右手を失っても
これからも自分らしく生きてほしい!
私たちに野球の楽しさを、
セカンドキャリアの難しさを
教えてくれた佐野慈紀に
復活への足掛かりを届けたい!

はじめまして。佐野の芸能所属事務所サン・オフィスと申します。

この度、佐野慈紀応援団としてクラウドファンディングを立ち上げることにしました。

みなさま、佐野慈紀という元プロ野球選手をご存知でしょうか。

1990年、近鉄バファローズにドラフト3位指名で入団。右腕投手で、愛称は「ハゲ魔人」、コミカルな動きとピッカリ投法と名付けたパフォーマンスで愛さている選手です。

2024年4月30日、56歳の誕生日に糖尿病による感染症が原因による、右腕切断の手術を発表しました。引退後の野球解説者として、セカンドキャリアを歩んでいた彼を支えていた私たち所属事務所にも激震が走りました。

「なんて声をかければいいのだろう…」
「これからの生活や仕事で、どんなことを支援してあげられるんだろう…」

そんなことを考えつつ、佐野と話をしました。そして私たちにできる一つの結論を出しました。

それは、”佐野の帰る場所を作ってあげたい”ということ。

華やかなプロ野球選手としての生活、引退前の苦しい決断を迫られる時期を過ぎ、メディアなどに出演させていただくものの、セカンドキャリアに悩み、何度も挫折を経験した佐野。決して順風満帆な人生だったとはいえませんが、それでもたくさんの応援してくださったファンの皆様のおかげで、今日まであの明るい笑顔を失わずに生きてきました。

正直、病状を見ていると、まだまだ前向きになってほしいと声をかけられる段階ではありません。
ですが、それでも私たちは佐野の復帰を待っているファンの皆さんも待っていてくれるんだよ、ということを示してあげたい。その手段としてクラウドファンディングで皆様の応援を募りたいと考えました。

どうか皆様にも佐野慈紀という男に「おかえり」という言葉をかけてほしい。体一つで頑張った選手の体に不自由が生じたとしても、セカンドキャリアを生きていける温かい声援をお願いしたいと、心からお願いいたします。

クラウドファンディングで行いたいことは、前述した通り、佐野のための帰る場所を作って待つこと。また、ファンの皆さんが待っているということを伝えたいということです。

そのために、次の2つの大きなプランを作りました。

1、佐野の復活までのドキュメンタリー映像を作りたい
2、同じように苦しむ病気のひとや支える方々に共感しサポートするための活動をしたい

それぞれの詳細は次のように考えています。


佐野慈紀という人間は、そばにいる私たちが驚くほどの精神力を持っています。入院中の今も、話していてもとても冷静に自分の現状を捉えており、心の中までは分かりませんが、私たちが思うよりもずっと冷静に、明るく振る舞ってくれています。「大丈夫だったか」よりも「元気だったか」と言われたいと話してもくれています。

この姿を多くの困難を持った人に希望として伝えたい。

右腕一本でのし上がってきた男が、その右腕を失ってもなお復活のために戦っている姿を伝える映像を伝えることで、佐野自身の存在がここにあるべき理由を残したいと思います。

そして、ブログ等でも発信していますが、佐野自身が今心を痛めている同じ糖尿病の方に対しても、伝えたいことがあります。

🔻佐野慈紀のピッカリブログ


佐野のニュースが出た時、多くの人が糖尿病=不摂生と決めつけ心無い言葉を届けてきたそうです。元プロ野球選手という華やかなイメージから贅沢をしていたように思われるかもしれませんが、佐野の生活は決して贅沢や豪遊をできるようなものではありませんでした。お酒もお付き合いの時でさえ口をつける程度でほとんど口にしませんし、慎ましやかに普通の生活をしてきました。
にも関わらず、誤解やイメージで誹謗中傷とも取れる言葉があることには憤りを感じているとも話しています。

「発信できる立場の人間だからこそできることがある」と語る佐野の背中を見て、今の佐野の現状をドキュメンタリーにすることで佐野自身にとっても伝えたいことを伝えられる環境を整えたいと思います。

作成したドキュメンタリーはYouTubeで公開予定です。

🔻YouTube【佐野慈紀のピッカリーグ】


糖尿病に苦しみ、右腕を失ったことを告白後、多くの方から激励のコメントをいただきました。また、病院関係者をはじめ、仕事関係者にもご配慮いただくなどたくさんの支えてくださる方がいて、佐野は恵まれている方だと思います。

そして、自分が頑張って復活することが多くの人の力になることも実感したようです。また病気の人には支えてくれる方がいて、その方々がケアラーとして苦労されていることも知りました。

今後は、講演活動などを通じて、経験で知った同じように苦しむ病気のひとやそれを支えるためのケアラーの方のサポートをする活動をしていきたいと思っています。

ただし、現実はかなり厳しいです。
今回右腕を切断したということが大きなニュースになっていますが、実は足の中指も切断しており、普通に歩くこともリハビリが必要です。場合によっては車椅子移動等になることもあります。

今後の仕事復帰し、たくさんの皆様の前に出るためにも、仕事に必要な自助具、介助具、移動手段など、佐野の新たな復活のために使いたいと思っています。


クラウドファンディングを実施するにあたって、佐野よりメッセージももらいました。彼らしいコメントになっていますので、ぜひ読んでください!

まずは、私のためのクラウドファンディングを見ていただいている方、心配してくださった方、ありがとうございます。なんとなく病気が伝わるよりも、自分から話したほうがいいかなと思ってブログで公表した右腕切断でしたが、自分でも驚くほどの反響がありました。多くのコメントに、自分自身の心も救われました。この場を借りてお礼申し上げます。

「頑張ってくださいね」の言葉をいただくたびに、もう一度みんなの前に出たい。発信者としてまだまだみんなに見ていただけている、という思いを実感しました。今は、この皆様からいただいた言葉を胸に、自分だからこそ伝えられることがあるのではないかと、考えています。

今回、事務所が提案してくれた私の不器用な復活ドキュメンタリーで、同じようにリハビリに奮闘する人の力になれれば嬉しいですし、糖尿病に対して誤解や認識違い、不摂生ではなく頑張っている人たちが多いことなんかも伝えたいです。

また、リターンには復活パーティやオンラインでのお話会など、ファンの方との交流も多くあると聞いています。お会いするときには、「大丈夫か?」の心配よりも「よう、ハゲおやじ」と会いに来てくれたら嬉しいです。入院中のため、ちょっと人恋しくもなってます。たくさんの人にお会いできることを楽しみにしています。

リターンでは、佐野と交流できるイベントや、会いに来ることができなくても気持ちを届けていただけるようなものを複数用意しました。ここでは、特におすすめをご紹介しますが、詳細およびその他のリターンはリターン一覧をご覧ください。

▶︎会いに来て、激励してくれる方におすすめ!

佐野慈紀復活記念パーティご招待・・・10,000円
オンラインお話し会(1グループ5名まで)・・・20,000円

▶︎会いにはいけないけど、お気持ちを届けてくれる方におすすめ!

左手で書くサイン色紙・・・10,000円
ピッカリお肉特別セット・・・10,000円コースor30,000円コース
ピッカリグッズ(Tシャツorタオル)・・・3,000円〜5,000円

▶︎今後を支援してくださる企業様におすすめ!

佐野慈紀復活記念パーティスポンサー
ドキュメンタリー映像スポンサー
YouTube出演権
講演会招致権

2024年7月末 クラウドファンディング終了
2024年9月頃〜リターン実施
※郵送等のリターンは9月より発送いたします。
※佐野自身が出演するリターン(復活記念パーティやYouTube出演、講演会等)については、体調を考慮し延期する可能性がございます。必ずリターンは実行しますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。


ここまで読み進めていただきありがとうございます。

佐野慈紀、という元野球選手はセカンドキャリアを超え、これからサードキャリアへ向かいます。セカンドキャリアも順風満帆でもなかったのに、この先のキャリアについては正直私たちも未知だと思っています。

「体調と相談しながら、これからどうなるんだろう…」とは思いますが、当の佐野が病院で明るく振る舞っているのを見ると、私たちも足踏みしている場合ではありません。

佐野がこれからもファンの皆様に囲まれて穏やかにキャリアを進めるよう、私たちは支援し続けます。そしてそのことが、セカンドキャリアに悩むアスリートの希望になること、また多くの皆様の希望となると信じて。

どうぞ応援をよろしくお願いします!


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • ドキュメンタリー動画作成費用
    復帰後仕事に必要なリハビリ器具の購入等

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/06/25 13:00

    佐野の活動報告 by スタッフ皆様、こんにちは。ピッカリブログをご覧の方はご存知かもしれませんが佐野はリハビリも兼ねてサインの練習中〜!皆様へのお届できる時には、もっと上達してるかも!?ピッカリブログ 6月19日「現状」引き続き応援よろしくお願いいたします!

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