ご挨拶

この度は多くのプロジェクトの中、私たちのプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。大地をキャンバスに花で絵を描く活動をしている、花絵師の藤川靖彦と申します。

私は、2001年より国内外において、「インフィオラータ」と呼ばれる、大地をキャンバスに花で大きな絵を描くアート作品の創作活動を行っています。この23年間、数えきれないほどの花と触れ合ってきました。そして様々な作品から与えられた出会いや発見、そして計り知れない感動を糧に今日まで活動を拡げてきました。どれほど時代が進化しようと、どんな情勢になろうとも花は変わりなく私たちに寄り添い、常に明るい希望や勇気を与えてくれます。

私たちがつくるアート作品「インフィオラータ」では、多くの花や自然の素材を使います。使ってその使命を終わらせるのではなく、使われた花を 『資源花』と考え、再資源化することで甦らせ、環境への貢献を図るとともに「花=資源」という新しい概念のもと、花の命の大切さを広く発信し、次の世代につなぐこと(リンク)は出来ないだろうかと考えました。そこで私たちは廃棄されてしまう花材を再資源化し、再生紙による「お花のスケッチブック」を作りました。「お花のスケッチブック」は、2018年より東京都の特別支援学校に寄贈し、子供たちのアートエデュケーション活動に寄与しています。この度は従来の活動に加え、令和6年能登半島地震で被害を受けた地域の学校や幼稚園、保育園にもおくりたいと考えています。どうぞ応援をよろしくお願いいたします。


このプロジェクトで実現したいこと

花でつくったスケッチブックを、被災地の子供たちに届けたい!

今年5月25日(土)~27日(月)、東京日本橋ガレリアで「TOKYO FLOWER CARPET 2024」が開催されます。このイベントでは30,000本のカーネーションを使用し、12枚の「インフィオラータ」が創られます。

今回の作品テーマは「フラワーズエール」。令和6年能登半島地震の被災地を、花のチカラで元気にしようと、様々なアーティスト達が花をモチーフにしたデザインを、約200名の市民参加者とともに花で描きます。イベント終了後、ここで使用した30,000本のカーネーションを廃棄せず、再資源化を行い「お花のスケッチブック」を3,000冊作ります。そしてこの「お花のスケッチブック」を、東京都の特別支援学校と、能登半島地震被災地の学校や幼稚園、保育園におくりたいと考えています。

お花のスケッチブック


プロジェクトをやろうと思った理由

子供たちの可能性は無限大!

2018年、3,000冊の「お花のスケッチブック」を東京都の特別支援学校に寄贈しました。その時子供たちから絵を募集し、入選作品を翌年「インフィオラータ」の会場で作品にしたのですが、子供たちから送られてきた絵に大変驚かされました。発想が素晴らしい!子供たちの発想力に凄い可能性を感じました。以降、毎年子供たちの絵を募集していますが、送られてきた絵を見るのがとても楽しみになりました。子供たちの可能性の一助になれれば。そんな思いから、今回被災地で大変な思いをしている子供たちに「お花のスケッチブック」をおくり、絵を描くきっかけができればと思い、このプロジェクトをやろうと思いました。可能性は誰にでもあると信じています。その可能性のきっかけづくりになれれば幸いです。

2018年特別支援学校の生徒が描いた東京タワーをインフィオラータで制作


これまでの活動

被災地の方々に花のチカラで元気になっていただきたい

2001年、イタリア発祥の市民参加型フラワーアート「インフィオラータ」を、日本国内において開催。(2001年10月、東京晴海にてスタート)今年23周年を迎えます。これまで国内外450会場で「インフィオラータ」をつくってきました。

2009年より海外での創作活動をスタート。2012年に国際連盟より招聘され、日本代表として世界大会(スペイン・バルセロナ)に出場。歌舞伎絵を花で再現する作品「花歌舞伎」を創作し注目を集めました。2013年に国際連盟に加盟、2014年にアジア圏初の理事に就任。2014年、バチカンで開催された世界大会でローマ法王よりVIPとしてミサに招かれました。

2018年8月、ベルギー・ブリュッセルにつくったフラワーカーペット

2015年6月、毎日放送「情熱大陸」で活動が紹介されました。以降、様々な番組、メディアで紹介されています。

2011年4月、東日本大震災の被災地に10万本のバラをおくるプロジェクト「フラワーズエール」をスタートしました。二本松・会津若松・いわきの避難所や、石巻・女川・気仙沼・南三陸・陸前高田・双葉町にバラを届けるとともに、被災された方々とインフィオラータをつくり献花していただきました。今でも毎年3月11日には福島県双葉町にて、追悼の花絵としてインフィオラータを被災地の方々とつくっています。

2017年より、「インフィオラータ」を東京の新しい観光文化とすべく、「東京インフィオラータ」を主催、都内を中心に各所で「インフィオラータ」を創作。

2018年より、「東京インフィオラータ」で使用した花の一部を再資源化し「お花のスケッチブック」を制作、東京都立の特別支援学校全校(小学校・中学校・高校)に寄贈しています。

2022年より、東京行幸通りにて「TOKYO FLOWER CARPET」、大阪万博記念公園太陽の広場にて「OSAKA FLOWER CARPET」を主催。

2021年3月に銀座三越で、2023年5月に行幸通りで、寄贈した「お花のスケッチブック」に描かれた生徒たちの絵画10作品を花で創りました。

2023年5月、東京丸の内の行幸通りにて、特別支援学校の生徒が描いた作品


資金の使い道

3,000冊の「お花のスケッチブック」をおくりたい!

「TOKYO FLOWER CARPET 2024」で使用した30,000本のカーネーションを再資源化すると、約3,000冊の「お花のスケッチブック」を製作できます。この場合、花材を回収し、乾燥させ、再資源化を行い、スケッチブックにするまでに、150万円の費用がかかります。そして子供たちが描いた絵を花絵で制作する費用(花材費・制作費等)に150万円がかかります。
本プロジェクトで得た活動資金は、全て「お花のスケッチブック」の製作と、子供たちの花絵制作のための経費として活用させていただきます。


リターンについて

 2,000円 <お礼のお手紙>クラウドファンディング限定、花の再生紙で作った「TOKYO FLOWER CARPET 2024オリジナルポストカード」によるお礼のお手紙を送らせていただきます。

 3,000円 <お花の画用紙(5枚セット)>TOKYO FLOWER CARPET 2024で使用したカーネーションで製作したフラワーペーパー(A4サイズ)を5枚セットでお送りします。

5,000円 < お花のスケッチブック(1冊)>TOKYO FLOWER CARPET 2024で使用したカーネーションで製作した「お花のスケッチブック」を1冊お送りします。(限定100口)

12,000円 <フラワーペーパー名刺(片面カラー/100枚)>TOKYO FLOWER CARPET 2024で使用したカーネーションの再生紙で作ったオリジナル名刺をお届けします。基本デザインであれば、名刺データ作成します。(限定50口)※名刺データ至急可能

20,000円 <お花のポストカード(8枚セット)>TOKYO FLOWER CARPET 2024に参加した7名のアーティストが描いた花のデザイン画を、TOKYO FLOWER CARPET 2024で使用したカーネーションの花の再生紙で作ったオリジナルポストカードにプリントした、クラウドファンディングだけの特別仕様を8枚セットでお届けします。(限定50口)

80,000円 <アーティスト SEO MIJI描きおろし「お花のスケッチブック」>TOKYO FLOWER CARPET 2024の原画作品も描く、韓国出身女性アーティスト SEO MIJIさんが表紙を描き下ろした、世界に1冊だけの「お花のスケッチブック」。SEO MIJIさんが1冊1冊、表紙を描きお届けします。(限定10口)

500,000円 <花絵師 藤川靖彦がつくるオーダーメイド「インフィオラータ」>世界的な花絵師として国内外で活動する藤川靖彦が、オーダーメイドの「インフィオラータ」をつくります。デザイン・花材・制作全てが含まれます。作品のサイズは90cm×90cm。アーティフィシャルフラワーとカラーサンド、木屑を使ってつくります。接着剤で固定するので立て掛けて飾ることもできます。(限定2口)


実施スケジュール

2024年5月   「TOKYO FLOWER CARPET 2024」で使用した花材の回収~乾燥

2024年7月   花材の再資源化~印刷~スケッチブック形式に加工

2024年9月   特別支援学校・能登半島地震被災地の学校へ寄贈

2024年12月~ デザイン募集

2025年2月    デザイン審査

2025年5月    TOKYO FLOWER CARPET 2025にて花絵で制作


最後に

2018年にスタートし、現在まで東京都の特別支援学校全校に10,000冊を超える「お花のスケッチブック」を寄贈しました。そして子供たちから多くの素晴らしい絵が届きました。各人様々な障がいを持つ子供たちですが、その発想力、視点、表現力は素晴らしい才能に溢れています。彼らに花絵を通じて、表現することの喜びと自信、そして可能性を見つけてもらえればと考えています。そして今年1月1日に能登半島でおきた地震では、多くの方が被災し、いまだ復興が進んでいません。多くの子供たちがふるさとを後にして転校を余儀なくされました。被災地で頑張る子供たちを少しでも元気になってもらえるよう、この「お花のスケッチブック」をおくりたいと思います。是非とも皆様のご理解、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

花絵師 藤川靖彦


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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