目標金額の200%に到達しました!!

みなさま、本当にたくさんのご支援をいただき、ありがとうございます。
この度、目標金額200%に到達いたしました!
これもひとえに、ワイナリーを応援してくださっているみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。

目標金額200%到達を記念し、さらに新たなリターンを追加いたします!
詳しくはリターン欄詳細をご確認ください。

ネクストゴールまでまだまだ走り続けますので、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

2024年6月25日
株式会社TOA 和歌山湯浅ワイナリー

目標金額に達成しました!!

たくさんのご支援をいただきありがとうございます。
みなさまのあたたかいご支援のおかげで目標金額に達成することができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

さらにたくさんの方に和歌山湯浅ワイナリーとこの海底熟成ワインプロジェクトを知っていただけるよう、ネクストゴール100万円を目指し、新たなリターンを追加いたします。
詳しくはリターン欄詳細をご確認ください。

ネクストゴールを目指し、走り続けますので引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

2024年6月19日
株式会社TOA 和歌山湯浅ワイナリー

-海底熟成ワイン作られた背景-

その昔、1隻の沈没船の中から未開封のワインが見つかり、そのワインをテイスティングしてみたところ、なんともまろやかな風味で美味だったそう。その逸話からヒントを得て、地元の海もワイナリーの程近くにあるため実現できるのではないか?というところからこのプロジェクトが始まりました。
ワインをおいしくするためには本来、長期の熟成期間が必要ですが、海底に沈めるだけでその熟成期間をワープさせることができる。それを地元の海、湯浅栖原で試してみたい…そんな思いから関係先の方々に相談しました。
はじめは海底熟成に相応しいとされる水温・水深の湯浅湾の堤防の近くに沈めるべく、県の地域振興局を通じ許可取りを試みましたが、思いのほか手続きが難しく、プロジェクトを断念しようとしました。
あるとき、湯浅町関係者の方にこのプロジェクトのことを相談したところ、ワイナリーのある栖原海岸のエリアは、湯浅町の管轄であることがわかりました。
先ずは漁業組合、その次に地元漁師の方々に許可やアドバイスをいただき、さらには船までだしていただいて、沈める場所や水深測定などの調査をおこない、改めて湯浅町の許可を得て、このプロジェクトを遂行することとなったのです。


-海底熟成ワインへのこだわり-

このプロジェクトは、単にワインを熟成させることだけが目的ではなく、地域振興・社会貢献にもつながるよう、湯浅町役場、漁業組合や地元の漁師さんなど、様々な方に知恵を借り、船やダイバーの手配までご協力いただきました。

2023年11月、海底に沈めたワインは、醸造の街・湯浅が生み出す、木樽発酵・木樽熟成の薫り高い上質ワイン「TOA200空」の白(シャルドネ)と赤(深紅の雫)。

-TOA200空 白 シャルドネ-山梨県北杜市明野町の厳選されたシャルドネを、15ヶ月間フレンチオークの木樽で発酵・熟成させた、オール木樽仕込みのワインです。「白ワイン品種の女王」とも呼ばれる白ワイン用ぶどうの代表品種「シャルドネ」は、原産地はフランスのブルゴーニュ地方ですが、産地の気候や醸造方法によってさまざまな味のワインに変化します。「TOA200空」のシャルドネは、まろやかさを感じる樽香に、キリっと際立つ酸味が特徴で、オイル系のパスタやカルパッチョ、あっさりとした和食にも合わせていただけます。

-TOA200空 赤 深紅の雫-山梨県北杜市明野町産のカベルネ・ソーヴィニョンと、北杜の雫をブレンドし、15ヶ月間フレンチオーク樽で発酵・熟成させた、オール木樽仕込みのワインです。数少ない契約農家でしか栽培されていない品種「北杜の雫」はポリフェノールが多く含まれており、赤ワインぶどう品種の王者「カベルネソーヴィニヨン」と日本の山ぶどう「行者の水」の交配により生み出した日本独自の品種です。まろやかさの中にもスッキリとした酸味があり、和食とも相性がよく、醤油を使ったお料理などにもあわせていただけます。

約半年間の海底での熟成を経て、この度発売することになりました。

-和歌山湯浅ワイナリー-

株式会社TOAが運営する、和歌山県唯一のワイナリー「和歌山湯浅ワイナリー

2019年、和歌山県湯浅町立の「一気通貫」産直加工流通加速化センター内に開業し、「最高のぶどう×設備×醸造家×発酵文化の街でつくる日本ワイン」をコンセプトに「湯浅ワイナリー」として醸造を開始しました。

ワイナリー外観

最初に発売したのは、フルーツ王国和歌山の果汁とワインをブレンドしたリキュール「勹果(ほうか)フルーツ&ワイン」
同年、ぶどうの名産地山梨県や長野県から仕入れた最高のぶどうと最新の設備で醸造した「TOA200」を発売。

「勹果(ほうか)フルーツ&ワイン」シリーズ

「TOA200」シリーズ

2023年10月には、グループ会社であった「和歌山ワイナリー」と統合し、和歌山ワイナリーで醸造していた商品、和歌山で栽培したぶどうを使った純和歌山県産ワイン「和」も加わり、多様なラインナップでの商品展開を進めています。

「和」シリーズ

-”伝建地区”湯浅-

和歌山県湯浅町は、醤油発祥の地
リアス式海岸の美しい海岸線や山々、歴史的な町並みが魅力的な場所です。
熊野古道周辺には、醤油や金山寺味噌の老舗が軒を連ね、商家の町家や小路が今も残っており「伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
海の幸も豊富で、鮮度を活かした生しらすを楽しむこともできます。
ワインを沈めた栖原海岸から眺める夕陽は絶景で「和歌山の朝日・夕陽百選」にも選定されています。伝建地区

栖原海岸からの夕日

-海底熟成ワインプロジェクト、本来の目的-

このプロジェクトを通じ、幅広い方々に和歌山湯浅ワイナリーの商品に興味を持っていただき、ファンになっていただきたい!

和歌山のフルーツを使ったリキュールや、18年熟成させた梅酒、ワインだけでも様々な醸造方法の商品があります。
必ずお気に入りの商品が見つかるよう、様々なラインナップの商品を日々開発しておりますので、ぜひこのプロジェクトをきっかけに、和歌山湯浅ワイナリーを知っていただきたいです。

榎本社長(株)TOA 代表取締役社長 榎本裕明

- 醸造家 西馬功 -

「TOA200 空」の生みの親。昭和40年5月6日生まれ、神戸生まれ。18歳の時、兵庫県のワイナリーに就職。主に醸造を担当。和歌山湯浅ワイナリーに醸造責任者としてスカウトされ、工場長として、和歌山湯浅ワイナリーを引っ張る。

「ワイン造りで難しいと思うところは、原料で味が決まるということです。収穫時期を決めるのには気を使います。甘さや酸、旨みを実際にぶどうを食べてみてから決めます。そしてワイン造りのもっとも面白いところもそこにあり、人の手が加わることで、良いワインになっていきます。ワインは年に一度しか仕込むチャンスはなく、毎年出来上がりの味を予想しながら、今年のぶどうの良いところを最大限までひきだすように醸造していくことこそが、私の仕事だと思っています。ここ和歌山は湯浅の地で、令和のはじまりという節目の年に一からワイン造りができる縁にワクワクしました。ぶどうほどその生育環境が味に反映する植物はないと言われています。土地の個性がハッキリと出るからです。一口飲んで、和歌山の豊かな土地柄や、おおらかさを感じていただける・・・そんな個性的なワインをつくっていきたいです。」

醸造栽培部長 西馬功

湯浅町長 上山章善様より

和歌山湯浅ワイナリーの海底熟成ワインを応援します。
和歌山県湯浅町は、豊かな自然と歴史が息づく町です。
この町の誇りでもある和歌山湯浅ワイナリーは、新たな挑戦として海底でのワイン熟成を行いました。
海の恵みとワインの絶妙な調和が生み出す深い味わいを、ぜひ皆さまにご賞味いただきたいと思います。
湯浅町は、しらすの水揚げが多く、新鮮な海の幸が豊富です。
また、醤油醸造の発祥の地としても知られており、その歴史と伝統が今なお受け継がれています。
この地で生まれた海底熟成ワインは、湯浅の風土と人々の情熱が詰まった逸品です。
和歌山湯浅ワイナリーが提供する海底熟成ワインは、海の静けさと適度な温度がもたらす独特の風味が特徴です。
しらすや醤油を使った料理との相性も抜群で、新しい食の楽しみ方を提供します。
湯浅町の豊かな文化と自然が育んだこのワインをぜひお楽しみください。 
和歌山湯浅ワイナリーの新しい試みに期待し、心から応援しています。
これからも素晴らしいワインを生み出し、湯浅町の魅力を広めていってください。

湯浅町長 上山章善氏

きのくに信用金庫様より

きのくに信用金庫は、役場、地元漁師などと協力し、地域の振興・社会貢献につながるこのプロジェクトを応援します。
同社は、昭和24年創業からENEOS(株)の協力会社として、「無事故・無災害の継続」を経営理念に掲げ、常にお客様から信頼され、喜ばれる仕事の達成を目指してきました。5年前より、「有田地方を活性化させたい、何か地域を元気にできるようなものがないか」と考え、約750年の発酵文化が根付く醤油発祥の地・湯浅に“新たな発酵文化”をとの思いで始めたのがワイン醸造でした。
本事業においては、同社で醸造したワインを、黒潮が接近する地元栖原漁港の海底に沈め熟成させる、まさに“新たな発酵文化”としての取組です。湯浅町役場や地元漁師の協力をうけ、地域を巻き込んだ事業です。
フルーツ大国和歌山県から新ブランドを発信することは、地方活性化と、雇用の創出という面で大いに貢献する取り組みです。
きのくに信用金庫は、地域のブランド力向上・活性化につながる同社のような取り組みを全力で応援します。

-テイスティング-


ワイン 醸造コンサルタント
高坂拓郎氏コメント

【海底熟成-TOA200空 白 シャルドネ-】
海底での熟成がもたらすシャルドネの味わいは、独特なミネラル感と共に、フレッシュな酸味と豊かな果実の香りが際立ちます。
波の振動や光の遮断・温度の安定・海底の圧力が、ワインに奥行きを与え、風味を豊かにします。
この海底で熟成されたシャルドネは、軽やかで華やかなシーフード料理との相性が抜群であり、特にオイリーな魚料理やシーフードのリゾットと組み合わせると、その繊細な味わいを引き立てます。

【海底熟成-TOA200空 赤 深紅の雫-】
海底で熟成されたカベルネ・ソーヴィニヨンと北杜の雫は、その独特な海底の環境がもたらす影響で、深い色合いと複雑な味わいを持ちます。
熟成中に波の振動や光の遮断・温度の安定・海底の圧力の影響を受け、ワインに独特の熟成が加わります。タンニンが優しく感じられ、口当たりは果実味が強く、後味にはスパイスや樽のニュアンスが残ります。
この赤ワインは、濃厚な青カビチーズとの相性が良く、特にグリルされた肉やシチューと組み合わせると、その深みと複雑さが際立ちます。

高坂拓郎氏

和歌山駅前ミソノ商店街 ミソノバル
店長坂口宗誠氏コメント

【海底熟成-TOA200空 白 シャルドネ-】
色は透明感のあるグリーンがかったレモンイエロー、粘性はやや強めでしっかりしたアルコールを感じることができます。
香りは、海底熟成前のものに比べてシャープな酸の香りが落ち着き、少し熟れたバナナ、洋ナシのような香りにハチミツやパンドゥミのようなニュアンス。第1アロマは強く、第2アロマへの変化は少し早いように感じます。
味わいは、口に入れたアタックは強く舌先ではシャープな酸と共に甘みを感じ、喉の奥に進むにつれて熟した果実味を感じ取ることができ、アルコール感はやや強めでやや短い余韻を楽しむことができます。
適正温度は8~12℃。※シャープな酸を楽しみたければ7℃以下、酸を抑えて甘みを楽しみたければ12~15℃にしてみてはいかがでしょうか。
総評としては、若々しさを強く感じるが酸と熟れた果実の芳香がしっかりあるので、少し時間をかけてグラスの中でのアロマの変化を楽しんでいただきたいです。ぜひ海底熟成前のものとの飲み比べをお楽しみください。
ミソノバル店内
-スケジュール-

11月22日  ワインを海底へ沈める
  4月25日  ワインを海底から引き揚げ、検品
  6月10日  クラウドファンディング開始
  7月31日  クラウドファンディング終了
  8月初旬   リターン発送


皆様のお手に届くまでの間、味の想像をしていただきながら楽しみにお待ちいただけると幸いです。
また、体験・試飲コース、ミソノバルでのお食事コースにて応援くださった方々には、お会いできる日を楽しみにしております。

-資金の使い道-

設備費:約5万円
水質調査費及びダイバー費用:約23万円
原材料費:約21万円
人件費:約5万円
広報費:約22万円
手数料(17%+税):約24万円

また、多くのご支援をいただいた際には、今後の新たなプロジェクトや地域振興のために大切に使わせていただきます。

-最後に-

今回、ワインを沈めた栖原海岸は、湯浅町の南西部の海岸です。

和歌山の山々から流れてきた川が行きつく湯浅湾はミネラルが豊富です。
ミネラルが豊富な海はプランクトンにも恵まれます。
湯浅町で“しらす漁”が盛んであるのは、ミネラルが豊富でしらすの生育に適した海だからなのです。

ミネラルを豊富に含んだ海水は、海底熟成ワインにも好影響を与えます。

本プロジェクトには、湯浅町及び湯浅湾漁業協同組合が承認し、サポートいただき実現することが出来ました。
地元漁師にも海底調査をお手伝いいただくなど、地域の皆様と一緒に作り上げるワインとなります。

【注意点】
●海底熟成されていた風合いを残すために、ボトルの表面を軽く洗い、わざと海底での付着物を残しています。
 (磯の香りがする場合があります。)
●ビンに付着しているフジツボ等で、手を切る恐れがございます。
●ボトルはコルクで栓をされていますが、海中の圧力に耐えられるようにシーリングワックス(ロウ)をつけております。
 開栓する場合にはソムリエナイフ等で上部のシーリングワックスをはがしてから抜栓してください。
●長期保存される場合にはボトル表面の付着物が変化する場合があります。

※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


和歌山湯浅ワイナリー
運営企業:株式会社TOA
代表:代表取締役社長 榎本裕明
所在地:〒643-0005 和歌山県有田郡湯浅町栖原332
電話番号:0737-63-0061
FAX:0737-63-0062
オンラインショップ

酒類販売管理者標識
販売場の名称及び所在地:株式会社TOA和歌山湯浅ワイナリー 和歌山県有田郡湯浅町栖原332
酒類販売管理者の氏名:殿村 等
酒類販売管理者研修受講年月日 :令和5年11月14日
次回研修の受講期限:令和8年11月13日
研修実施団体名: 和歌山小売酒販組合

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/06/26 17:00

    海底熟成ワインプロジェクト クラウドファンディングを開始してから2週間が経過し、みなさまからのご支援・応援のおかげで現在目標金額の200%まで到達することができました。最終目標のネクストゴール100万円を目指し、最終日まで走り続けます!さらに、和歌山湯浅ワイナリーや海底熟成ワインを知っていただ...

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