社会課題の解決をみんなで支え合う
無料掲載をご検討の方はこちら

プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

「私たちはここにいる」―プライドを胸に歩く
秋田プライドマーチを開催したい!  

LGBTQ+をはじめ、あらゆる人がより生きやすい秋田になるよう願って、2024年5月18日(土)、秋田市で3回目のプライドマーチを開催します。それぞれのプライドを胸に、また皆さんと行進できるよう願っています! 

 

プロジェクトの目標は2024年5月18日(土)、再び秋田市で秋田プライドマーチを開催することです。
私たちの変わらぬテーマ〈ここにいるよ/ We Are Here 〉。秋田の地から今年も「私たちはここにいる」と発信します。セクシュアリティ、年齢、所属、国や宗教—。あらゆる枠組みを超えて、マーチに共感してくださる多くの人と一緒に歩きたいと願っています。

4月1日に、マーチの参加受付もスタートしました!お申し込みはこちらのフォームから↓↓

https://forms.gle/8p3G7vFCQeVcpTf28
(デザイン 村田葵)

秋田がより暮らしやすくなるように

はじめまして、私たちは「秋田プライドマーチ実行委員会」です。2021年から、ここ秋田でプライドマーチを開催しています。昨年の第2回には、およそ200人が参加し、秋田駅西口周辺を行進しました。(撮影=秋山理央さん

 自分のセクシュアリティーに悩む人、差別や偏見に苦しむ人、生きづらさを感じて都会へ出るしかなかった人—。さまざまな思いを抱えながら生きる人たちに〈私たちはここにいる〉〈あなたの味方はここにいる〉とマーチを通して伝えたい。秋田をもっと暮らしやすい場所にしたい。そんな願いが、秋田プライドマーチを開催しようと考えた原点にあります。共同代表は伊藤月菜、村田 葵、らっしーの3人がつとめています。 


権利を求め、プライドを胸に 

プライド・パレードは「LGBTQ+」(Lesbian=女性同性愛者、Gay=男性同性愛者、Bisexual=両性愛者、Transgender=出生時に割り当てられた性別とは異なる性自認をもつ人、Questioning,Queer=自分のセクシュアリティに迷っている人、既存の性のカテゴリーに当てはまらない人)などの権利を求め、プライドを胸に行進するものです。

その歴史は古く、1969年にアメリカ・ニューヨークで起きた「ストーンウォール事件」と呼ばれるセクシュアルマイノリティー弾圧事件をきっかけに全世界へと広まり、日本各地でも開催されています。

秋田でも「パートナーシップ制度」

セクシュアルマイノリティーをめぐる社会の状況は、プライド・パレードが始まった1970年代とは比べものにならないくらい、前進していると感じます。たとえば秋田県と秋田市は2022年4月、法的に結婚が認められない同性カップルなどに対し、婚姻に相当する関係を証明する仕組み「パートナーシップ宣誓証明制度」(秋田市はパートナーシップ宣誓制度)を相次いでスタートさせました。



トランスヘイトにあらがう 

しかし私たちの日常には、まだまだ差別や偏見が根深くひそんでいます。

昨年6月に成立した「理解増進法」(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)は差別を禁じておらず、「不当な差別はあってはならない」「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」といった言葉が盛り込まれました。いったい誰のための、何のための法律なのか―私たちは、そう感じてきました。

この法案が話し合われるなかで、トランスジェンダーに対する差別的な言説や誹謗中傷も激化していきました。当事者が身近な人の言葉に傷つき、地方を離れて都会へ出ていく―秋田ではそのようなことが、実際に起きています。この現状を変えていきたいと秋田でプライドマーチをはじめた私たちは、いま何ができるのか、考え続けました。

秋田市で「トランスプライド」開催

2023年11月、トランスジェンダー追悼の日に合わせ、私たちは秋田市の「仲小路商店街」で秋田トランスプライドを開催しました。大きな告知はせず、静かにスタートした200メートルのマーチでした。

すると、商店街の人たちがお店から出てきてトランスフラッグを振ってくれました。事前にお配りしていたトランスフラッグを、目につく場所に掲げてくれたお店もありました。




〈ここにいるよ〉という私たちが大事にしてきたメッセージに、地元のお店が呼応してくれた。そのように感じ、とても心強かったです。

今年のマーチは仲小路商店街を歩きます

今年5月18日の秋田プライドマーチは、その仲小路商店街を歩きます!

マイノリティーを取り巻く現実は、まだまだ厳しいです。

私たちが生きる社会はとても多様だということを、これからも伝え続けたい。これがマーチを通して私たちが実現したいことです。こちらのクラウドファンディングを通じ、皆さまからのご支援を募りたいと思っています。どうかお力をお貸しください。 


寄付の使い道とスケジュール

秋田プライドマーチの実現に向け、私たちはこちらのクラウドファンディングを通じて、皆さまのご支援をお願いしたいと考えております。 

目標額は30万円です。 

〈資金の主な使い道〉
撮影経費(映像会社への依頼)10万円
印刷費(チラシ・ポスターなど)10万円
通信費(郵送料・宅配便)2万円
情報補償費(通訳者謝金)5万円
使用料(会場、著作権料、振込手数料)2万円
公的手続き費用(証紙、ボランティア保険料)1万円

計 30万円

〈実施スケジュール〉
プロジェクト終了:2024年4月26日
御礼のメールやお手紙の発送:順次
開催報告メールの発送:2024年5月下旬以降
リターンの発送:2024年5月下旬〜6月下旬

〈募集方式について〉
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください