本プロジェクトの意義

「65歳退職、そのあとは年金暮らしで余生を暮らすという現在の既成概念を打ちこわし、健康寿命を120歳まで伸ばし、生涯現役を貫くという高い目標の実現に向けて、パラダイム・シフトを起こす、新しい社会システムを作ります。」

高度経済成長期以前から、新卒一括採用・終身雇用という日本型の人材雇用モデルが未だに一般的です。皆さんご存知の通り、現在はグローバル化とIT化が急激に進み、今まで以上にビジネス環境は変化の激しい時代になりました。

そうした中、日本企業も今までの人材雇用モデルが徐々に適応できなくなっており、転職・フリーランス・独立という新しい働き方が盛り上がってきています。そうした変化の一つに定年の延長があり、今では法改正により企業は70歳まで雇用する努力義務が課せられています。

とはいえ、実際に今50代もしくは60代で働かれている方々にとっては、新卒で入社した時の定年の年齢から再三延長され、もううんざりされている方も多くいらっしゃるかと思います。うんざりしてしまう理由の一つには、労働は定年までという固定概念があって、その定年が伸ばされているので、気持ち的についていけないということではないでしょうか。

日本人の多くは学校を卒業してから65歳まで働くというやや画一的な労働環境の中におり、セカンドステージ(定年以降の生活)になると組織という枠もなくなり、個人で仕事を続けるのはハードルが高く、なかなか経験や能力に見合った仕事の機会を得ることが難しくなっていると思います。

そのため、私たちは一人ひとりが充実したセカンドステージを送れるように、メンバー間で相互扶助できるコミュニティー「ダブ還University」をつくります。


現在の日本における少子高齢化問題

なぜパラダイム・シフトをおこすべきなのかいくつかデータを見ていきます。

■図1 人口ピラミッドの推移[出所:国立社会保障・人口問題研究所HPを基にウィルプロジェクト作成]

このグラフを見ての通り、2050年には団塊ジュニア世代が高齢者となり高齢化率は35%を超えることが予測されています。3人に1人以上が高齢者という世界で最も高齢化が進んだ国になります。そうした意味で、世界中から日本がどのように少子高齢化問題に取り組むのか注目されています。

■図2 世界の高齢化率推移[出所:内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)」]

解決方法については専門家や政治家の間で長らく議論されており、多くの方法が検討・実施されていると思いますが、私たちはその中でも健康寿命の延伸と生涯現役という気概を持つことが重要だと考えています。

日本は長寿国家であることは間違いありませんが、平均寿命と健康寿命の間におよそ10年の乖離があり、多くの高齢者の方が晩年になると医療に頼らざるを得ない状況が起こっています。加えて、上記の図1の人口ピラミッドの通り、生産年齢人口の更なる減少に伴い、老齢年金の支給時期の先送りや支給金額の減少は想像に難くないと思います。

そうしたことから、私たちはセルフメディケーションに注目し、人びとの健康増進に貢献すると伴に、セカンドステージの人びとが社会貢献できる環境を創造し提供する必要があると考えております。

ダブ還Universityの中核サービス「社会貢献と健康増進」について

■図3 ビジネスモデル「社会貢献と健康増進の両輪でダブル還暦達成」

私たちの基本理念は「生活習慣病を予防し、生涯現役、120歳(ダブル還暦)でピンピンキラリを目指す。」です。そのためには、健康増進活動として、最新医療に関する情報提供、健康診断に加えてがんのリスク評価検査の実施、定期的に医師・管理栄養士等による個別カウンセリングなどを提供し、会員がより健康増進ができるように積極的にサポートをいたします。

加えて、社会貢献活動として、ファーストステージ(学校卒業後から定年までの期間)の知見・経験を整理し、さらに磨きをかけて、セカンドステージで活用します。具体的には、社会貢献のあり方を明確にし、専門分野別にチームを作り、それぞれの専門分野別に標準的業務プロセスを作成し、チーム・メンバーで共有します。そうすることで、クライアントに対して、個人の能力や経験に頼った価値の提供ではなく、一人ひとりのチーム・メンバーの経験値を共有し、チームの総合力で価値提供をすることが可能になります。提供するサービスは、コンサルティングやアドバイザー業務、事務系業務のアウトソーシング受託、講師や技術者など専門家の派遣などを考えております。

さらに人生をより豊かにするために、ダブ還Universityでは、若者や外国人など、通常では話すことの少ない多様性に富んだ人たちとともに時間を過ごす機会を多数つくり、様々なイベントやアクティビティに参加する場を設定し、会員が楽しく、ポジティブな生活ができるよう、刺激的でチャレンジしたくなるような機会を提供いたします。

なぜ120歳(ダブル還暦、通称ダブ還)なのかと言いますと、医学的に人間の限界寿命が120歳と言われているからです。しかしながら、実際は生活習慣病、定年や病気などによる生きがい喪失、孤独からくる喪失感などにより健康寿命が伸び悩んでいる現状があります。そのため、私たちは、ダブ還を目標に、心と身体の健康を維持しつつ、社会貢献をし続ける生き方を追求できるコミュニティー”場”が必要だと考え、ダブ還Universityと命名しました。 

ダブ還Universityの目指す姿

■図4 健康増進のための個別カウンセリングの様子(イメージ)

少子高齢化は日本だけではなく世界の解決すべき課題の一つであり、且つ日本が最も早くに直面している問題です。そうした意味で、日本は解決モデルを世界に提示する責任があると考え、ダブ還Universityのビジネスモデルを考えました。

私たちの理念に共感していただいた方々に一人でも多く会員になっていただき、ダブ還Universityを一緒に盛り上げていただきたいと考えております。ダブ還Universityは会員のニーズや特徴に合わせてサービスを展開していきますので、主体的に行動できる方や充実したセカンドステージを送りたいと意欲的に考えている方にぜひ参加してほしいと思っております。

リターンについて

今回複数のリターンを設定しました。今後、ダブ還Universityに会員になっていただくと、得られる商品やサービスの一部をリターンとさせていただいており、健康増進の一助になります。

1.健康増進セミナーについて

ダブ還Universityの会員向けに行う予防医療セミナーを受講できるようになります。セミナー内容は、がん・認知症・循環器系疾患・運動と筋肉などになり、ダブ還達成に必要な知識を幅広く学ぶことができます。講師は、各分野の専門家が行いますので、最新の生活習慣病予防方法や日頃の生活で気をつけるべきポイントなどを学ぶことができます。 

2.身体に優しい素彩屋の野菜スープ・ピザセット 

素彩屋の食品は、がん・糖尿病・循環器系疾患などの生活習慣病になりくい体を作る上で、添加物など不要なものを極力排除し、必要なものを取り入れた食品を提供しています。管理栄養士監修のもと、塩分制限、糖質制限、高タンパク、グルテンフリーなどにこだわり、素材そのものの美味しさを引き立たせるため、シンプルな原材料と手作りの丁寧な調理法で提供しています。
詳細については、素彩屋(株式会社エンヘルス)HP:https://en-health.com/

3.NMNPDSサプリメント4800

NMNとは老化研究で近年かなり注目を受けている物質の一つです。その理由の一つに、2011年セントルイス・ワシントン大学の今井教授が、NMNを投与したマウスの老化を遅くし、さらにマウスの器官が若返りまでしていることを発見したことで、一躍有名になりました。その後、様々な研究が行われ、NMNがサーチュイン遺伝子(別名:長寿遺伝子)を活性化させることがわかってきました。そこで、株式会社ビューティーサイエンスジャパンではNMNPDSサプリメント4800を開発し、国内で製造・販売をしています。NMNPDSサプリメント4800の特徴は、NMNの成分にナノ化技術であるnanoPDS加工を行うことで、体内での吸収性を高め、有用成分の働きをより有効に向上させることができることです。
なお、ダブ還Universityの会員の方には、常時必要数提供します。
詳細については、株式会社ビューティーサイエンスジャパンHP:https://beautyscience.info/

4.尿によるがんリスク評価検査(CRAB-U)

尿に含まれるDNAやカリウム・ナトリウムの比率、pHなどを測定し、現在の体内環境が、がん細胞が成長しやすい環境になっているか、いないかを数値化することができます。採尿だけですべてが完結するため、痛みを伴わず自宅でできるため体に余分な負担がかかりません。
がん患者の方だけではなく、がんについて不安を感じている方も、ご自身の体内環境が、がん細胞を成長させやすいか否かを数値化できるため、がん予防に最適です。また、多くの医療機関で導入されており、多くの医師に効果を認められた商品です。
なお、ダブ還Universityの会員の方は、1回/年検査を行います。
詳細については、株式会社ジーンサイエンスHP:https://www.genescience.jp/

5.ダブ還Universityの入会金免除

ダブ還Universityの会員希望の方は入会金の支払いが必須になっておりますが、その代金を免除いたします。
入会後、別途月会費1万円は発生しますが、社会貢献のアクティビティとしては、入会後3ヶ月間にビジネスディベロップメント講座を13回受講し、受講後に会員にあった仕事の紹介、さらに同じ専門分野別チームによる情報共有ミーティングへの参加をすることができます。また健康増進のアクティビティとしては、健康増進セミナーの受講(生活習慣病の疾患別に複数回開催予定)、CRAB-U検査1回、健康診断1回、NMNPDSサプリメント4800の提供、医師・管理栄養士によるカウンセリング、パーソナルトレーニング、などを受講することができます。(詳細については、入会申込時に改めてご案内します。)

今後のスケジュール

4月 ダブ還University 第1期開講
4月 会員向けリスキリング講座、健康増進講座など各種サービスの実施
4月末 クラウドファンディング終了
5月 第2期 開講 (今後毎月初に開講します)
6月 リターン発送

資金の使い道

専門家委託費用:  約70万円

イベント費:    約10万円

検査費:      約80万円

広報費:      約10万円

人件費:      約60万円

設備費:      約20万円

手数料(17%+税):約56万円

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

ダブ還Universityの運営責任者の思い

株式会社ウィルプロジェクト代表で本プロジェクト「ダブ還University」の責任者の福住と申します。
私は50歳のときに、外資系コンサルティング会社を早期退職し、独立して複数の健康関連事業を運営しながら自身のセカンドステージと向き合ってきました。
今の社会システムでは60代半ばに定年で辞めた後は、年金生活者になる方が大半ですが、多くの方は元気で、まだ働く意欲もあるのに、仕事がない仕組みになっています。私も73歳ですから、周りの友人たちも70代・80代で、健康で仕事もしたいと思っていても、家でゴロゴロするしかない人が大勢います。
私はこうしたシニアと呼ばれる人たちの現状を見るに、この人たちに第2、第3の働くチャンスを見出し、元気に頑張ってもらう事が、日本経済の活性化にもつながりますし、結果的に医療費も減るのではないかと考えています。
その具体的な目標として「ダブル還暦プロジェクト」という構想を、2020年に思いつきました。つまり健康寿命を120歳にするプロジェクトです。健康寿命を延ばし、100歳ぐらいまでは現役として、フルタイムでなくても社会貢献活動をやり続けてもらおうというプロジェクトです。
このプロジェクトには賛否両論あることと思いますが、日本を再び元気にするためには、高度成長期を支えてきたシニアの方々にもうひと踏ん張り頑張ってもらうしかないのではないかと思います。
出来る事なら皆様方のご賛同を得て、多くの元気なシニアの方々に会員になっていただき、ダブル還暦のセカンドステージ(61〜120歳)を謳歌していただければと考えております。その場作りとして、皆様方一人一人のウィル「意思」の実現をお手伝いする会社、株式会社ウィルプロジェクトをつくりました。

皆様方のご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

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