「子どもたちに何を残すことができるのか」の問い

こんにちは。ポートカケガワ代表の長濱裕作です。

単身赴任をきっかけに「家族との時間を大切にしたい」と思い立ち、長年勤めていた会社をやめてフリーランスになったのが2017年。あれからもうすぐで7年が経とうとしています。

フリーランスになると決めたとき、同時に「10年後に死ぬ前提で生きよう」と決意しました。それは自分には夢のようなものがなく、きっと途中でどこに向かえばいいのかわからなくなると思ったからです。

「自分の人生の納期を決めることで、さまざまな物事に対する判断基準がクリアになるのでは」

その仮説は、おおむね間違っていなかったように感じます。

Webライターからスタートしたフリーランスキャリアは年を経てゆたかに広がり、今は場づくり・まちづくりに取り組んでいます。

とにもかくにも、自分に残された時間はあと3年になりました。

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唐突ですが、仮に3年後に死ぬとなったとき、残された時間で何を実現したいと考えますか?

僕の頭に思い浮かんだのが「子どもたちに何を残すことができるのか」でした。

自身には子どもが3人いるのですが、彼らが大きくなってくるにつれて、子どもの未来や、そこにどう自分が関わるべきなのか、そんなことを考えることが増えてきました。

子どもに残せるものとしてすぐに思いつくのはお金や物、そして教育など。でも突き詰めると、一番伝えたいメッセージは「自分の好きなこと、やりたいことを見つけて、迷わず突き進んでほしい」だと気づきました。

それと同時に、このメッセージはブーメランとなって自分に返ってきます。

「それを言っている大人たちは好きなことに突き進んでいるのか」

大人ができていないことを子どもに求めるのは無責任だし、きっと伝わりません。そして子どもたちは察することに長けているので、どんなに表面上でとり繕ったとしてもきっと気づくでしょう。

つまり僕たちが子どもに残すべきもの、子どもにとって必要なことは「好きなこと、やりたいことを体現している大人が子どもの周りにたくさんいる状態を作ること」だと思いました。

大切なのは「目の前にいること」です。

子どもが親や学校の先生から大きな影響を受けるように、僕たちはリアルに肌を通して感じられるものから強い影響を受けます。

テレビやYouTubeの中ではなく、日常の中で、すぐに話せる距離感で、そんな大人たちがいることが重要です。なぜならテレビやYouTubeの有名人はおそらくは夢に近い存在ですが、目の前にいる大人は現実だからです。

人生を楽しく生きる大人を子どもの周りに増やすことで、夢を現実のレベルまで引っ張り下ろす。そんな場所をつくってみたい。

そこからポートカケガワはスタートしました。

ポートカケガワ代表 長濱裕作

会社員として12年勤務した後、単身赴任をきっかけにフリーランスとして独立。2018年に地元・静岡県掛川市へUターンし、半農半Xのライフスタイルを実践。自給農・ライター・ゲストハウス経営・コミュニティマネージャー・プロジェクトマネージャーなど様々な仕事を掛け合わせて生計を立てる。猫2匹、3児の父。

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ポートカケガワとは

ポートカケガワは静岡県の掛川駅から徒歩6分、かつて旅館だった場所の2階部分をリノベーションしてつくられた施設です。

施設は「ゲストルーム」「ワークスペース」「コミュニティスペース」の3つの機能を有しています。

①研修や合宿におすすめな「ゲストルーム」

ゲストルームは全部で4部屋。1部屋につき4人まで泊まれるドミトリー形式(男女別)です。

共用のシャワールームが2つ、シェアキッチンも備えており、研修や合宿での利用におすすめです。

②オープン&クローズな空間を確保した「ワークスペース」

ワークスペースとして利用できるのはコミュニティスペースとパーソナルブースです。

パーソナルブースは全部で3部屋。オンラインミーティングなど、音が気になる方や集中して作業したい方におすすめです。

③出会いと交流が生まれる「コミュニティスペース」

コミュニティスペースはイベントやワークショップや講座など、用途を問わず自由な使い方ができるスペースです。

広さは約30人が収容できるほどで、机やイスのレイアウトは自由に変更可能。プロジェクターやホワイトボードなどの設備もあります。

イベントなどの予定がないときはワークスペースとしても使えます。

ポートカケガワが実現したいこと

ポートカケガワを通じて実現したいことは以下の通りです。

学び・遊び・暮らしの3つの領域を通じた生涯学習の実践とつながりの場の創出を通して、

誰もが「なりたい自分」「ありたい自分」を目指せるまちをつくる。

掛川市は生涯学習都市を全国に先駆けて宣言したまちでもあります。その文化的土壌を活かしながら、「学び・遊び・暮らし」というテーマを掘り下げていきたいと考えています。

たとえるならポートカケガワは“実験室”で、その中でさまざまなヒト・コト・モノが交じり合い、化学反応が生まれる。大人も子どもも立場も関係なく、自分の中にある新たな可能性を見出せる場所を目指します。

またポートカケガワは「共創型コミュニティレジデンス」というコンセプトで、一般ユーザーとレジデンスメンバーで利用できるサービスや特典が異なります。

※レジデンスメンバーの詳細については後ほどお伝えします

2021年〜2023年の取り組み

ポートカケガワの動き出しは約3年前、2021年までさかのぼります。

「ポートカケガワはどのようにして生まれたのか」「これまでどんなことをしてきたのか」

少しだけ説明させてください。

飲み会の席で突如動き出した3年後の夢

2021年の7月。ある飲み会の席で「こんな場所を作りたいんですよね〜」と何となしに語っていたところ、それに反応した方がいました。リツアンの野中社長です。

「ちょうどいい場所があるじゃないか。そこを借りてやってみたらいい」

そう言うや否や、その場で物件の大家さんに電話をし、そのまま契約を決めたのです。

急すぎる展開に唖然としている僕に向かって、

「やりたいようにやってみろ」

野中社長はベロベロに酔っ払いながらそう言い放ちました。

正直不安しかありませんでした。

「どうやら僕は場づくりをすることになったらしい…」

自分の中ではどんなに早くとも3年後と考えていたことが、いきなり目の前にやってきた感覚。ドキドキとワクワク、そして巨大な不安。

・そもそも具体的に何をやるのか
・そこにかかるコストはいくらなのか
・どうやって収益化するのか
・どのくらいのリスクを背負うことになるのか
・今抱えている仕事はどうするのか

放っておけばいくらでも不安のタネは出てきます。

でも自分の中での答えは「やる」と決まっていました。

たとえ失敗したり、途中で白紙になったりしたとしても、今進まなかったらきっと後悔する。そう思ったからです。

ちなみにリツアンは掛川市に本社があるエンジニアに特化した人材会社で、障がいを持った方が働ける駄菓子屋「横さんち」や複合施設「オズマン」を立ち上げている、知れば知るほどおもしろい会社です。

掛川で活動するメンバーと一緒にプロジェクトチームを結成

場づくりを進めるにあたって、地元で活動するメンバーに声をかけました。

当時高校生だった高橋和子さん、大学生の高橋佳子さん、株式会社クギヅケの匂坂秀樹さん、株式会社DriveDの島津健吾さん、株式会社あらまほしの戸田佑也さん、ビアライターのジャンク板村さん

メンバーとミーティングを重ねながら、少しずつ場所のイメージを固めていきます。一方で具体的なアクションにはなかなか踏み出せずにいました。

最終的な「決め」の部分で、責任者である僕がどうにも決断できなかったためです。

自身では覚悟を持って臨んだつもりでしたが、「もしこれが失敗したらどう責任を取ればいいのか…」と不安が頭をもたげては歩が止まる。抱えていた仕事の忙しさのせいにしていましたが、実のところまだ腹が決まっていなかったのだと思います。

このままではいけないと危機感を感じ、2022年の後半から新規の仕事を受けるのをやめ、担当していた案件も後任へ引き継いでいきました。

転機は新しい働き方LAB研究員制度への参加

貯金残高は順調に減る一方で、場づくりはなかなか思うように事が進みません。焦りが募るなかで転機が訪れます。

それが、新しい働き方LABの研究員制度への参加です。

研究員制度は全国に希望者を募り、「自分らしい新しい働き方」を実験するプログラムです。

自分で自由に実験テーマを決める「自主企画」と、企業や自治体が実験テーマを決める「指定企画」があり、半年かけて実験に取り組みます。

自身はかねてより新しい働き方LABのコミュニティマネージャーとして活動していたことから、その指定企画でポートカケガワの場づくりをプロジェクト化させてもらうことになりました。

実験テーマは「【まちづくり実験室】共創型の場づくりを通じて、地方のまちを豊かにすることはできるのか?」。

ポートカケガワの立ち上げプロセスから関わってもらうことで、場づくりを推進しながら場の可能性を見極め、掛川のまちにもプラスの効果を生み出すのが狙いです。

場づくりに参加してくれる人を全国に公募した結果、約50人のメンバーが集まり、半年間のプロジェクトを一緒に進めることになりました。

プロジェクトメンバーと一緒に形にできたことをあげればキリがありませんが、ウォールアートイベントを開催したり、妖怪商店街のARゲームを開発したり、オリジナルの雑誌を作ったりと、本当に素晴らしい半年間になりました。(プロジェクトの詳細はこちらの最終報告書をご一読ください)

そしてこの半年間を通じて、今までぼんやりとしていたポートカケガワの可能性や、この場を通じて叶えたい未来像がハッキリと見えてきたのです。

クラファンを通じて実現したいこと

このクラファンを通じて実現したいことは大きく3つあります。

1つ目が、ポートカケガワを共創するレジデンスメンバーを集めること。

2つ目が、大人から子どもへバトンをつなぐ図書館「ペイフォワードライブラリー」を開設すること。

3つ目が、災害時のプラットフォーム機能を確保すること。

1つずつ説明しますね。

ポートカケガワは、レジデンスメンバー憲章に則った50名のレジデンスメンバーを募集します。
レジデンスメンバー憲章は、ポートカケガワが大切にする価値観や姿勢を表したものです。

レジデンスメンバーは会員パスポート(月額11,000円)を購入し、「学び・遊び・暮らし」に紐づいた権利を得ます。

レジデンスメンバーになることで、自宅の拡張スペースを手に入れたように暮らしをアップデートすることが可能です。またメンバーとのつながりにより、新たな学びやビジネスチャンスも期待できます。

そしてレジデンスメンバーはサービスの受け手でありながら、ポートカケガワの担い手でもあります。
レジデンスメンバーが起点となって面白いヒト・コト・モノがつながり、化学反応が生まれていく状態を目指します。

メンバー参加は掛川市民の方はもちろん、市外県外の方もウェルカムです。もし共感いただけた方がいましたら、ぜひリターンのレジデンスメンバー会員パスポートをお求めください!

ポートカケガワは、子どもや学生たちにも広く場を開放する予定です。

その中で、子どもたちが自由に本を読めるようにできたらいいのではないか、さらにその本は大人たちが子どもたちへ手渡したい本を集めたらよりいいのではないか、というアイデアが生まれました。

このアイデアのきっかけとなったのが掛川の高久書店で行なっている「ペイフォワード文庫」です。

ペイフォワード文庫は、掛川にゆかりのある大人たちが次世代にペイフォワード(恩送り)していく試みとして2021年にスタート。毎月1人の大人が、人生を変えた1冊やおすすめしたい本など計10冊を選んで購入し、中高生は読んでみたい本を選んで1人1冊無料で受け取ることができます。

すでに3年続いているすばらしいプロジェクトなのですが、このペイフォワード文庫のような形で、大人が子どもに向けて送る本が並ぶ図書館「ペイフォワードライブラリー」をポートカケガワに作れたらと考えました。

▼ペイフォワードライブラリーを設置予定のコミュニティスペース

本棚はDIYで制作し、コミュニティスペース内に設置。約1,000冊の本を収納する予定です。

大人たちから手渡される素敵な本との出会いを通じて、子どもたちの未来がさらに広がっていくこと期待します。

静岡は南海トラフ巨大地震のエリアに入っており、地震が起こった場合10万人以上が犠牲になると想定されています。
地震を回避することは難しいかもしれませんが、日々の備えによって被害をできるだけ小さくすることは可能です。

ポートカケガワでは今後起こりうる災害に備え、本クラファンを通じて、災害時のプラットフォームとなる3つの機能を有したいと考えています。

①スターリンク導入によるネット回線の確保

STARLINKホームページより引用

スターリンクは、衛星から地上にブロードバンド接続を提供する宇宙インターネットサービスです。地上の設備を経由しないため、仮に災害で各種インフラがダウンした場合でも、電源さえ確保できればインターネットが使用できます。スターリンクを導入することで、震災時においても外部との連絡を確保し、必要な情報を取得できると考えます。

②大容量ポータブル電源4基の確保

EcoFlowホームページより引用

大容量ポータブル電源(EcoFlow DELTA2Max)を4基導入予定です。1基あたりノートパソコンなら最大26回、スマートフォンなら143回の充電が可能。4基備えることで、災害時の様々な充電用途に耐えられると考えます。スターリンクの電源元としても使用する予定です。

③非常食1,000食の備蓄

100人が3日間生き延びることができる1,000食の非常食を備蓄します。また定期的に非常食や防災装備を扱う防災訓練を行い、いざというときに地域の助けとなれるよう備えます。

資金の使い道について

本クラウドファンディングで集まった資金は以下の用途で使用いたします。

・図書費(170万円):ペイフォワードライブラリー用の図書購入費用
・備品費(100万円):本棚用資材、スターリンク、ポータブル電源、非常食購入費用
・運営費(30万円):ポートカケガワ施設運営費用

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ポートカケガワがハブとなって、たくさんのヒト・コト・モノがつながり、そこから人生を楽しく生きる大人が増えていけばいいなと思います。そんな大人たちを見て、きっと子どもたちはこう思うでしょう。「はやく大人になりてぇ」

ポートカケガワは施設であり、コミュニティであり、未来へつなぐバトンでもあります。

次世代へ手渡すまでに、このバトンをどれだけ魅力的なものに仕上げられるか。それはポートカケガワに関わる人たち、ならびにレジデンスメンバーに委ねられています。

最後に、長女・真琴に描いてもらった「ポートカケガワが叶える掛川の未来図」を添えて、結びとさせていただきます。
想いを同じくする方からのご支援、メンバーへのご参加を、心よりお待ちしております!

応援メッセージ

新しい働き方LAB 初代所長 / 市川瑛子

ポートカケガワの正式オープン、おめでとうございます!構想段階の頃から話を聞いてワクワクしながら待っていた身としては、たくさんの試行錯誤を経て素晴らしい場所が誕生し、こんなに嬉しいことはありません。ハマさんの魅力は、ここでは語りきれません。会う人会う人を一瞬にして虜にし、その誠実さと面白さと愛情深さをもってどんどん信頼の連鎖を紡いでいく、そんな人です。子どもが3人いても会社員を辞めて挑戦した「半農半フリーランス」という道。その中でみつけたポートカケガワという夢。そしてそれを支える家族や仲間たち。ハマさんのこの新しい挑戦に、関わらない手はありません。まだハマさんに会ったことのない方は、ぜひこのクラファンを言い訳に、会いに行ってください。きっと新しい自分に出会うきっかけになると思います。

Squad LCC 代表 / 小池克典

『Commonsという共同体をDIO(Do it Ourselves) で創り上げるプロセスにこそ本質的なLiving Anywhereを手に入れられる。そこで得た経験と仲間が自分自身をより自由に、自分らしく生きられる力を与えてくれる。』そんな想いの事業黎明期から実際に体験し、作り上げてきた実践者のハマさんならきっと素敵な場所になるでしょう。ポートカケガワに巻き込まれて多くの方にGoodなターニングポイントが生まれることを祈っております!

local is beat LLC. 代表 / 梅田直樹

首を長くして待ちに待っていた!「ポートカケガワ」がOPEN!代表のハマさんとは2019年6月に出会い、当時私の事を記事にして頂いたご縁で可愛いおじさん見ーつけた!って感じでポートカケガワもOPEN前に伺っています。なんだか彼と人生の起点が似ていて不思議と惹かれています。彼の人を引きつけるモノって・・・「会えばわかるよ」まさにこの言葉だと思います。また、面白いおじさんが新たな挑戦をすると聞いて!惹かれてしまったおじさんも応援しています。是非ポートカケガワに足を運んで下さい!一度ハマさんにあったら、必ずまた帰りたくなるそんな場所になっていきます。あっ私もそろそろ「ポートカケガワ」に帰ろう〜

Hotel Resta 経営 / 松田良

長濱さんとは以前の職場で一緒でした。私の方が一足先に会社を辞めたのですが、人づてに辞めたことを聞いて、まだ小さい子供もいるのに勇気ある決断をしたなぁと感心しておりました。その後の掛川での地に足をつけながら多岐にわたる活動をしている姿は本当に逞しく思います。今回の取り組みを聞いてとても意味のある活動だと思いました。何より、自分がやりたいことをやっている姿を未来の子供たちに伝えるというスタンスに共感します。リスクを恐れず1歩前に動き出した彼を全面的に支持します。皆さんも一緒に応援しましょう!

株式会社ワークキャリア 取締役 / 行武亜沙美

2022年年末。ハマさんお手製の静岡おでんをつつきながら、ポートカケガワの構想について夜遅くまで語り合いました。私たち大人が子どもたちに残せること、手放さなければ掴めないものがあること、ハマさんがこれから賭けたいのはポートカケガワであること。あのとき頭の中にしかなかったポートカケガワが、とうとうオープンを迎えるのですね。本当におめでとうございます。これまで合宿型キャリアスクールや職業訓練校を通してキャリア支援をする中で、「自分の人生の舵を取りたいから」と泥臭く考え行動する大人たちにたくさんの勇気をもらってきました。その中の象徴的な1人がハマさんです。会いたい関わりたいと、人が自然と周りに集まる人気者。もちろん取り組み自体の魅力もあるでしょうし、何より強さも弱さもひっくるめたハマさんの生き様からみんな勇気をもらっているんだと思います。きっとポートカケガワでもその引力に導かれて、よく笑いよく泣きよく働きよく遊ぶ人たちが集まってくるんでしょう。そんな心踊る場所から明るい未来ができないわけないですよね。私もその未来を作る仲間のひとりでありたいな。だってハマさんが作った場所に関わっていたいから!

MindMeister Japan 代表 / 川添祐樹

ハマさんにはMindMeisterの初期アンバサダーとして、掛川市をはじめ各地でワークショップを開催していただき、一蓮托生のパートナーとして共に歩んできました。そんなハマさんが手がけたポートカケガワが正式オープンするとのこと、本当におめでとうございます!掛川市の新たなランドマークが爆誕し、この地域に新たな活力と魅力をもたらすことでしょう。ハマさんの情熱とビジョンが結実したこの場所は、学び、遊び、そして暮らしの全てが融合した共創の場として、多くの人々を魅了すること間違いありません。

一般社団法人タダの箱庭 代表 / 坂井勇貴

「GIVE&TAKEな世界」と「GIVE&GIVEな世界」を探求する一般社団法人 タダの箱庭 の坂井勇貴です!「子どもたちに何を残すことができるか」という問いを、子供視点に置き換えた時に「大人は何を残そうとしているのか?」に、なるかと思います。僕自身、子供の時は「大人たちはどんな事を考え、どんな世界で生きているのか?」と疑問に思っていました。なので、大人たちが見ている世界を少しでも伝えることができたらと、タダの箱庭本を寄付させて頂きました。ポートカケガワが多様な世界を繋ぐハブになる事を願っています!

掛川東病院 院長 / 宮地紘樹

地域のちゃぶ台「ポートカケガワ」。活気がある街には、必ず地域のハブとなる拠点がある。そういう意味で「ポートカケガワ」は、間違いなく地域のハブとなっている。ただ人が集まるだけではない。遠方から来た人が落ち着ける場所だったり、イベントで新しい学びを得たり、新たなプロダクトが生まれたりする。そういう意味でこの場所は、地域のちゃぶ台と言えよう。 茶の間にちゃぶ台1つがあるだけで、人が集まり、会話が生まれ、食事をしたり、トランプをしたり、時にはひっくり返されて波乱が起きる。「ポートカケガワ」は、そんな地域の大切な役割・居場所を担いつつある。 より多くの人が掛川を訪れ、この素敵な円卓を囲んで欲しい。そして一緒に未来を創っていきたい。

NPOかけがわランド・バンク 理事長 / 丸山勲

我々は、空き家問題の解決から地域を活性化することを目標に日々活動していますが、長濱さんはそんな思いを共有する大切なメンバーの一人です。そんな仲間が特別な思いを持って、我々の活動からスピンオフする形で今回の事業を発展させていきます。ワクワクが止まりません。同じ志を持つ仲間として、心より応援しています。共に頑張っていきましょう!掛川の未来、子供たちの未来に繋がる活動となることを祈念しています。

走る本屋さん高久書店 / 高木久直

掛川市は、「教養」という言葉が生まれた町です。また、全国に先駆けて「生涯学習」の実践を宣言した町でもあります。ポートカケガワを通じ、郷土の理念に根ざしたそんな「場づくり」にチャレンジする長濱さんを応援します。子どもたちが自由に本を読める空間ペイフォワードライブラリーの設置も素敵ですね。

コンセプト株式会社 代表取締役 / 佐藤雄一

日本の東西中心は東経138度。その中心線が南北に走る静岡県掛川市は、江戸時代から日本の東西の文化・経済・生活が重なりながら切り替わっています。東西を両睨み出来る独特の立地と、異なる感性や知恵を持つ人びとの豊かな交り。明治以後は、新しい経済思想である報徳運動を地方に広める役割も担いました。こうした地勢や背景が、特有の寛容な気質を育み、ならではの知恵を生み、個性ある技や空間を創り、まちづくりに脈々と息づいています。ポートカケガワの機能は、このように東西の知を交え、地の知を宿すことでしょう。長濱裕作という気質と才能が、その役割を果たしていきます。ご期待とともに、ぜひ寛容なるご支援をお願いします。

株式会社リツアン 代表取締役 / 野中久彰

時間を忘れ何かに夢中になっている人をみると、こちらもわくわくします。仕事に熱狂するのも、趣味に没頭するのも、遊びを極めるのも素敵です。夢中になっている人にはどこか魅力がある。ただ、いまは選択肢が多すぎて、夢中になる何かを選ぶこと自体が難しい。あれこれと考えてばかりで時間だけが過ぎちゃう。でも、何かにのめり込むって、意外にシンプルで、それは目を輝かせた子どもたちとの交流の中にヒントがある気がします。ポートカケガワでハマ君が目指しているのは、大人が子どもたちに一方的に知識や経験を教える場ではなく、大人も子どもから学べる双方向の場所です。そして、世代間で交流を活性化することで最終的には街全体を活性化することを目指しているんだとおもいます。僕も他の皆さんと同じように応援者のひとりとして、また利用者としても、ポートカケガワの成長を楽しみにしています。

  • 2024/06/28 16:03

    今週もたくさんのご支援ありがとうございます!昨日、ポートカケガワのプレスリリースが公開されました。https://www.atpress.ne.jp/news/399491先日お伝えした通り、現在は近所の挨拶回りに勤しんでいるのですが、いつも難しいなと感じるのが「ここはどんな場所なの?」という...

  • 2024/06/25 17:45

    \ポートカケガワ・ オープンDAY特別企画/7/2(火)は1日ポートカケガワを大開放させていただきます!さらに夕方からはゲストをお招きして対談イベントを開催予定です。ぜひこの機会にポートカケガワへ足をお運びくださいませ♪▼イベント情報------------------------------...

  • 2024/06/22 00:11

    チラシが刷り上がり、近隣の商店街へ挨拶に回りはじめました。本来であればもっと早くご挨拶に伺うべきだったのですが、ポートカケガワがどんな施設になるのか本当にギリギリまで決まりきらなかったため、挨拶がズルズルと後ろ倒しになってしまいました。「共創型コミュニティレジデンス」というコンセプトは決まって...

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