地域おこし協力隊のためのクラファン
無料掲載をご検討の方はこちら
🌾自己紹介

ご覧いただきありがとうございます!


沖縄生まれ、ネパール育ち、現在秋田に移住して9年目の東風平蒔人(こちひらまきと)と申します。海に囲まれて生まれ、ヒマラヤ山脈の山々に囲まれて育ち、このかた27年ずっと大自然の中で過ごしてきたように思います。

秋田県には国際教養大学進学を期に生活を始め、卒業後は地域おこし協力隊として観光業に従事し、昨年8月に任期満了で退任。退任後に株式会社遊名人(ゆうめいじん)を設立し、現在は築140年の古民家宿の運営、自然や文化体験等のアクティビティのガイド、コワーキングスペースの運営などを行っています。


今回は遊名人が手掛ける3つ目の空き家(空き店舗)プロジェクトです。


🌾プロジェクトの目標

秋田県仙北市にある空き家(ログハウス)をミニ改装し、家族や気心知れた仲間たちと田舎ののんびりライフを楽しめる「Vacation House Kawaraya (以下、Kawaraya)」をオープンします。


Kawarayaは名前の通り目の前に一級河川が流れ、ヤマメやイワナ・アユ釣りの人気スポットです。周りを田んぼで囲まれ、目の前はローカル線の”内陸線”が通る田舎の原風景を描けと言ったら出てくる模範解答のような場所です。


まるでゲームの”どう森”の中にいるかのような空間を造り、川釣り体験ツアー・星空観賞・ウッドデッキでBBQ・プライベートサウナなど、まさにバケーションにぴったりの宿をオープンします。


🌾会社のあゆみ

秋田に住み、活動をする中で今でも言われる言葉があります


秋田はなんもね(何もない)」「(暖かいところから)よくこんなところに来てくれたね


謙遜する県民性だからかもしれませんが、秋田県民はよく自分たちの住んでいる場所の価値を無意識に下げる発言をする傾向があります。


もし本当にそう思って言っているのだとしたら全くの見当違い!

こんなに豊かな自然と食と文化とそれを紡いできた人の歴史があり、ヨソモノの私を歓迎し、ワカモノがチャレンジしやすい環境はありません。


秋田は四季ではなく十二季あると言っても過言でないくらい毎月姿かたちを変え、人々の生活もそれに逆らうことなく共に移ろう。とても素敵で尊く美しい場所です。

私が感動した体験をより多くの人に届けたい。そして何より「何もない」という地元の人こそ最も地元を遊び・愛し・誇りをもって生活できる世界にしたい。


おこがましくもそのような想いで設立したのが株式会社遊名人(ゆうめいじん)です。

会社スローガンは「まだ見ぬ遊びで世界を満たす」

メンバーはまだ2人。私と私よりも若く、昨年東京から移住してきた秋田大好きっ子のみっきーです。

私たちは築140年の茅葺屋根の古民家宿を事業承継し、現在年間延べ600人を超える方々に宿泊いただいています。そのうち8割超は外国人です。

また、自然や文化のアクティビティも造成し、秋田旅行がよりスペシャルな体験になるお手伝いもしています。

新幹線が停まるJR角館駅から徒歩1分の空き店舗をリノベーションし、コワーキングスペースとして運営も行っています。首都圏や秋田市の会社が5社入居しており、遊びの場だけでなく仕事の場も作ってきました。

地方に既にある資産やコンテンツを活かし、価値を見出してもらって楽しんでもらう。まだまだ歩み始めたばかりですが、多くの出会いと数え切れないサポートを受けて秋田の地でここまで活動してきました。


🌾プロジェクト背景~秋田の課題と未来~

魅力いっぱいの秋田ですが、課題だらけの課題先進地でもあります。

私の住む町で年間に生まれる子どもの数は70人に満たず。娘が生まれた2年前の5月は娘が市で生まれたその月唯一の赤ちゃんでした。ちなみに私が住む仙北市は東京23区の1.6倍ほどの面積があります。少子高齢化・人口減少・空き家や空き店舗の数も年々増加しています。

これまで紡いできた歴史と人の知恵や叡智がいよいよこの時代で消滅する危機に陥っています。私の娘が成人するまでに果たして市が存続しているかも怪しいです。


私たちの会社1社がいくらあがいても残念ながら人口減少に歯止めはかかりません。人口減少に向かっていく未来にも地元の人が最も地元を遊び・愛し・誇りをもって生活できる世界を作りたい。


そのために必要なピースが私たちのような「ヨソモノ」の存在だと思っています。

手前味噌ですが、私たちが手掛けてきた宿もアクティビティもどれも非常に高い評価を得ています。この評価は私たちが受けた、というより秋田のポテンシャルそのものを表していると思っています。

秋田には星5を付けてくれるヨソモノがたくさんいらっしゃいます。景色が最高だね!食べ物うますぎた!温泉ワンダフォー!人の温かさに感動しました!

褒めちぎってくれるヨソモノの言葉一つ一つが地元愛を強める活力になると思います。

Kawarayaは秋田では当たり前にある川や山や田んぼで遊んで満喫する宿になります。
川釣り体験、昆虫採集・星空観賞といった誰もが一度は夢中でやっていたものを五感で味わう最高の体験を作ります。
ウッドデッキで釣ってきた魚をBBQしたり、サウナ小屋と満点の星空で整ったり、夜が更けるまで仲間内でボードゲームや映画鑑賞に興じたり。
ただの空き家で終わっていたかもしれないログハウスが、秋田の自然の魅力と遊びを詰め込んだ旅の拠点として生まれ変わる。とてもワクワクしませんか?


🌾スケジュールと資金の使い道

今回集まった資金は大きく分けて2つあります。1つは宿泊施設として必要なハード面を整える内装施工費です。空き家だった期間が長いため、屋根の葺き替えや内装・インテリアを整えるのにまとまったお金が必要です。


2つ目は豊かな遊びを届けるソフト面を充実させる費用です。BBQセット、釣りセット、望遠鏡、サウナ、ミニシアターなどがこれに当たります。やりだしたらキリがないので優先順位をつけ、まずは集まったお金でできる範囲から充足していき、宿運営していく中で常にアップデートしていきます。


スケジュールは以下を予定しています。

3月 クラウドファンディング開始

4月頭 クラウドファンディング終了

4月中 プレオープンイベント

GW 本格オープン


🌾リターンについて

より多くの方々にご支援いただけるよう、様々なプランを準備しました!

一番うれしいのはやはり実際秋田に遊びに来る、泊まりに来る、仕事をしに来る。ですが、ただただ応援したい!という方もとてもありがたいです。

まだ秋田未踏という方はぜひこの機会に1つプランを選んで買っていただけると嬉しいです!
よろしくお願いします。


🌾応援メッセージをいただきました!

日頃私たちがお世話になっている方々より暖かいメッセージをいただいたので、ご紹介します。

株式会社リベンリ秋田 代表取締役 櫻井誠さん

私たちリベンリ秋田は市の誘致事業で見事に秋田の魅力にハマり、即断で秋田の移住を決め、遊名人が手掛けたシェアオフィスに開所と同時に入居しています。 私たちも仙北市に移住して1年目ですが、彼らの活動を通じて地元の人々が、自分たちの住む場所に新たな価値を見出し、それを愛し、誇りを持つ機会も提供しているところを間近で見てきました。 
プロジェクトで彼らが地元の自然を守りながら、地域に新しい息吹を吹き込んでくれることを期待しています。 私達のように地域外から来た人にも秋田の魅力が詰まった素敵な宿になること間違いなし! ただの投資を超え、地域の自然とその美しさを再評価し、次世代に残す彼らの働きと夢を共有し、実現への旅に一緒に参加しませんか?


株式会社安藤醸造 代表取締役専務 安藤雄介さん

代表の東風平君と出会ってから、長くなりましたが、彼の行動力や発想はすさまじいものがあると常に感じています。仕事やイベント、会議体などでお会いすることが多くありますが、その度に素晴らしいアイディアを話してくれます。そしてアイディアでは終わらず、実行しています。そこで私も刺激を沢山もらい、自分も負けていられないという気にさせてくれます。
彼のこういった「力」は彼が秋田県立国際教養大学の学生の時に培われたのではないかと思います。空き家のリノベーションや、イベントの主催をしていたようです。私も国際教養大生と会うことがあるのですが、東風平君を知っている?と尋ねると、年が離れた後輩であっても彼のことを知っています。
そんな東風平君が仕掛ける今回のプロジェクト、ワクワクしかありません。今まで色々なプロジェクトを、自分でも楽しみ、そして地域や人のために頑張ってきた東風平君です。是非応援お願いします!


株式会社インアウトバウンド仙台・松島 代表取締役 西谷雷佐さん

「西谷さんに会いたい」とまったく面識のない大学生から突然の連絡が届いたのは、もう何年前の事だろう。その青年は秋田からヒッチハイクで僕の暮らす仙台にやってきた。当時から観光や地域づくりに関心があったようで、目をキラキラさせながら山程の質問をして、その受け答えをしながら90分程過ごしたのを鮮明に覚えている。帰りもヒッチハイクだと言うので、電車代の足しにでもと思いお薦めの本を紹介して「これでその本を買って読んでみな」と書籍代よりは少し多めのお金を渡したら、素直にその本を購入してヒッチハイクで秋田へ戻っていった。
年間たくさんの人と会うけれど、彼の事はとても記憶に残っていた。しかし時間と共にその名前を忘れかけた頃、また突然の連絡が届いた。「秋田で観光で起業します!」と。「あの時のあいつか」。記憶が呼び覚まされた。20代とは思えない行動力。ぶれない信念。ほとばしるエネルギーと情熱。なにかやらかしそうな期待感。褒め言葉としての変態。それが東風平蒔人くん。応援しない理由が見つからない。


株式会社アウトクロップ 代表取締役 栗原エミルさん

今では秋田でチャレンジする起業仲間ですが、東風平くんと出会ったのは、今から10年前。24人しかいない国際教養大学秋入学の同級生の一人でした。入試方法も同じ、共通の趣味があり、この人とは仲良くなれそう!そう思ったのがつい最近のように思い出されます。沖縄出身の彼は、持ち前のリーダーシップを発揮して、同期会を主催したり、秋田県内の旅行を企画したりする、大学の中でとにかくみんなを引っ張る存在でした。(パパと呼ばれていた、笑) そんな彼とは、同じ屋根の下シェアハウスで暮らしたこともありました。シェアハウスでは夜な夜なお酒を飲みながら「夢を語らう」こともよくありました。彼が「秋田に残りたい」と言い始めたのは、1年間の交換留学から戻ってきてからのことでした。自分も卒業後秋田に残って活動したいと思っていたので、とても嬉しかったのを覚えています。 地域おこし協力隊を経て昨年起業し、現在次なるチャレンジに向かっています!全力応援しています!ともに秋田をオモシロくしよう!


🌾最後に

ここまでの長文を読んでいただき、誠にありがとうございます。
人口減少や働き手の不足は実は秋田だけで起きていることではなく、日本各地そして世界でも起きています。
私が住んでいたネパールも地方から都市に人口が集中し、地方部の働き手不足が深刻化しています。


都市に流れる人全員が全員田舎を嫌って出ていくわけでもありませんし、地元に愛着とプライドをもってあえて都市部を選択する人も大勢いるでしょう。


ですが、仮にもし地方に仕事がない・生活ができない・楽しみがない・愛着が持てないなどが理由としてその場所を離れる人がいるとしたらなんと悲しい事でしょうか。


まだ見ぬ遊びで世界を満たす。

私たちは秋田にのみ留まるのでなく、世界を遊びで満たしていきたい。


秋田はあくまで1stステップに過ぎません。

世界の人たちが自分の生まれ故郷に愛情と誇りを持って生きていける、そんな世の中を作るために私たちも日々邁進してまいります。

応援の程よろしくお願いします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/03/09 20:42

    皆さんの温かい御支援誠にありがとうございました。おかげさまで公開後5日目で目標金額20%達成しました。本当にありがとうございました。公開時には出していなかったですが新しいリターンを追加しました!Vacation House Kawaraya1泊30%OFF50,000円⇒35,000円でご利用...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください