初めまして、プロジェクトオーナーの忠津桃子です。私は徳島県で助産師トレーナー&セラピストととして仕事しています。助産師本来の存在をもっとたくさんの人に知ってもらい、あらゆる世代の女性の健康支援と、これから生まれてくる子供たちを健やかに育てていくサポートをしたいと思い、病院を飛び出してパーソナルトレーニングジムという場所で活動しています。

プライベートでは昨年の12月に待望の第1子を出産し子育て奮闘中です。


<助産師としての想い>

助産師は日本では文字の通り「お産を助ける人」というイメージの存在ですが、英語では「MID WIFE」と言い「女性とともに」という意味で、女性の一生涯の健康を伴走しサポートする存在です。助産師は看護師の資格を持っている女性がなれる資格です。

看護師は「病気の人を看護する」ことが大きな役割ですが、助産師は「生まれた時の赤ちゃんから、老年期に至る人全て」が対象で、人がより心身ともに健康に過ごせるようサポートすることができる仕事です。そのため病院という場面だけでは、助産師本来の活躍が出来ていないことが日本の現状としてあります。

また産院(総合病院•個人病院含め)で働く助産師は、「助産師の仕事がしたい」と思っていても、女性の職場であるため妊娠•出産•子育てを理由に、離職していく人も少なくありません。そのため自分の人生のその時期に合った、ライフワークバランスを叶える助産師としての働き方の選択肢がたくさんあれば良いなと私は感じています。その選択肢の一つとして、私の働き方がモデリングとなるように自身の活動を知ってもらいたいと思っています。


<STUDIO Active(徳島県徳島市)>

私が考えたSTUDIO Activeで行っている、女性の心と体を整えるプログラムは「&助産師トータルヘルスサポート」というタイトルです。トータルヘルスは、社会的•身体的•精神的•経済的などあらゆる面での健康を意味します。そのトータルヘルスを助産師が人生の伴走者として「&」しながら、サポートしていくという想いを込めています。

そしてこのプログラムは大きな3本柱でできており、

「妊娠前のからだづくり」

「安産に向けた妊婦さんの心身のサポート」

「産後のママのケア」

のコースを設けております。

特に妊娠前の体づくりの重要性は近年注目されてきており、WHOやCDC(アメリカ疾病予防管理センター)でも提唱されています。現在日本では低出生体重児(2500g未満で生まれてくる赤ちゃん)の割合が増加しており、これは将来の生活習慣病など子供の未来の健康において様々なリスクが上昇することとなります。

低出生体重児が産まれる要因の一つとして、『妊娠前の母体の痩せ』があげられます。

SNS映えなどから「細ければ細いほど良い」という考えで無理なダイエットをした結果、自分の体も不健康となり(将来の健康負債を負っている状態)妊娠しにくい体になっていたり、将来の子供の病気のリスクまでも上がってしまうというのは悲劇の連鎖でもあります。そんな女性や将来の子どもたちを1人でも減らしたいという想いで、現在活動しております。

しかし妊娠前から体を整えておくことの重要性や、妊娠中のケアがあることを知らない女性がほとんで、現在STUDIO Activeではプログラムを用意してもニーズが低く集客に悩んでいる状況です。

どうにかこのコースのことを1人でも多くの人に知ってもらいたい、と思っている中でクラウドファンディングのことを聞きました。元々クラウドファンディングのことは知っていたものの、お金を集めるためのものだと思っていたため私には無関係だと思っていましたが、実際は『自分の想いをたくさんの人に知ってもらうためのプレゼンテーションの場』であるということを知り、今回挑戦することを決意しました!!


<妊娠出産を経験して>

私も昨年の12月に第1子を出産し、妊娠•出産を経験しました。妊娠には3年かかり不妊治療もしました。出産では前期破水してしまい妊娠33週での出産となり(本来は妊娠37週〜41週が正期産とされます)、ベビーは早産で2068gで生まれてきました。それでも妊娠前から出産まで準備に5年かけていたこともあり自身の産後の回復も早く、ベビーも順調に大きく成長し夜泣きも一切ない、いわゆる「育てやすい子」で子育てに余裕を持って楽しむことができています。本当に毎日この知識を早くから知っておいて、実践しておいて良かったなと感じる日々です。

現在日本の周産期の課題の一つとして『産後うつ』が挙げられ、産後2週間健診の導入や全褥婦(産後の女性)対象に産後うつのチェックリストの実施など自治体が対策を行っています。それくらい産後のママは心身ともに負担が大きい中で、子育てに追われているのが日本の子育ての現状です。私も経験してみて、「本当にこんなに産後って辛いものなんだな」と痛感しました。そのため「心身ともに疲弊したママをケアしてあげたい」「孤独な『孤育て』をさせたくない」という想いがより増しました。

今回子育て中にクラウドファンディングに挑戦することで世のママへのエールを送りたいですし、何よりも頑張るママの姿を我が子に見せることで「挑戦すること」の大切さを伝えたいと思っています!!


ホームページを新たに作り、まもなく公開予定です!


<2024年>

4月  HP準備開始
6月    クラウドファンディングスタート
       HP公開
7月  クラウドファンディング終了
8月  リターン順次開始

ホームページ作成費100万円
自己資金:約70万円

支援金30万円
CAMPFIRE手数料(17%):約5万円


私のクラウドファンディングへの挑戦はこの1回だけでなく、その後も「助産師の働き方改革」「妊娠前の体づくりの発信」など挑戦を重ねていきたいと思っています。今回はその記念すべき1回目となる初陣です。


今回の目的は『1人でも多くの人に助産師の本来の存在を知ってもらうこと』です。妊娠前の体づくりが浸透すると、国のGDPが10%UPすると言われています。超少子高齢社会に直面する日本で、これからの社会を担っていく子どもたちの未来が明るくなるように応援よろしくお願いします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/06/30 09:00

    昨日は徳島県助産師会主催の、国際助産師の日 記念事業として上映する「1%の風景」という映画を観てきました。現在助産院で出産する女性が、全てのお産の1%の割合だということからこのタイトルだそうです。その助産院で出産することを選択した女性や開業助産師に密着したドキュメンタリー映画でした。映画に登場...

  • 2024/06/20 17:15

    プロジェクトオーナーの忠津です。クラウドファンディングがスタートして、1週間が経ちました!現在5人の方からご支援賜り、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。子育てしながらの挑戦で、出来るかどうか不安なところからのスタートでしたが、せっかく舞い込んできたチャンスだったので「とにかくやってみる‼︎」精...

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