ごあいさつ
はじめまして、夕部智廣(ゆうべともひろ)です。兵庫県明石市で、産後の心身ケアと小児はりの鍼灸院をしています。
私は、鍼灸師・公認心理師・保育士として、これまでに多くの子どもたちに施術をさせていただき、保護者と関わらせていただきました。
その実践の場で、小児はり(ベビーてい鍼)に関する知識と経験を構築してきました。
江戸時代に日本で発祥した歴史の長い小児はりですが、現在ではプロの鍼灸師でも使いこなせる人は少ない技術です。そのため、保護者にもあまり知られていないのも実情です。
この度、私の知識と経験をもっと多くの鍼灸師や保護者に共有し、小児はり(ベビーてい鍼)の普及を目指して本を出版することになりました。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、小児はり(ベビーてい鍼)に関する出版を通じて、より多くの鍼灸師や医師、保護者、子どもに関わる人、そして子どもたち自身に小児はりの魅力や可能性を知ってもらいたいと思っています。
出版とともに、小児はりのできることや支援の幅などを理解していただき、普及活動がさらに広がっていくことが目標です。
プロジェクト立ち上げの背景
私が『小児はり』や『てい鍼』に大きく興味を持ったのは、鍼灸師としてのキャリア初期に、その刺激の優しさ、変化の速さ、支援の幅の広さや可能性に驚いたことからです。
しかし、小児はりはまだ一般的ではなく、情報も限られています。
このような状況を改善し、この本を通してもっと多くの人に小児はりを知ってもらいたい想いからこのプロジェクトを立ち上げました。
これまでの活動と準備状況
プロジェクトの準備として、これまでの私の臨床経験や研究をもとに、小児はり(ベビーてい鍼)としてまとめた内容について、出版社に興味を持っていただき商業出版として書籍化することになりました。
そして、約1年半の時間をかけて執筆をしていきました。
小児はり(ベビーてい鍼)の施術方法や子どもへの検査方法だけではなく、心理学をもとにした保護者や子どもへの対応、症状別の注意点なども、できるだけ読みやすく書いています。
ようやく、出版に向けての最終校正作業も終了し、7月に出版予定です。
リターンについて
書籍『刺さない小児はり ベビーてい鍼』を、返礼品としてお送りさせていただきます。用意ができ次第、順次発送させていただきます。
※表紙デザインが決まりました。
書籍『ベビーてい鍼 』目次
序章 病院と家庭の中間的存在として
第1章 小児はりとは
第2章 子どもの身体特性と子どもへの対応
第3章 ベビーてい鍼 子どもへの検査法
第4章 ベビーてい鍼の道具と家庭のセルフケア
第5章 ベビーてい鍼の手技(鍼灸師及び医師限定)
第6章 主な症状別注意点(夜泣き・夜驚・カンシャク・よだれかぶれ・便秘や下痢・食べムラ・手足の冷たさ・小児アトピー・じんましん・鼻炎・中耳炎・感覚過敏・こだわり・チック・吃音・おねしょ・不登校・起立性調節障害)
第7章 保護者への対応
第8章 小児はり鍼灸院の作り方
子どもに関わる全ての人へ
本書の第5章は、ベビーてい鍼の技法として、鍼灸師や医師に向けて書いてあります。
しかし、そのほかの部分では『「小児はり」とは、どんなものなのか?』を知りたい保護者や、子どもへの心理学的アプローチ、セルフケアなど、子どもに関わる全ての人の役に立てるようにも書きました。
鍼灸師や医師はもちろん、保護者や子どもと関わる全ての方に手に取っていただきたい本です。
スケジュール
ご支援いただいた資金は・書籍本体費用・送料・広報活動費として大切に使わせていただきます。
※CAMPFIRE手数料を含みます。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けしますので、ご安心ください。
◆◆◆実施スケジュール◆◆◆
2024年6月 クラウドファンディング実施
2024年7月 書籍出版
※用意が整い次第、順次リターンをお届けします
最後に
このプロジェクトを通じて、小児はり(ベビーてい鍼)の素晴らしさをより多くの人に伝え、子どもたちの健康と、保護者の育児負担の軽減に寄与することができれば嬉しいです。
何卒ご支援いただけると幸いです。
一緒に小児はりの普及と発展に貢献しましょう。
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