自己紹介
湘南地区某所で地域猫の餌やりをするようになったことから、TNR(猫の捕獲、手術、リリース)をするようになりました。そこから連れてきた猫3匹と暮らしています。本業はフリーランスの産業翻訳者で機械設計技術者でもあります。
このプロジェクトで実現したいこと
(1) 捕獲対象の猫だけを確実に捕獲するため、市販のWi-Fi監視カメラを利用した捕獲器の遠隔操作システムを試作する(スマホアプリから捕獲対象を画像で確認し、対象外の動物に餌をとられることなく、対象が捕獲器に入ったときにシャッターを遠隔操作で閉じるようにする)
(2) 捕獲対象猫に警戒されず、より軽量で、あらゆるサイズの捕獲対象に対応できる猫捕獲用箱わなシステムを数種類試作する(可能であれば捕獲器メーカーや樹脂成型メーカーに提携してもらう)
・シャッター部、トリガー部(足踏み式または吊り下げ式)はケージから取り外し可能にする
・ケージは捕獲した猫を収容したまま小さくできる構造とする
・トリガーは足踏み式または吊り下げ式の他、紐またはリモコンによる遠隔式を検討する
(3) WiFi自動給餌器を利用した餌の遠隔補充について実験する
(4) 試作と実験によって得られた経験を元に、猫用捕獲器の製品化の可能性を検討する(カメラ、リモートコントロール部を除き2万円以下目標)
プロジェクト立ち上げの背景
私が餌やりしている地域の猫は、地域的な特性で、ほぼ全数が他所から連れてこられて捨てられた子で捕獲された経験があり、その中には一般的な捕獲器には入ってくれない子が多数います。そういったいわゆるトラップシャイな子を、過剰に飢えさせることなく捕獲できる捕獲器を作る必要を痛感いたしましたので、同じような体験をされている方からのご支援を仰いで、実現していきたいと考えています。
現在の準備状況
2024年1月下旬、市販のWi-Fi監視カメラと自動給餌器、アウトドア用折りたたみテーブルを改造した自作の捕獲器(足踏み式)を利用して、自宅から5kmほど離れた場所にいる猫を捕獲器に誘導し、捕獲されたことを自宅でスマホで確認したうえで、捕獲から30分以内に収容しました。この猫は日没後しか行動せず、人間の気配があると絶対に捕獲器には入らない子でした。
捕獲器が市販の物より大きく、金網に囲まれたものではないので、市販品には絶対に入らなかった対象の猫も、ためらいつつも捕獲器に入って踏み板を踏んでくれました。
試作した捕獲器は猫が入った状態では大きくて持ち運びに苦労するので、今後はいくつかの形状、素材のものを試作して、可搬性を高めるとともに猫の警戒感を確認したいと考えています。
リターンについて
(1) 本プロジェクトの報告書を作成し、その成果を協力者各人に報告いたします(電子媒体のみ)
(2) 猫の捕獲に関する記事をまとめ(英文の物については翻訳し)、報告いたします(電子媒体のみ)
(3) 某所の猫の電子卓上カレンダーをお送りします
スケジュール
2024年
2月: 資金募集開始、協力企業の募集準備
3月: 市販Wi-Fiカメラ、Wi-Fi給餌器の試験用機材無償借り出し交渉
(資金調達できた場合)
5月: 試作品設計製作(DIYまたは製造依頼)
6月~9月: 試作品で実験、改良(実際の捕獲に使用)
10月: 成果報告
資金の使い道
人件費: 45万円(約3か月、リターン用グッズ作成費用込み)
資材費: 30万円
通信交通費: 6万円
手数料: 19万円
最後に
現在市販されている捕獲器はもともとアライグマを捕獲することを目的として設計されたものであり、イエネコを捕獲するには必要以上に頑丈で重量があります。また猫のサイズによっては、シャッターに挟まれる可能性もあって人間が監視している必要があります。外猫をもっと効率的かつ安全に捕獲する方法、機材を愛猫家の皆さんのご協力で開発できたら幸いです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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