こんにちは、僕は星を飾る国chelcyの川口智史と申します。

「手が届くファンタジー」をテーマにアクセサリーやオブジェの制作をしています。


 2024年の6月 作家活動を始めて10周年を迎える事が出来ました。

 作家名を掲げた日から僕はいつか小説家になりたいと言い続けてきました。

 物語を想像しながらアクセサリーを制作し販売をする。それをこつこつと繰り返す10年でした。

 僕にはビジネスの才が無く、今も生活に追われる慌ただしい日々が続き

 たった一つの物語をお伝えする事も出来ず10年が経過しました。

 この度の絵本制作プロジェクト、


 これは僕の夢、小説家のスタートラインに立つ挑戦になります。


 

 作家名の「星を飾る国chelcy」はいつか小説で書きたい長編物語のタイトルです。

 そして、今回はそれに関連するいくつかのショートストーリーを絵本にしたいと考えています。

 その1番目の絵本に選んだのが「星を作る工場」です。

 これまで石ころアートで表現してきたオブジェの物語を絵本にします。




石ころアートのオブジェ
  series「星を作る工場」

 何処にでもあるのに大きさや形、同じものが1つも存在しない石ころを使っています。

 石ころを丁寧に洗浄し3日間乾燥させて塗装をします。そこにアルミと時計部品をつかって大きな工場をデザインしていきます。

 木材と真鍮線で作った土台に固定させ、仕上げに樹脂でコーティングしています。

 全ての工程を手作業で行っています。完成した作品達はどれも同じものがない完全1点物となります。

 
どんなお話??


宇宙に浮かぶ大きな星を作る工場。彼らは地上の夜が暗闇にならないようにと毎日休まず明かりを灯す、星や星座を作っていました。

だけど地上で見上げる人々から見れば大きな彼らは夜空にぽっかり空いた穴、まるで星空のシーツについた黒いシミの汚れでした。

星が最もキレイに見える冬の季節になると人々はその大きな影をゴミのような物と想像し、やがてそれを「星クズ」と呼ぶようになりました。

「あのクズさえ無ければ良いのに」

「また星クズが邪魔しに来てるね」

口々に囁かれていました。

みんな本当のことを知らない、本当の名前も知らない。

それでもね。

星を作る工場は今宵も星を作り続けています。

誰からクズと呼ばれても。

・・・といったお話です。

凄い端折りようですが、絵本では地上の生き物や星を作る工場の成り立ちなど約27ページの絵本でお話します。

※こちらの画像は一枚絵本(ポストカード)用にデザインしてもらったイラストです。

これから作る絵本とはまた違うデザインになります。


アイデアは子供の頃の記憶

僕は大事な事はすぐ忘れてしまうのに、どうでもいい事はずっと忘れられないタイプです。

子供の頃、心に引っかかった

道ばたに落ちてる「石ころ」たち。そう呼ぶ石の正式名をみんな知らないこと。                                夜空の「星屑」。ロマンチックな響きと思い込み、みんなでクズと呼んでること。   

それらの事に意味や物語をつけたいと思ったのがきっかけです。


マイノリティな方へ

僕はもともとこんな生き方をする予定じゃなかったです。

いつか自分のお店がしたいとは思ってはいましたが、僕を大事に育ててくれた両親がいて。父親のように会社に勤め、出世して上司や部下に囲まれて。僕も頑張れば父親のようになれると信じていました。

結論から言うと、

全然ダメでした。

失敗が半端なく多いし、言い訳もするし。ろくでもない奴でした。(自分で言うのは良いけど、人に言われるとめちゃくちゃ傷つきます)

当然、周囲からめちゃくちゃ嫌われ居場所を失うことばかりでした。

でも仕事はどれもやりがいがありました。何処の職場にも必ず親身になって下さる上司や先輩もいて下さいました。

その環境に馴染めなかったのは僕という人間ではなく、僕の性能が原因だったと気が付くのにはかなりの時間を有しました。

心が深い底に沈んでしまうと自分や大事な物を見失う事があるのかもしれません。


何も成し遂げて無い僕ですが

もしあなたや、あなたの周りにもこんな思いをしている人がいたら物語にほんの少しだけ知ってもらいたいことをメッセージにしています。



「星を飾る国chelcy」を始めるきっかけは12年前にすすめられたハンドメイドでした。

「こんな自由に」「なんて楽しい」そう思い、時間や疲れを忘れて無我夢中になりました。

美容師、調理師、営業マン、いくつも職や環境を変えましたが何処にも自分の居場所や存在価値を見出せずにいました。

趣味で作ったアクセサリーを初めてハンドメイドイベントで販売した日、僕はまだ会社員(当時33歳)でした。「キレイだね」「面白いね」って褒めて頂けた事が本当に嬉しくてこれをいつか仕事に出来たらと夢を追うようになりました。


 子供の頃からずっと「変わり者」と言われてきました。

 小さい頃から友達付き合いも苦手でいつも部屋で独り過ごしていました。おもちゃのロボットを並べては改造したり名前を付けては戦わせたりして遊んでいました。その遊びは年々無駄に進化をして、続きものの長編物語になっていきました。  

そして、現在44歳です。                                                                   趣味は本業になり約7年、「星を飾る国cyelcy」を掲げてから数えると10年を迎える事ができました。

作業台には工具や資材が散乱し、生み出した作品達に物語や名前をつけたりと外見は老けてもやってることと中身は子供の頃と何も変わっていません。                                      今日まで僕を応援し支援して下さったお客様のお陰で、アート活動を続けてくることが出来ました。

本当に有難うございます。日々感謝の気持ちで制作と向き合っています。 


                                                          

僕が今までと、そしてこれから手掛けていくアクセサリーやオブジェをより深く楽しんで頂けるように物語をお届けしていきたいです。                  


【 作家:星を飾る国chelcyの活動を紹介 】

広島県の三次市に在住。

鹿や猪が出る山奥で小さな雑貨屋(只今、無期限で休店中)を夫婦で営んでいます。

実店舗や百貨店(ハンズ、三越、大丸など)の対面販売を主にしていましたが。

コロナがきっかけで実店舗はアトリエに変更し、オンラインでの販売も始めました。

2024年 今年はオンラインショップもしながら、東京、広島、山口、福岡、あちこちで出張販売を予定しています。

ご興味頂けましたら是非、ホームページやオンラインショップも覗いてみてくださいね。

http://nicoichi-cafe.com/

【 作風について 】

ファンタジーな物しか作れません。

剣や魔法、RPGの世界。また、おとぎ話の中から飛び出したような物を作り続けています。

主な資材:時計部品、鉱石、ガラス、真鍮線、レジンなど。


絵本制作の準備状況

1冊分の物語は書き終えており只今、絵本のデザイン構成を考えています。

イラストデザインは以前ポストカードをデザインして頂いた事のある絵師wandaさんに依頼します。

また、絵本の印刷製本は石田製本株式会社に依頼する予定で進めており、細かい打ち合わせを重ねています。

※現在印刷所や製本の仕様は考えている最中で、サイズ仕様に変更の可能性があります。









【資金の使い道】

イラストデザイン料    250,000円

印刷費          396,000円

手数料・返礼費・雑費   150,500円 /合計796,500円の制作費の一部として活用させて頂きます。


【スケジュール】

2024年
  6月 絵師wandaさんへイラストの正式依頼

  8月 クラウドファンディング終了

10月   絵本制作会社 入稿

11月 リターン発送


最後に

人から「おまえは頭の中お花畑だな」ってよく言われてきました。

今ならお花畑ではなく星空だったと笑って言い返せます。僕の物語はきっと絵本にしても、子育てに良いとか道徳的教育になるといったお話ではないです。

僕の作品からファンタジーな世界を感じて頂ける方へ。

これまで、そしてこれから僕と僕の作品を大事にして下さる皆様へお届けしたいと願います。

完成した絵本もおそばに置いていただければ幸いです。

どうか絵本制作と増刷費用の支援をお願い致します。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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