はじめに

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

みなさんこんにちは。プロウィンドサーファーの工藤輝(アキラ)です。

まず、昨年のプロジェクトにご支援してくださった方々へ、心より感謝申し上げます。

皆様のご支援のおかげで、約1年間ヨーロッパに活動拠点を移し、プロウィンドサーファーとしての選手生活をすることができました。

ヨーロッパでの生活は海の上は勿論のこと、日々の生活でも人の力を借りてようやく成り立つような大変な経験でしたが、

最終的にはウィンドサーフィンのスキル向上だけでなく、ウィンドサーフィンを通じて世界各国にたくさんの繋がりができ、私の人生においてかけがえのない経験となりました。

(↑日本で行われたワールドカップ後、世界のトップ選手たちと一緒に休暇を過ごした時の1枚)

プロジェクトの背景

世界へ行くことで確実に自分の見てる景色は変わり、具体的な次の課題も見つけることができました。

1. 技術

技術的なところで言えば、ヨーロッパで道具が開発されるので最新の情報は入ってくる、練習するのに良い環境が多く、中心選手は皆ヨーロッパにいてトレーニングを行っていることが大きな差としてあげられます。

解決できた点としましては、昨年ヨーロッパへ1年間行くことでたくさんのプロ選手同士の繋がりができ、情報は入るようになり、ヨーロッパに行って彼らとトレーニングしていけば技術的な差に関してはどんどん埋まってくると肌で感じて帰ってくることができました。

2. 資金

一方大きな問題として挙げられるのは、資金面です。

まだまだ継続して活動資金を確保していくことは難しく、資金がなければヨーロッパに戻ることも国内で満足に練習することさえできません。

もう無理なのか。諦めた方が良いんじゃないのか。そんなことを思う日もありました。

本当は自分はどうしたいのか。どうなりたいのか。

再度考え直し、自分の夢・目標を諦めることはできず、"ヨーロッパに戻ろう"、"もう一度ワールドカップで勝負する"その気持ちからこのプロジェクトを立ち上げました。

(↑昨年度のヨーロッパ遠征報告会の様子)

このプロジェクトで挑戦したいこと

ウィンドサーフィン競技のプロ選手が"プロ"として生活できる環境を作ることです。そのために2つの側面からアプローチする必要があると考えています。

1. プライベートレッスンすることにより、プロ活動継続の基盤を作る

2. 継続して広告塔として使っていただけるスポンサー様を探す

今のウィンドサーフィン業界は"プロ選手がプライベートレッスンすることに対して、対価をいただく。"このシステムが、他の競技に比べて圧倒的にできていません。選手も、うまくプロ資格を活用できていないように思います。

また、これらのレッスンや活動を通してプロ選手として活動継続できる基盤を作り、地位を確立していくことでスポンサーの獲得にも繋がると考えています。

(↑グランカナリア諸島、フェルテベンチュラで行われたワールドカップにて)

プロ選手としての課題と解決策

<課題>

1. 活動資金(生活資金含む)を確保できない

2. 資格を有効的に使えていない

どんなスポーツでも、プロ選手になるのは簡単なことではないと思います。

たくさんの練習とトレーニングはもちろん、怪我からの復帰や挫折を乗り越える瞬間、プロ選手になるためにはとてつもない時間を費やす必要があります。そして私たちは大会で勝つことで、プロ選手としての資格を日本ウィンドサーフィン協会(JWA)からいただき、プロ選手として活動することができています。

しかし、現状このプロ選手としての資格を選手が本当に有効的に使えているのか、またプロ資格を持った選手が見合った評価を受けているのか、そこにはまだまだ課題があると考えています。

<解決策>

プライベートレッスンという仕組みを確立させ、継続的に活動資金を確保する基盤を作る。

プライベートレッスンする上での課題と解決策

<課題>

1. 生徒をどう集めるか(業界歴の短さ)

2. ウィンドサーフィンショップの中にあるスクール機能と業態が被る("教える"ことに対して)

そもそも私自身業界歴(選手歴)が長い方ではなく、SNSなどでシェアしても、こういった活動を全国のウィンドサーフィン愛好家の方達に伝え切れていないのではないかという現状があります。また、その中でプライベートレッスンという形もウィンドサーフィン業界で確立されていない中、生活基盤となるまでの生徒を集めることは大きな課題です。

さらに、レッスンを受けたいと思った生徒がウィンドサーフィンショップに所属していた場合、"ウィンドサーフィンを教える"という点で業態が被ってしまうため、ショップからレッスンを許可していただけない可能性があります。

<解決策>

1. SNSでの拡散

→経験のある先輩プロ選手や業界歴の長いウィンドサーフィン愛好家の方達に自身の活動についてSNSでの拡散にご協力いただけないか呼びかける。また、国内のイベントに積極的に参加して自身の活動の認知度を今まで以上に深める。

2. 事前確認

→レッスンを受け付ける時には必ず所属ショップがあるのか確認し、所属先があった場合は事前に必ずショップ先に訪問またはご連絡してレッスン許可をいただけるように努める。

3. 全国のウィンドサーフィンショップに対しての周知活動

→プライベートスクールのシステムの中には、ウィンドサーフィンショップが持ち合わせている艇庫(保管置場)や物販機能は持ち合わせていません。ショップが行っているスクールとは違ったプロ選手それぞれが持っている技術と経験を売りにしたプライベートレッスンの周知にご理解いただけるように活動していく。

プライベートレッスンのメリット

プライベートレッスンのメリットは、私たちプロ選手とウィンドサーフィン愛好家の方達、双方にメリットがあります。

1. プロ選手としての地位の確立

2. 日本のウィンドサーフィン業界が盛り上がる

現在ウィンドサーフィンショップが行っているスクール(レッスン)の形は、そのショップに所属している生徒にしか自分の持っている技術を伝えることができません。しかし、一人のプロ選手としてプライベートスクールを実施すれば全国どこでも、誰でもレッスンさせていただくことが可能です。

プロ選手が行うプライベートレッスンという形はウィンドサーフィンのプロ選手がきちんとした評価を受けていくための第一歩であり、また私たちプロ選手が持っている技術や経験を伝えることは日本のウィンドサーフィン愛好家の方達にさらにウィンドサーフィンを楽しんでもらい、業界が盛り上がる一つの柱になるのではないかと考えています。

多彩なウィンドサーフィン経験と戦歴

(↑ドイツのズィルトで行われたワールドカップにて)

明治大学入学後、学連に籍を置きテクノ293を4年間、大学4年時には学連のナショナルチームのキャプテンとして活動。

大学卒業後は、愛媛県の国体選手として国体艇に3年間、愛媛国体ではセーリング競技天皇杯(日本一)を獲得、個人3位入賞。同期間、当時のオリンピック艇種であったRSX艇にも乗り、オリンピックキャンペーンとしてヨーロッパを中心に海外遠征経験あり。

2017年にプロ資格を取得、現在プロ7年目、メイン種目はスラローム(フィン、フォイル)。JWA(日本ウィンドサーフィン協会)プロツアー年間最高順位は3位。

2023年、単身でスペインに拠点を移し約1年間活動、世界のトップ選手が集まるテネリフェで3ヶ月間のウィンタートレーニングに参加、その後PWAワールドツアー全戦(5戦)を回り、

2023年PWAワールドツアースラローム年間総合ランキングは日本人18年ぶりの24位(全87選手中)。

帰国後は、現オリンピック艇であるIQフォイルクラスで2024年のパリオリンピックを目指す富澤慎選手(過去4大会オリンピック出場選手)のセーリングパートナーとして雇用され、選手の技術向上に貢献。

学連・ジュニア艇(テクノ293)、オリンピック艇、スラロームカテゴリーにおいて豊富な国内、国外での経験と実績からプロウィンドサーファー工藤輝だからこそできるプライベートレッスンの形を作り上げていこうと考えています。

今年度の大会参加スケジュール

*現段階で分かる範囲で記載してあります。国内のフィンスラローム第1戦は神奈川県津久井浜が予定されていますが、日程はまだ未定です。

*PWAワールドツアーの参戦は今回のクラウドファンディングの結果によって予定が変わることがございます。

6月　PWA WORLD TOUR in Pozo(フィンスラローム)

7月　PWA WORLD TOUR in Fuerteventura(フィンスラローム)

9月　JWA JAPAN PROTOUR 第1戦　和歌山県浜の宮ビーチ(フォイルスラローム)

10月　JWA JAPAN PROTOUR 第2戦　神奈川県津久井浜(フォイルスラローム)

11月　PWA WORLD TOUR in Yokosuka(フォイルスラローム)

12月　JWA JAPAN PROTOUR 第2戦　静岡県掛川ビーチ(フィンスラローム)

2月　JWA JAPAN PROTOUR 第3戦　奄美大島倉崎ビーチ(フォイルスラローム)

3月　JWA JAPAN PROTOUR 第3戦　静岡県浜名湖(フィンスラローム)

今年度の目標

1. PWAワールドツアーでのフィンカテゴリーで総合ベスト16位とレース中にファイナル(トップ8)に進出すること

2. JWAの国内ツアーでフィン・フォイル共に年間チャンピオンになること

(↑グランカナリア諸島、ポゾで行われたワールドカップにて)

渡航スケジュール(48日間滞在予定)

6/21 出国

6/22 ラスパルマス島着

6/29-7/7 PWAワールドツアー in Pozo

7/9 フェリーでフェルテベンチュラ島へ移動

7/30-8/4 PWAワールドツアー in Fuerteventura

8/5 フェリーでラスパルマス島へ帰島

8/6 ラスパルマス島から飛行機で帰国

資金の使い道

集まった資金は、基本的にヨーロッパで行われるPWAワールドツアーの遠征費として使わせていただく予定です。(ご支援いただいた金額に対して海外への渡航がどうしても難しい場合は国内での活動資金にさせていただく場合がございます。)

今回の海外遠征費は250万円を想定しています。しかし、他の選手と車やホテルなどはシェアすることでコストを抑えることができますので150万円で目標設定させていただきました。

円安の影響や渡航先でのトラブルでさらに資金がかかる可能性はあるので、少しでも多くの資金を集めたいと考えています。

リターンについて

金額により、リターンの内容が異なりますのでご注意ください。

お気持ち応援プラン

プロジェクト終了後、工藤輝からお礼のメッセージ送らせていただきます。

*今年度の活動経過報告(大会報告等)をリアルタイムでご連絡致します。

T-shirts応援プラン

10,000円

カラーはライトグレーとライトピンク、2色からお選びいただけます。

*今年度の活動経過報告(大会報告等)をリアルタイムでご連絡致します。

プライベートレッスンプラン

フリーライド、フィンスラローム、フォイルスラローム、IQフォイル等完全プライベート(1対1)でレッスン・レクチャーさせていただきます。

レッスンに関する問い合わせは常時受け付けていますので、気になる方はInstagramまたはFacebookからDMください。

20,000円

*実施概要：1日レッスン×1回

*有効期限：2025年3月末日まで

50,000円

*実施概要：1日レッスン×3回

*有効期限：2025年3月末日まで

100,000円

*実施概要：1日レッスン×7回

*有効期限：2025年3月末日まで

300,000円

*実施概要：1日レッスン×月2回(12ヶ月 年間24回)

*有効期限：2025年7月末日まで

*受講方法：実施場所はレッスン可能なゲレンデであればどこでも可能です。ただし、実施場所までの交通費は支援者様にご負担いただく場合がございます。

*ウィンドサーフィンショップに所属されている方は、"必ず備考欄に所属ショップをご記入下さい。"ショップの所属のない方は"所属なし"とご記入下さい。

*支援者様との連絡方法：詳細はメールで連絡致します。

*キャンセルポリシー：ご支援いただいた後、やむをえずレッスンすることが不可能となってしまった場合は当キャンプファイヤーの利用手数料12%(別途消費税)と決済手数料5%(別途消費税)に任意の支援金をご希望される場合はそれらを差し引いた金額を返金させていただきます。

個人スポンサープラン

100,000円

毎回のSNSの投稿文の最後に"#~"という形式で掲載し、1年間広告宣伝させていただきます。

*"#"の内容は、ご支援いたたいた個人様に決めていただけます。　例）#goingmywayなど

*毎月2回、SNS投稿させていただきます。

*"going my way"T-shirtsを1枚、提供致します。

*今年度の活動経過報告(大会報告等)をリアルタイムでご連絡致します。

*支援者様との連絡方法：詳細はメールで連絡致します。

スポンサープラン(企業様向け)

500,000円

セイル(帆)に縦15cm x 横 45cm相当のステッカーを貼らせていただいて、1年間広告宣伝させていただきます。

1,000,000円

セイル(帆)に縦25cm x 横 60cm相当のステッカーを貼らせていただいて、1年間広告宣伝させていただきます。

*ステッカーの内容は、ご支援いただいた企業様(個人様)に決めていただけます。　例）企業名、オリジナルロゴなど

*今年度の活動経過報告(大会報告等)をリアルタイムでご連絡致します。

*支援者様との連絡方法：詳細はメールで連絡致します。

最後に

先程も少し触れさせていただきしたが、現在は昨年のヨーロッパでの活動のおかげで、オリンピック選手のセーリングパートナー業務で生活をしています。

大学生の時に当時のオリンピック艇種(RSX艇)を与えていただきましたが、当時は練習についていくのがやっとでした。しかし、今は同じレベルで会話をして、同じレベルで走ることができ、お金を支払ってでも、一緒にトレーニングをしたいと評価していただいている事実があります。

(↑オリンピック4回出場の富澤選手(左)と中村コーチ(真ん中)との1枚)

また今後はこの"プライベートレッスン"というシステムを導入して、全国各地でレッスンを行い、ウィンドサーフィンの普及活動にも力を入れていきたいと考えています。

このような活動と、私自身がプロウィンドサーファーとして結果を出し、成功することで、他の選手やファンにとってのロールモデルとなり、ウィンドサーフィンという競技の地位向上に貢献する。

そのようにして、この競技の現状を変える一助となることが私の夢です。

こうした私のビジョンに賛同してくれるたくさんの方のご支援をお待ちしています。

よろしくお願い致します。

(↑昨年活動拠点としていたスペインのタリファにて)

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＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、再現できる範囲で計画を実行し、リターンをお届けします。