自己紹介
・プラダー・ウィリ症候群という病気の患児・患者および親の会である,竹の子の会が中心になって進める企画です.私は,今回のプロジェクトをサポートする目的で,竹の子の会のプロジェクト企画委員を務めます.神奈川県立こども医療センター内分泌代謝科の医師(部長)であり,第57回日本小児内分泌学会学術集会を主催します.
解決したい社会課題
・プラダー・ウィリ症候群という病気の患者は,生まれてすぐから成人に至ってなお,病院の複数の診療科への通院が必要です.成長ホルモン注射や,肥満に起因する合併症に対する治療が生涯必要です.知的障害だけでなく,しばしば発達障害を伴い,こだわりの強さや,食に対する執着など,学校や社会生活で,多数の困難があります.
・私は,医師としてこれまでに70人以上のプラダー・ウィリ症候群患者の診療に携わってきました.この病気は,15,000人に1人という頻度の珍しい病気です.
・プラダー・ウィリ症候群という病気を,より多くの人たちに知っていただくこと,それによってこの病気の患者さんが,少しでも社会生活が送りやすくなることを目指しています.
このプロジェクトで実現したいこと
・プラダー・ウィリ症候群の患者さんは,しばしば絵画や工作などに並外れた集中力を発揮します.こだわりの強さや視点のユニークさがゆたかな表現に結実することもあります.今回,患者さんの絵画や工作の作品を展示して,少しでも多くの人たちに見ていただくことで,彼らのゆたかな感性を感じ取っていただければ幸いです.
・また,プラダー・ウィリ症候群の概要をお伝えする市民公開講座(事前申し込みなく誰でも参加可能,参加費無料)をパシフィコ横浜ノースで開催します.より多くの参加者を集め,少しでも多くの人たちに,プラダー・ウィリ症候群を知っていただきたいと考えています.
スケジュール
・2024年10月10-12日,パシフィコ横浜ノースで 第57回日本小児内分泌学会学術集会を開催.この学術集会のポスター会場の一角で,患者さんの絵画や工作の作品を展示します.学術集会への参加には登録が必要で,原則,医療者(医師,看護師など)に限ります.
・2024年10月12日15時30分から約二時間,パシフィコ横浜ノースで (第57回日本小児内分泌学会学術集会)に引き続き,市民公開講座を実施します.この講座は,プラダー・ウィリ症候群という病気を知っていただくためのものです.事前申し込みなく誰でも参加可能,参加費無料です.この市民公開講座の参加者は,公開講座の前後の時間で,ポスター会場に展示されていた,患者さんの絵画や工作の作品を見学することができます.
2024年4月 実行委員会の立ち上げ済み
同7月はじめ イベントの告知開始 クラウドファンディング終了8月31日
イベント開催日 上述
資金の使い道
・集めた支援金は,主に絵画や工作の作品を輸送する費用に使用します.作品は全国から集めるので,輸送費用がかかります.50人以上分の作品を集める計画です. 10-15万円の予定.
・余剰金の一部は,返礼品に使用します. 全体で3-5万円の予定.
・さらに残った支援金は,スタッフの交通費や(遠方のスタッフの)宿泊費,人件費に充当します.
最後に
・プラダー・ウィリ症候群という病気を少しでも多くの方々に知っていただき,それによってこの病気の患者さんが,少しでも社会生活が送りやすくなることを目指します.
・是非今回のプロジェクトにご支援願います.1口2,000円からになります.
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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