Qudogmanと申します。

昔々、友人から「君は犬みたいだ」と言われて以来、犬男のアイコンを使って、ネット上に下手な文章を書いたり、下手なイラストを描いたりしてきました。

また根っからのお城マニアで、好きが高じて『お城を楽しむ小ネタサイト|天守餅』(https://tenshmochi.com)という日本のお城情報サイトまで制作してしまいました。

サイトはすでに公開していますが、紹介している城郭はまだまだ少なく、完成には程遠い状態です。制作開始から一年半が経ち、資金が底をついてきました。

今回、この『天守餅』をもっと充実させるべく、クラウドファンディングに挑戦することにしました。


※ 立ち上げた時に画面に表示される部分に近いものです。ページ全体となると、おそろしく縦長の画像となってしまいますので、下部を大幅にカットしています。
※ パソコン版での横幅は1025ピクセルで、それ以上の横幅のディスプレイでは両脇に余白が入ります。

『天守餅』は、日本の各城郭にまつわるエピソードを短文で説明する「小ネタ」をメインとする城郭情報サイトです。ネット記事でありがちな長文ではなく短文にすることによって、サイト訪問者は気軽に情報に触れることができ、たとえば旅行中の限られたスキマ時間でも閲覧を楽しめます。

また「小ネタ」ほどのボリュームではありませんが、長文の記事も「大ネタ」として取り扱っております。

通信状況が不安定な旅行先での利用を想定し、リソースサイズを極力抑えたコンパクトなサイト設計となっております。一応はパソコンブラウザ用のサイトですが、むしろスマホなどのモバイル端末でこそ強味を発揮します。一度サイトを開いていただければ、その読み込みの速さを実感していただけると思います。

Wordpressを使用せず、独自コードで構築されたサイトですから、他のサイトとは一味違ったシンプルなデザインで、まるでアプリのような操作感を持ち合わせています。また煩わしい広告は一切ありません。


利便性を向上させる目的で広告をすべてなくしましたが、当然ながら収益がまったく見込めない、コストばかり掛かるサイトになってしまいました。

また「小ネタ」という短文をメインにしている時点で、SEO(つまりは検索エンジンに気に入られるかどうか)に重大な弱点を抱えているわけでして。「大ネタ」を設けた当初の目的もSEO改善のためでした(その効果はほとんど得られませんでしたが)。

利便性を優先すればSEOが悪化し、SEOを改善すれば利便性が悪化し、その繰り返しが続き、で、挙句の果ての資金難。

こりゃあ、サイトだけいじってもダメだなぁ。サイトを継続していくには、他の方法を考えないと。

と無い知恵を絞ったところ、グッズを作る、というありきたりなアイデアが浮かびました。

で、最初のグッズとして思いついたのが、これです。

『天守餅』の主役であるモチにした天守達をグッズにしても、認知度の低い現状では、何じゃこれ、となりかねません。ポイントは「大抵の人が一目見て何かわかるもの」。それに当てはまるものがないかとサイト内を探して見つけたのが、名古屋城の小ネタの挿絵として描いた金シャチでした。金シャチイラストはネット上に数多くありますが、ここまで威厳も迫力もない金シャチはない、と我ながら自負しております。

なぜ金シャチを手ぬぐいにしようと思ったのか。うーん、なぜでしょうね。なぜかそう思いついてしまった、としか言えないです。まあ、日本の城郭サイトですので、タオルよりは和風でいいんじゃないですかね。

そしてこの金シャチ手ぬぐいをクラウドファンディングの返礼品にすることで、グッズ販売での収益化の可能性を探ってみよう、という結論に至りました。


リターンについて

3,500円を支援してくださった方には、金シャチ手ぬぐいの単色バージョンを送らせていただきます。普段使いにちょうどよい控えめな色合いです。

5,000円を支援してくださった方には、金シャチ手ぬぐいの3色バージョンを送らせていただきます。ちょっと値は張りますが、ゴージャス感のある作りとなっています。

7,500円を支援してくださった方には、金シャチ手ぬぐいの単色・3色両バージョンを送らせていただきます。

サイズは単色・三色共35センチ×90センチになる予定です。パソコンやスマホでの色彩表現(RGB方式)と、紙や布での色彩表現(CMYK方式)が根本的に異なるため、実物の色合いがデザインサンプル通りにならない可能性があることをご了承ください。


支援金の用途

正直なところ、サイトの制作自体にはさほどお金は掛かりません。お金が掛かるのは、現地取材費です。皆様から支援していただいたお金は、手数料・返礼品の費用を除いて、現地取材費にさせていただこうと思っています。

用途内訳の概算は以下の通りです。

3,500円コース
手数料(17%):595円
返礼品製作:約1,800円
送料:250円
取材費:残り(約855円)

5,000円コース
手数料(17%):850円
返礼品製作:約3,300円
送料:250円
取材費:残り(約600円)

7,500円コース
手数料(17%):1,275円
返礼品製作:約5,100円
送料:310円
取材費:残り(約815円)

※ 返礼品製作額は最少ロットで計算していますので、製作枚数の増加により安くなる可能性があります。


スケジュール

返礼品のデザインはできていますので、支援金が振り込まれれば速やかに製作を業者に発注します。順調に進んでも完成には一ヶ月から二ヶ月かかるとお考えください。

取材費の額と日程を考慮して取材地を選定し、取材を行います。

また支援金使用の度に具体的な内容を記したレポートを作成、『天守餅』内の専用ページにて一般公開します。


ちょっと真面目な話を。

現在、インバウント需要の高まりもあり、日本の観光産業は大きな盛り上がりを見せています。そのような中で日本各地の城郭も貴重な観光資源として注目されつつあります。

城郭観光をより良いものにするために、肝となるのは「知識」です。

城郭の知識がまったくなければ、せっかく手間とお金を掛けて城郭を訪れても、おそらく見た目の派手さ・奇抜さにしか興味をを持つことができないでしょう。あの城の天守は立派だったが石垣はしょぼかった、といった類の単純な感想しか抱けないでしょう。それはあまりにも勿体ないことです。城郭にはその至る所に由来や歴史や物語が隠されています。城郭の知識があればあるほど、より多くの由来や歴史や物語に触れることができ、その旅はより特別な思い出となるのです。

観光者の知識となる「情報」を、観光者を呼び込む側はもっと意識するべきだと私は思っています。

確かに城郭の情報自体は巷にあふれています。書店でもアマゾンでも、城郭に関する書籍・文献は山ほどありますし、城郭に関するサイトも数多くあります。確かにそれらは腰を据えてお城を深く学びたい者には有益でしょう。しかし実際の城郭観光を楽しみたい者にとっては有益でしょうか。それらはあまりに重厚で、難解すぎませんか?

もっと手軽に、もっとやさしく、城郭情報を提供できないものか。

このような思いが『天守餅』というサイトを制作した動機です。

しかしまだまだ不十分なサイトであることは否めません。その一番の原因となっているのが、恥ずかしながら私自身の情報不足です。先ほども記しましたが、確かに城郭の情報自体は巷にあふれていますが、観光にとって有益な情報となると決して十分とは言えないのです。そしてその不足分の情報を得るには、やはり現地に赴いて取材するしかありません。

ただ人の金でお城に行きたいだけじゃないのか、とうがった見方をされても仕方ありませんが、それでも得られた情報は確実にサイトに反映させることをお約束します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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  • 2024/04/23 08:29

    クラウドファンディングを始めてからも、継続的にサイト内容の充実を図っております。最近一週間で24件もの小ネタ記事を追加いたしました。しかしながら、資金難でこれ以上の城郭を紹介することができない状況ですので、現在紹介済みの22城の内容を充実させる方向で取り組んでいます。

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