行けるのが魅力。

窓の外の景色を眺めながらゆったり話ができる。
②全国を周って、その地域の人々や子供たちとプロギングをしたい!

 2つ目は、全国を周り、地域の人たちと一緒に、大好きなプロギングをしたい!という目標です!

 プロギングとは、ジョギングとごみ拾いを掛け合わせた新しいフィットネスで、今や全世界に行われています。プロギングのいいところは、「環境」に対する問題をマイナスに扱うのではなく、ポジティブな気持ちで誰もが気軽にできるスポーツとして活動できるところです。私自身、自然が大好きだからこそ何かできることがないかと考えていたときに、このプロギングに出会いました。(下記動画はプロギングジャパンさんからお借りしました。)

 私自身、正直走るのは苦手なのでほとんど歩いて行っているのですが、走り(歩き)ながら、ついでにごみも拾うというシンプルなルールで、ごみは1つでも拾えばOK!あとはみんなでおしゃべりしながら走ったり、散歩したりすればいいというゆるさも気に入っています。工夫次第でいろいろな楽しみ方ができるので、観光や他のスポーツと組み合わせることもできます。私はプロギング京都のリーダーもしているので、月に一度、京都を流れる鴨川沿いをプロギングして楽しんでいます!

プロギング京都の活動の様子はこちら→Instagram(ploggingkyoto)


 私がプロギングを推す理由は、コミュニケーションツールとして優秀だと感じているからです。「ゴミを拾いましょう!」「街を綺麗にしましょう!」と強制的に行うのではなく、ただ走ったり歩いたりして、話しながらごみを拾う。ごみを拾えば即座に「いいね!」「ナイス!」などのポジティブな声掛けで交流ができる。みんなで楽しいことをしている間に、いつの間にか街が綺麗になっている。「社会貢献と言わない社会貢献」それが自然とできるのがプロギングなのです。走って健康に!話して笑顔に!街も綺麗に!」私は、身近な環境に対してポジティブに向かっていけるこの活動の可能性を大いに感じています。全国にあるプロギング団体と一緒に活動し、地域の人や子供達との交流をして、この活動をどんどん広げていきたいです!そしてゆくゆくは、学校で子どもたちとプロギングできるようにアプローチしていきたいです。

拾うときにランジして少し負荷をかけます!
これでフィットネス効果アップ!

ゴミ拾いなのにみんな笑顔!楽しそうでしょ?

2023年に行われたプロギングフェスの様子。
創始者のエリックもスウェーデンから来日しました!

プロギングを通して、子供たちへ環境について考えるきっかけにしたい!(イメージ)

 2ヶ月間のDIYの末、ついに私の拠点となるバンが完成しました!私の想いを実現させるために、バン(キャンピングカー)のデザインは宮本芽依さん、DIYサポートには室橋奈穂さんにお願いし、女性だけで作る、世界に一つしかない夢のバンを制作しました!グリーンルームをテーマに、
・白と緑をベースにしたすっきりとしたインテリア
・コーチングのセッションができるゆったりとしたソファ
・美しい景色が見える大きな窓
・植物の装飾で自然の生命力を表現する など、こだわりの詰まった空間に仕上がりました!これで全国を回りながらリトリートコーチングやプロギングを行っていきたいです!

先日のDIY最終日に3人で撮った記念写真!
コーチングスペースであり、私のバンライフのお家でもあります。

 バンの内装はこんな感じです!白をベースに植物のグリーンを散りばめた、落ち着いた空間を再現しました!先日した展示させてもらったイベントでも、子供達に大人気で、大人にもリラックスして過ごしていただけました。

ドアを開ければ爽やかな風が吹き抜けます♪

 しかし、実はそのDIY期間中に大きなトラブルがあったのです…汗

 もともとは昨年10月、バンライフを夢見た時に購入した天窓付きのベース車両。11月に納車し、それをDIYするために、今年2月に福井県の実家から、工房のある埼玉県までマンスリーマンションに引っ越しをし、集中してバンの製作をする予定でした。そして順調に途中までバンのカスタムに入っていたのですが、なんとその車に重大な欠陥(足回りのひどい錆腐食。すぐに床が落ちて燃えると言われました汗)が見つかり、安全上の理由から、このままその車でバン制作を続けるのは難しいとの判断に至りました。こんな状態だって知ってたら絶対買わなかったのに…いいカモにされてしまいました…。

後ろのバンパーを開けて中の状態を確認すると、鉄が腐ってしまいボロボロに。足回り全体このくらいの状態とのこと。

 その事実に関しては、車の購入時、中古車の購入に関して完全に無知だった過去の私が招いた結果であり、反省する以外に何も出来ませんし、残念ですがその車は手放すしか方法はありません。その車の購入にかかった費用ももちろん戻ってはきません。しかもこんな状態なのでこの車を買い取ってくれる業者も見つからず、売ったとしても購入額の1/5程度にしかなりませんでした。

←左:新しく購入し直したバン →右:もともと昨年購入してあったバン(これは残念ながら手放しました)

 しかし、これで諦めるわけにはいかない!夢のバン制作を前に進めるためには、また車両探しから始めなければなりませんでした。幸い、前の車両の問題が発覚後、周りの方のご協力もあり、2週間ほどでなんとか次の車両を確保することができました。しかし、車両を買い直すという予想外の大きな出費、製作が長引くことで嵩む滞在費…。今後の活動に使う予定だった費用が圧迫されてしまいました。

 そこで、賛同していただけるに皆さんには、全国でリトリートイベントやプロギングを行うための費用と、車を買い直した際の購入費の補填として、資金面のご協力をいただきたいです!


 私の得意なことは、コミュニケーションで相手を笑顔にすることです!私の想いに賛同していたける方、私と会って話してみたい方、私に興味を持ってもらえた方は、ぜひご検討いただけると嬉しいです!


2月:もともと車両でDIY開始→途中まで作った段階で車両に欠陥が見つかり、泣く泣くストップ
2月末:周りの方の協力により、オークションで次の車両を確保。またゼロからバンのカスタムをスタート!
3月:急ピッチでDIYカスタムを頑張って、なんとか最低限の設備は完成
4月:車検、キャンピングカー登録、能登半島へのボランティア、バンライフの準備
5月〜:バンライフ開始
6月:クラウドファンディング開始
7月以降:支援者様へのリターンを順次実施

目標金額:50万円

・今後の活動に関わる費用(イベント企画・運営費、目的地までの移動費)
・車両の再購入費への補填
・キャンプファイヤー様への手数料:17%

※ちなみに、これまでにかかった費用は以下の通りです
・最初の車両の購入費:約150万円(初期の故障に対する修理費やメンテナンス費含む)
 →最終的には購入3ヶ月にもかかわらず手放すことに。足回りの腐食が酷く、査定により買取は30万円ほどにしかなりませんでした。
・車両の再購入費:120万円(長距離を走ることを想定しているため、安全性を考えてこの価格のものを購入しました)
・内装DIY費用・工房レンタル代・滞在費など 約60万円
・点検&メンテナンス費、デザインやDIYサポートに関わる外注費、その他諸経費等

 グリーンルームプロジェクトのメンバー宮本芽依さん、室橋奈穂さんと、プロギングジャパン代表の常田さんから応援メッセージをいただきました。ありがとうございます!

 私の想いをここまで読んでくださりありがとうございました!車の買い替えという完全に予想外の出来事で、クラウドファンディングと通して皆さまにお手伝いいただくのはとても恐縮していましたが、これを機会に、私の想いを知っていただくチャンスと考えました!私自身の車に関する知識の無さが招いたことではありますが、私のこの体験も含め、誰かに伝えることができたら嬉しいですし、今後の活動に活かしていけたらと思っています!

 子供の頃から自然が大好きだったからこそ、自然とつながることで、自分についてより深く知り、認め、愛する。そうすることで自分らしくナチュラルに生きるためのヒントにしてもらう。そんな場を提供したい!と考えて始めた「グリーンルームプロジェクト」。そして私の大好きなプロギングというポジティブな社会貢献活動。これらを広げたい!という夢の実現のため、私のバン自体も新たなコミュニティの場として、新たな価値観を伝えていきます!皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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