私達は、imagination と creativity を掛け合わせて創られた「イマクリ」です。
この度、私達は『イマジネーション人財を生み出す体験型プログラム-イマクリプログラムー』を開催するべく、プロジェクトを立ち上げることにしました。
そのための、設備投資資金調達のためにクラウドファンディングを実施します。

イマクリは、大阪・関西万博 TEAM EXPO 2025「次世代共創リーダー人材育成プロジェクト Co-Lab-Gears」の傘下で活動をしています。
社会課題を解決し、SDGs達成を導けるような「次世代共創リーダー」になることを目指し、私達は日々精進しています。また、イマクリの活動は、TEAM EXPO 2025 共創チャレンジとして登録され、一般社団法人エッジソン・マンジメント協会からのバックアップを頂いております。

『60%』

皆さんこの数字、何の数字だと思いますか。
実は、この数字日本の18歳が「将来の夢を持っている」と答えた人の割合です。
「あれ…意外に高いじゃん…?」と思われた方もいらっしゃると思います。しかし、他国は80%~90%を超えています。
また、他の項目においても他国よりも低い傾向にあります。

(引用:未来人財ビジョン「経済産業省」2023年/URL:20220531001-1.pdf (meti.go.jp)(閲覧:2024年2月29日))

確かに、夢を「叶える」ことは容易ではないです。しかし、今の日本は「夢を叶える」、ましてや、前段階の「夢を描く」ことすら難しくなっているのです。


私達は、今の若者が怠けているから「夢や志を持てない」のではなく、時代背景が関係しているのではないかと考えました。

高度経済成長期は、次々と高い建物が建ち最先端の乗り物が誕生し、目の前の変貌に夢や希望を抱きやすい傾向にありました。
求められる人材像としても、変化を付けずに目の前のことをこなす良い意味で均質的な人材が必要とされていました。

そして、月日が流れ…。

VUCAと呼ばれる「不確実な時代」に突入します。
高度経済成長期と比べて、目の前の街の風景に大きな変化はなく、変化はデジタル上へと変化したのです。その結果、夢や希望を具現化、イメージしにくくなったのです。
求められる人材像としても、柔軟で多様な考え方を持ち、正解のない世界を進むことの出来る人材が必要とされています。

この「夢を具現化しにくい時代」且つ「正解のない不確実な世界を生き抜く」ためには私達は学校の授業で習う学問的知識に加えて、つの力が必要だと結論付けました。


私達の実現したい社会は「夢の溢れる社会」です。

ここでいう「」はなりたい職業の夢でも、ドラえもんのような「♪こんなこといいな、あんなこといいな」の世界観の夢でも、なんでも良いと定義しています。しかし、譲れないポイントは「ワクワクする心を忘れず、○○したい!」と思えるかどうかです。

この、夢を描き、叶える為には小手先のテクニックではなく、昔から重要だとされている「想像力」「挑戦心」「自立心」「協調力」「想像力」のような人間力・非認知能力が重要だと考えています。

上記の図は、私たちイマクリのメンバーが考えた力に、大阪大学で教育を研究されている教授の方に助言を頂きこの形になりました!
実は、最初は5つの力は横1列でそれぞれ同時に養えば良いとイマクリメンバーは考えていて、それを元にプログラムを開発していました。しかし、「力は横一列で養うものではなく、続いている物なのでは?」との助言を頂き、

想像(頭で考えて)
   ↓
挑戦・自立・協調 etc.(これらの力を使い)
   ↓
創造(想像、挑戦・自立・協調の力を全て駆使して作り上げる)

という力の構造に辿り着きました。イマクリプログラムも、この力の構造を基にプログラムを開発しています。



イマクリプログラムの全体像が上記の表です。ステップごとにプログラム内容を説明させて頂きます!

上記の資料で、STEP1とSTEP2について説明させていただきます。
進行の手順は、資料の右側の黄色い矢印の順番で行います。

【前提】教室で行う場合、教室を「山エリア」「海エリア」「都市エリア」の3つのエリアに区切ります。
エリアごとで、「アイデアの出し方」「議論の仕方」「チームをまとめる方法」のルールを決めます。

【STEP1】(20分程度)
最初に、参加者全員に共通の社会課題テーマが発表されます。
その後、参加者はそれぞれのエリアに分かれて、エリアにある立場カードを引きます。
引いた立場カードの内容を読み、その立場の目線から「社会課題の解決」の為には何が出来るかを考え、
最終的に、エリアごとに解決案をまとめます。

【STEP2】(10分程度)
STEP1で作った「ルール」と「解決案」を他のエリアに シェア します。
「山エリア」「海エリア」「都市エリア」で分かれていたグループを、シャッフルし 新しくグループ①②③として作ります。
その新しいグループ①②③でそれぞれのエリアの「ルール」と「解決案」をシェアします。

(例)グループ①(山Aさん、海Aさん、都市Aさん)
   グループ②(山Bさん、海Bさん、都市Bさん)
   グループ③(山Cさん、海Cさん、都市Cさん)

【STEP3】(2時間~3時間程度)
STEP1で学んだアイデアの出し方、議論の仕方、チームのまとめ方を活かしてSTEP3に取り組みます。

【イメージ図】 
①第1弾Ver.イメージ図(床に海・山・都市の模型とプロジェクションマッピングを施します)

②第2弾グレードアップVer.イメージ図(床に加えて壁にもプロジェクションマッピングを施し、没入感をより一層演出します)   

【前提】STEP3は「イマクリワールド」の中で行われます。
⇒イマクリワールドとは…社会問題で溢れる社会の縮図を教室や体育館に表した世界です。
STEP1と同様、「山エリア」「海エリア」「都市エリア」の3つのエリアを作ります。


社会問題で溢れるイマクリワールド・・・。

この世界を、生徒たちはグループになり探索します。
・「世界にはどんな問題があるのか」
・「自分達の行動が環境や社会にどのように影響をしているのか」
などを一方的に教えるのではなく、自分達の五感と頭を使って、自分達問題提起をして問題を発見してもらいます。

例として、生徒たちがこのような問題に気付いたとします。
生徒グループA「私たちの班は、海エリアのごみ問題を解決しよう!」

取り組む社会課題を決めた後は、その解決案を考案します。
この解決案は、机上の空論ではなく、実際に工作プログラミング形に起こします!
と思われた方もいらっしゃると思います。

『結論…難しくないです!』

私たちが使わせていただくプログラミング教材は株式会社AVAD様が開発されたSTEAM教育に対応している「SPACEBLOCK」というソフトハードを組み合わせた教材となっております。
小学生でも簡単に作れるプログラム教材となっており、楽しくプログラミングに取り組むことが出来ます!

上記が実際に工作とプログラミングを行っている様子です!

形に合わせてプログラムを組み立てるので、小学生からでも簡単に取り組むことが出来ます!

最終的に生徒たちが作った道具をイマクリワールドに設置します。
最初は問題だらけだったイマクリワールドを、生徒の手で、解決してワクワクするイマクリワールドに変えたら
ミッションクリアです!

これまで、STEP1⇒STEP2⇒STEP3と進んできました!
最後は、 STEP4(フィードバック)で今までの振り返りをします。

私たちのイマクリプログラムをする目的は、子供達に「夢を描き・叶える力を養って貰う」というものです。
STEP1⇒STEP2⇒STEP3で培った力を、WEBアプリケーションを記録していきます。
結論…覚えられません。私たちも、「そういえば1時間20分前に想像力使ったな~」とはなりません💦
しかし!

言語化、可視化しにくい力だからこそ、「する必要があるのではないか!?」とイマクリは考えています。

そこで!
私たちは、STEP1からSTEP3まで各グループに大学生1人メンターとして入り、
生徒たちの言動をエピソードとし記録します。
そして、STEP4でエピソード表を渡して、それを参考に子供達には今までの取り組みを振り返ってもらいます。
※あくまで参考のためにエピソード表を渡すので、生徒達が考えた言葉で書いてもらいます。

みなさん、小・中・高でやった振り返りシートを覚えていますか?
正直…楽しくなかったですよね。
しかし、大学生になってから物事を振り返り、記憶し、実生活に活かす大切さに気付きました。

「なんとかあの退屈な振り返りを楽しく、積極的にしてもらう方法は無いか!?」

そこで、私たちは「ゲーム性」に着目しました。

力を果物に置き換えて、果物をタップしたら、力のエピソードを書ける吹き出しが出現し、書き込めたらケーキの上にどんどん乗っていき、最終的には書き込んだエピソードとグラフが

・ビジュアルが可愛い
・退屈な振り返りシートからの脱却
・グラフで力を可視化                   の工夫を施しています

小学生は、創造性を伸ばす「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。もちろん、創造性を伸ばすことは大人になってもできますが、段々と常識とされている囲いに縛られてしまいます。
中学生は、ゴールデンエイジは過ぎていますが、小学校の時に比べ視野が広がり始める時期であり、部活動を通して様々な力を養っている時期です。この時期に、改めて力の重要性を認識することで自分の未来を切り開くきっかけになると考えています。

私たち大学生ならではのリターンも準備させて頂きました。


上記の表は、イマクリプログラムの年間スケジュールです。
これに加えて

3月 イマクリメンバー教育サポーター資格取得 も予定しております。
2025年に行われる大阪・関西万博で「日本の子供たちのイマジネーションを世界に発信」することを、大きな目標として掲げています!

目標金額は100万円とさせていただきました。
具体的な内訳としては以下の通りです。

・設備費:約60万円(模型やプロジェクションマッピング)
⇒小規模のプロジェクションマッピング20万円×3つ(海、都市、山エリアの映像)=60万円
・プログラミング機材:約23万円
・手数料(17%+税):約17万円

このプログラムでは、没入感というのを大事にしています。没入感を出すためにはプロジェクションマッピングが一番有効です。実際に、プロジェクションマッピング無しのイマクリプログラムを体験した中学生にアンケートを取ったところプロジェクションマッピングやテントがあればやる気がもっと湧くという回答を頂きました。

<募集方式について>本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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