_______________

🍚RICE DAOの活動をSNSで毎日発信しています🍚

_______________

はじめまして、東京大学経済学部4年の丸山壮と申します!

アメリカはサンフランシスコに留学中で、この6月に”日本のお米の海外進出を助け、また日本のお米のカーボンクレジットの取り組みを広める”ための起業を計画しています。

今は東大農学部教授、USで宅食ラーメン事業を6年やっていらした東大OBの大先輩、Plug and Playの超すごいメンターさんにアドバイスをいただきながらより良い形を目指して邁進中です!

上記は恥ずかしながら去年から少しずつ書いていた僕のお米エッセイ「東大生の米談義」です。

先日より2日に一回最新のお米ニュースをまとめた記事をnoteにて配信しています。

僕はこのエッセイをきっかけに全国のお米に興味を持つようになりました。

アメリカ留学をきっかけに日本米の輸出の状況を知り、沢山本を読んだり東北から中国・四国まで全国の農家さんにお会いしていく中で”日本のお米産業全体をなんとかしたい”と思うにいたりました。

RICE DAOサービスのβ版には日本はもちろんアメリカ、シンガポール、フィリピンからも参加があり、サービス開始1カ月ながらグローバルな広がりを見せています!!

お米消費/生産を一歩先へ』🇯🇵🌾⛓️

「RICE DAO」は、持続可能なお米社会を作るために、生産者だけでなく消費者もともにお米の未来を考え、そのアップサイドを全員が享受できる、WEB3の考え方を応用したお米の総合プラットフォームです。


現在日本のお米社会は高齢化と国内のお米消費量の減少、燃料高などによる採算悪化から厳しい状況が続いています。

また海外への輸出拡大は農家さん単体では難しく、お米生産による温室効果ガスの発生など生産自体の負の側面も挙げられています。

消費者側としても、お米の社会に訪れる危機を認識してもそれを行動に移せる場所はなく、また移してもその貢献度合いが図られたりその感謝を受け取る場所がなくやりがいを感じにくいなどさまざまなハードルが存在しています。


これらの課題を解消すべく、生産者/消費者がともにお米の未来に貢献し、そのアップサイドを全員が享受できる場所が「RICE DAO」です。

DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの略称で、自立分散型組織とも訳されるWEB3の世界で注目されている組織・システムの形です。

DAOでは、組織のトップが個人や法人でなく、簡単に書き換えられないという性質を持つブロックチェーン、システムになります。具体的にはスマートコントラクトという、あらかじめ決められたルール通りに契約を完了するシステムを中枢として意思決定がなされ、これによって組織の意思決定が誰かの都合で変えられたり、決まったことが履行されないというリスクがなくなります。

こうしたシステムを使って、共有された一つのゴールのもとに集まり、全員でその達成を目指し、またそのアップサイドも貢献に応じてシステムのもと分配できるのがDAOです。

参照:Coincheck-DAO(分散型自律組織)とは?図解で初心者にもわかりやすく解説!

この4月22日より、日本でも合同会社型DAOの設立が可能になります。今回の法改正と法解釈の変更(合わせてDAO法という)によって、

①DAOの参加権NFTを販売して資金を集めること

②DAOの業務執行社員が参加権NFTを買う人を募集すること

③DAOを合同会社のように設立できる定款の作成

が可能になり、日本での拡大も期待されています。(詳しくはこちらのnoteに記載があります。)

DAOのイメージとして、例えば地域の人々でお金を出し合い、気のすすまない水、畦道の管理などをやった人に、やった分だけ報酬が回るようなシステムがあります。トップがシステムだから安心してお金を出し合えるし、配分される報酬額についても不正が起こることがないという良さがあります。

魚消費拡大への貢献をトークン化するDAOもあれば、空き家の所有権をトークン化するDAOもあり、既存の資本主義社会で評価されない価値をトークンという形で評価する、できるのがDAOになります。

こうしたDAOという形をうまく利用してお米を海外に広めたり、カーボンクレジットの普及活動を目指すのがRICE DAOです。

例えば2022年3月、JA全農は国産米の消費促進キャンペーンとして「#MK3」(マジでコメ食う3秒前)チャレンジと題した、日本中の全員と一緒にお米消費を盛り上げていくために “MK3”な1杯を投稿してもらうプレゼントキャンペーンを実施しました。同キャンペーンは公式アンバサダーを最近アメリカの書店で見かけたほど人気を博している料理研究家Youtuberリュウジとし、全国民の「毎週あと1杯」を目指して各種SNS上で行われました。

これを恒常的に世界中で行い、消費拡大を目指すキャンペーンなどがRICE DAOでの活動イメージの一例です。

より詳しい説明は以下の通りです。

米余りの現状

1971年から実施されてきた米(コメ)の減反政策が、TPPに関する議論をきっかけに、2018年度産より廃止となりました。減反政策とは、価格の低下を防ぐため、作付面積を縮小したり、生産量を抑制したりするなどの方策でコメの過剰生産を抑えるものです。消費量は40代以降を中心に激減し、需給の調整を担う側面もあるため一概に余ってるとは言えないが民間在庫量は約200万トンとカリフォルニア米の年間生産量に匹敵する。

廃棄の原因

こうした米余りの現状やインフレのような形で値下がり(最近は上がっていきている)で簡単に手に入る状況にあるため、あるスーパーでは「精米して1ヶ月経ったものはすべて廃棄」すると聞く。米飯加工会社を取材では、製造ラインをいったん回すと10キロ以上の米飯が自動的に炊けてしまうため、たとえ1キロだけ必要だとしても残りを廃棄しているという事例もあった。

こうしたお米をフードバンクやライスインキやkome-kamiなどのサステナブルなお米加工品にまわすアイデアも出てきている中、日本のそういうお米をなんとか有効活用してお米の消費拡大できないかなというのが「RICE DAO」のアイデアの種です。


RICE DAOのひとまずのゴール、目標は『日本米の海外進出』と『カーボンオフセット』です。

米の輸出をめぐる状況について-令和2年12月農林水産省農産企画課

お米の価格は徐々に上がりつつある一方、肥料や燃料の高騰なども影響して持ち出しで生産されている方も少なくありません。また上記のような人口や一人当たりの消費量自体の減少から国内の需要の減少に疑いの余地はないでしょう。そんな中で、現在使用されている農機が故障したらもうやめようと思っているという、高齢で農業をされている方の声もたくさん聞きました。当然そのような農業経営を継ごうと思う人は限られているので、今では”食糧危機”という言葉をメディアで見かける機会も増えてきました。

そこで国を挙げて取り組んでいるのが日本米の海外進出です。

ただ上述のような国内市場の縮小といったマイナスの要因だけでなく、お米は美容や健康にも良く、またグルテンフリーやヴィーガン、小麦アレルギーの方など多くの人にとってありがたい食材であり、世界でも注目されつつあることから、日本のお米が世界へ羽ばたくことは国是をまたぎ世界にとって是であるといっても過言ではないでしょう。

一方で、令和3年スマート・オコメ・チェーンコンソシーアム講演会にて松江勇次さん(九州大学グローバル・イノベション・センター)は以下のような研究結果を報告しています。

つまり現在の日本のお米のビッグトレンドであるブランド米の開発傾向とは少し外れたところに世界の、とりわけアメリカ人の食味の嗜好はあるようです。そうしてみると、日本米普及のためには彼らの日本人らしい味覚の体験や教育は必須であります。

こうした中で、アメリカに住んでいて僕は違和感を覚えました。国として補助金をたくさん出してアメリカへのお米の輸出を目指している一方で、現地在住日本人のお米が美味しくないと言う声を沢山聞くのです。

つまりこれまで日本は海外輸出拡大と言っておきながらアメリカ人へのお米普及を優先して、現地在住の日本人需要が半ばほったらかしの状態にあったということです。(実際、当然と言えば当然かもしれませんが、在外邦人への消費拡大施策に政府補助はありません。)

ここで日本の米余りの状況を鑑みるに、日本の余っているお米をDAOという形で公平公正に受け入れて(通常のDAOでのお金の代わりにお米をpoolして)、彼らのアンバサダーのような形での消費拡大活動をDAOで測定してトークン化(ポイントのようなもの)し、そのトークンで日本のお米を獲得できるようなシステムを作れないのでしょうか。

そうすることでこれまでのイベントマーケティングのような一対多かつ一時点のみのWEB2的な発信の仕方でなく、現地に根付いた日本人による多対多かつ継続したWEB3的ネットワーク効果によりアメリカ人など外国の方への日本米の良さがどんどん伝わり、結果的に沢山お米を海外で売れる状態になるのではないかと、そう思うのです。

先ほどもちらりと触れましたが、2022年JA全農の「#MK3」(マジでコメ食う3秒前)プレゼントキャンペーンに似たイメージです。同キャンペーンは公式アンバサダーを最近アメリカの書店で見かけたほど人気を博している料理研究家Youtuberリュウジとし、全国民の「毎週あと1杯」を目指して各種SNS上で行われました。

これを恒常的に世界中で行い、消費拡大を目指すキャンペーンなどがRICE DAOでの主な活動イメージです。

(以下サービスイメージ)

僕自身原体験として、日本のお米農家さんをご訪問した際にお米に関する思いを語ると共感いただいた農家さんにとてもすぐには食べきれないようなお米やおもち、お米の麺などたくさんのものをいただきました。

全国の農家さんにいただいたほんの一部

このような素敵な体験を海外で美味しいお米の入手に困っている全員ができるような場所を作れたらいいなというのが、僕の目指す社会です。

🌾 🌾 🌾

またカーボンオフセットも大切です。

お米には沢山の良い部分がある一方で、メタンの排出といった地球温暖化に対する悪影響も指摘されています。

そこでRICE DAOでは生産者さんに水田の中干し等の協力によるカーボンオフセットでお米社会の持続可能性に貢献し、またその貢献に応じてRICE DAOで消費者の方へ届けるお米の優先販売ができる様な仕組みづくりを目指しています。

ライスインキやkome-kami、お米由来のバイオプラの使用などによる脱炭素への貢献をRICE DAOとして評価していく取り組みも視野に入れております。

🌾 🌾 🌾

他にも、オウンドメディアやYoutube、イベントやインバウンド向けツアー、お米トレーサビリティサービスの開発など多岐にわたる活動によりお米社会の発展への貢献を目指します!

_______________

🎉資金の使い道🎉


集めた資金はDAOというブロックチェーンサービスの管理コスト(トランザクション毎の費用やサーバー、その他開発コスト)をはじめ、アメリカアパレルブランドWavesとのコラボグッズの制作や、RICE DAO認知拡大のためのアメリカやシンガポールでのイベント開催などにつかわせていただきます!!

_______________


_______________

🍚RICE DAOの活動詳細をSNSで毎日発信しています🍚

_______________

僕自身奈良から東京の大学に出て、ひょんなきっかけでお米社会に携わることになったのですが、全国のお米農家さんを訪問してお話を聞く中でお米社会への思いは増していくばかりでした。

きっと皆さんもお米社会について知ることで、ただ消費するだけではない関わり方をしたくなると信じています。


RICE DAOの活動には、農家の方々をはじめ、お米を愛するすべての方々のご参加とご支援を心より歓迎いたします。RICE DAOと共に、お米の新たな価値を創造し、日本の農業に新たな息吹を吹き込むための一歩を踏み出しましょう。

_______________

RICE DAO β版の加入方法につきまして

1.アカウントを作成

 2.シェアを保存

 3.DAOを探す

 4.RICE DAOに参加

_______________

🇯🇵募集方式について🇯🇵

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

*株式会社.COMEはビザの関係で今年6月の設立を想定しております。

  • 2024/05/02 11:44

    Kiyo Kobayashi さん、Itsuki Datz Daitoさん、 EOの TaeYong Kim Leo Ma運営の日韓ファウンダー/投資家コミュニティの交流会第2回に参加しました!(Rocky Mitsuhashi さんのご厚意でDigital Garageの会場にて)日本からは...

  • 2024/04/12 08:47

    先日4月7日、UC Berkeleyにて開催されたベイエリア交流会に参加しました!東大で上クラと呼ばれる第二外国語のクラスの大先輩、RICE DAOに共感して入ってくださる方、Jazzなど音楽の趣味が合う方など沢山の素敵な方との出会いがあり、参加できてよかったです!一方でRICE DAOに入る...

  • 2024/04/06 10:34

    (勝手にTEAMなんて書かせていただいていますが、、笑)最近はPlug and Playで長年多くのスタートアップのメンターをしていらっしゃったBowさんと、東大を出てUSでラーメンのスタートアップをやっていらっしゃった大先輩Hiroさんにアイデアの壁打ちと沢山のアドバイスをいただいています!...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください