小学生100人が4泊5日かけて100㎞の道のりを歩き抜く夏休み。

 「せーの!」の掛け声とともに、長さ10mの巻き寿司作りに挑戦する冬休み。

瀬戸内の海水と海藻から手間暇かけてつくった藻塩の塩おにぎりをほおばる春休み。

私たち NPO おのみち寺子屋は広島県尾道市で約 20 年間、 さまざまな体験活動の機会を、数多くの青少年へ届けてきました!



\はじめまして!私たち、おの100です!!/

私たちは広島県尾道市を拠点に、 青少年の体験活動を中心とした教育事業を展開しています。そして、それらの活動を通して元気あふれる、たのもしい、たくましい人材を育むことにより、まちに貢献していくことを目的に活動しています!


\私たちが大事にしてきた活動とは/

まずは私たちの活動について知っていただければと思います。

私たちのメインの活動は「おのみち100km徒歩の旅」(通称“おの100”)です。

おの100は子どもたちの生きる力の育みを目的に、 小学4~6年生が尾道市内100kmのコースを学生スタッフのサポートを受けながら4泊5日かけて歩き抜く事業です。


家族とは会えない5日間。

初日に初めて会った友だちと過ごす班。

5日間の間飲めるのは水だけ。お風呂代わりのプール。クーラーのない体育館での雑魚寝。

100㎞という道のりを歩くだけでなく、日常とはかけ離れた不自由な生活も体験します。

そんな5日間の旅で様々な困難を乗り越える子どもたちには忍耐力や協調性、チャレンジ精神、感謝の念が育まれます。

100kmを歩ききった感動や達成感は子どもたちの大きな自信に繋がります。





2003 年から続く全 21 回の開催で、 延べ 1607 名の小学生たちがこの旅に挑戦してきました!


 “おの100”は保護者の皆さま、地域の皆さま、学生スタッフなど様々な方々に支えられ、青少年の体験活動を通した“ひとづくり”によってまちに貢献しています!


おのみち100km徒歩の旅からスタートした私たちは、現在、子どもたちの学習支援や、杜仲茶の収穫・お茶作り体験、地域のなど事業の輪を広げ、年間を通して様々な体験活動の機会を青少年に届けています。

20年以上継続した活動により人の輪、活動の輪が広がってきたいま、私たちはさらにパワーアップしていきたいのです!



\いま、私たちが目指したいこと/

もっと多くの子どもたちに体験活動を!もっとまちに貢献を!

そんな想いから、私たちは新たな試みにチャレンジしました。

それは体験活動の新しい拠点を創ることです。

人の輪や活動の輪が広がってきたことで、これまでの事務局では手狭になってきたことや今後さらに様々な体験活動の機会を届けていきたいことを踏まえて新たな拠点を創ることにしました。


ここで、私たちがこのプロジェクトで実現したいことをお伝えします。

約 20 年間続けてきた活動の輪を広げるために活動拠点を整備したい!

私たちが継続して行ってきた青少年の体験活動の場として、新たな拠点(通称「寺子屋うたの島」)を活用していきたいと思っています。


しかし!この「寺子屋うたの島」、 物件を購入した当初は床が抜けかけたり、壁が剥がれていたり、、、

そんな状況から自分たちの手で壁をぶち抜き、床を剥がし、新たに床を貼り、活動の場として利用できるように改修工事を行いました!


ただ、空調設備やライフライン設備の整備など、体験活動の拠点として利用していくにはまだまだ課題が残っており、そのための資金が必要となりました。

本クラウドファンディングで集めた資金は、当NPOの新たな拠点となる事務局及び各種体験活動を行うフリースペースの整備費に充てさせていただきます。


\最後に…/

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

青少年健全育成(体験学習)を主たる事業趣旨に掲げて活動をはじめ、約20年が経とうとしています。

ここまでたくさんの困難にぶつかりながらも、継続して活動を続けてこられたのは、支えてくださる皆様のお力や、活動に参加してくれる子どもたちのおかげです。

活動を通して私たち自身もたくさんの学びと成長をいただいています。

今回の寺子屋うたの島の整備をきっかけに、これまで以上に活動の輪を広げ、まちの皆様に恩返しと恩送りができればと考えています。


最後に、おの100に参加してくれた小学生の感想文で本ページを締めさせていただきます。

皆さまの応援を力に、今後も尾道のまちで、元気に活動してまいります!


NPOおのみち寺子屋スタッフ一同


ぼくはおの100に参加したくありませんでした。 夏休みに5日間も家から出て、知らない人と過ごすだけでもいやなのに、 歩くのはもっと嫌でした。 歩くのはとても大変でした。 足が痛くて、ただただ次の休憩地の事だけを考えて歩きました。 楽しいこともありました。 宿泊地について食べたアイス。 プールで遊んだこと。 カレーライスをどれくらい食べられるかを競争したこと。 物まねで笑ったこと。 みんなと仲良くなったこと。 100km完歩して自分の限界を超えることができた、 そんな力があったことがうれしかったです。 色々な人に助けられて完歩することができました。 ありがとうございました。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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